2004.07.31
ミスキナ対シャラポワ、注目された新しいグランドスラマー同士の対決は先輩格のミスキナが意地を見せストレートで勝利しました。丁稚はウィンブルドン優勝で怖いもの無し状態のシャラポワが勢いに乗って勝利すると予想しておりました。二人の試合を見てはいませんが、直情径行なプレースタイルからクールな戦略家に脱皮したミスキナに若いシャラポワがいなされた格好でしょうか。全仏でディメンティエワの強力フォアを封じ込めた時のように。
Acura Classic
[Singles Quarterfinals]
(5)E.Dementieva (RUS) d. A.Frazier (USA) 62 61
(12)V.Zvonareva (RUS) d. (1)S.Williams (USA) w/o (left knee inflammation)
(4)L.Davenport (USA) d. (8)A.Sugiyama (JPN) 61 63
(3)A.Myskina (RUS) d. (6)M.Sharapova (RUS) 75 62 「前述のディメンティエワもSFに進出を決めています。彼女の横殴りサーブは調子を取り戻しているのでしょうか」「セレナは古傷の左膝が痛んで途中棄権のようです。アテネはOKか?」「杉山はあっけなく好調ダベンポートに敗北」
気になるSFは
Davenport vs. Dementieva
Zvonareva vs. Myskina というカードになっています。決勝カードが全仏ファイナリスト同士ならば盛り上がるんですけどね。
さてシード選手がことごとく敗退し盛り上がりに欠けつつあるカナダ・マスターズのQFは
Tennis Masters Canada
[Singles Quarterfinals]
R Federer (SUI) d F Santoro (FRA) 75 64
T Johansson (SWE) d J Johansson (SWE) 63 76(5)
A Roddick (USA) d J Hernych (CZE) 64 62
N Kiefer (GER) d J Melzer (AUT) 16 63 63 フェデラーとロディックが順当にSFへ駒を進めました。この大会はこの二人のどちらかのものでしょう。
敗れたとはいえサントロ、フェデラー相手に結構良い試合してるじゃん!よくやった。それから予選上がりの Jan Hernychもロディックにストレートで敗れはしましたが、ベスト8まで良く頑張りましたね。現在のランキングは118位ですが、これで100位以内に入れますね。ATPのプロフィールを見てみると昨年までのツアー実績はほぼゼロ、今年に入って急成長しているようです。今年だけでも好調アーバティを始めフィリポーシス、ギャンビル、シャルケン、ラバゼ、クエルテンといった有名選手を相手に勝利を収めています。ハードコートが好きなようですから、後半戦にランキング上昇を狙えるかもね。
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2004.07.30
ゴロビンを初めて見た時から「誰かに似てるなぁ」と思っていたんですよ。格好だけならクルニコワって感じですけどね、顔は違う。「誰かなぁ?」と常々思っていたんですが、ようやく思い当たりました。
ショーン・ペンです。え?似てない?ゴロビンって綺麗なんだけど、微妙に男顔じゃない?
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遂に初ポリです。大好きなハチミツ色のストリングなのですが、思っていたより少し黄色味が強かったなぁ。打ち味に違いは出ないし、どうでも良いけど...。
テンションは悩みに悩んだのですが、「電脳網庭球寺 僧房 」の如空さんにご意見頂いた通り55ポンドで張ってみました。初打ちは日曜のレギュラークラスでということになりますが、それまでにテンション緩んでたりするかも...う〜ん、あり得る。まぁなんにせよ一度張ってみて、実際に打ってみないことには善し悪し分かりません。
重複しますが丁稚が今回選んだストリングはキルシュバウムのスーパースマッシュ(1.25)です。輸入代理店のサイトによる商品説明は
Super Smash (スーパースマッシュ)
¥1,890(本体価格¥1,800)
ゲージ:1.20, 1.225, 1.25, 1,275 1.30, 1.325, 1.35(mm)
長さ:12m カラー:ハニーゴールド
ATPトーナメントプレーヤーの絶対的な信頼を得ている「キルシュバウム]のベストセラーストリング。ポリエステル素材を採用した鋭い反発力とボールの加速性は、このクラスNo.1! 心地よい打球感を生み出してくれる高性能の秘密はハニーゴールドのカラーリングにある。アヴェレージヒッター、パワーヒッターのいずれにもお勧めのモデル。とのことです。
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あと14日となったアテネ五輪。杉山選手はAcura ClassicでQFまで駒を進め好調ぶりをアピールしていますね。そんな日本テニス界のエース杉山の五輪出場に対して「諸手を挙げての応援」とばかりはいかない厳しい激励もあります。
「誰だって… 団体戦の日本国旗を背負って苦しむよりも、自分の名前を掲げてオリンピックに全霊を捧げたいのでは無いだろうか?」「ここまで育ててくれたのもチームやクラブだったと今でも思ってる。俺様だけの才能と努力だ!なんて思ったことも無い!」【▼総長のblog(仮名) Ver.00.02β ▼ 湘南(爆)テニス族「 '04 夏 フェド杯 偏見私見」】 これは先日行われたフェド杯2部残留戦に杉山が「アテネ五輪に向けての調整」を理由に欠場したことを受け、テニスblog界のご意見番である総長が綴った記事です。「五輪前に果たすべき責任がある」という内容でかなり手厳しいものです。ここまで総長に言わしめたのはフェド杯2部落ちの原因ともなったアルゼンチン戦での杉山の痙攣による棄権敗退が伏線になっています。ただ記事の根底には「国の威信がかかった試合にはエース杉山が出場して欲しい」という総長の願いが込められているので誤解無きよう。
この記事を読み真の問題は「日本テニス界の人材不足」であると丁稚は思いました。こと「国」と「テニス」に関連する場合、全ての視線と期待は一斉に杉山一人に注がれてしまう。ラケットを置いてしまえば、どこにでもいる20代後半のひとりの人間に...。誰もその重圧を分かちあってはくれない、孤高の存在なのです彼女は。
五輪と天秤にかけてしまうとその重みは分が悪いのですが、フェド杯もテニス界においては伝統ある国別対抗戦で、過去日本でも数々の名勝負や感動を生み出しています。もちろん母国のために全霊を捧げて臨む価値の有る戦いです。杉山自身もエースとして不甲斐ないゲームの後ですからフェド杯入替戦には是非とも出場したかったはずです。ただ周囲が「アテネに集中せい!お前はメダルを獲れ!」とソレを許さなかったのです。
そんな彼女が4年に1度だけの全スポーツの祭典であるオリンピックに日の丸と国民の期待を背負って出場し、メダル獲得の為に周到な準備をする行為を貶められるべきではないと思います。万一、彼女が出場やメダルを望まなかったとしても周囲がそれを許さない、彼女の存在はもう彼女だけのモノではないのです。国のため?国民のため?彼女に果たすべき責任はあるのだろうか?
あらゆる重圧から一歩も引かずしっかり受け止め、もろもろの苦味を全て自分一人の腹におさめて「アテネに集中」と以外敢えて何も語らない彼女は潔く、強い人です。
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7/29、注目されるATP・WTA各トーナメントの結果は?
Tennis Masters Canada
[Singles Third Round]
R Federer(SUI) d M Mirnyi(BLR) 76(3) 76(4)
N Kiefer(GER) d (4)C Moya(ESP) 64 26 64
[Singles Second Round]
J Melzer(AUT) d (10)A Agassi(USA) 63 63
M Mirnyi(BLR) d (14)P Srichaphan(THA) 36 61 64
F Gonzalez(CHI) d V Spadea(USA) 75 64
(2)A Roddick(USA) d F Lopez(ESP) 63 76(5)
G Kuerten(BRA) vs (5)T Henman(GBR) 75 64
F Santoro (FRA) d I Ljubicic (CRO) 64 76(4)
「フェデラーとキーファーがいち早くQF進出」「不調が続くアガシ、またしても大会序盤に姿を消す」「スリシャパン、逆転負け」「ゴンちゃん、3回戦進出」「ロディック、F.ロペスをストレートで一蹴」「クエルテン、好調ヘンマンに勝利」「最長試合記録保持者でツアー屈指の変則技巧派サントロ、3回戦進出」
Acura Classic
[Singles Third Round]
Elena Dementieva(RUS) d. Elena Likhovtseva(RUS) 62 76(2)
Anastasia Myskina(RUS) d. Chanda Rubin(USA) 61 62
Ai Sugiyama(JPN) d. Marion Bartoli(FRA) 63 62
Maria Sharapova (RUS) d. Gisela Dulko(ARG) 60 61 「ディメンティエワ、QF進出」「ミスキナ、中堅のルビンを軽く圧倒」「杉山、バルトリに圧勝でQF進出」「シャラポワ、アルゼンチンのクルニコワ(もう良い?)に1ゲームしか許さずQFへ」
といったところでしょうか。しかしテニス界のカリスマであるアガシ、ココんとこヤバイですね。何だか不穏な空気が流れ始めた気がする...。
Acura Classicでは今夜、まだ1つ席が残っていますがベスト4を賭けたQFが行われます。
「Dementieva vs. Frazier」
「Sugiyama vs. Davenport」
「S.Williams or Bovina vs. Zvonareva」
「Myskina vs. Sharapova」
という対戦カードの中では、やはりミスキナとシャラポワの対戦が何といっても注目ですね。今年の土と芝の女王がプライドを賭けて激突するわけですから、お互い一歩も引かぬ展開が予想されます。いやぁ結果が楽しみだ。注目はもう一戦、杉山と絶好調のダベンポートとの対戦です。メダル獲得が期待されプレッシャーのかかっている杉山にしてみれば五輪直前の大会で少しでも良い成績を残し、勢いをつけてアテネ入りしたいところでしょうね。
18:23追記::カナダ・マスターズのベスト8が出揃いました。
Tennis Masters Canada
[3rd rd]
A.Roddick (USA) bt J.I.Chela (ARG) 6-1, 6-4
F.Santoro (FRA) bt L.Hewitt (AUS) 2-6, 6-3, 6-4
J.Melzer (AUT) bt F.Gonzalez (CHI) 6-3, 6-3
J.Hernych (CZE) bt G.Kuerten (BRA) 5-7, 7-6 (8/6), 6-4
T.Johansson (SWE) bt L.Horna (PER) 3-6, 7-5, 6-1
J.Johansson (SWE) bt C.Saulnier 7-6 (7/2), 4-6, 7-6 (7/4) 何と何とヒューイットがサントロに敗れましたね〜。クエルテン、ゴンちゃんも力尽きました。ヨネックス戦士J.ヨハンソンがベスト8進出です。
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2004.07.29
先日の「テニスのハシゴ」以来、久しぶりに右手の薬指と小指がバネ指状態。ここんところ全く症状が無くなっていたので忘れていたんですけど、この間は知らず知らずのうちにかなりリキんで打っていたようです。まぁ毎日やっているわけでも無いから、自然と休ませてあげられるしそのうち治るでしょう。
7/28付ATP・WTAトーナメント結果のなかで丁稚が注目したものを以下に
Tennis Masters Canada
[Singles First Round]
F Gonzalez (CHI) d (8)R Schuettler (GER) 36 64 63
(1)R Federer (SUI) d H Arazi (MAR) 63 75
G Carraz (FRA) d (12)S Grosjean (FRA) 62 76(3)
N Kiefer (GER) d (15)M Safin (RUS) 67(3) 64 76(2)
(Q)T Reid (AUS) d (11)G Gaudio (ARG) 76(2) 57 63
(9)L Hewitt (AUS) d R Nadal (ESP) 16 64 62
M Youzhny (RUS) d (6)D Nalbandian (ARG) 36 63 64
L Horna (PER) d (3)G Coria (ARG) 41 ret. Acura Classic
[Singles Second Round]
(8) Ai Sugiyama (JPN) d. Shinobu Asagoe (JPN) 62 62
(7) Svetlana Kuznetsova (RUS) d. Daniela Hantuchova (SVK) 61 62
Alicia Molik (AUS) d. (2) Amelie Mauresmo (FRA) 75 36 63
Gisela Dulko (ARG) d. Mary Pierce (FRA) 63 76(1)
まずはカナダ・マスターズから、「昨年末のマスターズカップにも出場したドイツが誇るトッププレーヤーのシュトラー(8)が1回戦でゴンちゃんに逆転負け。シュトラーも最近スランプでない?」「フェデラー(1)がテクニシャンのアラジをストレートで一蹴」「グロージャン(12)が同じフランスのカラスにストレート負け」「男前サフィン(15)、スコアを見る限り熱戦だったようですがキーファーに足下をすくわれる」「ガウディオ(11)、ハードコートのトーナメントに出場するや否や予選上がりの選手を相手に1回戦負け。分かりやすい選手だ」「ヒューイット(9)、ナダルに貫録勝ち」「ナルバンディアン(6)、ユーズニーを相手に逆転負け」「コリア(3)、リタイア。フェレーロに続いてコリアまで、いったい何事か?」
...()内はシード順
Acura Classicは、「杉山(8)、浅越を破り3回戦へ。ここで頑張ってトップ10復帰してくれ」「ハンチュコワ、クズネツォワ(7)にボロ負け」「モーレスモ(2)、Alicia Molik相手に取りこぼし」「アルゼンチンのクルニコワ(え?そう?)、ベテランのピアースを破り3回戦進出」...()内はシード順
といったところでしょうかね。カナダではシード選手の敗退が目立ちますが、アテネ・全米を近々に控えてトップ選手達は自然と100%のフル全開を抑えてしまうのでしょうか。ところでコリアに何が起きたんでしょうか?
