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2005年2月の39件の記事

2005.02.28

ナダル、完璧

さて先週のトーナメント結果が出揃いました。

----- ATP -----

「Dubai Duty Free Men's Open」
Singles - Final
(1)R Federer d (8)I Ljubicic 61 67(6) 63

「Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC」
Singles - Final
(8)R Nadal d A Montanes 61 60

「Tennis Channel Open」
Singles - Final
W Arthurs d (3)M Ancic 75 63

----- WTA -----

「Abierto Mexicano TELCEL presented by HSBC」
Singles - Final
(1)F Pennetta d. L Cervanova 36 75 63

volleyフェデラーは好調のリュビチッチ相手に1セット落としたものの、当然のようにタイトル獲得です。写真からも見て取れるように、相変わらずエレガントなプレーぶりだったのでしょう。ちょっと左足が早めにセットされ上体が突っ込み加減に見えますが、ラケット面がボールをしっかりと待受けていますからフェデラーとしては余裕のあるボレーなのでしょう。どの方向に打ってくるか、この時点で全く判断出来ませんね。さすがです。

そしてメキシコのクレーではナダルが対戦相手に1ゲームしか与えない完璧な勝利でタイトル獲得。ナダルはサーフェースの速い遅いに影響されずに結果を残せるタイプですが、スペイン出身だけあってやっぱりクレーはお得意なんでしょうなぁ。今年の全仏は来ますよ〜ナダル。なんか大きいことをやってくれそうな雰囲気が出て来ました。

スコッツデールではベテランのアーサーズが優勝を飾りました。アンチッチを応援してましたが残念です。ところがアーサーズのバイオをATPサイトに見に行ったらビックリ、彼にとって初めてのシングルスタイトルだったんです。確かにダブルス専科って感じの選手ですが、よく聞く名前ですからシングルス初タイトルとは思いませんでした。いやぁ嬉しかったでしょうなぁ。

勝つべくして勝った選手、今後タイトルを量産していく過程にある選手、一生の思い出を得た選手など今週の優勝者は三者三様でしたね。

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2005.02.27

シャラポワ絶好調

「Dubai Duty Free Men's Open」

Singles - Quarterfinals
(4)A Agassi (USA) d (6)N Davydenko (RUS) 64 76(4)
(1)R Federer (SUI) d (7)M Youzhny (RUS) 63 75

Singles - Semifinals
(8)I Ljubicic (CRO) d (5)T Robredo (ESP) 64 63
(1)R Federer (SUI) d (4)A Agassi (USA) 63 61

helipad空中テニスではアガシが優勢(?)だったかも知れませんが、真剣勝負ではフェデラーに惨敗です。ありゃ〜。フェデラーはアガシ戦の勝ち方を会得しているんでしょうか。アガシのさらなる奮起を期待したいですなぁ。

「Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC」はナダルとMontanesとで争うスペイン人同士の決勝となりました。ナダル3つ目のツアータイトル獲得間違いないでしょう。デ杯スペインチームの押しも押されもせぬ若きエースですから、どんどん優勝して自信と格を身に付けて欲しいですね。

女子の「Qatar Total Open」ではシャラポワが46 61 64でモリクを破り、早くもツアー通算9勝目です。ついこの間、日本で初優勝したと思っていたのに大したもんですな。実績としてはロシアの女番長ミスキナと並んだ格好になります。4月に始まるフェドカップでは「シャラポワがナショナルチーム入りするかも」と噂されていますが、そうなるとロシアは今年も最強ですなぁ。ミスキナ・シャラポワ・クズネツォワ・ズボナレワの最強不動のメンバーに加え、リホフツェワやサフィーナ・ボビーナ・キリレンコなどなど人選には困りません。こういうチームの采配を揮える監督は楽しいでしょうなぁ。

Agassiいつものようにネタ探ししていたらアガシがボールをスイートスポットできれいに捉え、厚く打ち出そうという瞬間の写真に目が留まりました。フレックスポイント ラジカルの「独特なしなり」を確認出来そうな一枚ということで目を凝らしてよ〜く見てみましたが、残念ながらインパクトの瞬間を少しハズしてました。やばいなぁ、だんだんFPラジカルが気になってきたぁ...(^_^;)

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2005.02.26

デ杯、最終ノミネート

いよいよ3/4の開幕が迫ってきましたデビスカップ。

デ杯のサイトを見に行ったら、メンバーの最終公式ノミネートが発表されていました。前回の発表から若干の選手変更がありました。

World Group Nominations


SLOVAK REPUBLIC v SPAIN
Venue: Bratislava, Slovak Republic (hard – indoors)

「Slovak Republic」
Dominik Hrbaty
Karol Beck
Michal Mertinak
Kamil Capkovic
Captain: Miloslav Mecir

「Spain」
Rafael Nadal
Feliciano Lopez
Albert Costa
Fernando Verdasco
Captain: Jordi Arrese

ロブレドからコスタに登録変更です。赤土ならば良い選択かも知れませんがサーフェースはインドア-ハード。速いコートならばロブレドの方が...。変更理由は不明です。

SWITZERLAND v NETHERLANDS
Venue: Fribourg, Switzerland (hard – indoors)

「Switzerland」
Stanislas Wawrinka
Ivo Heuberger
Marco Chiudinelli
Yves Allegro
Captain: Marc Rosset

「Netherlands」
Sjeng Schalken
Dennis van Scheppingen
Raemon Sluiter
Peter Wessels
Captain: Tjerk Bogtstra

フェデラーのいないスイス........入替え国の筆頭ですか

AUSTRALIA v AUSTRIA
Venue: Sydney, Australia (grass – outdoors)

「Australia」
Lleyton Hewitt
Wayne Arthurs
Scott Draper
Todd Woodbridge
Captain: John Fitzgerald

「Austria」
Jurgen Melzer
Alexander Peya
Julian Knowle
Marco Mirnegg
Captain: Thomas Muster

おっと、フィリポーシスがメンバーから外れました。かなり戦力ダウンです。彼はまた故障でもしましたか?言ってもヒューイット、アーサーズ、ウッドブリッジで楽勝でしょう。

ARGENTINA v CZECH REPUBLIC
Venue: Buenos Aires, Argentina (clay – outdoors)

「Argentina」
Guillermo Coria
Gaston Gaudio
David Nalbandian
Guillermo Canas
Captain: Alberto Mancini

「Czech Republic」
Jiri Novak
Tomas Berdych
Jan Hernych
Tomas Zib
Captain: Cyril Suk


RUSSIA v CHILE
Venue: Moscow, Russia (carpet – indoors)

「Russia」
Marat Safin
Nikolay Davydenko
Mikhail Youzhny
Igor Andreev
Captain: Shamil Tarpischev

「Chile」
Fernando Gonzalez
Adrian Garcia
Hermes Gamonal
Paul Capdeville
Captain: Sergio Elias


FRANCE v SWEDEN
Venue: Strasbourg, France (clay – indoors)

「France」
Sebastien Grosjean
Arnaud Clement
Michael Llodra
Paul-Henri Mathieu
Captain: Guy Forget

「Sweden」
Thomas Johansson
Robin Soderling
Jonas Bjorkman
Simon Aspelin
Captain: Mats Wilander

フランスは変則技巧派サントロに代わりマシューが入りました。思い切ってモンフィスあたり入れても面白いんですが、いかがでしょうギ・フォルジェ監督。そしてスウェーデン、若きエースのヨアキム・ヨハンソンが抜けちゃいました。ありゃ〜、コレは痛い戦力ダウン。フランス優勢か。

ROMANIA v BELARUS
Venue: Brasov, Romania (clay – indoors)

「Romania」
Andrei Pavel
Victor Hanescu
Gabriel Trifu
Razvan Sabau
Captain: Florin Segarceanu

「Belarus」
Max Mirnyi
Vladimir Voltchkov
Egor Puntus
Aliaksandr Bury (Nomination change: Aliaksei Biassonau withdrawn)
Captain: Andei Biassonau


USA v CROATIA
Carson, CA, USA (hard – outdoors)

「USA」
Andy Roddick
Andre Agassi
Bob Bryan
Mike Bryan
Captain: Patrick McEnroe

「Croatia」
Ivan Ljubicic
Mario Ancic
Roko Karanusic
Zeljko Krajan
Captain: Nikola Pilic


という内容でいよいよ今年のデビスカップが始まります。上位国の層の厚さは歴然ですが、チーム戦になると思わぬヒーローがランキング上位選手を打ち負かしたりしますから分かりません。

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ハンチュコワ、ベスト4止まり

デビスカップ直前、今週のトーナメントも煮詰まってきました。

ドバイの「Dubai Duty Free Men's Open」はヘンマンを破ったリュビチッチとキーファーを破ったロブレドがSFに進出しています。QFの残り2戦はフェデラー対ヨーズニー、アガシ対ダビデンコとどちらもロシアの成長株二人が上位陣に挑む好カードです。フェデラーがタイトルを守れるか見守りたい大会です。

アカプルコの「Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC」では、ナダルが順当にSFへ進出しております。ナダルとカレッリがタイトルを争う形になりそうですね。

スコッツデールの「Tennis Channel Open」はロクス、アンチッチ、アーサーズにブレークとスペーディアの勝者でSFを争います。スペーディアがこの大会のディフェンディングチャンピオンですが、復活を遂げたブレークを何とかねじ伏せても今季好調のロクスや伸び盛りのアンチッチにベテランのアーサーズが控えていますからキツそうですね。出来ればどん底から這い上がってきたブレークに優勝させてあげたいです。

hantu_一方女子の「Qatar Total Open」はSFを終えております。モリクがモーレスモを76(11) 61でシャラポワがハンチュコワを62 64で破り決勝進出です。モリク、すっかり自信を付けてきましたね。どうやら本格的にトップ選手の仲間入りを果たしたようです。そしてハンチュ、残念ですがシャラポワに勝てませんでした。ニューラケットが軽過ぎてシャラポワの豪打に弾かれたんじゃない?筋肉を付けると彼女の素晴らしいプロポーションを損ねますから、ラケットに鉛テープを貼って対抗しては....大きなお世話ですな。

