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2003年11月の8件の記事

2003.11.24

落ち着くべきポジション

例によって土日はテニススクールに行ってきました。各ショットともゆっくりとしたペースですが少しずつ安定してきました。ただゲームになった途端、気ばっかり先に行って安定度がガクンと落ちてしまうのが悩みです。惚れ惚れするような良いボレーやサービスエースの次が周囲をしーんとさせてしまうようなリターン凡ミスやダブルフォルトみたいなパターン。

そんな丁稚の凸凹プレーぶりを見て「困ったら丁稚さんの方に打って!なんか面白いことしてくれるから!」とコーチが真面目な顔で対戦相手の女性にアドバイスしだす始末。ネタにされるのも悪くないけど、内心はちょっと傷つきましたよコーチ!前回も「道具にこだわるのは云々」でからかわれたし。

夜、家に帰ってレッスンでのそうしたエピソードを家内に愚痴っていたら「コーチに可愛がられてるんだから良いじゃん。そういうムードメーカーも必要なんだし。あんたは笑いを取ってナンボやろ?」と慰められました。そう確かに真剣にやればやるほど何故か笑いを誘うのが丁稚の生き様ですからね。落ち着くべきポジションに落ち着いたと言うべきか...微妙な心持ち。

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2003.11.18

職人のこだわり

ガット張りは賭けだと昨日この日記に書きましたが、ガット張りに情熱を燃やすプロストリンガーのHPを見て色々勉強になりました。何の分野でも職人ってのは存在するもんで、知識と経験から綴られるガット(ストリングって言って欲しいとのこと)についての微に入り細に入る説明は説得力ありまくりでした。

とかくウィークエンドプレーヤーやスクール生あたりはラケットの知識はある程度持っているものの、ボールを直接弾き返す大事な役目のストリングに関しては、実は...ですよね。ラケットを買った時にショップの店員に任せちゃうとか、丁稚みたいに「コーチのお薦め」を張っちゃうとかあんまり能動的にストリングを決めていないんじゃない?しかもストリングを張る人「ストリンガー」に関しても全くもって無関心だったりしてました。専門ショップならもちろんスクールのコーチでも「あぁ、このコーチ、ガット張れるんだぁ」みたいに気軽にお任せしてましたが、コレってかなり問題有る場合もあるそうです。

もちろん普通に張り上がってきますよ見た目は。しかしながら機械張りでもストリンガーによってテンションは10ポンドくらい差が出るのは当たり前だしきちんとラケット変形防止を施さないストリンガーに任せちゃったりすると簡単に変形しちゃうそうです。良く分からないけど張る手順にも職人ならではの感覚が活かされるそうで、ヘッドは上からとかウィルソンは下からとか真ん中は一番最後に(適当です)とか色々あるみたいですね。知らなかった。

ショップのバイト君や教えるのが本職のスクールコーチに大事なラケットのガット張りをお願いするのは危険な行為かも知れません。その道(ガット張り)を極めようと日々勉強し努力しているプロストリンガーとは同じ行為をするにしてもきっと次元が違うはずですから。そんなストリング専門ショップが近くにあれば、次回はそこでお願いしてみようかな?丁稚みたいなヘボにはあんまり関係ない事かも知れないですが、趣味ですから道具や方法にこだわるのもこれまた一興でしょう。

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2003.11.17

黄金色に輝く天然の...

前回のテニススクールでガットがプッツン。スクールのガット張りキャンペーン(通常より張り代値引)実施中ということもあり、さっそく張替を頼みましたが、コーチの薦められるままにナチュラルガットなぞ張ってしまいました。生まれて初めての天然ガットです。

中学の頃から憧れていたナチュラルガット、当時よく目にしたナチュラルガットは透明感のある黄金色をしていて、いかにも高級感を漂わせまくりだったのですが、今回丁稚が張ったバボラ製のトニック+はナイロン系のガットと見分けもつかない、ほぼ白色に近い生成色でした。少しがっくり。

日曜のレッスンで初打ちと相成りましたが、期待していたほどナイロンとの打球感の差は感じられませんでした。食いつくけれど反発も凄くって別次元の打ちやすさを想像していたんですけど、もう少し値の張るナチュラルガットじゃないと目からウロコってくらいの違いは出ないのかも知れませんね。

でも打ちにくいって事はありませんでした。張り上げ後のラケット重量は少し増えたみたいな感じですけど、ボールの弾きは以前のナイロンガットより良くってボレーはラクになった感じがします。ストロークでは厚く当てられずに擦るばっかりのへなちょこスイングだから天然のイイトコを味わえてないだけかも知れないです。自分ではフラットドライブ系のつもりなんですが...。

まぁ今回は見栄張った訳じゃないんですけどお願いしたテンションでは少〜し硬かったとのコーチ弁もあり、しばらくしてテンションが落ちてきたら良い感じの打球感になるかも知れません。