ところでシャラポワですが、モア・アタックからプリンスのnewラケットに替えたんですね。プリンスのサイトを見てみたらターボ・シャークとかいうモデルみたいですね。(ターボ・シリーズは他にもターボ・ビーストやターボ・アウトローもあり)何やらコワモテのネーミングですが、いかにも女性モデルといったモア・シリーズよりも気の強いシャラポワには鮫ラケの方が丁稚は似合うと思います。
いま最も旬な選手ですから、このnewラケは女性を中心に各国でバンバン売れるでしょうね〜。でもプリンスにとって重要な売れ筋で自社のテクノロジーを全て注ぎ込んだモア・シリーズが右肩下がりに...。
ちなみにプリンスのサイトに掲載されている「ターボ・シャーク」のスペック
Turbo Shark OS
Length:: 27.5
Headsize:: 110 sq in
Weight:: 9.7oz / 275g unstrung
Balance:: 13.2in / 33.5cm even balance
Pattern:: 16 x 19
---------------------------
Turbo Shark MP
Length:: 27
Headsize:: 100 sq in
Weight:: 10.6oz / 300g unstrung
Balance:: 13.0in / 33.0cm even balance
Pattern:: 16 x 19
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2004.07.27
丁稚の店の斜め前の酒屋さんの息子さんはテニス部。ストリングが切れると丁稚の兄貴分でもあるお父様にス○イビル9F「世界のテニスが集まる店」に一緒に来てもらいお父様のポケットマネーで新しいのを張ってもらっているとのこと。まだ高校生だから父親を頼るのは当然、というか可愛いですよね。
今日がその日だったらしく、わざわざ丁稚の店に酒屋のパパが来て「おい、ウ○ンザー行くぞ!」だって。飛んで火に入る夏の虫とばかりに「おぉ丁度よかった!ついでに俺のガットも買ってきてよ!」とおねがいしちゃいました。先日から風前の灯だったパシフィックのクラシックは昨晩の練習会でまさに「首の皮一枚」状態。スクールで張り替え頼もうかと思ったけど、在庫しているストリングは面白みの無いものばかりだったのでパスしていたので本当にグッドタイミングでした。
次もナチュラルといきたいところだけど懐が...。ホントはエクセル・プレミアムの1.25を頼もうと思ったんだけど「モノは試し」、身の程知らずにもポリを試してみることにしました。ルキシロンが真っ先に思い浮かんだんですが、憧れの黄金色に惹かれてキルシュバウム・スーパースマッシュ(1.25) を買ってきてもらいました。安い!税込1,512円。嫌な顔されるかも知れないけどスクールのコーチに張ってもらおう。
「ポリは張った直後の緩みがナチュラルやシンセティックに較べて激しい」とか「スーパースマッシュって張った直後の打球感は最高!3日後にはユルユルだけど...」なんて意見をネットで見てテンションと張り時に悩んじゃいました。ポリは強めに張ってボールを潰せてこそ打球感の柔らかさが出る性質なんだろうけど、逆に緩めに張る人もいるしなぁ。張り上げ直後のテンション落ちが激しいなら3ポンドぐらい強めの57ポンドぐらいに張っておこうかなぁ、いやぁでも細めのポリとはいえ打感は今張っているのより固いし、いつもより強く張ってカチンカチンのままだったらツライしなぁ。う〜ん悩ましい。
スクールの友人二人がレンタルしたコートに揃って持ってきてて、羨ましげに横目で見ていた大型ドリンクボトルもついでに買ってきてもらっちゃいました。これってもはや必需品らしいですね。丁稚のはかなりお求め安い廉価版。2Lぐらいは入るかな?テニス以外にも用途がありそうです。
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昨晩は7時から2時間、スクールの友人とパブリックのコートを借りて練習会。
朝一番の激しい雨や午後も数度のにわか雨など不安定な天候でしたが、プレーには一切影響なし。この間はプレー直前の夕立だったので蒸してしまったオムニコートですが、昨晩は砂も乾いていたし夕刻の涼しさも相俟って快適にプレー出来ました。
最終的に予定していた4人は集まったのですが、4人目の友人は仕事が長引いたうえにパーキングの場所に迷ってしまい終了30分前にようやく到着。マジで気の毒でした...。彼が到着するまでの間、やきもきしながらも2対1のゲームや負け抜けシングルスなど3人でのプレー。それも案外楽しかったし良い練習になりました。
昨晩の課題はサービスキープだったのですが、タイブレークのゲームをやっていたのでサーブの確率アップを主眼に取り組みました。それがそれがトスの乱れ、スイングの乱れ、球種の迷いなど千々に心は乱れて確率は悪過ぎました。反省。「練習だから」とスピンサーブを打ったと思えば「やっぱり入らないと展開が学べん」とまたスライスに戻したり「お?入らないと思ってリターンポジションを前に詰めてきやがったな!」と悔しさいっぱいの入らないフラット系にしたりと......何をやってるんだ丁稚よ。あまりアレコレ欲張らずにまず厚いスライスをきっちり習得しよう。サーブが入ればポイントを獲れているんだから。
収穫もあります。ゲーム中でもバックハンドのドライブを自信を持って使えるようになってきました。フォアと違ってフォームがどうだこうだとアレコレ考えなくても自分のタイミングで打てればほど良い順回転とスピードで飛んで行ってくれるのがバックの良いところ。ところが今まではゲーム中、ドライブを選択する勇気がなくてついつい打点の融通の利くスライスばかりを選択していたんです。
でも人間の心理とは素直なもので1本良いドライブショットが行けば自信が湧いてくるんですね。アドサイドからの相手のセカンドサーブがバック側に飛んできて、いつもならここで「スライスでクロスに深く」とイクところですがオムニコートのおかげでボールが着地してから減速。「おりょ?ヘッドを下げてドライブに切り替える余裕アリ」と思いつき、肩口にオープン面でテイクバックしたラケットをループさせてヘッドを下ろしクロス方向にドライブショット。これがね良い球行ったんですよ、そんなわけで気を良くした後はいつもよりバックハンド・ドライブ多めでゲーム出来ました。
ひと言反省。フォアハンドストローク「浅い」 。ネットに詰めてのローボレー「雑」 。
まぁ色々課題はありますが、友人とのテニス練習はめちゃくちゃ楽しいですなぁ。今後も少人数ですが定期的に練習会を続けていけるみたいで嬉しい限りです。
と、昨晩の話しはここで終わらないのです。なんと終了後、お互いに良い汗をかき、良い練習が出来たのに気を良くして「スクールの22時からのクラスにまだ間に合うよ!もういっちょ行こうか!」とすっかりみんなで盛り上がってしまい、気付いたらクルマを飛ばしていつものスクールに到着していました。汗だく状態でメシも食わずにまたテニスしにスクールへ来るとは、丁稚達も相当クレージーです。
追加レッスンを申し込んだのは、丁稚も2度ほど出席したことがある地獄の深夜クラス。担当コーチはレギュラークラスでお世話になっているMコーチです。「え〜!テニスの帰り〜!それでまたココに来たんですか?燃えてますねぇ。よ〜し今夜はトコトンいじめちゃいますよ!」とコーチも嬉しそうでした。ちなみに丁稚を含めた突然の闖入者3名と振替の方もいらしたので参加者6名だったので、血ヘド吐くほどの地獄のレッスンにはなりませんでした。あぁ良かった。
【メニュー】コーディネーション→ストローク→ロング・ミドルボレー→スマッシュ→ラリー→並行陣(対後衛二人)のドリル→ダブルス(4ポイント先取) 並行陣のドリルが楽しかったです。コーチがベースラインから展開を作り各ポジションに入ったレッスン生が自分の役割を考えながらボレーやストロークで繋ぐという内容です。
得意のボレードリルですので喜々として取り組んだのですが、ボールからの目切りが早過ぎ!何度ガシャッたことか...。それからボールの先読みし過ぎ!コーチが突いてくるであろうイヤラしいスペースを早く埋めたいばっかりにコーチが打つ前からポジション移動してしまい、かえって逆突かれる場面が多かった。読みは必要だけどもうワンテンポ我慢してから。
レッスン後半はエネルギーが切れてヨレヨレだったけど、最後のダブルスではかえってふっ切れた状態で積極的に攻めていけました。もちろん丁稚らしいミスは多かったけど...。
そんなこんなでテニスでお腹いっぱいの夜でした。あぁ腰痛っ〜。
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ATP・WTAともトーナメントが進行しています。
Tennis Masters Toronto - R64
G. Kuerten(BRA) d. R. Ginepri(USA) 6-1 6-4
A. Agassi(USA) d. T. Haas(GER) 4-6 6-4 6-4
P. Srichaphan(THA) d. A. Pavel(ROM) 7-5 6-2
J.Johansson(SWE) d. M. Llodra(FRA) 1-6 7-6(4) 6-1
F. Santoro(FRA) d. J. C. Ferrero(ESP) 3-2 丁稚の気になる試合結果としてはアメリカ期待の若手ワイルド系ジネプリをグーガが一蹴。好調のハースを不調のアガシが1セットダウンから逆転辛勝。アジアが誇るトップ選手スリシャパンが美しいシングルバックを持つパベルに勝利。6月から全身をヨネックスで固めたヨハキム・ヨハンソンが逆転勝利。といったところ。
Fabrice Santoro advanced after No. 7 seed Juan Carlos Ferrero was forced to retire from their opening round match with a back injury. The first set was level at 2-all and Santoro serving on his ad for the game when Ferrero first summoned the trainer. Ferrero quickly lost that point and the game, then was leading 30-15, but the obvious discomfort while he was serving forced him to retire from the match. [Tennis Masters Canada Day1 Wrap... ] しかし気になるのが1セット序盤で背中の故障のためリタイアしたフェレーロです。昨年USオープン後から突然の不調、今年に入ってからも故障や水疱瘡で未だにペースが掴めていない元No.1。甘く爽やかな風貌に強力なストロークと天からニ物を賜った人気、実力のある選手だけに長引くスランプはテニス界にとっても痛手です。開催まであと2週間余りとなったアテネ五輪にエントリーしている彼ですが、昨年ファイナリストとなったUSオープンを優先して欠場するかも知れませんね。いやもしかするとアテネ・全米どころではなく長期離脱という可能性も...。
引き続いてAcura Classicの方は...
Acura Classic First Round
Kristina Brandi (PUR) d. Akiko Morigami (JPN) 63 16 75
(WC) Ashley Harkleroad (USA) d. (13) Patty Schnyder (SUI) 64 36 75
Daniela Hantuchova (SVK) d. (Q) Marissa Irvin (USA) 76(3) 63 丁稚期待の森上、1回戦敗退です。彼女は高いポテンシャルを持つ選手なのに惜しいところで勝機を逃しがち、あぁ歯がゆい選手だ。ワイルドカードで本戦出場したアメリカのベッピンさんハークルロードは13シードのシュニーダーを振り切り1回戦突破。
【Hantuchova Eliminates American Qualifier】It was payback time for zlovakia's Daniela Hantuchova as she ousted qualifier Marissa Irvin of the United States, 7-6 (3), 6-3 in a first-round Acura Classic match. When these two players met earlier this year, Irvin came away with a hard-fought victory in a third-set tiebreaker. Things were different on Monday afternoon on Stadium Court at the La Costa Resort and Spa as Hantuchova erased Irvin's 5-2 first-set lead and eventually won the set in a tiebreaker. [acuraclassic.com ] シャラポワの台頭ですっかり美少女の冠を奪われつつあるハンチュコワ、1回戦突破です。バーンアウトが心配されている彼女ですが、もう少しキッチリとした実績を残してから燃え尽きて...。
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2004.07.26
さて先週のトーナメントが決着しました。
ATP
Generali Open Kitzbuehel
[Singles Final]
(3)N.Massu (CHI) d (2)G.Gaudio (ARG) 76(3) 64
RCA Championships
[Singles Final]
(1)A.Roddick (USA) d N.Kiefer (GER) 62 63
The Croatia Open
[Singles Final]
(6)G.Canas (ARG) d (4)F.Volandri (ITA) 75 63
WTA
JPMorgan Chase Open
[Singles Final]
(3) L.Davenport (USA) d. (1) S.Williams (USA) 61 63
Internazionali Femminili di Palermo
[Singles Final]
(2) A.M.Garrigues (ESP) d. (5) F.Pennetta (ITA) 64 64
さすがロディック、得意のハードコートできっちりと2年連続となる優勝です。もうすっかりウィンブルドンの傷は癒えたでしょう。アテネを挟みますがUSオープンに照準ピタリといったところでしょう。おぉっとガウディオまたしてもファイナリストですか!これで3週連続、あと一歩が届かないか...。カナスは絶好調で2週連続優勝です。クレーシーズンも終わり、クレーコーター達のポイント稼ぎも一段落ですね。ガウディオ、ハードでも頑張れ!