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2005.02.25

プロのフォーム

Dubai Duty Free Men's Open」のシングルス2回戦でフェデラーとフェレーロが対戦。46 63 76(6)でフェデラーが勝利し結果的にはフェレーロ負けましたが、フェデラー相手にかなりの接戦。「貴公子フェレーロ完全復活」という情報は確かなようです。まだまだ先の話ですが、全豪を制し今季大活躍が期待されるサフィン、本格的にツアーに戻ってきたコリア、そしてスランプ脱出したフェレーロが今年の全仏を大いに盛り上げてくれそうですな。5月末が楽しみ楽しみ。

さてツアー結果をwebで見て回っていたら釘付けになった写真がありました。

doublebackこれはモヤのバックハンドのフォローですが、非常に美しいですねぇ。打球方向にぴーんと伸びた左手と打点に残した顔が最高です。高い打点から厚く当てつつしっかりスピンも掛けていますから重いボールが飛んでいっているでしょうコレは。スイングの中のほんの一瞬を切取ったものですが、両手打ちにも興味ある丁稚には非常に参考になる一枚でした。

spinそれからこれはモーレスモのフォアですが、ごっついスピン掛けてますなぁ。女子テニス界も今やスピード&パワー化しどんどんフラット系のショットが増えてきている昨今、ちょいとひと昔前のヘビースピン系ですな。身体は開き左腰が上がってそっくり返って打ってますが、彼女の極厚のグリップから考えると仕方ないのでしょう。彼女のフォアを見るたび、ちょっと丁稚のフォアと似てるなぁと思っちゃいます。グリップが彼女より薄い丁稚がこんな感じで打っていたら、良い球行かないです。こちらは反面教師として気になった一枚でした。

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2005.02.24

ラケットの存在を忘れれば

仕事が昨日のうちに片付いたので、いつものレギュラークラスに参加してきました。春一番が吹いた翌日で気温は昨日より低いけれどインドアコートは冬場に較べればポカポカ。頭から流れ落ちる汗が目に入って滲みるので、汗止め目的でキャップをかぶってプレーしました。

さて先日の深夜レッスンで学んだ「打点とイメージ」の重要さを感じながら、今日のレッスンに取り組みましたがそう簡単に上手くならないのがテニスの良い所ですなぁ。自分の打点で打とうとしているけれどちょっと呼び込みが足らずにクルンと身体が先回りしちゃうケースが多かったです。打点ばかりに固執して「狙うポイントを強くイメージする」ことが疎かになると開きが早くなるのかもしれない。どちらが欠けてもスピンと伸びが融合した良いボールが行かないというわけですな。

それはそうとレッスン前にコートで素振りをしていたんですが、遊びで振りはじめた両手バックハンドが良い感じ。な〜んか良い球打てそうな気がしてきたので止せばいいのにレッスンでも試してみました。球出しからのストローク練習では片手よりスピードは落ちるものの、ベースライン際でストーンと落ちるようなドライブボールが打ててご満悦。以前試した時より左手にボールの手応えがしっかり感じられ、手のひら感覚で打ち返せる感覚です。ただ両手打ちは片手打ちよりも打点をかなり遅らせる格好になるので、生きた球を自信持って打ち返すにはもう少し数打たないと....。

以前両手バックにチャレンジした時はアガシやサフィンのようにヘッドを立ててテイクバックしていたんですが、今日はとにかくテイクバックは脱力してラケットを引く意識を捨てました。ヘッドを立ててテイクバックするとその時点でリキんじゃってインパクトを迎える前にラケットヘッドが落ちきらないから、丁稚にはインパクト面を作るのが難しかったんです。ですから今日はインパクトまで「ラケットは持ってませんよぉ」という感覚でテイクバックは身体が必要とするままに任せました。自然にヘッドが落ちて伏せられたラケット面を内側から打つ方に大きくそして一気に振る。なんかテニスを始めた中学の頃はこういうナチュラルな両手打ちバックハンドを打っていたような気がするんですよね。

まぁ両手で打ったり片手で打ったり中途半端な事ばっかりしてるからいつまでもバックハンドが上達しないわけなんですが...。

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2005.02.23

FLEXPOINT RADICALシリーズ

仕事帰りに愛読している「スマッシュ」を購入。春秋恒例のギアカタログ(テニスカタログ)が付録なのでドッシリとしていて「読み応えありそう」とホクホク顔で帰宅。

fprさっそくギアカタログから斜め読み。すると気になっていたあのラケットが紹介されていました。そうですアガシやフェレーロが今季使用を開始したあのラケットです。ネーミングは「FLEXPOINT RADICAL」。新シリーズが投入されることになったわけです。LMラジカルを踏襲したオレンジのフレームですがフェイス横に黒が入り精悍さが増した印象。ただグリップが白いのでポップな雰囲気も漂わせています。

FPR1気になる新シリーズの目玉は...。プリンスに続きヘッドも「穴」だったんですね。フェイスの3時と9時の位置にある「フレックスポイント」こそが新シリーズ最大のウリでございます。「フレックスポイント」はフェイスの3時と9時の位置に窪みと穴を作り意図的な屈曲点を生み出し、パワーを維持したままコントロール性能を高める効果があるという触れ込み。図の様にフェイスが後ろにしなってしまうとフェイスは打ちたい方向とズレるけれど、フレックスポイントを搭載するとフェイス中央がカップのようにしなるので、フェイスは打ちたい方向をしっかり向いたままなので正確に返球出来ると....。う〜ん確かにホールド感は増しそうだけど、フェイスの真ん中が曲がるってのもちょっとどうかなぁと丁稚は思っちゃいます。

FPR2アガシは「フレックスポイント ラジカルOS」フェレーロは「フレックスポイント ラジカル ツアー」を使用しているそうです。アガシのOSのスペックは素材や重さを含めてLMシリーズとあまり変わってないんじゃないかな。LMラジカルに穴を二つ空けただけって感じ。フェレーロのツアーは同シリーズのMPよりもストリングパターンを粗くしてフレームを30gほど重くしてあります。まさにフェレーロ仕様に仕上げられたようですね。ギアカタログに掲載されていた「FLEXPOINT RADICAL OS」の大雑把な適応表も引用しておきます。

この新ラジカルシリーズはアガシとフェレーロが使用しているだけにかなり注目される機種。プリンスが久々に放ったビッグヒット「O3シリーズ」ほどの爆発的な人気とはならないとは思いますが、コスメも良いので打球感がシリアス層に受入れられればロングランで売れそうですね。

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2005.02.22

ショップ一番から便りが来たよ

LMプレステージMIDを買ってからというもの、すっかりショップ一番さんの回し者になっておりますが楽しみなお知らせも含まれていましたのでメルマガを引用します。(部分的に割愛アリ)

現在ホームページ全面リニューアルに向けて準備中です。リニューアル日は、3月1日を予定しております。

さて、本日の目玉は6点
1:ウィルソンNEWモデル 在庫セール??
2:ヘッド NEWモデル
3:ウィルソン激安ガット
4:プリンス激安ガット
5:NIKE アガシ使用NEWシューズ
6:YONEX ニューモデル

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1:ウィルソンNEWモデル 在庫セール??
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いち早く、NEWモデルを激安で販売したため、各お店からクレームが・・・・。と、いうことで、一気に処分します。DEMOのラケットは、さらに値下げ致しました。14900円〜で! DEMOといっても、通常のラケットと全く同じ。ただ、DEMOと小さくフレームに書いてあるだけです。日本では、2月末から3月にかけて販売されるNEWラケットになります。完売次第、終了致します。

★2005年春モデル★ NTour105 (DEMO)
★2005年春モデル★ NTour105 (DEMO)

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2:ヘッド NEWモデル
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日本未発売2機種入荷!HEAT と リキッドメタル1どちらも15000円。安いですね!
2005年モデル LIQUIDMETAL HEAT
2005年モデル HEAD LIQUIDMETAL1

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3:ウィルソン激安ガット
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見てください。見たら納得します。200メートルロールがなんと!!6800円
■激安200mロール■Wilson Extreme Sythetic Gut16■ウィルソン

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4:プリンス激安ガット
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なんと、60%OFF。これは、ビックリですね。

■激安200mロール■Prince Sythetic Gut Duraflex 17 ■プリンス

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5:NIKE アガシ使用NEWシューズ
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オーストラリアオープンでアガシが使用したシューズ。色も同じ。こちらも日本未発売です。
■2005年NEWモデル■NIKE AIR MAX BREATHE II ナイキ アガシモデル(オーストラリアオープン...
■2005年NEWモデル■NIKE AIR MAX BREATHE II ナイキ アガシモデル(オーストラリアオープン...

またショップ一番のサイトトップに掲載されている告知によると人気爆発で各店とも初期在庫を売り尽くしてしまった感のあるプリンスO3シリーズが3月上旬から得意の激安シリーズに加わるそうです。そしてダンロップの名機200Gと300Gの後継シリーズとなるM-Fil 200とM-Fil 300も3月上旬に出品開始とのこと。

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絶対無二の一球

木曜の朝一番が丁稚のレギュラークラス。今度の木曜は展示会の準備でスクールには行けないので、昨日の最終タイムに振替で入ってきました。追加でもよく入るので、この時間帯のほぼ準レギュラーと化してます。昨晩の参加人数はキリの良い8名。8名ぐらいまでが無理なく全員が良い練習の出来る限界人数ではないですかね。おかげで序盤の球出しからのショット練習と最後のゲーム形式メニュー以外はボール打ちっぱなしでした。

昨晩は珍しくコーチがボレストのボレーヤーポジションに入って生徒とラリー。加減はしてくれているのですが、生徒が一旦ストロークのペースを上げるとそこからはハイテンポなラリーになります。皆さん、かなり白熱したラリーを楽しんでいました。

丁稚もご他聞に漏れず数球ののんびりしたラリーをした後は遮二無二コーチめがけてアタック。コーチも120%のフルスイングを止めるわけでも崩れたフォームやフットワークのアドバイスを飛ばすわけでも無く「ハイ、もっと打って〜!」と限界に挑戦させているようでした。

テンポの上がったコーチとのボレスト中の頭の中はとにかくコーチのボレーをしっかりコーチに強く返すことだけ。「ボールを3つ分押して」とか「軸を垂直に保って」なんて技術的なコトはどこかに飛んでました。やっぱり自分の限界を超えて思い切り振ってますから、フカしたりネットしたり右に左にブレる場面も多々あります。ただほんの数球だけですが、自分でも「おぉ、俺こんな球が打てるんだ!」と思うようなボールを打ち返せました。

本来ならコントロールミスしたショットの問題点を反省すべきですが、「数球の良いボールがどうして打てたか」を考えてみました。思うに「自分の打点で打つ」と「狙うポイントを強くイメージ」が出来た時に良いボールが打てたような気がします。いっぱいいっぱいの状況でしっかり自分の打点で打てるように調節するには自然と足が細かく動き、ボールをよく見たいから頭のブレも少なくなり、上下の打点のズレを吸収するために膝も曲げられ重心も低くなってきます。そして狙うポイントを強くイメージすることで、無意識にラケット面が自然と長く狙う方向に押し込まれていく感覚がありました。

コーチの意図なのかはわかりませんが早いテンポのボレストラリーをしたことで、ストロークは「フォーム云々よりも打点とイメージこそが大事」とシンプルな考えに至りました。今まで小細工に走り過ぎてストロークの大前提をおろそかにしていたなぁ、もっと一球一球を大事にして自分の意志を乗せて打たなきゃ。

この一球は絶対無二の一球なり。されば心身挙げて一打すべし

関連リンク
うにろぐ uni log 「高速球出しレッスン

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2005.02.21

佐伯/吉田、ダブルス優勝!