しかしガットとテンションのチョイスって難しいですよね。はっきり言って賭け。ラケット替えるのと同じぐらい打ち味が変わるんですけど、ストリングマシーンを持ってるわけじゃないし、素人ではそんなに色んなパターンを試せませんからね。一度張ったらそのガットに自分のスイングを合わせるのが常道って感じ。

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2003.11.12

天才あいまみえる

昨夜はマスターズカップにくぎ付け。

ナルバンディアン対フェレーロ戦にはがっくりしました。フェレーロがボロボロで全くゲームになりませんでしたね。フェレーロの強力ストロークを楽しみにしていたんですけど、ウィナーを放つ以前の段階で凡ミス連発だもん。がっかりです。本人も相当苛ついていて集中力まったく無しって感じで第2セットは仕方なしにプレーしているという印象でした。まぁ残りのゲームは良いプレーを見せてくれることに期待します。

それに引き換えフェデラー対アガシのゲーム素晴らしかったですねぇ。動く二人を見たのは初めてだったのでなおさら感動しちゃいました。フェデラーの天才的なネットプレーとアガシの正確なパスという展開を楽しみにしていましたが、実際のゲームは全くの予想外の展開でフェデラーはあのアガシに真っ向ストローク勝負を挑んでました。

とにかく二人のラリーは見応えありましたねぇ。特にフェデラーのバックハンドスライスには惚れ惚れしちゃいました。あの糸を引くようなスライスショットって今のテニス界ではあまり見掛けなくなってきていますが、トップスピンやフラットドライブなどの強打を封じ込めるには低く滑るスライスって有効なんですね。アガシのストロークもやはり素晴らしいですね。展開に応じた深さ・角度・スピード・回転量の調整力はさすが。当たり前ですけど丁稚と同じラケットなのに打ち出されるショットは雲泥の差...。

二人のゲームですごく印象に残ったのはアガシのコートカバーリングです。きちんと自分のポイントに回り込んでいて、とても30代とは思えない脚力にもちろん驚かされますが、ベテランの知恵がなせる技なのか、体力温存のためなのか無理追いしない潔さがすごく目に付きました。遮二無二、ボールを追いかけるって場面をあんまり見ませんでした。きっとラリーの組立てがしっかり頭の中でされているんでしょう。自分のショットに対する相手の返球パターンをほぼ予測していて、予測以上のナイスショットが返ってきた場合は潔く相手にポイントを譲るって感じでしたね。アガシにはアガシなりの美学があるんだと思います。

白熱した新旧天才同士の闘いを見る事が出来て、丁稚大満足の一夜でした。

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2003.11.11

アナログからデジタルへ

本日、振替分のレッスンに行って参りました。今日は各ショットがおおむね好調でとても気分良かったです。レッスン最後の試合でも、いんちきスライスサーブは切れまくってたし、ストロークはバンバン振り切れるようになったし、大好きなネットプレーも良いトコ見せられたし、なにせつまらないミスが出なかったのが精神衛生上、大変宜しかったと思われます。やっぱり試合は楽しいですね。来年は草トーに参加してみようかな。(^^ゞ

さて唐突ですが我が家のCATVをアナログからデジタルに替えました。新しいチューナーを古いのと差し替えるだけで、とても見きれないほどのチャンネルを受信できるようになりました。月々800円の料金上乗せでえらい違いですね。実はもう半年くらい前から「デジタルに替えて下さい」てなお知らせが来てたんですけど面倒臭かったし、子供二人の面倒でゆっくりテレビを楽しめる余裕がなかったので放ったらかしにしてたんです。

ところがポスティングされる番組案内をよくよく見てみれば視聴出来るじゃないですか!ATPやWTAのテニスの試合が!全米の前に気付けば良かったなぁ。とにかくシーズン終了直前のパリ・マスターズや最終トーナメントには間に合いました。これでようやく今をときめくスタープレーヤー達の動くところを見る事が出来ます。むふふ。

チューナーを取り付けたその日が「パリ・マスターズ決勝」。ときめきながらその時間を待ってみれば「ヘンマン対パベル」と微妙な組合せでちょいがっくり。ロディック、アガシ、フェレーロ、フェデラー辺りが見れるかとドキドキしてたんですが...。いやいや、しかし二人ともプレーは素晴らしかったです。優勝したヘンマンのネットプレーはさすがに美しかったしフォアハンドも結構強力でした。負けたパベルも熱い男っぷりで好印象。何といってもバックハンドが素晴らしい精度でびっくりしました。

我が家のおんぼろVHSビデオデッキを早くHDD&DVDデッキに買い替えたいです。無理だけど...。

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2003.11.10

フラットサーブ

十何年ぶりでしょうか「フラットサーブ」を打ってきました。

初心者の頃からいんちきスライスサーブ一辺倒の丁稚、身長が低いので端っから諦めているショットなんですけどレッスンの流れ上、打たざるを得なかったのでチャレンジしてみました。