さてWTAではダベンポートが2週連続優勝を果たしています。ウィリアムス姉妹の二人を撃破しての連続優勝ですから価値がありますね。彼女は身の安全第一に考えてアテネ五輪をスキップしてますから、USオープンに向けて順調なペースの上げ方ですね。
さて今週来週、ATPもWTAもビッグトーナメントを開催します。名だたる選手がこぞって参戦しますから注目のトーナメントになります。まぁしかし、サフィンの言う通りスケジュールはハードですね。
Tennis Masters Canada
Toronto, Canada | July26-August1 | Draw | Hard | US$2,564,000
seeded 1)R.FEDERER 2)A.RODDICK 3)G.CORIA 4)C.MOYA 5)T.HENMAN 6)D.NALBANDIAN 7)J.C.FERRERO 8)R.SCHUETTLER 9)L.HEWITT 10)A.AGASSI 11)G.GAUDIO 12)S.GROSJEAN 13)N.MASSU 14)P.SRICHAPHAN 15)M.SAFIN 16)J.I.CHELA
[2003Final : A.Roddick d D.Nalbandian 61 63]
Acura Classic
San Diego, USA | July25 - August1 | Tier I | $1,300,000 | Draw | Hard
Seeded 1)S.WILLIAMS 2)A.MAURESMO 3)A.MISKINA 4)L.DAVENPORT 5)E.DEMENTIEVA 6)M.SHARAPOVA 7)S.KUZNETSOVA 8)A.SUGIYAMA 9) P.SUAREZ 10)N.PETROVA 11)V.WILLIAMS 12)V.ZVONAREVA 13)P.SCHNYDER 14)A.S.PISTOLESI 15)F.SCHIAVONE 16)S.F.ELIA
[2003Final : J.H.Hardenne d. K.Clijsters 36 62 63]
Masters Canadaではシード上位10名の誰が優勝してもおかしくないですね。ディフェンディングチャンピオンのロディックが踏ん張れるか見物です。
ティアIのAcura Classicは昨年ファイナルを戦った二人が欠場していますが、大会の話題には事欠きません。女子テニス界の新風であるミスキナ、シャラポワといった若きグランドスラマーを中心としたロシアンビューティーが大挙して参戦するからです。こりゃ華やかなトーナメントになりますね。注目のミスキナ対シャラポワは順調にいけばQFで激突します、二人の意地とプライドのぶつかり合いが見たいものです。日本選手はシード8位の杉山の他に小畑、浅越、森上もエントリーしています。
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2004.07.25
ただいま丁稚の通っているスクールでは「ウィルソンのnシリーズ(nSix-One系除く)」「ヨネックスのRDXシリーズ」「プリンスのNXグラファイト・ディアブロ・ゲームブラスト・ツアーハリアーDB」の試打キャンペーンを開催中。
RDX500MPの打球感がとても気に入っている丁稚にとって、試打キャンペーンになど興味なし。「それでも試してみて」という商売っ気まるだしのコーチのお誘いをむげに断るわけにもいかず「話の種に」と2本ほど試打してみました。まぁ試打といってもラリー練習中に数球だけですけども一応報告。
まずはボレストの時に丁稚がストローク側で試してみたのが、ヒューイット使用ラケットであるRDX500 。丁稚のRDX500MPとの面サイズの違いは重ね合わせて較べてみないと判別は難しいけれど、ラケットを持った印象や打球感は全く異なります。
まず持った瞬間に感じるのはラケットのズシリとした重み。丁稚のRDX500MPもショップでなるべく静止重量が重めのモノ(ストリング無し315g)をチョイスしているので、RDX500(平均ウェイト320g)とのウェイト差はほぼ僅かだと思うのですが、何となくそのズシリ感が真っ当なツアーモデルという風格を感じさせてくれます。振り出してしまえばその重量差を感じることはありませんでしたが、打球感はRDX500MPとは全く異なるものでした。
MPよりもフレームがしっかりとした印象でしなり感は弱まるけれど、インパクト時の硬くしまった感じはなかなか快感。振り抜きも良いし反発力というかラケットのパワーも結構ある感じ、合せる感じの軽いスイングでもスッと振り切れ、グ〜ンとボールが飛んでいきます。緩いボレーを返していたので真ん中を外す場面が無かったのでよく分かりませんが、スイートスポットも結構広めじゃないのかな?威力あるフラットドライブのストロークをバンバン打ちたい人には真向きのラケットだと思います。端っからRDX500を使いこなせっこない丁稚ですが、RDX500のしまった打球感は気に入りました。このラケットを買う日は来ないだろうけど...。
RDX500を使用するプロがまた一人増えました。ヨネックス頑張ってますね。 ...ヨハキム・ヨハンソンと新規総合契約締結 さて2本目の試打ラケットは、杉山愛使用ラケットで発売直後の
ツアーハリアーDB (MP)です。雑誌などにも掲載されていますが杉山本人のツアーハリアーDBへのコメントを以下に。
今のパワーテニス時代に対応できるラケットで、しっかりしたボールを打つことができ、打たれたボールに対しても思い通りのタイミングで打ち返すことができるラケットです。つまり、自分の言うことをよく聞いてくれる信頼できると言う意味で最高のラケットと言うことができます。(2004年 フレンチオープンにて、杉山 愛 選手のコメントより) デザインは杉山の前モデルであるモアコンを踏襲したものですね。相変わらず最近のプリンスはデザイン的にハズしてませんか?ディアブロは辛うじてシンプルで硬派なイメージがあるので好印象なのですが、エクスペリメンタルからNXグラファイトで肩透かしを食らってからそんなイメージがあります。無駄なラインとか「ココに最新テクノロジー入ってますよ」的な余計な装飾とか要らんでしょ。昔のプリンスといえば憧れのラケットメーカーだったのに...。
そんなことはさておき、ツアーハリアーDBをボレストの今度は丁稚がボレーの時に試打してみました。まずひと言「ボレーはラクチン」。面を合わせるだけでボールが加速して跳ね返ってくれる感じ、ただなんというか「軽い」んですよね打球感が。繋ぎ重視のボレストや女性同士のダブルスなどならこの軽く良いボレーが返せる味付けが最高の武器になってネット大好きになる人が続出するかも知れませんが、男性相手のゲームで威力あるボールで突かれたりしたら、この軽さが仇になって弾かれるなんて場面がありそう。杉山もラケットフェースの内側に重しをべったり貼ってたし...。丁稚好みのインパクトでくわえ込む感覚も多少あったのでストロークではまた違った印象になるでしょうけれど、丁稚としてはこのラケットはパスです。女性向きなのかもしれません。
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昨晩、知り合いから頂いた烏賊の刺身をアテに冷たいビールをガブガブやり過ぎて少々腹痛に、顔面蒼白の冷汗タラタラ状態。週に一度の楽しみである明朝のレッスンに差し支えないように正露丸4粒服用、タオルケットを腹に巻いて睡眠。おかげで今朝のお腹の調子はまずまず、レッスン参加に支障なし。テニス前日の暴飲暴食は控えよう!
【今日のレッスンメニュー】コーディネーション→ストローク→ロングボレーからミドルボレー→斜め前に詰めながらの3本連続ボレー→ロング・ミドル・決めの3本連続ボレー→ネットタッチからスマッシュ2球→ラリー各種→サーブ→ダブルス(4ポイント先取)<担当:Maコーチ / 参加人数12名> --- フォアハンドストローク ---
先週、前々から気になっていた事をコーチに質問してみたんです。
「コーチはフォアを打つ時、何を意識してますか?」(丁稚)
「自分の打点で打つことだけしか考えてませんよ。少々タイミングがズレても自分の打点付近であればラケットさばきに融通も効かせやすいからミスも減りますしね。」(コーチ) との明瞭な答えをいただきましたので、今週はキチンと自分の打ちやすいところで捉えることを強く意識してラリーをしてみました。やはり左手で距離を測りながらスイングすればボールに近づき過ぎることはないと再認識。ただまだまだ自分の打点へ入り切れて無いし、打球方向への押しも不足しています。1球毎にあちこち確認しながらストロークしている有り様だからコントロール最悪。イージーなボールを返球してくれるコーチとのラリーならば、10球中10球とも同じポイントへ同じ弾道で打てるようにならなきゃ。精進、精進。
--- サーブ ---
先週から本格的に取り組んでいるスピンサーブですが、今週もネットの前で失速したり、スライス回転が多くなったりとまだまだゲームで使える代物にならない。どうしても打球方向への気持ちが先走っているようで「肘横出し」「打点釘付け」「上方向へのプロネーション」が出来ていない。課題山積ですが、いつかスピンサーブ習得に懐疑的なコーチもビックリするような美しい弾道のスピンサーブを打ってやる。
厚い当たりのスライスサーブも並行して練習中。ゲームでは1stとして打っていますが、ネットのテープに「バチン」ってのが多いんだよね、良い感じで当たってるんだけど惜しいんだよなぁ。もう少し高く打ち出してもスライス回転掛かってるんだから落ちてくれると信じよう。意識としては狙うポイントをサービスコート内からネット上に変えてみよう。
明日はまた友人3人とこの間のパブリックコートでテニス練習会。とにかくスピンサーブとフォアを特訓だ!
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2004.07.24
「もしもあの憧れの選手のあの素晴らしいショットを手に入れることが出来たら...」ホントくだらない空想の話しですけど、ちょっと考えてみました。
--- サーブ ---
フェデラーやサンプラスのようにスピードよりもプレースメントと組み立てに重きを置く選手こそスーパーな存在ですが、やはりテニスの見せ場であるサーブは何をおいても速さを追求したいところ。空想の話しなら尚のことでしょ。となると現在最速サーブの記録を次々塗り替えているロディックからサーブ能力を頂けば良いということになりそうですが、ちょっと待った。 忘れてはいけませんボリス・ベッカーを!噂では「260km/hのサーブを放っていた」とか「彼のサーブの後、ボールから焦げ臭い匂いがした」などなど、彼の強靱で柔軟な肉体から弾き出されるキャノンサーブはもはや伝説的。さすがのロディックも伝説には敵わないですわな。
--- フォアハンド・ストローク ---
テニスを始める誰もが一番初めに打つショットであろうフォアハンド。テニスをプレーする誰もが一番打ち込んでいるであろうフォアハンド。それだけにプロ選手なら誰もが素晴らしいフォアハンドを打っています。丁稚にとってみれば「どなたのフォアでも結構ですので頂きたい」という心境ですが、せっかく頂くならスペシャルなものを。となると早速にお出まし頂くのが丁稚のアイドルであるイワン・レンドルであります。現代のアグレッシブ・ベースライナーの礎ともなった彼の強烈なフォアハンドなら文句無し! いやいやちょっと待て、ムチのように鋭いスイングから繰り出されるフェデラーのフォアもなかなかの威力だし、フォーム的にはうっとりするほどの美しさだ。う〜ん、どちらも捨て難いぐらい良いフォアだ。 が、しかし、フォアハンドのハードヒットもテニスの華、美しさと威力だけでは周囲を盛り上げられない。やはり丁稚としては、フォアだけでランキングポイントを稼ぎ、フォアだけでファンを魅了できるF.ゴンザレスの超弩弓フォアハンドをチョイスすべきだ。
--- バックハンド・ストローク ---
丁稚はシングルハンドの選手にこだわりたい。プロ選手の片手打ちバックハンドのフォロースルーの美しさに魅了される人間だからだ。クエルテン・ガウディオ・ロブレドなどのように力感溢れるバックハンドも良いけれど、やはりフォームの美しさを重視したい。となるとまたしてもフェデラーとレンドルに登場してもらわなければなりません。 やはり二人のバックハンドの美しさは丁稚にとって双璧。ただ、フェデラーのバックハンド・ドライブにはまだ危うさが付きまとっている風に見える。抜群のセンスでそう感じさせないけれど、レンドルのようなどっしりとしたバックハンドにはまだ到達していない。
--- ネットプレー ---
あぁ、この部門だけは先約アリ。マッケンロー以外考えられない。フェデラーやヘンマン、いやいやサンプラスがナンボ上手いとしても、マッケンローの到達していたネットプレーの次元とはまったく違うと丁稚は思います。ネットについたマッケンローは宇宙人なんですから仕方ないでしょう。「その体勢からそこに打てるか?」というサプライズ満載の彼のネットプレーはホント最高のエンターティメントでした。ほんとファンの皆さんスイマセン、まるっきりの独断・主観によるものですから目くじら立てないでくださいね。
--- 男前 ---
どうせなら「見てくれ」も頂いておきたくなってきた。女性が決める男前度No.1はきっとフェレーロなんでしょうけど、ばってん丁稚は男だから優男風情はチト遠慮して、ワイルド系でいきましょう! ワイルド系で出色なのがやはりサフィンでしょう。無精ヒゲを蓄えてローランギャロスに立つ姿に男を感じました。故障で長期離脱した苦労が彼を熟成させたって感じだね。まぁサフィンで決まりだろうと思いきや! 元祖ワイルド系ならこの人ヤニック・ノアを忘れてはいけません。ルックスもプレーも野獣のようなしなやかさと鋭さを持つ彼は男性フェロモンをふりまきまくってましたよね。(ルコックの木製3本スロートラケット欲しかった)今では普通のプレーの一つになりましたが、試合中にマジの股抜きショット見たの彼が初めてでした。しかし丁稚が突然ノアになったらみんな驚くだろうなぁ。
--- 賞金生活 ---
強くなればトーナメント賞金はもちろんメーカーなどとの契約金もがっぽがっぽ。少しはあやかりたい...。ここんとこの男子ではそりゃもうサンプラスとアガシがめっちゃくちゃ稼いでるでしょう!どっちかと生活を入れ替われるなら...?丁稚はノータイムでサンプラスだね。綺麗でグラマラスだけど立場的に嫁さんがグラフってのはチトきつい。
入れ替わり希望選手
【生活】サンプラス【ルックス】ノア【サーブ】ベッカー【フォア】ゴンザレス【バック】レンドル【ネットプレー】マッケンロー オチはフットワーク・展開力・メンタルは丁稚の本人のままってことで...。
長々とくだらない投稿スイマセンでした。丁稚も途中で疲れちゃった...読まれる方はもっと疲れるって?ごもっとも。m(__)m
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2004.07.23
アテネ五輪への参加に対する選手のモチベーションには温度差があるようです。
五輪は不要な大会 テニス元世界1位のサフィンが発言
元世界ランク1位のマラト・サフィン(ロシア)は「テニスには、グランドスラム4大会、マスターズシリーズ9大会があるうえに、今年は五輪がある。選手のスケジュールは非常にきつい。五輪後すぐに全米オープンが始まるため、五輪で力を出し切れば、全米オープンでは見込みがなくなる」とコメント。
金メダル獲得を目指す ウィンブルドン覇者フェデラー
世界ランキング1位の座にまで登りつめたロジャー・フェデラー(スイス)は「選手村に絶対にいたいね。普段ほかの仕事をしているアマチュアの選手も多くいる。彼らと交流できるのもすごく楽しみだよ。選手たちの意外な面も見られるしね」と嫌味なく語る。(2000年のシドニー大会は、最愛のガールフレンドと出会った場でもある。)「今、すごく調子がいい。この状態をキープできれば、きっと金メダルがとれる」と自信も見せる。
【sports@nifty > アテネ五輪 > テニス】
まったくもってサフィンの言う通りでアテネ五輪と全米にエントリーしている選手にとってみれば、超ハードスケジュールになりますわな。しかし「まぁそう言わずに頑張って良い試合見せてくれよ」というのが丁稚の本心ですけれどもサフィンの本音は別か。サフィンもいざアテネの地でラケットを握り対戦相手と対峙してしまえば、持ち前の熱い闘争心がみなぎってしまうのが自分でも分かっているからこそのコメントですもんね。手のひらのマメにだけは気をつけて欲しいものです。
さて翻ってやる気満々のフェデラー、彼って実は朴訥で素直な性格?しかも「選手村にいるのが好き」なんて人懐っこさ満点。ふてぶてしいまでの冷静で自信に満ち溢れたプレーぶりとのギャップが素敵です。
ちなみに「ホルン吹き ロジャー・フェデラー」 【Away Advantage】にて素顔のフェデラーに出会えます。 メダルを争うであろう対照的な二人、どっちも応援してまっせ。国歌に涙する二人を見てみたい。
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2004.07.21
サンプラスの最盛期を知らないけれどそう残念に感じないと昨日書きましたが、そのプレーをリアルタイムで見られずに悔やんでいる選手もいます。
まずはバックハンド野球打ちのジム・クーリエ。昔、テニス誌を読んでいた頃に彼のバックハンドの分解写真を見たことがあるっきりで動く彼を知りません。相当リキんで打っている様子だったので、ストロークは迫力あっただろうなぁ。あの野球打ちで相手コートにおさめるところを是非見たかったものです。
続いては男前パトリック・ラフター。この人はまさにテニスを再び始めてから知った名選手です。このあいだの全豪で軽くダブルスの試合に出ていたようですが、結局復帰は無さそう。今や風前の灯であるサーブ&ボレーを主なプレースタイルにした選手だそうですね。とても丁寧にネットプレーをするとのことで、お手本という意味でも見ておきたかった。ヘンマンという立派なサーブ&ボレーヤーが現存していますが、全仏での躍進に見て取れるように彼はオールラウンダーへ脱皮しつつありますから「ネットでポイント」という意気込みが薄れている気がするんですよね。男前なのに愚直で丁寧なプレーっていうギャップが男を感じさせます。
そして最後が鉄人カフェルニコフ。正式に引退声明を出したんだか出してないんだか分かりませんが、去年まではツアーに出てましたよね。なにやらレンドルよろしくプロゴルファーを目指すとかいう最新情報も漏れ伝わっております。どうして悔やんでいるのかといえば「この人の最盛期に彼独特のフォアハンドを見ておきたかった」ただそれだけ。毎年あり得ないほどの試合数に出場しスリムなアスリートといった印象の彼ですが、今や激太りしているとの未確認情報もあります。ロシアの人は年齢を重ねると体型が豊かになるパターン多いですからね、まぁ現役時代は摂生を続けていたんですから多少の反動は仕方がないでしょう。脂肪の貯え過ぎで「腰が回らなくてクラブが振れない」というような事態にならないことを祈っています。
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2004.07.20
例によってテニス関係のHPをウロウロしていたらサンプラスの可愛い息子(?)の写真を見つけました。
引退セレモニーなどでも登場していた愛くるしい彼をようやくアップで見ることが出来ました。ころんころんとして可愛いなぁ。目を細めて子供を抱いているサンプラスはホントどこにでもいるお父さんの顔ですね。やっと人らしい生活が出来ているという安堵感がにじみ出ています。
そうそうページ自体は引退後のサンプラスへのインタビューなんですが、何せ英語力が無いもんでとても訳す気力は.......湧きません。
PRO GAME: Pete Sampras: Made Man (extended version)
Shortly after winning the 2002 U.S. Open, Pete Sampras happily dropped off the game’s radar screen. No, he’s not making a comeback. But he’s ready to talk about those last agonizing and, ultimately, triumphant moments of his career, as well as life beyond the sport he dominated. ......more
By Peter Bodo
いやぁ奥さんも綺麗な女性ですよね。もう使い切れないほどの経済的余裕もあるし、長過ぎる余生ですがサンプラスは幸せに暮らしているんでしょうね。
丁稚個人としてサンプラスが偉大なプレーヤーという認知はありますが、テニスから遠ざかっている時期に隆盛を極めていた選手ですので彼の引退に関して格別の感慨は正直ありませんでした。ファンの方々すいません。ただ丁稚が中学生の頃だったかなぁ、彼がまだ駆け出しだった頃にセイコースーパーテニスかなんかで初来日した時の友達との話しはよく憶えています。「なんだかサンプラスとかいう、すっげーサーブを打つ奴がいるらしいよ!」っていう友達の情報がその後の丁稚の「サンプラス=ビッグサーバー」という偏った印象を作ってしまったかもしれません。全ての面でスーパーなのに、退屈なビッグサーバーという印象が彼への興味を失わさせたのかも...。歴史に残る選手をリアルタイムで見られる時代に生きていたのに勿体なかったかな?