【ABN Amro】フェデラーがリュビチッチを5-7, 7-5, 7-6 (5)で破り優勝。スコアを見るとかなりスリリングな試合展開だったようです。フェデラーは全豪のタイトルこそ守れませんでしたが、やはり今季も彼を中心にツアーが繰り広げられるのは間違いないところですね。しかしリュビチッチはフェデラーをここまで追いつめたのですから、かなり好調なようです。来月早々のデ杯1回戦でリュビチッチとアンチッチを擁すクロアチアは、いきなり優勝候補筆頭のアメリカと対戦しますが、結構善戦するかも知れません。

nadal【Brazil Open】ナダルがマーティンを6-0, 6-7 (2),6-1で破り優勝。18歳のナダル、早くも2つ目のATPツアータイトル獲得です。 いやぁ来ましたね〜ナダル。昨年末のデ杯決勝で不調フェレーロの代役として急遽シングルス2番手として出場し、クレーとはいえロディックを破ったことがかなり自信になっているのでしょう。怪我さえ無ければ今季はかなり順位を上げてきますよ。

【Regions Morgan Keegan Championships】Kenneth CarlsenがMax Mirnyiを7-5,7-5で破り優勝。主役のロディックが途中で離脱し、盛り上がりに欠けた大会となったことでしょう。かなり地味目なベテラン選手がタイトルを獲得しました。ちなみに優勝したカールセンのバイオを引用。

Birthdate:4/17/1973
Birthplace:Copenhagen, Denmark
Residence:Monte Carlo, Monaco
Height:190 cm
Weight:83 kg
Plays:Left-handed
Turned Pro:1992
SINGLES CAREER TITLES(3)
1998--Hong Kong; 2002--Tokyo Outdoor; 2005--Memphis
FINALIST(4)
1992--Brisbane; 1996--Copenhagen; 1997--Auckland; 1999--Newport
DOUBLES FINALIST(2)
1998--Tashkent; 1997--Copenhagen

mfil300【Proximus Diamond Games】モーレスモがヴィーナスを4-6,7-5,6-4で破り今季初優勝、16個目のWTAタイトル獲得です。気合い充分のヴィーナスとがっぷり四つで打ち合い、勝ち切ったのですからさすがです。モーレスモの今季使用するラケットはダンロップ渾身のニューシリーズ、いまやダンロップの顔であるモーレスモの活躍如何で新製品の売上も変わってきますな。

【Regions Morgan Keegan Championships】ズボナレワがショーネシーを7-6(3),6-2破り優勝。そして佐伯/吉田が63 64でアメリカのGranville/Spearsを破りダブルス優勝を果たしました。予選から這い上がって1996年以来のダブルスタイトル獲得です。

Winner(4)
2005 - Memphis (w/Yoshida); 1996 - Beijing (w/Kijimuta), Pattaya City (w/Yoshida); 1995 - Tokyo [Japan Open] (w/Yoshida)

Semifinalist(6)
2001 - Shanghai (w/Fujiwara); 1999 - Tokyo [Japan Open] (w/Yoshida), Tokyo [Princess Cup] (w/Yoshida); 1998 - Hobart (w/Yoshida), Pattaya City (w/Yoshida); 1997 - Eastbourne (w/Kijimuta)

WTAのサイトで佐伯のバイオを見てみたら、以前はダブルスでかなりの成績を残していたんですね。吉田との黄金ペアで久しぶりの優勝、嬉しかったでしょうね。

【Copa Colsanitas Seguros Bolivar】 (2) F Pennetta (ITA) d. (Q) L Dominguez Lino (ESP) 76(4) 64

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2005.02.20

2005年デ杯展望

いよいよ今年のデ杯が3/4に始まります。3月に初戦、7月に準々決勝、9月に準決勝、12月に決勝というスケジュールです。初戦の組合せと開催国を引用。

【World Group 2005 - 1st Round】

「Slovak Republic vs Spain」

開催地:Slovak Republic
Surface: Hard (Premier) - Indoors



「Switzerland vs Netherlands」

開催地:Switzerland
Surface: Hard (Rebound Ace) - Indoors



「Australia vs Austria」

開催地:Australia
Surface: Grass - Outdoors



「Argentina vs Czech Republic」

開催地:Argentina
Surface: Clay (Red Clay) - Outdoors



「Russia vs Chile」

開催地:Russia
Surface: Carpet (Taraflex) - Indoors



「France vs Sweden」

開催地:France
Surface: Clay (Red Clay) - Indoors



「Romania vs Belarus」

開催地:Romania
Surface: Clay (Red Clay) - Indoors



「USA vs Croatia」

開催地:USA
Surface: Hard (Decoturf) - Outdoors

丁稚の独断と偏見で選んだ注目国をご紹介。

【スペイン】昨年の優勝国。モヤとナダルの奮闘が光りましたね。(「Spain Set to Thrive in Davis Cup」Davis Cup The Official Website)しかしながらモヤが「今年は自分のキャリアを優先させる」とナショナルチーム脱退を表明しています。チームの戦力的・精神的な柱となっている選手ですからこれは痛いでしょうね。初戦の布陣はナダル、ベルダスコ、ロブレド、F.ロペス。それなりに強力なメンバーですが、フェレーロも抜けて顔で威圧出来るような経験豊富な選手に乏しいのが難点。ナダルとロブレドがそうとう頑張らないと連覇は厳しいでしょう。

【アメリカ】昨年の準優勝国。今年のアメリカチームには重鎮アガシが久しぶりに名を連ねています。ロディックも「彼と過ごせることが嬉しい」と諸手を挙げた歓迎振り。ロディック、アガシ、ブライアン兄弟という超強力な布陣で今年の優勝候補筆頭。ただアガシが一年を通して一所懸命に取り組んでくれるかはかなり微妙...。

【オーストラリア】発表された初期メンバーはヒューイット、フィリポーシス、アーサーズ、ウッドブリッジという豪華絢爛な布陣。これは強いで。とにもかくにもフィリポーシスが復調しているのかどうかが鍵ですな。アメリカの対抗馬。

【アルゼンチン】コリア、ナルバンディアン、カナス、ガウディオという布陣。戦場がクレーなら最強!仲が悪いという噂が絶えないガウディオとコリアですが、今年一年ともに国旗を背負うことで仲良くなれるでしょう。ところでガウディオはダブルス大丈夫なのかなぁ。根っからのストローカーという印象ですが、南米の選手はボールセンスに優れているから実はネットプレーも上手いかも。

【ロシア】サフィン、ヨーズニー、アンドレイエフ、ダビデンコという布陣。昨年の女子(フェドカップ優勝)に続けとばかりに良いメンバーを揃えてきました。サフィンが文句を垂れずにフル回転出来れば....ダークホースです。

【フランス】グロージャン、クレモン、サントロ、ロドラという布陣。グロージャンがナショナルチームに帰ってきました。これで上位進出をうかがえる戦力が整いましたが、もう1枚シングルスの看板が欲しいところ。

【スウェーデン】ビョークマン、ソダーリング、T.ヨハンソン、J.ヨハンソンという布陣。ヨアキムの急成長で俄然戦力が上がりました。ベテランのトーマスも今年は好調なようです。ダブルス巧者のビョークマンも心強いです。古豪国復活も夢じゃありません。

デビスカップでは開催国が自国に有利なサーフェースを選んできますしメンバーの入れ替えも行われますので、初期メンバーで予想を立てるのは危険ですがアメリカ、オーストラリア、アルゼンチンの三つ巴という感じ。この3強にロシアとスウェーデンが絡んでくるとみました。フェレーロが今季、完全復活を遂げスペイン・ナショナルチームに復帰してくると3強に割って入ることが出来るのですが...。

関連リンク
davis デビスカップ・オフィシャルサイト | テニをはまるまるムし「 デ杯アルゼンチン ゴージャス過ぎるそのメンバー

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ロディック負傷

ancleメンフィスの大会の男子シングルス準決勝、優勝間違いなしと思われていたロディックが怪我による棄権。「Roddick withdraws from Memphis semifinal with sprained ankle」(Yahoo! Sports - Tennis)どうやら足首を挫いたようですね。記事によると2週間後に迫ったクロアチアとのデ杯には問題ないとコメントしているようですから大事は無いようですね。同じくメンフィスの女子ダブルスにおいて予選上りの佐伯/吉田が決勝まで進んでおります。おぉ、素晴らしい。せっかくだから勝っちゃいましょう。

