不快な振動
装着すると打感が硬くなってあんまり好きじゃないんだけどLMラジカルOSにしろH5にしろロシニョールのベクトリスにしろ、打球時の「ビビ〜ン」という振動がかなり気になり振動止めは欠かせない物だったんです。たまに同じレッスンの方からラケット借りたりするんですが「振動止め付けなくても良いの?」っていうぐらいスゴイ振動にビックリする時があります。振動が気にならない方も大勢いらっしゃるんですね。
まぁその昔、ウッドから異素材にラケットが変わりつつある頃のアルミのラケット(ウィルソンのコブラとか)なんかはあの振動って当たり前の物だったですからね。ただ不快な振動に関してはラケットだけの問題ではなく、ストリングスの特性やラケットとストリングスの相性も要因になるのでしょうけれどね。
RDX500MPは振動吸収性という面でかなり優れていると思います。ずっしりとしたインパクトの手応えはそのままに不快な振動だけは取り除いてくれるこのマイルドな打感は快感です。使い始めてからというもの振動止めを付けようという考えさえ浮かびません。購入時のサービスガット(ヨネックス製ツインパワー50)から先日バボラ製エクセルプレミアムに替えて「少し振動が増えたかな?」って感じますが、すぐに減衰しちゃうので気になりません。
ラケット製造に関しては素材も技術も成熟しつくした昨今、テニスエルボーの原因になりかねない不快な振動はなるべく避けつつ、自分なりのグッドフィールで打てる環境にこだわるのもそんなに贅沢なことでは無くなりました。
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