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今朝、WTAのサイトにアクセスするなり森上の写真がトップページに掲載されていてびっくりしました。(後でアクセスしたらC.マルチネスの写真になってました。キャッシュを捨ててリロードしても森上にならなかったから差し替えられたかも...)12番シードのSILVIA FARINA ELIA を1回戦で破った健闘がトピックの一番に挙げられた為です。
Akiko Morigami (JPN) d. Silvia Farina Elia (ITA) 62 64 いやぁ森上はこのぐらいやれて当たり前の選手ですよ。ただもうひと伸び出来ていないだけ。
森上のプレーはだいぶ前のチャンダ・ルビンとの試合しか見てないんですけども、持ち前の強力ストロークでかなりルビンを押し込んでいるのにベースラインに留まり続け、挙げ句に厳しいカウンターでポイントを失うって展開が多かったように記憶しています。「ネットに詰めてチョコンとすれば簡単にポイントが取れそうなのに、どうして森上はベースラインに固執する!」ってあの時すごく苛々しちゃいました。彼女にしてみれば自慢のストロークで誰でも打ち抜けるという自信があったのでしょうね。そんな負けん気の強さが彼女の良いところなのかも知れませんが、あのストロークを活かすためにもネットでクロージングという展開こそ彼女に必要だと丁稚は思います。
ジュニア時代の輝かしい戦績が彼女の成長に歯止めを効かせていますが、今年後半こそ殻を破った彼女を見られるかも知れませんね。是非ともこの大会を転機にして欲しい!
昨日は浅越と小畑も出場しましたが...
Ashley Harkleroad (USA) d. Shinobu Asagoe (JPN) 63 62
Lilia Osterloh (USA) d. Saori Obata (JPN) 75 75 と二人とも悔しい1回戦敗退でした。
ハークルロード はアメリカが誇る美形テニス選手ですから、浅越は四面楚歌での戦いを強いられたのでしょう。いや決してルックス的に浅越が劣るとは言いませんけれど...。小畑も旬を過ぎた格下を相手に取りこぼしですか...残念。
その他の結果を以下に
ATP Tour
Generali Open Kitzbuehel | RCA Championships | The Croatia Open
7/19の結果はこちら
WTA Tour
JPMorgan Chase Open | Internazionali Femminili di Palermo
7/19の結果はこちら 7/19付のATPランキングの変動で目に付いたのはクレーで好成績を挙げているG.ガウディオ(5位...2up)やF.ゴンザレス(12位...4up)や先週優勝を飾ったG.カナス(24位...26up)、フェルケルク(28位)や復調著しいハース(33位)といったあたりでしょうか。まぁ20位以下はダンゴ状態ですから、週代わりの流動的なものですけどね。
しかしガウディオってなぜか応援したくなる選手なんですよね〜。プレースタイルとかは別に好きじゃないけど全仏での母国語で語った「涙の優勝スピーチ」がとても印象的で丁稚の心に真っすぐ響いたからかな。
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2004.07.19
来月半ば過ぎからアテネ、USオープンと矢継ぎ早にビッグイベントが催されます。そんなハードな日程もありトップ集団選手の多くはウィンブルドン後、谷間のトーナメントのエントリーを控え調整優先のスケジューリングだったと思いますが、先週のATP・WTA両ツアーの結果を以下に
- Results -
MercedesCup Singles Final
G Canas (ARG) d (2)G Gaudio (ARG)
57 62 60 16 63
Mercedes-Benz Cup Singles Final
T Haas (GER) d N Kiefer (GER)
76(6) 64
The Priority Telecom Open Singles Final
(4)M Verkerk (NED) d (2)F Gonzalez (CHI)
76(5) 46 64
Bank of the West Classic Singles Final
(2) L Davenport (USA) d. (1) V Williams (USA)
76(4) 57 76(4)
ガウディオは2週連続のファイナリスト。良いペースでポイントを稼げています。今や彼もトップ10プレーヤーですから上位シード、以前よりドローもラクになってきてますからポイントを取りやすいんでしょうね。爆裂フォアのゴンちゃん惜しくも決勝で敗退でしたか、それでも7/12付でアガシと並んでランキング16位まで上がっています。上の人が休んでいるうちにポイント荒稼ぎして目指せトップ10入り。
さて今週のトーナメントは
ATP Tours
Generali Open Kitzbuehel
Kitzbuehel, Austria | Clay | €724,750 | Draws | Seeded 1.SCHUETTLER 2.GAUDIO 3.MASSU 4.LOPEZ 5.ZABALETA
[2003Final G Coria d. N Massu 61 64 62]
RCA Championships
Indianapolis, USA | Hard | US$600,000 | Draws | Seeded 1.RODDICK 3.GROSJEAN 4.SRICHAPHAN 5.FISH
[2003Final A Roddick d. P Srichaphan 76(2) 64]
Croatia Open
Umag, Croatia | Clay | €395,750 | Draws | Seeded 1.MOYA 2.NOVAK 3.ANDREEV 4.VOLANDRI
[2003Final C Moya d. F Volandri 64 36 75]
WTA Tours
JPMorgan Chase Open
Carson, CA, USA | July19-25 | Tier II
$585,000 |Draws | Hardcourt | Seeded 1.S.williams 2.V.williams 3.davenport 4.dementieva ...6.SUGIYAMA (浅越、小畑、森上も出場)
[2003Final K.Clijsters d. L.Davenport 61 36 61]
Internazionali Femminili di Palermo
Palermo, Italy | July19-25, 2004| Tier V
$110,000 | Draws | Red Clay
[2003Final Safina d. Srebotnik 63 62]
ロディックとモヤがそれぞれ昨年制した大会に今年も出場。やはり一度優勝した大会に対して「ココのタイトルは自分のモノ」というプライドがあるのでしょうね。ロディックは全英でのショックから早く立ち直りココで弾みをつけたいところ。ハリウッドで何だか
華やかな賞 【
ESPY Awards 】を頂いたようで、ショックなんてもう引きずっていないかも。ところでアガシはなんで急遽キャンセルしたの?「
RCA Championships > Top Stories 」
オーストリアで行われるクレーサーフェースのGenerali Openには昨年の覇者であるコリアは未エントリー、その代わりファイナリストだったマスーが第3シードを貰って今年も参戦。ただ難敵も多数エントリーしていますので、マスーにとっては厳しい大会になります。7/12現在、21位までランキングを下げてい実力者シュトラーも「そろそろエンジンをかけない」と目を三角にしているでしょうし。クレー大好きなガウディオ、ザバレタといった選手も優勝を狙っているでしょう。スペイン期待のF.ロペスもこの大会にエントリーしていますが、彼自身は「ハードコートが一番好き」と公言しています。「だったらRCA Championshipsに...」と思ってしまいますが、彼にも事情があるのでしょう。アメリカへの旅費が無いとか、その後の転戦の流れがオーストリアの方が良いとか。
WTAのJPMorgan Chase Openは注目の大会になりますね。ウィリアムス姉妹、ダベンポート、ディメンティエワなどのトッププレーヤーを始め、日本の杉山、浅越、小畑、森上といった面々もこぞってエントリーしています。Tier IIあたりの大会で杉山が優勝してくれるとアテネへの期待がグッと高まるんですが。
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2004.07.18
贅沢気分満喫させてくれているパシフィックの天然ガット「クラシック」が、もはや風前の灯なり。ボーナス無しの自営業には、「天然よ再び」はきびしいー!
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本日、レギュラーのクラスに参加。連休の中日ということもあるのか参加人数8名とこのクラスにしては少なめ、おかげでたっぷりボールを打てました。
【今日のレッスンメニュー】コーディネーション→ストローク→斜め前に詰めながらの3本連続ボレー→ネットタッチからハイボレーとスマッシュを交互に4球(フォア・バックとも)→ラリー各種→球出しスタートの半面シングルス(2本先取)→サーブ→ダブルス(4ポイント先取)<担当:Maコーチ> 今日はサーブ練習があったおかげで【
Coach's blog-Tennis Professional 】のtorutsさんからアドバイスを頂いたスピンサーブを練習することが出来ました。
サーブ練習といっても限られた時間内ですので6本ほどしか打てませんでしたが、torutsさんのアドバイス通りアドコートでポイントを頭の中で反芻しながら噛みしめるように打ってみました。客観的な意見が欲しかったのでコーチにスピンサーブ挑戦中であることを告げ、丁稚のサーブを見ていてもらうようにもお願いしました。1本目2本目ともスピン過多で減速が早くネット、グリップをバックハンドイースタンから2mmコンチ側に戻しフェースの巻き込みに注意しながら3本目「シュッ」と音を放ちハエが止まるようなスピードながら放物線を描きネットとサービスラインの真ん中辺りにストン。着地後、左にボールが跳ねていたので純粋な縦回転にはなっていないようだ。トスを頭の後に低く上げ、頭を残しつつ、思いきり横に振り切る意識を持って打ってみてはいるんだけどその後も同じような感じ。やはり少しづつポイントから外れた動作をしている。ちなみにサーブ練習を見ていてもらったコーチとのやりとりは
コーチ 「丁稚さん良いですよ。出来てます。セカンドで使えますよ。」
丁稚 「めちゃくちゃ遅いし、跳ねないし難しいサーブですね。思っている軌道にならないんです。」
コーチ 「もう少し厚く当てられればね〜。キックサーブはスイングパワーが必要。」
丁稚 「はぁ」
コーチ 「ただねスピンサーブではポイント取れませんよ。スライスで良いのでは?」
丁稚 「う〜んスピンに憧れてるんです。サフィンみたいなスピンに。」
コーチ 「う〜ん(笑)。頑張って下さい」
コーチも上背がある方ではないので学生時代はスピン系のサービスを打っていたらしいけれど、やはり叩かれる場面も多いらしくスライス系の厚い当たりで押すように変えたそうです。出来は違うでしょうけど丁稚が今日打てたスピンまがいのサーブは、コーチの言う通りレシーバーにとってはまさに絶好球だな。プロの打つ跳ねてから加速するようなエゲつないスピンサーブが打てるようになればいいんだけど...。高い弾道で急激に落とせば跳ねるキックサーブにはなるけど、ロディックやサフィンのような速くて跳ねるセカンドは160km以上出ているはずだけど、その推進力はどの動作から得ているんだろう。はなはだ疑問。
とにかくレッスン最後のダブルスで1本スピンサーブを試みましたがネット。フォルトばかりではパートナーの練習にもならないので以後は持ち球のスライスサーブに切り替えてしまいました。現時点ではスライスの方が確率良く入るし、カーペットコート上で相手が同じ中級レベルなら横滑りする分だけレシーブの狂いを出させやすく展開もラク。けれどさらに上を目指すならスライスサーブのスピードアップをしつつ、レシーバーのバックに深くて高く跳ねるスピンサーブを手に入れなければ。一朝一夕には新しいショットを習得出来るわけも無いので飽きず懲りず挫けずに継続、継続。
ATP Tour
MercedesCup | Mercedes-Benz Cup | The Priority Telecom Open
7/17の結果はこちら
WTA Tour
Bank of the West Classic
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2004.07.17
昨晩の友達とのレンタルコート、存分に楽しんできました。直前に心配していた夕立がザッと来ましたが、開始30分前にはすっかり上がりプレーに支障はありませんでした。ただコート上の砂にたっぷり水分を含んでいたので湿気がものすごかった。日没後でしかも夕立の後、普通なら涼しくなるんですけどオムニは蒸しちゃうみたいですね。そんなわけでプレー終了後はTシャツもぐっしょり、夕立の中に立っていたような出立ちになりました。健康的です。
さて肝心のプレーの方ですが、めちゃくちゃ楽しかったけれど丁稚の内容は酷かった。丁稚はまだまだ取り組む課題がいっぱいであります。サーブもストロークもネットプレーもフットワークも配球も友達より劣っている。悔しいけれど謙虚に在りのままを受け止めよう。追いつき追い越す時間と熱意はあるんだからココから頑張ろう。
さてこのように悩み多き丁稚ですが、上達の秘訣をこっそり教えて下さる有り難い方がいらっしゃいます。以下に堂々と引用しちゃいます。
スピンサービスはなんとしても身につけて欲しいサービスですね。グリップはバックハンドで持っていますか?嫌でもスピンがかかるはずですよ。かかりすぎてネットに引っかかるボールをまず打ちましょう。そして2mmづつグリップをフォア側に戻していき、ちょうど良い距離が出るところが、今日のスピンサービス用グリップ決定。トスはどこに上げていますか?腹筋が十二分に鍛えてなければ、あごをしっかりと上げた時のおでこ生え際が正解。(バーコードでなければ!)顔の真上の範囲でしたら(打たずに顔にぶつかるかどうかチェック!)一応OK。トスも低く上げて、打点が低すぎ慌てて振り上げるぐらいのタイミングを掴めれば縦回転の立派なスピンサービスが完成するはず。一番多い症状が、飛行方向を目で追ってしまい、ボールをくるむようなスライススピンがかかって、ひ弱なサービスになってしまうことですが、大丈夫ですか?スピンの場合は、ラケットを振り下ろすまでしっかりと打点に目線を釘づけにするようにヘッドバランスをキープすることで綺麗な縦回転のスピンを打つことができるようになります。なるべくやりやすいアドコートサイドで練習をしてください。丁稚さんが、この夏中にマスターできることを期待しています。 by toruts 【Coach's blog-Tennis Professional 「言い訳無用!」 のコメント部抜粋】 まるで丁稚のヘッポコサーブを見ていたかのようなドッキリコメント。一番多い症状に見事ハマっています。ポイントをちょいと整理してみよう。
【グリップ】バックハンドグリップ【トス】低く、おでこ(左右)+頭の真上(前後)【打点】打点が低過ぎて慌てて振り上げる感覚【体勢】打点に目線を釘付け 文章を読んだだけでは全然感覚が湧かないけれど、グリップを変えて、この位置で打てば嫌でもスピンが掛かると言い切って下さっているんだから、やって見る価値大!というかやらなきゃ損!ただし一朝一夕に自分のモノに出来ると思うのは早計で「この夏中にマスター.....」としっかり含みを持たせておいでです。明日のスクールで機会があればさっそく試してみよう。torutsさん、良いアドバイス有り難うございます。
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2004.07.16
今晩は久しぶりにスクールの友人達とコートを借りてテニス。数時間後にはこの日の為に買った新品のテニスシューズを履いて、恐らく10年ぶりぐらいであろう屋外、そしてオムニコートへ赴きます。あぁ楽しみ、まるで遠足の前の気分。
レッスンでストイックに自分の課題に取り組むのも楽しいけれど、やっぱり親しい友人と自由にラリーやゲームが出来るのはワクワクする楽しさです。あの人はコレが良い、この人はアレが良いのように「でこみひっこみ」があるとはいえ同じクラスもしくは同じ中級の面々ですから、何の遠慮も要らないし思いっきりテニスが出来るます。
さていつもお邪魔してるblogにサービスについての面白い記事があったので以下に引用。