ロッテルダムの「ABN AMRO World Tennis Tournament」のシングルス準決勝は

I Ljubicic d T Johansson 76(4) 75
(1)R Federer d M Ancic 75 63

という結果になりました。フェデラー、アンチッチを寄せ付けずストレートで勝利しました。何事も無ければタイトルを獲れるでしょう。

アントワープの「Proximus Diamond Games」のシングルス準決勝は

(1) A Mauresmo d. (4) A Molik 63 76(2)
(3) V Williams d. (2) A Myskina 63 36 63

という結果。モリク粘ったようですが、格上モーレスモに押し切られてしまいました。まぁそれでもこうしてシードを守っていれば、大会序盤から強敵と当たる機会も少なくなるしポイント稼ぎはラクになります。Top10維持も夢じゃない。そしてヴィーナス、「今季は本気モード」という情報はガセじゃなかったようですね。ずば抜けた身体能力を使った強力なショットの持ち主ですから、バタバタして自滅さえしなければ彼女に勝てる選手はまだまだ少ないはずです。このモチベーションを全英・全米まで保てば久しぶりのグランドスラムタイトルもあり得ますな。

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2005.02.19

キム、まずまずの滑り出し

今週のATP/WTA各トーナメントもいよいよ大詰め。

- ABN AMRO World Tennis Tournament -

【Singles - Qf】
T Johansson d R Stepanek 62 76(5)
I Ljubicic d P Srichaphan 36 64 62
R Federer d N Davydenko 75 75
M Ancic d T Henman 76(5) 76(4)

- Proximus Diamond Games -

【Singles - Qf】
A Molik d. K Koukalova 63 64
A Mauresmo d. P Schnyder 46 64 63
V Williams d. K Clijsters 62 63
A Myskina d. K Srebotnik 76(6) 62

ロッテルダムではフェデラーが踏ん張っています。全豪敗退の後遺症はなさそうですね。SFはヘンマンを接戦で破り勢いに乗るアンチッチと戦います。良いゲームになりそうですね。新鋭ヨアキムを破った古豪トーマスもSFに進出しリュビチッチと対戦です。その他メンフィスではロディック、ブラジルではナダルが着実に前進。

kim_venusアントワープでは上位シード選手が見事に勝ち残りです。地元でツアー復帰を果たしたキムは、今季は本気モードのヴィーナス(ネタ元 岩佐徹on-air/off-air「2005.2.15 アラカルト/春を待ちかねて」)に残念ながら破れてしまいました。復帰直後にしては良く頑張ったのではないでしょうか。故障が長引き、プライベートでもゴタゴタ。以前「テニスをしなくても死なないわよ」みたいなコメントをしていたし、もう彼女は復帰しないかも知れないと思ってましたが見事に身体も精神も戦える状態にまで戻してきました。お見逸れしました。

さて上り調子のモリク、次は強豪モーレスモです。彼女にはココからが正念場。ミスキナとヴィーナスの打ち合いも見応えありそうですねぇ。復帰してから自滅でゲームを落とすことの多いヴィーナス、業師ミスキナに振られる前に豪快なサーブやリターンで攻め込まないとまた同じ展開になるかも...。

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2005.02.18

根詰め過ぎ?

p505is0002818197.jpgただいま息子とアンパンマン鑑賞中。寝かせつけの最終段階なり。

それはそうと久しぶりに筋肉痛。LMプレステージを手に入れてから根詰めてレッスンに通った代償かな。あぁ肩痛ぇ。今夜は湿布してまったり就寝しとこ。

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痛打

一昨日の晩に参加したレッスンの話し。レッスン最後のゲーム練習の時、見事にハードヒットが決まりました自分のスネに...。

丁稚のパートナーのサービスゲームもいよいよマッチポイント。良いサーブと深い1stボレーがクロスに入り、相手がようやく返して来たボールは丁稚の頭上にフラフラと上がる「すいませんでした、コレでもう決めちゃって下さい」という浅めのロブ。

少〜し後ろにフットワークして余裕を持ってスマッシュを打ち込めば良かったものを、早く決めちゃいたい気持ちと「飛べばココでも打てるわ」という横着な気持ちから、よせば良いのにジャンピングスマ〜ッシュ!

いや決まりましたよ、ゲームの決勝点になったんです一応は。ただその浅いロブボールはストリングスには当たらずラケットのフレームにグワシャ〜ン!でっかい音させたくせにフレームから打ち出したボールはポロ〜ンとネットを越えてアレーにポトリ。大げさなドロップスマッシュとなりました。そして前に蹴り出した右足と軌道の狂ったラケットが「ガツッ」。鈍い音とともにしこたまスネを痛打しちゃいました。

「アイタ〜!!!!!」(スクール中に響き渡りました丁稚の情けない声が)

弱々しいウィニングショットと見事なスネ打ちにコートにいた一同がドッと沸きました。みなさん手を叩き腹を抱えて喜んでくれました。「丁稚さん、さすが見せてくれますね〜!」とコーチも大喜びしながらフってくれたので「笑いが取れて良かったです」と丁稚ももう一押し盛り上げておきました。

いやぁ笑いが取れたのは嬉しかったけど、身体を張ろうとは思ってなかったわけですから反省しなきゃイケマセン。マッチポイントを美しいスマッシュで決めて「ホゥ」というため息をつかせるはずだったし、周囲もその準備をしていたはずですもんね。やっぱり足をサボっちゃ駄目ですね。

ことの顛末を嫁さんに話すと「あんた、良かったや〜ん笑いが取れて。笑わせてナンボやろ、あんたは」と喜んでくれました。そして湿布を出血&真っ赤に腫れた患部に嬉しそうに貼ってくれました。やっぱり丁稚には「中日の宇野」系プレーが求められているのかな。

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2005.02.17

nCodeシリーズ早くも廉売

話題の「ショップ一番(楽天)」で早くもnCodeシリーズの新作が激安で販売中です。ダベンポートやガウディオが今年から使用を始めたあの見慣れぬカラーリングのラケット群です。きっとエナンあたりもこのシリーズの新作を携えて復帰してくる事でしょう。ココは丁稚がLMプレステージMidを購入した先です。このショップの回し者でもなんでもありませんが、スクールの仲間にも「めっちゃくちゃ安いよ」とイチオシしてます。おかげでスクールのコーチから商売の邪魔と睨まれてます。


正規版の税抜き18,800円というのだけでも激安で驚きですが、数量僅少のDEMO機が税抜き15,800円という破格値でラインナップに加わっています。「DEMO」とフレームに入るだけですから割り切ればお買得かも。

★2005年春モデル★ NPro98 (DEMO)★2005年春モデル★ NPro98 (DEMO)

★2005年春モデル★ NTour105 (DEMO)★2005年春モデル★ NTour105 (DEMO)

★2005年春モデル★ NProSurge100 (DEMO)★2005年春モデル★ NProSurge100 (DEMO)


このショップは税抜き18,800がお得意でピュアドラやピュアコン、LMプレステージなどもこの価格設定です。この激安のキーポイントとなる流通経路などはよく分かりませんが、丁稚のLMプレステージMidはちゃんと本物が届き、ストリング張り上げも頼んだのですが傷ひとつ無くキレイに仕上がって納品されました。また楽天のラケット販売ランキングのトップを争うショップですから、かなりのテニス愛好家がこのお店でラケットを揃えているのは間違いないでしょう。

ちなみにとある有名テニス用品専門店でRDX500MPを買って張り上げも頼んだのですが、ポロッと塗装が剥げて仕上がってきました。ストリンギングマシンにラケットを固定させた時の傷だと思います。即張りで頼んだし時間も無かったし、一回使えばすぐに傷ぐらい付きますから文句もソコソコに諦めて帰りましたけどちょっとショックだったなぁ。

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消化不良だぁ

今日はレギュラークラスに参加。昨日の『カローラで200キロ…』が効いてコーチとのロングラリーでは、フルスイングしませんでしたからある程度まとまった内容でしたが、レッスン生同士のボレストでは力加減が分からなくなりメロメロ。あらら。引き換えにボレーはとても良い感じ。面が小さい分、丁寧に打ってるし、ラケットの距離感と丁稚の距離感が合致してるので繋ぎも決めもドロップも思い通りな感じ。レッスン最後のゲームではこれといった活躍の場面は無し。うーん、何だか遠慮がちにプレーしすぎたなぁ。消化不良だべぇ。

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カローラで200km/h

昨晩は商店街の会議に参加してから、最終タイムのレッスンに参加。参加人数は少し多めの8名でした。

今月いっぱいでこのクラスを担当するコーチは系列他店に移転します。丁稚がスクールに通い始めた頃からお世話になっているコーチの一人です。彼は明るい性格なんですが丁稚に対しては「ちょっと距離を置いてるなぁ」という印象を持っています。以前に彼のクラスを1期だけでやめてしまったからかもと思っておりました。

お楽しみのコーチとのロングラリー。コーチからの一球目が速めのボールだったので「打ってこいよ」のサインと受取りいつものようにドカンバカンと打ち始めたのですが、しばらくしてコーチはラリーを中断。「丁稚さ〜ん、ここからここまで(インパクトからフォロー30cmぐらいの範囲を手振りで示してました)を意識して!」というアドバイスが飛んできました。その後はいわゆる「ボール3つ分の押し込み」を意識しながらラリーを続けましたが、どんどんストロークが狂い始めてあんまり良いラリーになりませんでした。

ラリー終了後、「今の丁稚さんはカローラで200km/h出そうとしているようなもんです。新しいラケットの好感触を追及しすぎ。気持ちは分かるけど丁稚さんがラリーをコントロールしなきゃ。ただ気持ち良く振っても得るものは無いですよ。ボールのコントロール、身体のバランスのコントロール、色々な事を調節する事が出来てから少しずつ力を加えるようにして下さい。はいご苦労様」との辛口コメントを頂戴しました。

このコーチには以前にも「コーチ、前より当りが厚くなってきたでしょ?」と問うたら「う〜ん、丁稚さんのフォアはチョリンって感じですよ(苦笑)」と一刀両断されたこともありましたっけ。そして今回は「カローラで200キロ」です。ちょっとカチンときたけど上手い事言うんですよね。たしかにおっしゃる通り快感追及しすぎで、浅くなったりアウトしたり右に行ったり左に行ったりのノーコンっぷり。返す言葉もございません。

その後のサーブ練習では「丁稚さん、左足を強化しないとダメ。せっかくきれいにトロフィーポーズが出来てヒザにパワーを溜められているのに、打つ前に堪えきれずに力が逃げてますよ。インパクトに向かってヒザからの力を爆発させなきゃ意味がないでしょ。」ゲーム練習でも丁稚がタッチショットで裏をかくプレーを失敗すると「丁稚さん、難しい方難しい方を選択するきらいがありますね。それはそれでいいですが、微妙なコントロールショットは横着な姿勢では成功しませんよ。全身でそこにボールを流し込むようにボールを運んで下さい。」と矢継ぎ早のダメ出し。