いやぁ、これが案外サービスコート内に入るから驚きです。ただ悲しいかなスピードは本人が思っているよりも遅く威力のあるサーブではありません。手でボールを投げるよりは速いけど...。ま、今の丁稚は安定したセカンドサーブを持っているわけでも無いので試合で使える代物ではありません。ここら辺は我ながら計算高い。しゃかりきにフラットでエースを狙いに行くようになるには100%入るセカンドを身に付けてからですね。

しかしフラットのスイングでボールの右半分を叩くとスルスルっとスライス回転が掛かることが体感できた事は収穫です。これからはコレをファーストサーブにしてみようと思います。いつもは回転重視のため身体を横向きにしたまま極端にラケットを横に振り出しているので回転は掛かって入る確率も高いのですが、レベルアップのためにもいつものサーブはセカンドにして、フラット気味の速いスライスサーブもぜひ習得してみましょうか。

レッスン最後の試合形式練習でさっそく試してみたのですが、意志に反してボールの真後ろを叩いてしまい、もろフラットサーブになっちゃった。サービスコート内に収まってくれたので結果オーライ。センターの良い所にシュッと入ってくれたものの事も無げにリターンが返ってきて心中しょんぼり。「ダブルスだからサイドライン際から打ったしセンターに入っても相手に近づいていくから簡単に取れるんだ」なんて自分を慰めましたが、よっぽどいつもの「めちゃめちゃ回転が掛かったスライスサーブ」の方が相手にしてみればリターンしにくい良いサーブみたいですわ。フラットはやはり丁稚には無理。そのかわり速いスライスサーブを覚えりゃいいさ。チビな丁稚は曲者として生きて行こう。

何かと悩み多いフォアですが「かなり安定してきましたよ」とコーチから励まされました。自分としてはイメージ通りに打てなくってストレス溜まってますが、自分なりに悪い部分がかなり分かってきているし、他のレッスン生のスイングを見て色々ひらめく所があったし、コーチの助言なども合わせて総括してシャドースイング(ラケット無しの素振り)でイメージを固めていけば、一皮剥ける日も近いと思われます。

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2003.11.08

面作り

毎週末お楽しみのテニススクール、土曜の部に行って参りました。

今日はなぜか参加人数が少なめの9名ということで予想外にフルタイム打ちっ放し状態でした。

この間の休みの日に家族でオートテニスへ行き、家内に「このテニスおたく!」と冷やかされながらもデジカムで自分のフォームを撮影し、自分なりに色々と問題点を見つけたので、今日のレッスンはその問題矯正をテーマに臨みました。

問題点はいくつもあるのですが、要はストロークでの「ラケット面の向き」です。丁稚の悪い癖は右肩が下るところ。自然、肩が地面と平行に回らずにそっくり返った状態でスイングしてしまい、インパクトやフォローの際に面が上向いてしまうケースが多々ありました。これがスピンが掛からずにバックアウトしてしまう原因と思い、テイクバックで下を向き、インパクトで垂直に、そして一番肝心と思われるフォローではなるべく垂直に保ちながらスイングするというのをレッスン中、常に意識しながら球を打ってみました。

自分としては前回よりはストロークの球筋が安定してきていると感じていたのですがコーチとのストロークラリーの際、面をかぶせてしまっていると注意されました。「アウトは全然OKですから、もっとまっすぐネットのだいぶ上に打って!」とのことでした、う〜ん上手く行かないもんです。なかなかインサイドアウトに球を押し出すナチュラルなスイングが出来なくてもどかしいですが、今日の注意を噛みしめながらまた明日挑戦してみます。

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2003.11.04

ばね指

以前、この日記にも書いた「ばね指症状(薬指が曲がったまま自分の意思でナカナカ伸ばせない)」ですが、快方に向かう兆し無しです。睡眠中と起き抜け以外は指の曲げ伸ばしに問題は無いし痛みは殆ど無いので、起きている間は全く忘れてしまうほどの軽症なんですけどね。

ただネットで情報収集していると、「万一この症状が悪化すると鞘と腱が曲がったまま癒着する恐れがあり、そうなった場合は手術による切開しか治療方法はありません」などと脅かされてしまいます。初期症状の内に整形外科へ行った方が良いかも知れませんね。初期のうちなら服用薬、ステロイド注射、電気治療など様々な治療法で症状が軽減するらしいし...。

しかしテニススクールに行く時間は作れても医者に行く時間は作りたくないのが丁稚のホンネでして、そんな気持ちとはウラハラに今日の昼過ぎには振替分のレッスンを予約してしまいました。がははは。まぁ、症状がそれほど深刻ではないし、今の丁稚は余計な力を入れてスイングをしていますから、もう少し上手くなってリラックスした良いスイングが出来るようになってくれば、こういった症状も収まってくるのではないかと楽観しています。

実は「ばね指」って男性には少ない病気なんだって、何だかちょっと小っ恥ずかしい。

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