....... フラットサーブは野球のフォークボールなのである。つまり空気抵抗と重力で必ず落ちる。回転をかけなくても山ボールの軌道を描くのだ。200キロオーバーのサーブならともかく、庶民レベルのフラットサーブはフォークボールのごとく落ちる。 .......more 【電脳網庭球寺 僧房「順回転と逆回転」】 なるほどなるほどフォークボールね。丁稚はどちらかというとフラットサーブは逆回転の掛かったストレートだと思っていました。コーチの半分本気のサーブは着地してから減速しないでスーッと滑るように飛んでくるから「逆回転かかってんだなぁ」なんて思ってたけど違うんですね。ま、今の丁稚にはたま〜に入るフラットよりもどろ〜んとした軌道のスピンと速めのスライスが必要。今晩の練習でサーブを打ちまくってコツを掴むべし。強力なフラットを追及するのは次の段階なり。
とにかくいま心配なのは夕方から晩にかけての雲行きだけ...夕立なんて来ませんように。
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先日、行われたFedCupのQFでナブラチロワが初めての敗戦を味わいました。
ナブラチロワのFedCup戦績 凄い戦績です。チェコ時代から国旗を背負って戦い続け40連勝、なんと向こう30年間負け知らずとは恐れ入ります。
GAORAで彼女のウィンブルドンでのダブルスの試合を見ましたが、やはりネットプレーの巧さは抜群です。とても四捨五入すると50歳のプレーではありません。早い突き球も際どいオーバーヘッドも反応良く処理してますし、タッチの素晴らしさは衰え知らずです。サービスフォームの美しさも全盛期のまま、膝・肘・手首の柔らかな使い方は最近の若い女子選手も参考にして良いんじゃないのかな?とくにサーブがウィークポイントのディメンティエワあたりナブラチロワに特訓してもらったら良いと思うんだけど...。
しかしあの落ち着き払ったプレーぶりはまさに横綱のふてぶてしさに似ています。彼女に文句を言える人もいませんからね、堂々と自分のペースで試合をしています。生きる化石としてではなく随所に光るプレーが出来る彼女はまだまだ引退して欲しくない選手であります。
ATP・WTA各大会の結果を以下に
ATP Tour
MercedesCup | Mercedes-Benz Cup | The Priority Telecom Open
7/15の結果はこちら
WTA Tour
Bank of the West Classic
7/15の結果はこちら
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2004.07.14
スポーツの祭典アテネオリンピックが 間近になってきました。プロテニス界からも大勢の実力者が賞金ではなく母国のため名誉のため各国代表としてアテネ入りするのですが、出場選手リストがなかなか探しあたらなくて四苦八苦しました。まだ不確実・不確定な部分はあると思いますがようやくITFのサイトでそれらしきリストが見つかりました。【各国のオリンピック代表内定選手 】(ITF tennis.com > OLYMPIC TENNIS EVENT > Players > Acceptances)
丁稚のシングルス注目選手群
男子:コリア、ガウディオ、ナルバンディアン、フィリポーシス、クエルテン、ゴンザレス、アンチッチ、グロージャン、ヘンマン、フェレーロ、モヤ、スリシャパン、ロディック、フェデラー
女子:スアレス、エナン、モーレスモ、杉山、ディメンティエワ、クズネツォワ、ミスキナ、ハンチュコワ、カプリアティ、セレナ、ヴィーナス
上記の選手は64ドローの中でもメダル争いの中心、または話題の中心になること間違いない。会場の詳しいサーフェースは知りませんが、メインコート内の遠景を見る限りハードコートのようですからどんなプレースタイルの選手にとっても活躍出来る可能性があります。...
開催場所
「フェデラーがこのまま王国を築き上げてしまうのか?」「フェレーロのスランプは本物か?」「体調不良で全英をスキップしたエナンはアテネに間に合うのか?」「ロシア旋風はアテネにも吹き荒れるか?」「杉山はメダルが獲れるか?」などなど話題には尽きません。
ところで全英を制したシャラポワがアテネに出ないのはテニス界にとってかなりマイナス要因になるのですが、彼女はロシア国籍のままだよね?ねぇねぇロシアの(テニス嫌いのスキー好き)プーチンさん、そこんとこ何とかならないの?
ちなみにオリンピックでのテニスの歴史については「オリンピックとテニス 【All About Japan ガイド記事】」が面白かったので、ぜひご参照下さい。それでは現在の男女ツアーのリンクを以下に
ATP Tour
MercedesCup | Mercedes-Benz Cup | The Priority Telecom Open
7/13の結果はこちら
WTA Tour
Bank of the West Classic
7/13の結果はこちら
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2004.07.13
昼休みを利用して追加レッスン。
今日のメニュー
コーディネーション→バックハンドストローク(手出し)→バックハンドストローク(球出し)→並行陣×雁行陣ドリル(後衛のバックサイド狙い中心に)→ダブルス(5ポイント先取)
担当/Aコーチ
いつもレッスン毎にしっかりテーマを決めて、テーマに則したドリルをたっぷりやらせてくれるAコーチのクラスはやっぱり楽しい。ぜひともレギュラーに加えたいクラスですが、いかんせん平日真っ昼間ですからそうそう毎週は参加出来ないんだよなぁ。
さてメニューの通り今日のテーマは「バックハンドのトップスピン」。フラットからナチュラルな順回転のかかるスイングを好んで教えるコーチが多い中で、しっかりとした回転のトップスピンにこだわってレッスンを進めるコーチもココのスクールでは異色。スピン大好きな丁稚にとっては嬉しくもタメになるレッスンとなりました。
【バックハンド】
指摘 :インパクト直前で腕が伸びきりボールに回転と押しを十分に与えられていない
矯正 :インパクト前の前腕の無駄な力を抜き肘を先行させる バックハンドはボールを打てば打つほど安定感が増す実感が湧く。フォアもこのぐらい考えずに打てれば良いんだけどなぁ。
今日は丁稚もひとつの課題を持ってレッスンに臨みました「スピンサーブ習得」です。ほんといつまでたっても打てないショットなんですよねコレ。でも何とかモノにしたいショットでもあるので、今日のダブルスではサーブはスピンだけを打ってみました。
【スピンサーブ】
指摘1 :肘が打球方向に出ているのでスピンが掛けにくい
矯正1 :ラケットの振り抜き方向を横に
----------------------------------
指摘2 :インパクトの位置が頂上付近なのでスピンが少なくなる
矯正2 :これ難しい。やっぱりもう少しトスを頭の上に上げてみよう。天井に打ち上げる感覚を持てばインパクト位置が自然に下がるかも。 全然うまくいかずダブり連発で一緒に組んだ人に迷惑かけちゃった。恥ずかしながらまだ全然打てませんスピンサーブ。スピンサーブ特有のあの「どろ〜ん」とした軌道が出るまで練習に励むべし。
一所懸命にスピンサーブに取り組んでいるものの上手く回転が掛けられない丁稚が気の毒に思ったのか「インパクトまでのラケットの入りは良いですよ。」「とにかくボールを擦り上げる幅を持たせるために打点を低く」とコーチも何とかコツを掴ませてやりたい様子でミスるたびにコメントをしてくれました。ダブるのは恥ずかしかったけど、コーチのコメントに励まされスピンサーブだけで今日のゲームは終えました。
今日のニンマリは「丁稚さんのスイングスピードでは回転をかけなきゃ入らないです」とコーチに言ってもらった事。えへへっ、チョットは喜んで良いんですよね?このコメントは。丁稚のスイングスピードは速いと褒めてくれた...違う?「丁稚さんの背丈ではフラットは無理」って意味ももちろん含まれているんでしょうけど。スピンサーブに取り組む姿勢には賛同してもらえたわけだから、とにかくちゃんと打てるまで頑張ろう。
練習を繰返してもなかなか打てるようにならないスピンサーブですが、励みになるblogを拝見し挫けないで頑張ってみる決意ができました。
...........昨日までできなかったこと、しなかったことを、今日、たった今、トライすることで、キッカケをつかんだり、こつが分かったり、自信をもてたり。それが練習。それが上達法。..........more 【Coach's blog-Tennis Professional「言い訳無用!」】
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順延になっていたスウェーデンオープンが決着しました。
M. Zabaleta(ARG) d. G. Gaudio(ARG) 6-1 4-6 7-6(4)
[ATP NEWS ]
ザバレタがガウディオを破り、2年連続でこの大会に優勝しました。ザバレタのプレーを見たことないんだけど、ゴンザレス並のパワーヒッターという話しを聞いたような...。しかしガウディオ惜しかったね。ようやく花が咲いた彼だけに結果が欲しかったはずです。これからのツアーも頑張れ。
ATPは次のトーナメントが始まり、WTAもFedCupが終わりいよいよツアー再開です。
ATP Tour
MercedesCup
Stuttgart, Germany | July12-18 | 48 Draw
€614,750 | Clay | Main Draw Singles(PDF)
【主な出場選手】シード順
R.シュトラー、G.ガウディオ、J.チェラ、A.パベル、J.ノバク、T.ロブレド、F.ロペス、M.ザバレタ
..... 7/12の結果
【2003決勝】
(2)Guillermo Coria d. (9)Tommy Robredo 62 62 61
Mercedes-Benz Cup
Los Angeles, USA | July7-18 | 32 Draw
$380,000 | Hard | Main Draw Singles(PDF)
【主な出場選手】シード順
A.アガシ、P.スリシャパン、M.フィッシュ、D.ハルバティ、S.シャルケン、V.スペイディア、T.デント、R.ジネプリ
..... 7/12の結果
【2003決勝】
(7)Wayne Ferreira (RSA) d. (1)Lleyton Hewitt (AUS) 63 46 75
The Priority Telecom Open
Amersfoort, The Netherlands | July12-18, 2004 | 32 Draw
€375,750 | Clay | Main Draw Singles(PDF)
【主な出場選手】シード順
N.マスー、F.ゴンザレス、L.Horna、M.フェルケルク
..... 7/12の結果
【2003決勝】
(7)Nicolas Massu d. (6)Raemon Sluiter 64 76(3) 62
WTA Tour
Bank of the West Classic
Stanford, CA-USA | July12-18
$585,000 | Draw(PDF)
【主な出場選手】シード順
V.ウィリアムス、L.ダベンポート、P.シュナイダーなど
..... 7/12の結果
【2003決勝】
(2) K.Clijsters (BEL) d. (3) J.Capriati (USA) 46 64 62
引用文書くだけで疲れた...。
決勝延期でトーナメント入りが遅れたザバレタとガウディオは揃ってスウェーデンからドイツへ高飛びのようですね。またしてもこの二人が得意とするクレーですが、地元スターのシュトラーを始めクレー巧者のロブレドに期待の若手F.ロペス辺りが絡んできて面白いカードが期待出来ますね。
ロスで行われている大会は久しぶりのハードコート。不本意ながら休養十分のアガシが出場しています。周囲から「そろそろ限界?」と囁かれていますが、得意のハードコートで必殺のライジングショットがキレまくるでしょう。アメリカのパワー系の若手に加えアジアが誇るアスリートのスリシャパンがこぞって出場しているので、スピーディーでパワフルなイマドキのテニスが展開される大会になるでしょう。
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2004.07.12
7/10-11と行われたFedCupのQFと入替戦の結果が出ました。
World Group 2004 - Quarterfinal
Austria vs USA 4 - 1
...Austria Reaches Semifinals With Dramatic Schwartz Victory
Argentina vs Russia 1 - 4
...Powerful Russia Sails Into Fed Cup Sem
Italy vs France 2 - 3
...After Italy, Mauresmo's France Ready To Defend Title
Spain vs Belgium 3 - 2
...Spain Battles Back From Brink
World Group, Play-offs 2004
Thailand vs Australia 3 - 2
Brazil vs Croatia 1 - 4
Estonia vs Czech Republic 2 - 3
Ukraine vs Germany 2 - 3
Bulgaria vs Japan 2 - 3
Slovak Republic vs Belarus 4 - 0
Indonesia vs Slovenia 4 - 1
Canada vs Switzerland 2 - 3
FedCup Official | WTA Day2 Recap
オーストリア・ロシア・フランス・スペインがそれぞれセミファイナル進出です。オーストリアは昨年準優勝のアメリカを破る金星をあげました。一昨日、スペイン相手に王手をかけたベルギーですが二日目全敗で逆転負け、やはりキムかエナンどちらかが参加しないと厳しいですね。不沈艦隊ロシアはアルゼンチンを4-1で軽く一蹴。そして優勝候補筆頭国フランスは成績的にはイタリア相手に3-2ですが、早々に勝利を確定してダブルスでは補欠のゴロビンちゃんを起用するなど余裕のメンバーチェンジを行ったからでしょう。次は宿敵スペインとの対戦ですがモーレスモとピアースという2枚看板がいる限り勝利は盤石といった印象です。
さて入替戦に臨んでいる日本ですが3-2で辛くも勝利しました。小畑の代役としてシングルスに起用された吉田ですが、敢え無く敗退し予想していた通りダブルス勝負という展開に。浅越・藤原組がダブルスで奮闘し6-3,6-2と圧勝。やっぱりエース杉山抜きだとキツい展開になりますね。
以下のblog「電脳網庭球寺 僧房 」もご参照あれ
ブルガリアのフェドカッププレーオフでは日本が辛勝。......more 【7/12 ブルガリア戦勝利】より Yahoo!スポーツニュースにも一報掲載
【日本3勝2敗で2部残留】 女子テニスの国別対抗戦、フェド杯入れ替え戦のブルガリア―日本は11日、ブルガリアで行われ、日本が通算3勝2敗で残留を決めた。来季から2部制に変わるワールドグループの2部で戦う。2勝2敗からダブルスで浅越しのぶ、藤原里華組が6―3、6―2でマリア・グシェバ、スベトラーナ・クリベンチェバ組を破った。(毎日新聞)[Yahoo! Japan スポーツニュース ] さてATPの方は3大会のうち2大会で優勝者が決定しました。(スウェーデンオープンの決勝は月曜に延期)
Allianz Suisse Open
[Singles Final]
(1)R Federer (SUI) d I Andreev (RUS) 62 63 57 63
Synsam Swedish Open
[Singles Semifinals]
(2)G Gaudio (ARG) d R Soderling (SWE) 64 62
(8)M Zabaleta (ARG) d (6)F Gonzalez (CHI) 61 64
Campbell's Hall of Fame Tennis Championships
[Singles Final]
G Rusedski (GBR) d (7)A Popp (GER) 76(5) 76(2)
ATP Results | Allianz Suisse Open
フェデラーが昨年に続き自国スイスオープンで優勝し、スイス国民の喝采を浴びたでしょう...(想像)。スイスの世情を知りませんが、アテネオリンピックの金メダルも射程圏内に入れているフェデラーは国民的英雄ですよね。
もし日本にフェデラーぐらいの実績をあげる選手がいたら大変な騒ぎでしょうね。アテネまで連日、その選手を追い続けるだけでワイドショーは数字が取れるでしょう。ま、選手にとったら身辺が勝手に騒がしくなるのは、いい迷惑でしょうけどね。そういった意味では杉山愛選手はマスコミに大きく取り上げられる機会が少ない分、マイペースでアテネでのメダル獲得に向けた調整が出来てるのかな。痛し痒しな話しだけど。
アメリカでのトーナメントはビッグサーバーのルゼドスキーが優勝しました。ルゼドスキーはツアーでどんどん活躍してドーピング疑惑という汚名を早く払拭したいでしょうね。え〜っとスコアを見ると2セットともタイブレークで決着してますから、お互いサービスゲームを譲らない好試合になったのかな?