ただ、辛口であろうがイヤミっぽくあろうが自分に対してアドバイスやコメントを頂けるのはありがたい事だし、感謝してます。これ本心。だってレッスンに来ても何のアドバイスもコメントももらえない生徒さんいますからね。ただボールを打って最後の10分ぐらいゲームをして良かろうが悪かろうがレッスンが終われば「はい、ご苦労様でした」で家路につくのも気の毒です。

レッスン終了後、移転するこのコーチに今まで教えて下さったお礼を述べたら、「丁稚さんには最後まで辛口で接しちゃったなぁ。」って少しウルウルしながら言ってくれました。丁稚に距離を置いているなんてとんでもない、きっと丁稚の上達したいという気持ちに彼も「彼のやり方で精一杯応えようとしてくれていたんだ」とこの時分かりました。

丁稚のテニスを知ってくれている人がまた一人減ってしまいましたが、新設のスクールで信頼されるチーフコーチになることでしょう。頑張って下さい。

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2005.02.15

キム・クライステルズ復活

岩佐徹さんのon-air/off-airが更新されています。今回も面白いネタ満載でした。特にキムと新しい恋人の激写がラブラブモード全開で衝撃的でした。

そんなキムもイチャイチャばかりしていたわけではないようで、唐突に長かった手首の故障によるブランクからいよいよ復帰ですと!(ネタ元 WTA NewsRoom)今週地元ベルギーのアントワープで行われるProximus Diamond Gamesに出場します。モーレスモ、ミスキナ、サフィーナ、モリク、ヴィーナス、ゴロビンちゃんなどなかなか良い顔ぶれが揃った大会で、復帰明けの彼女にとってはかなりヘビーだと思いますがどうなりますか。

さてアメリカのメンフィスで男女ともに行われているくそ長い冠のトーナメメント「2005 Regions Morgan Keegan Championships & Cellular South Cup」の女子シングルス1回戦で森上が第4シードのSuchaを64 75で破りました。いつも上位選手を追いつめながら勝ち切ることの出来なかった彼女ですが、久しぶりに大物食いの本領を発揮してくれましたね。この大会の主な出場選手は男子がロディックやハースに女子がズボナレワといったところですが、女子シングルスにカランタンチェワ、森上、吉田(予選上り)が出場しているところも注目です。

またフェデラー、コリア、ヘンマン、ナルバンディアン、ヨアキム・ヨハンソンという豪華な顔ぶれが揃うオランダのロッテルダムで行われている「ABN AMRO World Tennis Tournament」がある意味、今週一番の注目ですな。皇帝フェデラー、全豪でサフィンに破れたショックなど無かったかのように華麗に勝ち切ることが出来るでしょうか。

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最終的には基本が大事

昨晩は最終タイムのレッスンに入ってきました。「バレンタインだから行ってきても良いよ」と嫁さんもこころよく送り出してくれました。家事や子供を押し付けて自分だけ好きな事やりに行くわけですから、丁稚としては「ほっ」とするありがたいお言葉でした。

さてバレンタインデーということもあるのか、スクールはいつになく閑散とした風情。おかげさまで追加で入ったクラスの参加者は理想的な4名でした。ちなみに先週いらっしゃった真性ハードヒッターさんはお休みでした。正直ここでも少しほっとしました。

さてレッスンはいつもより全てのメニューが濃厚で思う存分にボールを打つことが出来ました。序盤はLMプレステージでボールを打てる喜びが大き過ぎて身体がどっしりしてなかったようで、真ん中に当たらず苦笑い。ボールを良く見て丁寧に当てないと「オイシイ打ち味」も堪能出来ませんからね。

いつもを思えばそらたいそう贅沢なコート半面を使ったコーチとのロングラリーは、燃えに燃えました。振り切って振り切って振り切りまくりました。目に入ってしみるほどの大量発汗しながらのラリーは気持ち良かったぁ。

「フォアはOK」と思ったらしくラリー後半からコーチの配球はバックへ、途端に球速は落ち、浅くしか返らなくなりました。どうも打点がずれて力が入らないなぁバックのドライブは。引きつけて引きつけてグワァ〜っといかなきゃ!振り遅れるのが怖くて打点が前に行き過ぎて腰が引けちゃってる。それからフォアのようにもう少しテイクバックで腕のしなやかさを持とう!肩から先が棒になってるから窮屈になるし、パワーも与えずらいんじゃ!バックでもLMプレステージの心地良さを味わいたいから頑張ろう。フォアもフォームは軸がしっかりしてきて良くなってきたけど、コントロールや打点への入り方など課題はいっぱい。

レッスン最後のゲーム練習はサービスゲームのキープが出来なければ、そのサーバーは腹筋10回という罰ゲーム付きで開始。見事、丁稚は腹筋10回をゲット!とほほ〜。「今日はクイックサーブを練習してみよう」などと余裕を見せたのがいけなかった。ダブり連発で敢え無く自滅。年末年始と好調ですっかり安定してきたと思っていたサーブがまた不安定になってきちまった。

LMプレステージの正当な性質ですから仕方無いのですが、RDX500MPに較べると2ndサービスで回転を掛けるのが少し大変。当たりが薄かったりラケットの軌道が小さくなったりヘッドスピードが遅くなると見事に貧弱な回転のサービスになります。相当なパワーとスイングスピードでボール潰して回転を掛けない限り、サフィンのようなごっついキックサーブは打てませんな。

しかし30代後半にしてこのラケットとの心中を決めたわけですから、LMプレステージでも良い回転の2ndサーブを当たり前に打てるようにならなきゃいけません。ラケットの高性能に頼り過ぎてきたツケを払う時ですな。縮こまらないで大きく厚く速く自信を持って振り抜けば、どんなラケットでも良い2ndサーブが打てるはずなんですから。加えてもう少しゆっくり間合いを取って、身体をリラックスさせて打とう。

丁稚が高性能なラケットを手にしてきたことで身に付けてしまった雑な打ち方はサーブだけじゃありません。ストロークもボレーも全てです。LMプレステージも「スイートスポットが広い」「スピン性能上々」「ラケットパワーも充分」と非常に高性能ではありますが、ここ1年半で丁稚が手にしてきたラケットに較べるとアシストはグンと減っています。「しっかり打てた上にアシストが加わる」のと「アシストが加われば打てる」とでは雲泥の差ですもんね。もう一度基本をしっかり身に付けなきゃ。

関連リンク
うにろぐ uni logみんなイベント好きねぇ

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2005.02.14

ポッキリ鼻っ柱

常々、丁稚は「俺はけっこうハードヒッターだぜ!」と自惚れていました、あの晩の彼に出会うまでは...。

先週、お邪魔した深夜レッスンクラスでのお話し、目からウロコいやいや口あんぐりのとんでもないハードヒッターに出会ってしまったんです。

仲の良いテニス仲間がいるクラスなので彼と楽しく談笑しながらストレッチやコーディネーションを終え、コーチの球出しからのストローク練習に移った瞬間でした。列の前の方から「バギャ〜ン!」というボールがペシャンコになって悲鳴を上げている音が聞こえてきました。けたたましい音とともに弾き出されたボールはネットを挟んだ向こう側コートにすっ飛んでいきました。

「何だ、今のは...」と目が点、それまでの笑顔は凍りついてしまいました。

connersすごいフォアを打つ人がいるもんだ。「回転掛けて安全になんてしゃらくさい」とばかりにボールをしばき倒しまくってました。どフラットで打ち出されたボールはコート後ろのネットを突き破らんばかりの勢いなんですが、結構な確率でベースラインに収まるから大したもんです。あんな向こう見ずで完全スピード指向のフォアを見たのは初めて。コナーズのバックハンドってあんな感じだったのかもなぁ。

爆裂フォアを打つ彼のバックハンドはス〜ッとスライス。ガテッ、すごいチェンジアップだ。しかし彼の1stサーブはフォアと一緒でセンターに入れば完全エースの爆裂フラットサーブ。そのくせネットに出てくるとドロップやアングル狙いのイヤラシ系に早変わり。う〜んメリハリ効いたプレースタイルだなぁ。

レッスン終盤のゲームで幸運にも彼のサービスを受けるチャンスがありました。負けん気の強い人なら「ビッグサーバーに絶対エースを獲らせてなるものか」と気合いが入るでしょ?丁稚も鼻の穴広げて「さぁ来やがれ、鼻っ柱をへし折ってやる」と気合い充分で構えておりましたが「バコ〜〜ン」と打ち出された1stがセンターに...........一歩も動けませんでした。鼻っ柱がポキンと折れる音が聞こえましたよ、自分の頭の中で。ぐやじ〜っ!!!

