気品漂う
今さらながら、実家で録画していてくれた全米2004の男子シングルス決勝「フェデラー対ヒューイット」を毎日20分ずつですが観ています。結果が分かっているのでハラハラはしませんが、二人のプレーの凄さや美しさにドキドキしてしまいます。
とにかくあのフェデラーの気品あるプレーは何なのでしょう。前後左右に目まぐるしく激しいラリー、ボールが唸りをあげるようなハードヒットを繰り返しながらもフェデラーからは必死さや力みがまったく感じられない。やっと届くような厳しいボールには態勢を崩しながら対応していますが、それでもドタバタとした雰囲気がしないのはなぜなんでしょうか。世界一とも呼ばれる俊敏なフットワークを持つヒューイットでさえ、エレガントなフェデラーの前ではまるでコマネズミのように滑稽な姿に見えてしまいます。
フェデラーの足運びを見ていましたが、厳しく左右に振られても逆をつかれる場面が少ないし、さもないことのようにしっかりと踏み込んでストロークが打てています。トッププロでも逆をつかれて、やっとこさ返す場面ってけっこう多いんですけど、軽々と対応して返しちゃうんだよねフェデラーは。まぁ、前のショットで押し込んでいるということもあるのでしょうが、他の選手より予測能力が秀でているんでない?それか相手の目線や身のこなしやスイングで打つコースを判断する観察能力に長けているのかも。とにかく汗を感じさせずに姿勢良くプレーが出来ている時のフェデラーは無敵ですね。
それとやはりあのフォアに惚れ惚れ。ヨアキム・ヨハンソンのフォアが250km出たとか何とか大騒ぎされていますが、丁稚がどれかひとつプロの能力をもらえるのであればフェデラーのフォアが一番欲しい!スピード・威力・プレースメントどれもスペシャルですもんね。サーブやバックがどんだけへっぽこでもあのフォアさえありゃ横浜イチ、いやいや神奈川イチのオッサンプレーヤーになれるでしょう。がははは.....あぁ〜あ。夢見てないでレッスン行ってコツコツ練習しよう。
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コメント
毎日20分ずつ観てるっていうのはいいですね。
フォアの強打には、私もあこがれます。
丁稚さんの文章は、臨場感あふれ、わかりやすい
ですね。ああ、私もフェデラーの気品漂うプレーを
観てみたいです!
投稿: n | 2004.09.21 04:26
いやいや、なにをおっしゃいますやら....。文章は下手ッピです。回りくどくなっちゃって、自分でも何書いてんだか分からなくなること多々ありです。
いやぁしかしフェデラー上手過ぎ、このままいくとちょっと嫌われちゃうかも。北の湖の様に...古っ!
投稿: 丁稚 | 2004.09.21 18:34