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2004.07.11
さてFedCupのQFと入替戦が始まりましたね。昨日の結果は
World Group 2004 - Quarterfinal
Austria vs USA 1 - 1
Argentina vs Russia 1 - 1
Italy vs France 0 - 2
Spain vs Belgium 0 - 2
World Group, Play-offs 2004
Thailand vs Australia 2 - 0
Brazil vs Croatia 1 - 1
Estonia vs Czech Republic 1 - 1
Ukraine vs Germany 1 - 1
Bulgaria vs Japan 1 - 1
Slovak Republic vs Belarus 2 - 0
Indonesia vs Slovenia 2 - 0
Canada vs Switzerland 0 - 1
Fed Cup公式サイト | WTA [Day 1 Recap]
初日でフランスとベルギーが王手を取りました。ん?ベルギー?あちゃーまたやっちゃった。「あの二人がいなきゃ弱小国...」などと切って捨てていたら王手です。ロシアとアメリカはイーブンにとどまっていますね。豪華な布陣のロシアにシングルスで一矢報いる働きをしたアルゼンチンのエース
Gisela DULKO が単複でどこまで奮闘出来るか。ロシアには絶対的なエースであるミスキナがいますし気を引き締めてくれば勝利は揺るがないでしょうけど。
入替戦の日本ですが、浅越が勝ったものの小畑が途中棄権(痙攣という噂)で1-1。う〜んちょっとキツい戦いになりそうですね。吉田・藤原組が鍵を握るかも。
さてATPの方は
Suisse Open Singles Semifinals
(1)R Federer (SUI) d (Q)P Starace (ITA) 63 36 63
.........more 【ATPtennis.com】
スイスオープンの主役フェデラーはフルセットながらSFを勝ち決勝進出です。スウェーデンオープンの方はSFが延期になっていますが、R Soderling (SWE) vs (2)G Gaudio (ARG)と(8)M Zabaleta (ARG) vs (6)F Gonzalez (CHI)というなかなか興味深いカードです。爆裂フォアのゴンザレス、名前聞くの久しぶりだ。今回は頑張れ。
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今朝はレギュラーのレッスンに参加。先週は追加レッスンを入れられなかったので一週間ぶりにボールを打ってきました。
今日のメニュー
コーディネーション→ストローク→アプローチからボレー→ロングボレーから決めのボレー→フットワークを絡めたボレー→スマッシュ→ラリー各種→ダブルス(4ポイント先取)
今日は参加者が多かったので、レッスン生に少しでも多くボールを打たせるための段取りにコーチも大変そうでした。いくらコーチが頑張っても、やっぱり参加者多いとあんまり打てないんですけどね。
【ストローク】
・ラリー練習中にストロークの上手な方に「ストロークお上手ですよね。やっぱり押す感覚を強く持ってスイングしていらっしゃるんですか?」と尋ねてみましたところ「丁稚さん、そうなんですよ!押してます!コーチにボールを3個分押すようにって口を酸っぱくして言われてから気をつけてるんですよ!」と身振り手振り一所懸命に教えて下さいました。自分なりに掴んだ感覚の「グググッとボールを運ぶ」よりも「ボール3個分押す」の方がより明確で丁稚にもハマりましたね。ほんと感覚的なものですがコントロール良く球を弾き出せるように思えます。
・まだボールとの距離に詰まりがち、左手でしっかり距離感つかまなきゃ。左手がしっかり前に出れば左肩も早く開かなくて済むんだし、ヒューイットになったつもりで必要以上に大きく出そう!
【ボレー】
フォアボレーは宮尾すすむの「ハイ!」でセット完了と思っていたけど違いました。上半身をしっかり捻ったうえで「ハイ」しておかないと柔らかさは出ない。きっちり上半身を捻っておくと懐が深くなるので速いボールも低いボールも慌てずに対処できることに気付く。ブッシュ元大統領のボレーフォームをお手本に。
今週金曜は仲の良いレッスン生同士で面借りしてテニス。この夏はレベルアップしちゃるぞ!
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2004.07.10
FedCupのQFやPlay-offを戦うため各国の代表選手が開催地に乗り込みましたね。丁稚期待のフランスチームもイタリア入り。もちろん ゴロビンちゃんもイタリア入りですが、残念ながら彼女は補欠メンバー扱いのため、何かトラブルやアクシデントが無い限り今回のイタリア戦には出場予定無し。
ブルガリアと入替戦を戦う日本ですが、エース杉山抜きの布陣です。
シングルスは浅越と小畑 フェド杯入替戦 【yahoo news】
ブルガリア対日本 【FedCup公式サイト】フォア・バック両手打ちの森上も今回のメンバーから漏れました。丁稚は森上に期待を寄せているんですが、彼女伸び悩みが続いていますね。
昨日のATPの各トーナメントの結果は以下に
ATP RESULTS 7/10
スイスオープンでは昨年の覇者フェデラーが順当にSF進出ですが、昨日の彼はダブルヘッダーだったみたいですね。2試合とも1セットづつ取られてますからまるまる6セット分プレーしたようです。ご苦労様です。フェデラーと母国スイスについての楽しい関わりを綴っているblogを以下に引用します。
ホルン吹き ロジャー・フェデラー
芝のフェデラー、草原のジュリエット
【Away Advantage 】
スウェーデンオープンのQFで注目のカード!ガウディオとナダルが激突しました!
G Gaudio × R Nadal 62 63
ガウディオの勝利でした。ローラン・ギャロスで彼はクレーでの絶対的自信を手に入れたようですね。
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2004.07.09
今週末はフェドカップ2004のクォーターファイナルが各国にておこなわれます。
World Group 2004 - Quarterfinal
Austria vs USA @Austria
Argentina vs Russia @Argentina
Italy vs France @Italy
Spain vs Belgium @Spain
World Group, Play-offs 2004
Thailand vs Australia @Thailand
Brazil vs Croatia @Brazil
Estonia vs Czech Republic @Estonia
Ukraine vs Germany @Ukraine
Bulgaria vs Japan @Bulgaria
Slovak Republic vs Belarus @Slovak Republic
Indonesia vs Slovenia @Indonesia
Canada vs Switzerland @Canada
丁稚の注目は今年も最強の布陣でフェドカップに臨む、昨年の優勝国フランスです。
Amelie Mauresmo | Mary Pierce | Emilie Loit | Tatiana Golovin なんたってフランスチームにあのタチアナ・ゴロビンもノミネートされているのを見つけちゃったからね、目が離せませんよファンとしちゃ。
今年のフェドカップでフランスの対抗馬となるのはミスキナ率いるロシアでしょう!
Anastasia Myskina | Svetlana Kuznetsova | Vera Zvonareva | Elena Likhovtseva トップクラスの選手が集まってますね。愛国心に燃えて真剣に取り組んでくれれば、フランス以上の豪華な布陣ともいえます。ただQFで当たるアルゼンチンも曲者、クレー巧者達の術中にはまると足下すくわれる可能性もアリ。
まだまだ現役ナブラチロワもノミネートされている昨年の準優勝国アメリカはそこそこ強いんでしょうけど地味め、ベルギーもあの二人(エナンとクリステルス)がいなきゃただの弱小国だし、オーストリアやスペインも上記2国に較べると見劣りします。
さてATPのツアー結果は以下をご参照ください。
ATP RESULTS 7/9 スウェーデンオープンでガウディオとナダルが順調に勝ち進んでいるようです。ちなみにナダルは王者フェデラーに負けたことがありません。って一回しか当たったことない上にフェデラーの体調が最悪だったらしいけど...。
2004 Miami TMS, Hard, R32 それでもフェデラーに「ボールが跳ね上がってきてやりにくい相手」とコメントさせるほどのナダルの強烈なドライブショットで今年後半はブレーク必至!
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2004.07.08
blogを楽しんでいる方のMac使用率(OSのシェア比からすれば)が結構高いという話を小耳に挟みました。テニスというカテゴリーを自分のblogに作っている方の中にもMacを使っている人たくさんいるんだろうなぁ。仕事以外では専らMacの丁稚には嬉しい話です。
そんな方々はもうご存知だと思いますがiCal でATPとWTAのツアースケジュールが確認出来ます。appleの日本語サイトのカレンダーライブラリー にはテニスツアーの予定以外にもプロ野球の試合、各種コンサート、祝祭日、劇場映画の封切日、DVDの発売日などの様々な内容のスケジュールがアップされています。
丁稚もATPやWTAのツアースケジュールをダウンロードしてiCalで確認したりしてます。かなり混み入ったスケジュールなので月表示にすると自分自身の予定が一目で確認出来なくなるのが嫌ですぐに削除しちゃうんですけどね。
ダウンロード(icsファイルへ直リンクです)
ATPツアー | WTAツアー
現在進行中のATPトーナメントの7/7結果を以下に
Allianz Suisse Open
Results for Wednesday, July 7, 2004
[ Singles Second Round ]
(4)J Novak (CZE) d A Montanes (ESP)36 63 63
(Q)P Starace (ITA) d V Hanescu (ROM) 36 76(3) 76(1)
R Ramirez Hidalgo (ESP) d S Koubek (AUT) 63 64
I Andreev (RUS) d (8)A Costa (ESP) 62 64
Synsam Swedish Open
Results for Wednesday July 7, 2004
[ Singles Second Round ]
(WC)J Monaco (ARG) d K Vliegen (BEL) 57 64 61
(8)M Zabaleta (ARG) d I Labadze (GEO) 64 16 63
(6)F Gonzalez (CHI) d J Nieminen (FIN) 76(3) 61
A Martin (ESP) d F Volandri (ITA) 57 61 64
Campbell's Hall of Fame Tennis Championships
Results for Wednesday, July 7 2004
[ Singles First Round ]
D Sanguinetti (ITA) d (LL)R Kendrick (USA) 36 62 63
G Elseneer (BEL) d (Q)R Ram (USA) 62 63
(Q)G Weiner (USA) d A Peya (AUT) 76(4) 64
(WC)B Vahaly (USA) d (Q)M Mertinak (SVK) 62 62
(Q)B Baker (USA) d W Moodie (RSA) 62 67(4) 76(2)
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2004.07.07
丁稚家のトイレにはいつも「スマッシュ」が置かれています。編集に携わる方々はもちろん掲載されている皆さまにも大変失礼だとは思っておりますが、そこが唯一ゆっくり雑誌を読めるスペースだから仕方がない。テニスに興味の無い嫁さんの前で、おおっぴらに寝転がって読んでいようものなら「おい!テニスおたく!そんな雑誌読むヒマあったら子供の世話でもしてちょうだい!」という言葉を投げつけられること請け合い。
それはともかく、用を足しながら外人記者のテニスに対するコラムが目に留まりました。大体の内容は以下に
テニスの試合を見るというのは非常にエキサイティングなものである。サッカーのように点数が入らない試合というのはテニスに関しては皆無である。試合の流れの傾きが見る者に手に取るように分かり、まるで筋書きのないドラマをみるかのようなスリリングさが味わえる。そして試合終了の際には勝者・敗者に関わらず選手に対する情が湧く。そのように魅力的なテニスの発展にテレビ放映は欠かせないものであるが、いつ終わるとも知らぬゲームであるがゆえにテレビ局も大々的なゲーム中継に二の足を踏んでいる。大会主催者側もテレビ中継のしやすいように色々と方策を考えているものの、あまりに思い切り過ぎる決着変更もいかがなものか...