哀れ鼻っ柱を折られた丁稚、身の程を知る良い機会となりました。でも「次回こそはあのサーブを倍のスピードでリターンしてやる」と密かに燃える丁稚なのでした。

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兄貴に続け!サフィーナ

johansson_safina

先週のATP・WTAのツアー結果を引用

- Open 13 -
Marseille, France / February 7 - 13, 2005 / € 510,250 / 32 Draw / Hard / Indoor
【Singles - Final】
(3)J Johansson (SWE) d (8)I Ljubicic (CRO) 75 64


- ATP Buenos Aires -
Buenos Aires, Argentina / February 7 - 13, 2005 / US$ 380,000 / 32 Draw / Clay / Outdoor

【Singles - Final】
(2)G Gaudio (ARG) d (WC)M Puerta (ARG) 64 64



- SAP Open -
San Jose, USA / February 7 - 13, 2005 / US$ 380,000 / 32 Draw / Hard / Indoor

【Singles - Final】
(1)A Roddick (USA) d C Saulnier (FRA) 60 64



- Open Gaz de France -
Paris-FRA / February 7-13, 2005 / $585,000

【Singles - Final】
D Safina (RUS) d. (2) A Mauresmo (FRA) 64 26 63

地元で優勝を果たしたガウディオとロディック。どちらも自分の得意なサーフェースで思う存分に暴れられたようですね。

一方フランスではヨアキム・ヨハンソンとサフィーナが優勝を決めました。若手の有望株が自信を付けてくれるのはツアーを盛り上げるためにも良いことです。

サフィーナはあの兄貴に「お前が言うか?」というお小言をもらって奮起したんでしょうか?しかし地元のエースであるモーレスモを破っての優勝ですから、彼女にとってはすごい自信となったでしょう。3回目のWTAタイトルだそうですが、昨年はタイトル無し。潜在能力の高さは以前から評価されている選手ですから、力を発揮出来ればトップ10級。兄貴から「むらっ気」を引き継いでなければ良いんですけどね。

関連リンク
la mer[ニュース]SAPオープン優勝! | 霧と葡萄の日々[SAP通信]アンディぶっちぎり

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2005.02.13

コーチとひそひそ

レッスン終盤のゲームタイムにコートサイドのベンチでゲームを眺めていたらコーチが「丁稚さん、それどこで買ったの?」と質問してきました。「ネットで買ったんですよ、18,800円だったんですよ、安いでしょう。」と悪びれずに返答したら「丁稚さん、あんまり大きい声で言わないで下さいよぉ。今月の試打ラケットのひとつなんですから営業妨害!(^_^;)でもやっぱ値段では勝負出来ないよなぁ...。」と困り顔でした。

スクールではセールと言っても参考小売価格の30%オフまでですから割安感は薄い、それでもレッスン終了後ひとりの生徒さんがLMプレステージMPを買う気満々でコーチにお伺い立ててました。「ネットでもっと安く買えますよ〜!」と喉元まで来てましたが、コーチが気の毒なので逆に「良いですよ〜プレステージ!案外使いやすいし、すっごい気持ち良いでしょう?」と背中を一押ししてきました。きっとあの人、買っちゃうんだろうなぁスクールで......お気の毒さま。

帰り際にコーチの手が空いていたので捕まえてフォアストロークについて2つ3つ質問しました。

このコーチのフォアは速い球を打つ時、かなりラケットヘッドがグイッと前に突き出てくるようなフォームなんです。そこでまずはインパクトからフォローにかけて手首を返してパワーを加えるフォームのメリット/デメリットを質問し確認。「コーチをしていると球出しなんかでタッチショットを打ちやすくするためにだんだん薄めのグリップになってくるんですよ。そこらへんもあってそういう手首を使うフォームになっちゃう面もあるんですよ。丁稚さんは逆にテニスを長く続けてきてだんだんグリップが厚くなってきたでしょ?丁稚さんぐらいのグリップが理想的だと思いますよ。相手のボールに打ち負けないし、パワーも加えやすいでしょ?僕(コーチ)は試合になると結構打ち負けちゃう場面があるんですよ。今の丁稚さんのグリップとフォーム、羨ましいです」と持ち上げてもらって上機嫌。

調子に乗れるレベルではないので矯正が上手くいかない「身体の軸を垂直に回せない悩み」もぶつけてみました。「それも厚いグリップから来るんですけど、丁稚さんはなんとかボールの下にラケットを入れてスピンを掛けようとしちゃうでしょ?だから腰をあおりやすくなるんです。もっとテイクバックでは脱力してインパクトでスパーンと腰を回して肘から打つようにしてみて下さい。肘から先はもっと遅れて出てくるように。」と実演を交えながらコツを伝授してくれました。

フォアに関しては良い方向で進んでいるようです。スクールに入った時からのコーチですからホント頼りにしてます。

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追加レッスンで補填

やっぱり打ちたくなるでしょ!新しいラケットが来たら。てなわけで少し早起きして古巣の早朝8時からのクラスに追加で入ってきました。

丁稚がLMプレステージを手にしているのを見た途端「丁稚さん、もう買っちゃったのぉ?ビビッと来ちゃったんですね!でもまたウチで買わないで〜(^.^)」とコーチは苦笑混じり。ちょいと分不相応のラケットという自覚があるので恥ずかしかったなぁ...。嬉し恥ずかし気分でレッスン開始。

参加人数はさすがに日曜ということでいっぱいいっぱいの15人。コーチもコート1面を分割しまくって何とか対応しようと苦労してました。打つ機会はさすがに少ないけど今日一日全く打てないよりはマシです。

生徒同士のボレストでは女性も多い中級クラスなので繋ぎ優先。LMプレステージの味わいを感じるところまではいかないのですが、軽いタッチショットも液体金属のパワーでラクチン。ストロークもボレーもフレームの重みと剛性で面を作って当てるだけでもラケットがブレずに深く返ってくれます。反発性の良いアルパワーを張ってあるからかも知れません。アルパワーもフレームとの相性は良い感じだと思いますが、ヘッドのパーフェクトコントロール(?)を52ポンドで張り上げたスクールの試打ラケの方がもう少し球離れが遅くて好みだったかも。

そしてついにやってきたコーチとのロングラリー、燃えました。担当コーチが前の生徒にコメントをしている間、アシスタントコーチとラリー。生徒同士のラリーで溜まっていた鬱憤を晴らすために思う存分振りました。いやぁやっぱりLMプレステージで打つストロークは気持ち良い〜!インパクトでのしなりが絶妙!そして振り切った後にスポーンとボールが伸びていく感触は堪らないです。アシスタントコーチがまた打ちやすいところにゆっくり準備出来るボールを返してくれるから、ガンガン振りまくっちゃいました。あぁ気持ち良かった。

「さぁじゃぁ今日は勝負しますか!」と言いながら担当コーチがラリーを引き継いできました。いつもより深くてペースの速いストロークに大振りの丁稚は差し込まれまくりました。相手の速い球を振り切って返すのならば、しっかり早めの準備をしないとLMプレステージの重さが効いて差し込まれますね。勝負!といわれてもムキにならずにコンパクトなスイングで面を作って押し返すようにしないとラリーにならない。良い歳なんだから抑えて抑えて...(^^ゞ

ロングラリーの締めくくりは生徒がネットに詰めて数球のボレーの後、スマッシュでラリー終了となるのですが、今日はコーチが意地悪そうな笑顔で前に詰めてきました。ここでまた丁稚ってば年甲斐も無く燃えまして、「丁稚のパワーボールでガシャらせてやる!」とフルスイングで立ち向かいました。数球良いボールがコーチの胸元めがけて飛んでいってくれましたが、リキみまくってましたから打点がブレブレでネット連発。新鮮で楽しい出来事だったのに惜しい事しました、これに懲りずにまたコーチ前に出てきて勝負させて下さいね。

ロングラリーの後は恒例のコーチのコメントタイム。「丁稚さん、LMプレステージどうですか?ストロークはかなり相性良いみたいですね〜。良いじゃないですか〜。面が小さいけどボレーはどう? ん? 結構飛ぶの? へ〜、じゃぁ結構良いですね〜。それじゃ頑張って下さい」という感じに技術的な指摘はなく、LMプレステージとの相性診断をしてくれた格好になりました。

やっぱりこのラケットは厚く当ててブィーンと振り切ってこそ気持ち良いラケットですね。しばらくはこの快感が欲しくてスクールに通い詰めるかも。ラケット買わない分を追加レッスン代でスクールにはしっかり補填しちゃったりするわけで...。

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2005.02.12

LMプレステージ到着

来ました!来ました!プレステージ!深紅に鈍く光るフレームが堪りません。惚れ惚れします。あぁ早く打ちてぇ!p505is0002752660.jpg

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過熱報道

「岩佐徹のon-air/off-air」のOFF-MIKEが更新されていました。2005.2.11スポーツ報道に見るジャーナリズム—反省をこめてというタイトルでシャラポワ・フィーバーの加熱ぶりについてご自分の見解を述べられています。どんな分野も商売抜きでは成り立たないですし、メディアがこぞってテニスファンの裾野を広げてくれているわけですから、目くじら立てずに「有り難や」と手を合わせておきましょう。

しかしシャラポワのメディア露出度はかなりのもんですな。丁稚もテニスなんて全く興味の無いはずの嫁さんから「シャラポワってさ...」なんて言われるとビックリします。昼下がりのワイドショーでも彼女の事かなり取り上げられているんですね。ソニエリがWTAのスポンサーになったのもシャラポワの登場と無関係では無いでしょうし、きっと世界の至るところで同じ現象が起こっているのでしょう。既存の価値を変えてしまうほどの大きなうねりをたった一人で生み出せる100年に1人の逸材でありますな。

スターダムに登り詰めた彼女ですがテニスプロとしてのキャリアはまだ始まったばかりの17歳。これからもいろいろな話題をふりまいてくれるでしょうが、過熱報道に押しつぶされないでいて欲しいですね。

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2005.02.10

LMプレステージMID

アルパワーを奢ったRDX500MPをバッグに放りこんでスクールへ。初めてのルキシロンのポリストリングにワクワクしながらレッスン開始したのですが...良く飛ぶのねアルパワーって。いやぁ参ったなぁ、ちょっとセッティングを失敗したかも。冬場だから少しテンション低めで張ったのがマズかったかな?

ロングラリーではいつものように打つと30cm前後のバックアウト連発。「スピン多めに打たなきゃ」と少し弾道を上げて打ってましたけど何か消化不良。ボレーもスライスで抑え込まないと予想以上に飛んでいっちゃう。きっともっともっと速いスイングスピードでボールをペシャンコに潰して打たないとこのストリングの美味しい感触が味わえないのかも。そもそも丁稚のスイングがマズイんでしょうが、ピーキー感が強すぎてちょっと振り回す勇気が無くなっちゃった。プロハリ130の方が丁稚には合っているのかも。

レッスン中盤まではラリー相手というより「ベースラインに収める攻防」って感じ、さすがに後半はイライラしてきたので試打ラケ・コーナーのLMプレステージMIDに手が伸びました。「この前はMPしか打たなかったし、このラケットなら飛ばないしストレス解消で思いっきり振り回したろ!」という気持ちからです。レッスン生同士のロングラリーから打ち始めたのですが、めっちゃくちゃ気持ち良いですねこのラケットは!!!!!

打球感はとにかく異次元的な快感です。ボールを捉えてから離すまで意外なほどフレームはしなり、手応えはしっかりありながらもボールを包み込むようなすごくソフトなインパクト。面が小さいから振り抜きや操作性は抜群だし持った瞬間のずっしりとした存在感も良い。そして思っていたよりもスイートスポットが広く、ラケットパワーも案外あります。こう打ちたいんだよなぁって思う通りにボールが飛んでくれる感覚。(多分にプレステージが助けてくれているはず)あかん、惚れちゃいました。

フラット系のストロークに持ってこいなのでしょうが、引っ掛けるようなヘビースピンもよく掛かってくれます。面が小さいからボレーは不安でしたが、優れた操作性と適度なラケットパワーでボレーも良い感触です。いつもならレッスン最後のゲーム練習の時は使い慣れないラケットは不安なので自分のラケットに持ち替えるのですが、今日ばかりはLMプレステージMIDを手放しませんでした。「きっとガシャる」と覚悟してたのですがオフセンターショットもなくゲームを楽しめました。レッスン終了後にはもうこのラケットの虜になってしまいました。

身の程知らずとは分かっていても、無理めの女に惚れるような気持ちです。昨日「ショップ一番」で頼んだピュアコンがタッチの差で品切れだったこともあり、注文をLMプレステージMIDに替えてもらいました。(同じ値段だったんですよ、ラッキー)

さぁこれからどうなる丁稚のテニスは...、

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2005.02.09

アルパワー

alupowerルキシロンのアルパワーを張りました。しかもアイスブルー、我ながらミーハーです。

ルキシロン愛好家が「ルキシロンストリングスについての情報交換および、ストリングスを実際に使用した際の感想などを意見する場」として立ち上げた「ルキシロンユーザーの会」という個人サイトがあります。ルキシロンの各アイテムごとに使用感などの投稿が数多くあり、ルキシロンを試したいという方々に非常に有益なサイトだと思います。レポートにはユーザーのラケット環境なども記され、ストリングの性質を推し量るのも容易だと思います。ちなみにアルパワーのレポートはこちらです。

世界のテニスが集まる店にて52.5ポンドで張ってもらいました。ストリング代+張り代で4,300円ほどかかったから結構高かった気が...。とにかく明日のレッスンで初打ちします。張り上げから初打ちまで中二日、テンション維持性が悪いと言われるアルパワー、張りたてのピチピチ感を楽しめなかったかも知れませんが仕方ないですね。

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2005.02.08

それは無理

昨晩は無性に打ちたくなり、晩酌を我慢して子供をだまくらかして寝かせ付け、むりやり深夜レッスンに参加してきました。深夜に差しかかる最終レッスンはレギュラーが少ないので、その気になればいつでも入れるのが魅力。また人数が少ない分、レッスンも濃くなるしイイんです。

ウキウキしながらレッスン前のストレッチをしていると、試打ラケ・コーナーに「LMプレステージ」が...。いやぁコリャ誰かに盗られる前に確保して、是が非でも打たねばならんでしょ。ストレッチもそこそこにLMプレステージを確保に走りました。やはり最初はサフィンの使用モデルに手が伸びたのですが、面の小ささにビビりMPの方に持ち替えました。

コーチは丁稚の方を見てニヤリ(苦笑混じり)としてましたが、気にせずLMプレステージMPを手にコーディネーションと球出しからのストロークに臨みました。いやぁ思っていたより打ちやすいし、すごく感触も良いんだけど丁稚には無理。適当にボレーボレーしてたらガチャン、ショートラリーでも気を抜くとガシャンですから恥ずかしかった。いかに普段RDX500MPの助けを借りているか、雑にプレーをしているかよく分かりました。きちんと真ん中に当てる意識と集中力を育むにはこうしたアシストの少ないラケットの方が良いのでしょうけれど、30代後半からこのラケットと心中するのも何ですし...。

ただ芯に当たった打球感は連綿と続く銘機シリーズだけに素晴らしい心地よさ。フレームが気持ち良くしなり、ボールを包み込みながら「さぁ、どう打つ?」と問い掛けてくれるような印象。きっとミッドサイズの方はもっともっと気持ち良いのでしょうね。プレステージというラケットはスイングスピードが速くて、常にフルスイングが出来る筋力と体力を併せ持ち、かつスイートスポットに当て続ける力量がなければ「宝の持ち腐れ」になっちゃうんでしょうね。

確かLMプレステージ発売時の広告は「並のヤツじゃ使えない」というような内容でしたよね。そう、その通り!丁稚は見事に選外。自分を過度に評価してはイケマセンな。グスン。

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2005.02.07

シャラポワ、パンパシを制す

シャラポワが期待に応えて東レパンパシフィックを制しました。

シャラポワ d. ダベンポート 61 36 76

最終セットがタイブレークにもつれこむというこれ以上ないハラハラ展開で勝つところもスターですな。完全にダベンポートは引き立て役になっちゃいました。

シャラポワの優勝インタビューのなかで

日本に来るたびにゲームのレベルが上がっている気がします。また、日本にはいい思い出もたくさんあります。何より、ファンの方々の応援が1番私の力になります。
というコメントがありました。AIGでツアー初優勝してから急激にブレークスルーを始めたシャラポワにとって日本のトーナメントは確かにゲンが良いかもしれません。そう思っているうちは彼女がNo.1に登り詰めても年に2回は来日してくれそうですね。

ところで、さまざまなテニスブログ(うにろぐ uni log「第2セットはカット!?」、電脳網庭球寺 僧房「シャラポワのテニスの本質」)でTBSの放送態勢を問題視していますね。丁稚は放送を見なかったので言及は出来ませんが、試合展開そっちのけで「シャラポワだけ流しておけばOKだろ」という安易で偏向した姿勢であるならば、多くのテニスファンやスポーツファンを軽視しているかも知れませんね。


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2005.02.06

アルティマムRDチタン80の新色?

img10031235912楽天のテニスショップ巡りしてたらこんな画像(テニス マックスさん)がありました。浅越が今季から使い始めた見慣れないラケットは単なる「アルティマムRDチタン80」の新色なのかも知れません。カラーリングは赤/青だったのか、浅越のは赤/黒だと思っていたんだけど...。スペックは変わってないようですが、今お手持ちのカラーリングがお気に入りの方は今のうちに旧色をゲットしておいた方がよろしいかと。

せっかくですからテニス・マックスさんのサイトにあるアルティマムRDチタン80のインプレッションも引用しておきます。

発売当初はかなり硬めのフィーリングを持ったラケットという印象だったのですが、RDXシリーズの登場などで、今ではこ80のフィーリングがしなやかに感じます。

硬めのフィーリングではあるのですが、ヨネックスらしいしなやかなフィーリングがあり、ハードヒットするとラケットのしなるような感触、ボールの乗りが味わえるラケット。

ボールの飛びは抑え目ですので、パワーのない方が使うには少々厳しいかもしれませんが、自分のパワー、スウィングのスピードでボールの飛びを調整したい方にはオススメできるラケット。力の入れ方、スウィングスピードにうまく反応してくれるので、イメージ通りのボールが打ちやすいラケットと言えます。(追い込まれた時のリカバリー性能などはあまり期待できませんが・・・)


ヨネックス アルティマムRDチタン80送料サービス中!サービスストリング張り上げパック(スト...ヨネックス アルティマムRDチタン80送料サービス中!サービスストリング張り上げパック(スト...テニス マックスさんではこの内容で税込24,255円とのこと。旧色の処分はどこかのショップでしているかも知れません。

またアートスポーツ・ODBOXさんではハンチュコワも使用するヨネックスの新シリーズ「ナノスピードRQ」のラインナップをフライング気味に予約受付開始です。

【送料無料】YONEX NANO SPEED RQ7 MID PLUS (ガット張上げ)《ヨネックス ナノスピードRQ7ミ...

【送料無料】YONEX NANO SPEED RQ7 OVER SIZE (ガット張上げ)《ヨネックス ナノスピードRQ7オ...

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【送料無料】YONEX NANO SPEED RQ8 OVER SIZE (ガット張上げ)《ヨネックス ナノスピードRQ8オ...

結構種類があるんですね。ナノテクは二番煎じですが、ヨネックスこのシリーズ本気で売り込みかけてます。

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2005.02.05

シャラポワ対ダベンポート

Maria Sharapova d. Shinobu Asagoe 64 76(3) Lindsay Davenport d. Svetlana Kuznetsova 61 76(2)

0205_01ただ一人地元の期待を背負って勝ち残ってきた浅越選手、遂にシャラポワの前に力尽きました。いやぁ地元の期待と声援もシャラポワ・フィーバーの前にはそこそこだったかも知れませんが...。

試合後の浅越選手のコメントがアップされていたので少し引用。

シャラポワ選手のリターンが良かったので、確実にファーストサービスを入れなければ、と色々なことを考える場面が多く、プレッシャーを感じていました。以前対戦した時よりもシャラポワ選手のショットが正確になっていて、タイミングも良いし、手足が長い分どちらに打つのか分からない部分があって、ファーストセットは自分が引いてしまいました。

シャラポワ選手のサービスは、今日はそれほど良くはなかったのですが、自分がリターンミスを多く出してしまいました。攻撃されることが多く、次のリカバリを考えながら打ってしまい、自分のプレーにメリハリがなかったと思います。サービスを警戒しすぎて、リターンゲームを自分の思うように出来ませんでした。

さすがにプロの選手となると相手や自分の分析力が素晴らしいですね。敗戦直後ですから悔しさは人一倍感じているはずですが、感情的ではなく、とても冷静に試合を振り返っています。きっとゲーム中もアドレナリンはフル分泌され燃えまくってプレーしているでしょうけれども、一方では冷静に現状認識して改善しながら戦っているんでしょうね。冷静な頭があるからこそ2セット目は競ることが出来たんでしょう。

自己最高位を更新中の浅越選手、いよいよトップ20入り目前です。ランキングが上がればツアーを有利に回ることが出来ますし、全仏を良いドローで迎えて欲しい選手ですね。

さてパンパシの決勝はダベンポートとシャラポワという組み合わせになりました。引退撤回の報などもう遠い昔の話のようにダベンポート、今季序盤から絶好調です。まだまだショットの威力も充分ですしベテランらしい老練さ老獪さも持ち合わせていますから、シャラポワを自分のペースにハメたろうと手ぐすね引いているでしょう。