う〜んなるほど。インターネットが普及しているとはいえ、たしかにテレビの力はまだまだ大きいですからね。NBAやNFLはまんまテレビ用にゲームを作り上げてしまっていますからね〜。
テニスでもグランドスラムの全米に関しては、アメリカ開催らしくかなりテレビ局本位の開始時間であったり、コート割り振り(アメリカ人優先)だったりしてますがそれでさえ選手からはブーブー文句が出ています。全米以外でもテレビ中継の為にこんな案も話し合われているようです「4-4からタイブレーク突入」だって、かなり抵抗ありますよね〜。そんなことしたってアドバンテージが行ったり来たりする長い1ゲームもありゃ、ものの1分で終わっちゃうような1ゲームもあるわけで根本的な解決にはなってないでしょう。だって制限時間で勝負を付けるスポーツじゃないんだもん。
世界的に最も普及し人気のあるスポーツは90分で決着するサッカー。延長やPKがあったとしても30分プラスされるぐらい。見る側にとっても中継する側にとっても都合が良い試合時間なんですよね。確かにテニスの5セットマッチはまさにドラマのようにクルクルと風向きが変わるし、選手の死闘ぶりも見応えたっぷりですがもつれ始めれば4〜5時間かかる場合もあるわけでさすがに長過ぎるよね。かといって5セットマッチ廃止してしまうのも寂しい気がするけど...。
日本でもBS hiやWOWWOWなどの限られた人向け、ある意味では治外法権的チャネルでしか生中継は無理ですよね。頼みの綱であるBS hiも近いうちに地上波デジタルが広く普及し誰もが見られるチャンネルになってしまえば、大盤振る舞いのウィンブルドン垂れ流し中継はきつくなってくるかも。そのうちグランドスラムさえテレビ放映されない日が来るかも知れませんね。
そんな意味でもシャラポワの美貌(と日本人選手の活躍)によるテニスブームが湧きあがってくれると助かるなぁ。
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ウィンブルドンが終わった余韻もさめやらぬ中、ツアーは淡々とその予定を消化しています。
まずは全英覇者フェデラーの地元スイスで行われているAllianz Suisse Openの1回戦。
Allianz Suisse Open Gstaad, Switzerland
July5-11 : 32Draw : €544,750 : Clay
Results for Tuesday, July 6, 2004
[ Singles First Round ]
S Koubek (AUT) d (2)JC Ferrero (ESP)76(4) 64
(6)D Ferrer (ESP) d T Berdych (CZE)26 63 64
(3)R Schuettler (GER) d (WC)M Kratochvil (SUI) 64 16 63
F Mantilla (ESP) d C Rochus (BEL) 36 62 64
F Mayer (GER) d A Portas (ESP) 75 63
(WC)M Rosset (SUI) d(5)A Pavel (ROM) 76(5) 63
(1)R Federer (SUI) d T Behrend (GER) 61 61
I Karlovic (CRO) d O Hernandez (ESP) 63 67 63
ちなみにこの大会の昨年ファイナルの内容は
Jiri Novak × Roger Federer 57 63 63 16 63
フェデラーは全英の疲れも見せず好調な滑り出しですが、1回戦敗退のフェレーロはだいぶ怪我の様子が深刻みたいですね。昨年末から彼らしい活躍を見せられていないですよね。思い切って休んでみたらどうなんでしょうか。
それからスウェーデンで行われているSynsam Swedish Openの1回戦は
Synsam Swedish Open Bastad, Sweden
July5-11 : 32 Draw : €375,750 : Clay
Results for Tuesday, July 6, 2004
[ Singles - First Round ]
K Vliegen (BEL) d A Di Pasquale (FRA) 64 62
(5)T Robredo (ESP) d A Calleri (ARG)46 75 64
(2)G Gaudio (ARG) d N Davydenko (RUS) 63 61
F Volandri (ITA) d G Canas (ARG) 46 76(1) 64
(6)F Gonzalez (CHI) d L Horna (PER) 63 62
(7)J Bjorkman (SWE) d (Q)S Ventura (ESP) 62 62
R Nadal (ESP) d (LL)J Vanek (CZE) 46 64 63
(8)M Zabaleta (ARG) d J Johansson (SWE) 64 63
ちなみにこの大会の昨年ファイナルは
Mariano Zabaleta × Nicolas Lapentti 63 64
お!男子テニス界期待の新星ラファエル・ナダルがツアー復帰しているじゃありませんか!全仏覇者ガウディオも全仏の結果がフロックではなかったところをこの大会で見せなければと張り切っているでしょう。
最後にアメリカの芝コートで行われているCampbell's Hall of Fame Tennis Campionshipsの一回戦
Campbell's Hall of Fame Tennis Campionships
Newport, Rhode Island, U.S.A. : July5-11, 2004: 32 Draw
$380,000 : Grass
[ Singles - First Round ]
(2)J Blake (USA) d D Norman (BEL) 76(7) 63
(3) J Melzer (AUT) d J Hernych (CZE) 62 64
A Bogomolov Jr. (USA) d H Levy (ISR) 63 63
N Mahut (FRA) d J Golmard (FRA) 62 62
(8) A Dupuis (FRA) d J Vacek (CZE) 62 62
(1) V Spadea (USA) d J Salzenstein (USA) 63 46 63
(5)C Saulnier (FRA) d (WC)J Gimelstob (USA) 61 36 61
(7)A Popp (GER) d (WC)A Delic (USA) 64 63
J Morrison (USA) d (6) J Gambill (USA) 62 67 (5) 63
K Carlsen (DEN) d Todd Reid (AUS) 61 26 76(4)
G Rusedski (GBR) d G Carraz (FRA) 61 46 63
ちなみにこの大会の昨年ファイナルは
Robby Ginepri × Jurgen Melzer 64 67(3) 61
おいおい軒並アメリカ勢が1回戦負けしてるじゃん。丁稚としてはちょっと前までヤニック・ノアを彷彿とさせる出立ちだったジェームス・ブレークに頑張ってもらいたいですね。
長いトーナメントを乗り切り、休む間も無く次の国へ。テニスのプロという商売も楽じゃないね。まさに身体が資本だ。
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昨日、お中元配りのついでに貴重な臨時収入が無くならないうちに形あるものにしておくべく、「世界のテニスが集まる店(自称)」へ行ってきました。そうテニスシューズを買う為です。ショップに着くなりシューズコーナーへ直行しましたが、「あれ?あんまり種類無いじゃん!」なのです。がっくり、広告に偽りアリじゃん。
狙い目の一つだったアディバリケードはありましたが、残念ながら超日本的な足型の丁稚には足幅がキツ過ぎて履けませんでした。アシックス、ナイキ、ヨネックスと色々手に取ってみましたが迷いが深くなるだけで一向に決まらない。ふと視線をずらしてみるとワゴンセールよろしく在庫処分のテニスシューズが鈴なりに吊るされているではありませんか。そうです世間はバーゲンシーズン真っ只中でした。「街で履くのを諦めれば、セール品で充分か」と思いも固まり、速攻でオールコート用のシューズを買いました。選んだのはプリンス製(型番不明)、白基調のシンプルデザインだし脱ぎ履きがラクチンなので決めました。まぁプロパー品の半額ですから良い買い物でしょ。
浮いたお金でアディダスの短パン(これまたバーゲン品)と丁稚には懐かしいトーナグリップも買いました。ホントはキルシュバウムやエクセルプレミアムの1.25などのスクールに置いてないストリングスも買っておこうと思っていたんですが、手元にあったらスグ試したくなっちゃうタチだから自重しておきました。その気になったらネットでも買えるしね。
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2004.07.06
ボーナスのない自営業の丁稚ですが、昨日臨時収入アリ!
これまでの数々の無駄使いを反省し神妙な面持ちで「家族旅行の費用にでもするか?」と大半を嫁さんに手渡しましたが、むふふテニスシューズ代だけはしっかり確保。がははははは(^○^)
さぁどれにするかなぁ!ウィルソン?アディダス?ブリジストン?むふふ。あぁ楽しみ。
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2004.07.05
Federer's Finesse Foils Roddick
Roger Federer confirmed his position as the world's number one tennis player by winning his second consecutive Wimbledon men's title today. In a final twice interrupted by rain, Federer defeated the second seed Andy Roddick of the United States 4-6, 7-5, 7-6 (7-3), 6-4 in two hours and 30 minutes. ......more 【7/4ウィンブルドン公式サイト】
フェデラーが諸々のプレッシャーをはねのけて連覇を果たしました。圧されている状況でも動揺が表情に出ず、結局は平然と勝ち切ってしまう彼を見てふてぶてしいという悪印象を持つ方が多いようですね。そんな彼もジュニア時代はどうしようもないムラッ気の持ち主でゲーム中に自分をコントロール出来なくなることが多々あったそうです。「彼も人なり」心の葛藤は彼にも等しくあると思いますが、それをコントロールする術と忍耐力を身に付けたということですね。そんなエピソードを知っていれば悪印象を抱かれた方も、今の威風堂々と戦う彼の姿勢に好感が持てるんじゃないでしょうか。
さて男子決勝の内容ですが丁稚は途中までしか観戦出来ませんでした。だって雨で試合開始が遅れた上に第1セット途中にも降雨による中断しちゃうんだもん。眠くって眠くって...。(眠気をおして最後まで見てしまうと今度は興奮して寝付けなくなるんですよね)第1セットサスペンデッドまではロディックが素晴らしかったです。スピード、プレースメントともに素晴らしい1stサーブと超ヘビー級のフォアハンドで完全にフェデラーを圧倒してました。最初のブレークピンチも気迫のネットプレーではね返していました。「これはもしかするとロディックが...」と思っていたところでポツポツと雨が。それ以降の展開はぐっすり眠っていた丁稚には窺い知ることは出来ませんが、ウィンブルドンの公式サイト内の数字による試合内容を見てみると...
Match Summary
【1st Serve %】
95 of 154 = 62 % ... Federer
81 of 133 = 61 % ... Roddick
【Aces】
12 ... Federer
11 ... Roddick
【Double Faults】
3 ... Federer
5 ... Roddick
【Unforced Errors】
28 ... Federer
32 ... Roddick
【Winning % on 1st Serve】
64 of 95 = 67 % ... Federer
60 of 81 = 74 % ... Roddick
【Winning % on 2nd Serve】
34 of 59 = 58 % ... Federer
21 of 52 = 40 % ... Roddick
【Winners (Including Service)】
55 ... Federer
51 ... Roddick
【Receiving Points Won】
52 of 133 = 39 % ... Federer
56 of 154 = 36 % ... Roddick
【Break Point Conversions】
5 of 10 = 50 % ... Federer
4 of 14 = 29 % ... Roddick
【Net Approaches】
27 of 43 = 63 % ... Federer
21 of 44 = 48 % ... Roddick
【Total Points Won】
150 ... Federer
137 ... Roddick
【Fastest Serve】
128 MPH ... Federer
145 MPH ... Roddick
【Average 1st Serve Speed】
118 MPH ... Federer
128 MPH ... Roddick
【Average 2nd Serve Speed】
98 MPH ... Federer
107 MPH ... Roddick
2ndサーブからのポイントとブレークポイントの奪取率以外は両者の数字に殆ど開きがないことから、結果的にはセットカウント3-1ですが内容はかなり均衡していたのかも知れません。ただウィンブルドン決勝に相応しい両者死力を尽くした熱戦とまではいかなかったのかな...。
【
TENNIS & F1 DIARY 】 こちらのblogで上記一戦の流れがわかります。
今回は第1シードVS第2シードの試合。フェデラーVSロディック。なかなかの好カード。最近決勝ってワンサイドが多かったので今回こそ歴史に残る名勝負を見せてもらいたいもんだ......more 神尾米ちゃんも自HPのダイアリーにて全英の男女決勝にコメントを寄せています。
男子の決勝見てたら日付が変わっちゃった。ロディックのセカセカはなんだかこちらまで落ち着かなくなっちゃう気分(笑)対するフェデラーは顔色変えず・・・。歳の差はけっこうあるだろうと思わせるけど・・・確か1歳くらいしか違わなかったんじゃなかったっけ?女子はシャラポワでしたねえ・・・。セリーナのガンガン攻めていく展開が崩されていた・・・というよりちょっと意識しすぎてビビッてたような?それにしても17歳であの闘志と冷静さはどうなっちゃってるんでしょうね。ジャパンオープンに出場予定らしいけど、本当に来てくれるかなあ。大フィーバーかな?【7/5 神尾米 公式HP内ダイアリー 】
杉山愛は女子ダブルス決勝で惜しくも敗退してしまいました。この2週間イギリスにとどまって最終日までゲームに出場すること自体凄い出来事なんですけど残念です。そろそろ彼女も正念場の年齢を迎えつつありますが、後進の選手が台頭するまでもう少し、もう少しだけ第一線で頑張っていて欲しいですね。
雨・雨・雨の2004年ウィンブルドンも全日程を終了しました。度重なる雨天中断のため日程は選手にとってタイトなものだったでしょうが、何とか予定通り2週間でフィニッシュを迎えることが出来ましたね。運営の方々ご苦労様でした。今年もドラマの多い大会となったので寝不足のテニスファンが大勢いることでしょう。祭りも終わり今夜からはぐっすり眠れますね。
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杉山愛選手の公式サイトでシャラポワに敗退した後の日記を読み感嘆。杉山という選手はどこまでも前向きな人間ですね。やはりトップ10に入るだけの選手です。
..... 今年のウィンブルドンは私にとって、とてもいいきっかけとなった大会になりました。 ....more 【杉山愛「ツアー日記」7/3】
この日記を綴った時点では、まだダブルス2種目が勝ち残っているので気が張ってる部分があったとしても、とても冷静に自分の現状を把握したうえで前向き発言をしています。「まだまだ成長できる」と一片の疑いも無く信じている彼女を私達テニスファンも信じてあげなきゃいけませんね。
ビッグイベントは終わったけれど何事も無かったかのようにまた2004ツアーは続きます。そして杉山のプロとしてのツアーはいつまでも果てしなく続くのです。
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昨日の朝一番、レギュラーのクラスに出席。親しいレッスン仲間に会えてはしゃいでしまった。
レッスンの流れは「コーディネーション」→「ストローク(いつもより長め)」→「ボレー」→「スマッシュ」→「レッスン生同士のラリー各種」→「半面クロスのシングルス(2ポイント先取)」→「ダブルス(4ポイント先取)」でした。
〜昨日のメモ〜
【半面クロスのシングルス】
・ストロークラリーにビビって苦し紛れにネットに出るのはやめよう。きちんと押し込んでから。
・半面でも前後左右上下いろいろとスペースはある。もっと広い視野で柔軟な配球を。
【ダブルス】
・バックハンドのスライスリターンが狙ったポイントより長くならないようにきちっと抑え込んで
・1stもっと厚く!ラケットを巻き込む癖を完全に無くそう!
・2ndは入ってこそ2nd。天井に打ち上げろ!
・展開に応じた的確なポジション取りをもっと真剣に考えてみよう
ダブルス課題群の「的確なポジション取り」はコーチからの指摘で改めて考えさせられたもの。(ネットとサービスラインの中間で丁稚がチャンスボールを待機中)不意に丁稚サイドのアレーを狙われ「おっ!」と反応して何とかクロスに深く返しご満悦の丁稚を見て「丁稚さん、今のボレーは危なかったね。もう半歩詰めておかなきゃ。」とコーチ。
「え?半歩?」 今まで自分としてはポジション取りが下手とは思っていなかったのですが、コーチのひと言で「ポジション取りに半歩単位の厳密さを持ち合わせていなかった」ことを知らされました。確かに半歩の違いで「決まる」とか「取れる」って場面ありますもんね。危ない(相手にとってオイシイ)スペースを潰すポジション取りをもっと真剣に考えなきゃ。
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2004.07.03
信じられない!シャラポワがやりました!グランドスラムを初制覇しました。あの重戦車セレナを6-1 6-4のストレートで下しました。
シャラポワはサーブもバックも強く攻めてました。ダベンポート戦で見せたもたつき感も一切無し、縦横無尽に走りまくってました。セレナはシャラポワの気迫に気圧されたかのように、エラーを連発しまったく彼女らしからぬゲームとなってしまいました。
テニス界にまたひとりのスターが生まれ、またひとつの伝説が生まれました。
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相変わらず店番をしながらテニス関連のblogをウロウロ。やはりシャラポワのウィンブルドン決勝進出の反響は凄まじいものがありますね。日頃、テニスとは無関係とおぼしきblogでも大々的に彼女が取り上げられています。これで良いんです。こうじゃなきゃいけません。ルックスも実力も兼ね備えた次代を担うスターなんですからね。彼女がどんどん露出(胸元とかでもOK)することは日本のテニス振興にも少なからず影響を及ぼすはずですから。
テニスにそう興味の無い人達にもあまねくシャラポワの活躍が知れ渡るということは、日本においてはウィンブルドンこそ特別で神聖なテニストーナメントという位置付けにあることがわかります。世間的には全英>全仏・全米>全豪といった格付けかな?
そんなシャラポワ旋風が吹き荒れる中、グッと心に響く文章を発見。以下に引用します。
なんのためにテニスをするの?
やはり黄色いボールを追いかけるのはたまらない。
あのボールがあたった瞬間の感覚がたまらない。
【右腕をきたえたい 】
丁稚もまさに同意見!ボールがスイートスポットに当たる快感を求めて、嫁さんと喧嘩しながら、はたまた店番を抜け出して社長に睨まれてもスクールに通ってしまうんですよね。「勝つ」にこだわるテニスを楽しんでいらっしゃる方からすればアホらしい事かも知れませんが、テニスを五感で楽しむのもまたアリだと思っています。レベルに関わらずテニスはホント簡単に快感を得ることが出来るスポーツですよね。
丁稚がブランクを経てスクール通いを始めた当初、同じクラスの50代の男性から「そんなに一所懸命頑張ってもさ、今からじゃ伸びる余地は殆ど無いよ」と冷やかされたことが未だに心に残っています。その言葉こそが丁稚のテニスへの情熱を強めてくれていると思っています。齢35も過ぎてくると「せめてあと5年、早く戻ってくれば良かった」というのが本心ですが、他人がどう思うと自分の理想とするプレーに少しでも近づけるように努力する過程がまた楽しいんですよ。
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Federer Foiled by the Rain
Another day of depressing weather left the men's semi-finals in the balance, with the champion Roger Federer apparently poised for a straight-sets victory over France's Sebastien Grosjean. Federer was leading 6-2, 6-3, 4-3 when deteriorating conditions meant the match's outcome would be decided on Saturday. ......more 【7/2ウィンブルドン公式サイト】
今回のウィンブルドンは雨に祟られる大会になりましたね。スケジュールが押せ押せになってしまい、大会運営の方々は大変な思いをなさっていることでしょう。まぁイギリスはとにかく「どんよりとした天候」というイメージのところですから、観客・選手・(丁稚を含む)視聴者は「あぁ、またか」ってなもんなんですけどね。せめてヤキモキしているであろう運営事務局にいっぱいてるてる坊主をぶら下げてやりたい。イギリスにも日本のてるてる坊主みたいなおまじないがあるでしょうけれど。
さて雨天サスペンデッドになっていますが、第1シードのフェデラーも第2シードのロディックもリードしている展開です。フェデラーはすでに2セットアップで第3セットも終盤に差しかかり、いよいよグロージャンの息の根を止めようかというところまで行ってましたが水入りです。ビッグサーバー対決のロディック対アンチッチはスコアを見る限り接戦模様ですが、最終ロディックが勝利すると読んだ。ロディックってギルバートをコーチに迎え全米を奪取したあたりから接戦に強くなった印象あります。大事なポイントを抑える術を学んだのかも知れません。そんなクレバーさを身に付けたロディックですが、彼の本性は「細かいこと抜き!とにかくイッたれ〜!」的なアメリカ人気質。いったん弾けて(杉山愛曰く「ゾーンに入った」)しまえば、止まることのない攻めダルマに変身出来る強さもあります。
昨日フェデラー対グロージャンを観てて思ったんですけど、グロージャンって花粉症なの?目をシバシバさせるのが彼の癖なのかな?そんな弱々しい印象を醸し出しつつ強力なカウンターショットを放つ彼はやはり曲者ですね。フェデラーには勝って欲しいのですが、グロージャンにも奮起してもらってもう少しテクニシャン同士の美しいテニスを楽しみたいですね。
イギリスが順天であれば今夜は女子シングルスの決勝が行われます。何としてもシャラポワに頑張って欲しい。スター選手へのブレークスルーは一気になされるべきです!全仏でミスキナが開けた風穴をより大きなものにして停滞している女子テニス界を一変させて欲しい。今の彼女ならやり遂げてしまうかもしれません。
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2004.07.02
Sharapova Seizes Place in Final
In football, it would have been a match of two halves. At Wimbledon it was a match of two rain delays as Maria Sharapova beat Lindsay Davenport 2-6, 7-6, 6-1 to become the first singles finalist of The Championships. ...more 【7/1ウィンブルドン公式サイト】
今朝起きてウィンブルドンのサイトで結果を知ってビックリしました。第2セット雨天中断のところまでは観戦していたからです。あの時点までのシャラポワはダベンポートに全ての面で圧倒されていて、精神的にも切れる寸前って感じだったのであそこから逆転なんてあり得ない「彼女にはまだダベンポートに引導を渡すほどの実力は備わっていないんだな」とそそくさと寝てしまったんです。ところがどっこい勝っちゃったんですね彼女、まさに救いの雨だったわけですね。もう少し眠気を我慢してスイッチの切替ったシャラポワ見ればよかったなぁ。
シャラポワは遂にファイナルまで登り詰めたことですっかり開花しましたね。押しも押されもせぬトッププレーヤーの仲間入りです。あんなに出入りの激しいテニスをしながらも並み居る強豪を撃破してきたんですから彼女の潜在能力は規格外。次代の女王争いの中心は彼女に間違いないですね。あまりに早く開花してしまうとバーンアウトする可能性がありますが...。ところで序盤のシャラポワを見て気になったのですが、バックにボールが来るとバランスを崩しているように見えましたが、あれは彼女のデフォルトなのかな?それともダベンポートの老練なストロークがそうさせていたのかな?
下馬評通りセレナがモーレスモを下しましたが、スコアを見る限りではかなりの接戦だったようですね。セレナは故障を抱えているという情報もありますし、シャラポワがのっけからバカ当たりのプレーを見せれば勝機があるかも...。
シングルスでは残念ながらベスト8止まりだった杉山ですが、得意のダブルスでは昨日2種目をこなしどちらも勝利しましたね。女子ダブルス、ミックスダブルスともにセミファイナル進出です。彼女にはダブルスにも生きる道があるのが大きいですね。杉山には息の長い選手になって欲しいものです。目指せナブラチロワ!
今夜はいよいよ男子セミファイナル「フェデラー対グロージャン」「アンチッチ対ロディック」ですね。どちらも見逃せないビデオ予約しなきゃ。日本期待の杉山は今夜も2種目に登場、タフだなぁ彼女は。これでシングルスも勝ち残っていたら休む間無しだよ。
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2004.07.01
フォアをどうしても打ち込みたくて昼休みにレッスン参加してきました。今日お邪魔したクラスはMiコーチが担当です。レッスンの流れは「コーディネーション」→「ストローク」→「アプローチからボレー」→「ロブカットからドロップショット」→「スマッシュ」→「ラリー各種」→「ダブルス」でした。
この間のレッスン(トスアップからのストローク練習の時)でググッと押し込むようなドライブボールを打てたので、その感触を頼りにコーチとラリー。フォア恐怖症からは抜け出せたようです。ただボールとの距離が詰まって振り切れなくなる悪い癖がまだまだ出るので要矯正だ、ボールの軌道の真後ろから見ちゃってるのかな?。左手で距離を測りながらボールの軌道を斜め後から見る感覚で打球準備をしてみよう。安心して打てるフォアまでもう少し。バックは準備を早くして焦らなければブレなく打ち出せるようになりました。「フォアよりもバックの方が安定・簡単」というレベルまでようやくこれたかな?シングルバックハンドなのでドライブ打ちの場合ほとんど打点の融通は効きませんが、逆に言えばフォームさえ固まってしまえばタイミングだけに集中すれば良いから楽です。フォアみたいに自分で色々チェックポイントを作り過ぎるとスランプになると復調するまでが大変です。
一時的なフォアのスランプに悩む人は結構多いようで、色々なスランプ脱出法を雑誌やネットで見掛けます。「ぐにゃぐにゃに力を抜いて構える」のようにとにかくリラックスを主眼とした対処法が多かった気がします。その中で印象に残っているのは(詳しくは覚えていないんですけど)「自分の中でスイングのスイッチ(きっかけ)を一つ作って、それ以外は何も考えずにオートマチック。身体に任せちゃえ」みたいなのがあったんです。「軸足の向きはボールに対して...」「バックスイングでヘッドを落として」「面はこう当てて」「斜め上に振り抜く」とかポイントを作ればいくらでも作れちゃうんだけど敢えて無視してスイングのきっかけ以外は身体の自然な動きに任せてみようというモノ。確かにフォームが固まっているレベルであれば変にイジくらない方がスランプ脱出の近道かも。
丁稚の場合は脱力系のスランプ脱出法よりスイッチとまではいきませんが、大雑把で感覚的なチェックポイントをいくつか感じながらスイングすると良いようです。「狙うポイントをしっかりイメージする」「グググッと球を斜め上に運ぶ」この二つを意識すると良い感じです。コーチに「ググッと押し運ぶようにフォアを打っているんですがどうですか?」と問うてみれば「ググッというより、まだチョリンってトコかな?でもバラつきも無くなってラリーも続くし、すごく良くなってますよ。」とのこと。自分では「以前よりだいぶ厚く当ててる感覚なのにチョリンは無いだろ!チョリンは!」とカチンときましたが、それが丁稚の現状でコーチの素直な印象ですから甘んじて受け入れなければいけません。今のスイングが「前5.5:上4.5」だとしたら「前7:上3」とか「前7.5:上2.5」ぐらいのフラットな感じでボールを運んでやれば良いんじゃん!やってみようじゃないの。
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タチアナ・ゴロヴァン(ゴロヴァンとゴロビンのどちらが多数派?)に出会って、久しぶりに女子選手のルックスだけでファンになってしまった丁稚ですが、過去には良くあった話です。
まずはベッチナ・バンジ。よく額にバンダナを巻いていたのを思い出します。同世代のテニスファンなら知ってる人多いと思うんですが...古過ぎ?彼女はお色気系というよりも健康系でしたね。なぜか惹かれるものがありました。
それからカーリン・バセットも忘れてはいけません。ハリウッドの女優さんか?と見間違わんばかりの美しさでした。プレースタイルなんて全く覚えていませんが、その美貌だけは覚えています。
ここ らへんを探せば、その後の彼女の容姿が分かるかも...。
そして極め付けはリサ・ボンダーでしょう!めっちゃくちゃファンでした。あの甘ったるい顔と抜群のスタイルに参った男性は多かったのでは?過剰に色気を感じさせない上品な佇まいもファンをそそりましたね。ファンであった方にはオススメしませんが、どうしても彼女のその後が気になる方は
こちら を参照なさると良いかと...現役引退後は醜聞にまみれていたようで残念です。
しかし彼女達の画像を探すのは大変ですね。あれだけもてはやされた選手達ですからネットにアップしているマニアもいると思うんですが、通り一遍の検索(Googleのイメージ検索)では殆ど引っ掛かってきませんでした。
蛇足ですが彼女達の画像を探していたら元アメリカ合衆国大統領ジョージ・ブッシュのボレー画像が見つかりました。クリス・エバート主催のイベントか何かでプレーしていた模様。なかなかどうして美しいフォームで感心しました。丁稚もこういうふうにボールを待ち構えなきゃ。
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Ancic Assails Henman's Hopes
A new star was born at Wimbledon today as Tim Henman, the fifth seed, was knocked out in the quarter-finals by an unseeded Croat. The British No.1, who was striving for his fifth semi-final at The Championships, fell to 20-year-old Mario Ancic in 2 hours 12 minutes, 7-6, 6-4, 6-2......more 【6/30ウィンブルドン公式サイト】
あぁ〜あヘンマン負けちゃったよ、しかもストレートで。「今年こそは」と願っていたイギリス国民はさぞや打ちひしがれたことでしょうね。コーチを替え全仏でも結果を残し、万全の備えで地元ウィンブルドンに帰ってきたのに...。ヘンマン本人もしばらく立ち直れないかもね。
しかしアンチッチは良いですね〜。サーブ&ボレーヤーだったんですねストローカーかと思ってました。(テニス雑誌などの分解写真にしばしば登場している彼ですが、いつもストロークのフォーム分解ばかりだったので...)サーブは威力あるしボレーのタッチも良いし、桁外れの長身のわりに鈍重な印象は無く、前後左右に機敏に動きぴたっと止まれていました。だてに勝ち残って来た選手ではありませんね。ちなみにマスコミが彼を「スーパーマリオ」と呼ぶ事に関しては同情を禁じえません。
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