シャラポワはいっそ第1セットは捨ててエラー上等の思いきり良いリスキー・テニスをしてみてはどうでしょう。がっぷり四つで組んじゃうとダベンポートに絡め取られそうな雰囲気。無理めのショットも繰り返しているうちに精度が上がっていつの間にかシャラポワ・ワールドになる可能性高いし。まぁそもそもシャラポワはいつでもどこでも決めにいくテニスって感じですけど...。

さて今日、ダベンポートがクズネツォワ戦に勝利した後のインタビューでシャラポワについて言及している部分がありましたので引用。

選手はそれぞれのペースでトップに辿り着くので、今17歳のシャラポワ選手と自分が17歳だった時とを比較することは難しいですが、彼女がもうグランドスラムを取っていることは素晴らしいことだと思います。私が9歳のときから14歳の時まで教わっていたコーチが今シャラポワ選手をコーチングしているので、プレースタイルが似ていると感じるところもあります。どちらがよりハードヒッターかと考えたことはありませんが、彼女は確かに素晴らしい選手だと思います。
いやぁ、この大会においては自分のことと同じぐらいシャラポワについて聞かれる場面が多かったのでは?正直、辟易している部分もあると思いますが、そこらへんは大人ですから丁寧にコメントしていますね。ダベンポートってすごく丸い人なのかも知れません。

話しはガラッと変わりますが岩佐徹さんがメルボルンから帰ってみえてサイトを更新しています。今回のOFF-MIKEは「サフィン再生」です。愛すべきサフィンのエピソード満載で読み応え充分です。必見。

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ラケットへのこだわり

t2_5000各メーカーから続々と新シリーズのラケットが出て、その気が無かったのになぜか物欲を刺激されるムキもいらっしゃることでしょう。丁稚もそのクチです...。とかく道具を使うスポーツの場合、物欲とも上手く付き合わなきゃいけませんよね。

テニスを楽しむ全ての人々はそれぞれ様々なラケットへのこだわりを持っているはず。丁稚みたいに草トーに出るわけでもなく週1のスクールだけでテニスを楽しむようなピラミッドの最下層でもそれなりにあるんですからね。

丁稚の場合は球持ち(食いつき)が良い粘っこいラケットが好みです。あとはそこそこのウェイトがある方が好きです。加えてフェースサイズが95〜100ぐらいのミッドプラスが気分的によろしい。長ラケと厚ラケは苦手。そしてストリングスは強打してホールド感と心地良さが得られるポリストリングスを53ポンドぐらいで張るのが好きになってきました。

丁稚は向上心こそ旺盛ですが、「勝ちたい!強くなりたい!」よりも「全てのボールを気持ち良く打ちたい!」の方向に気持ちが振れていますので自分のレベルよりも難し目のツアーモデルを使いたがる傾向にありますです。もし仮に丁稚のレベルで試合中心にテニスを楽しむのであれば、オーバーサイズや中厚のラケットをチョイスし、ストリングスも高反発なモノを選んだ方がゲーム運びがラクになると思います。でも勝ち負け抜きでただ単に「気持ち良く打つ」ためには、そこそこ厳しいラケットにポリストリングスの方がブンブン振れるし芯を食った時の心地良さが格別なんですよね。

丁稚が毎週通うクラスの仲間の道具へのこだわりも自然と耳に入ってきます。

Hツアー95を愛用する仲間が二人いるのですが「このラケットの軽さに惚れ込んだ」と口を揃えます。軽いからサーブもストロークもスイングスピードを上げられる、それでいてしっかりした感触で良いのだそうです。加えて二人ともストリングのセッティングは強めが好みみたいです。(丁稚も何度か借りて打ってみたことありますが、丁稚とは相性が悪いみたい。軽いからビュンビュン振れるけど食いつきが短めで「打ったど〜!」っていう感触が希薄、そもそもスイートスポットが小さい上に0.5inchだけですがフレームが長いから芯に当たらない。使いこなせません。)

それからRDX500HDを愛用している方は、フレーム自体はしなり感があるもののストリングパターンが密でハードな打感のこのラケットに60ポンドという高テンションでストリングスを張り上げています。「いやぁこれはキツイでしょ?」と丁稚は言うんですが、打っている本人は「最高に気持ちが良いですよ。丁稚さんもコレ打ってみませんか?」と笑顔満面。年齢は丁稚の一回り上の方ですが「ショップでも責任持ちませんよって言われるんですけど、それでもいいから一番きつく張ってって頼むんですよ」「コレ飛ばないから良いんです。フラットで思いっきり打ったら最高ですよ」っていうから驚きです。きっとあのラケットで打ったら鉄板ですよ鉄板、丁稚なら1レッスンで肘と手首がイカレそう。

その他にも「自分のラケット遍歴はプロスタの系譜そのまま」という方もいらっしゃいますし、「私はプリンスしか打てない」と言い切る方もいる。本当にラケットヘのこだわりは人それぞれですよね。丁稚はそういう話しをまったりコートサイドで聞く時間が大好きだったりします。

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2005.02.04

【東レ パンパシ】浅越、ベスト4入り

asagoe_003いやぁ浅越、よくやりました。ディメンティエワを63 64のストレートで破りベスト4へ進出です。

正直まさかデメに勝てるとは思っていなかったんですが、おみそれしました。いまや彼女はトップ10を脅かす実力を確実につけているのかも知れません。

杉山は故障の影響で結果を出せずあえいでいますが、何とか浅越が日本女子テニスの火を消さずに保ってくれていますね。この勝利は大きい!今季更なるジャンプアップが期待出来ますね。

ディメンティエワ戦に勝利した後の浅越のインタビューがパンパシのサイトに載っていたので引用します。

相手がランキングトップ10の選手であることは意識せず、自分のプレーに徹しました。大きな大会でチャンスを生かすことが出来たのは、自分にとっていい経験にもなりました。ここまできたらあとはトップ10のプレーヤーしかいないので、自分のプレーをすることを考えます。

対戦相手のデメンティエワ選手はバックからの展開が巧みな選手なので、それを打たせないようフォア中心に狙っていきました。ベースラインから下がると振られてしまうので、下がらないように気をつけてプレーしました。今日の反省点としては、ファーストサービスの確率が悪かったので、そこだけ何とかすれば、次のチャンスも生かしてさらに上を狙えると思います。

今日のプレーはとても良かったのですが、ずっとこういうプレーを目指していたので、(今日の)プレーが出来てあたりまえという気持ちです。この大会が終わればまたランキングも上がると思いますし、今がこれまでのテニス人生の中で一番充実しています。以前に比べてミスも減りましたし、積極的なプレーをして、ラリーを続けて最後まで持っていけるようになりました。

次はシャラポワ選手と対戦しますが、以前対戦して勝った時とは立場も変わっています。トップ選手ではありますが、早いコートサーフェスでは何が起こるか分かりませんし、突破口はあると思います。自分のプレーをするだけです。明日の試合では、自分の強気な攻撃的プレーや,気合の入ったガッツポーズを多く見せることができるよう、がんばります。

う〜ん、昨年実績を上げたことですっかり自信がついてきているようでインタビュー内容も前向きな言葉ばかりですね。しかも驚いたのはディメンティエワのフォアを中心に攻めたというコメントです。素人考えでは「フォアこそデメがトップ10選手でいられる生命線であり武器だからバックを中心に攻めなきゃ」と思うのですが、敢えてそのフォアから崩していこうという浅越の戦略と自信に脱帽です。野球でもホームランバッターの得意なコース付近を敢えて攻めるピッチャーがいますが、それは自分の投げるボールの威力と正確なコントロールの裏付けがあってこそ。男子並みの球速を誇るデメのフォア、そのホームランボールぎりぎりを攻め崩していこうという境地に達しているのですから浅越も一皮むけちゃいましたね。次はいよいよシャラポワ戦、地元日本の大会でありながら声援はシャラポワ一色になりそうですが浅越なら良い試合してくれそうです。

その他の結果は

Sharapova d. Likhovtseva 63 63
Davenport d. Benesova 61 62
Kuznetsova d. Hantuchova 76(4) 76(4)
となっております。

ハンチュコワ、復調の兆しがハッキリとしてきました。全米覇者のクズネツォワにストレートで敗れたとはいえ、落とした2セットともタイブレークにもつれ込んでいます。ちょっとした弾みで勝者が入れ替わっていたとしてもおかしくはないゲームだったんでしょう。クズネツォワ相手にここまで出来たのは良い自信になったことでしょう。今季、彼女が活躍してくれるとさらに華やかな女子ツアーになりますから完全復活に期待しましょう。

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軸の意識

昨日はスクールの日。前の晩からワクワク、子供を幼稚園に送りだしてからチャリンコ立ちこぎでスクールへ。

試してみたいことがひとつあったのでレッスンへのモチベーションがすごく高かったんです。それはよくこのヘッポコblogにもコメントを下さるうにコーチのうにろぐ uni logのコメント欄に記されていたフォアの極意。

打つ前に上半身をしっかりひねること。左肩をしっかりいれます。打つ前は左肩が前、打ったあとは右肩が前に出るように...ぐいっと。多少オーバーなくらいの方がいいです。右足をしっかり踏み込んで、踏ん張る。体全体を使った大きなフォームを心がけます。フォアは線の動作です。軸を意識してフォームを大きく、流れに沿ってボールを捕らえるように息を吐きながら打つ。打ったあとには左足に全体重を移動しているように。「コーチゴチバトル 真剣ですよw」のコメント欄より引用

腕でふるのではなく腰でまわすって感じではどうでしょう 「ガチンココーチ対決 その後」のコメント欄より引用


丁稚にとってはすごくイメージの湧きやすい懇切丁寧な極意です。順序立ててあるからスイングイメージを描きながらチェック出来るんですもん。とくに二つ目のコメント「腰で打つ」というのが今の丁稚には最高のアドバイス。

そうなんですよ「でんでん太鼓」のように軸回転がクルッとできれば自然にラケットは振られるんですよね。丁稚は軸の意識が希薄だったんで、左腰があおってしまい(そっくり返るような)腕力に頼った手打ちになりがちでした。この間、追加レッスンに来たストロークの強い人はすごくキレイに上半身が回っていたんですよ。「なんであんなスムーズに身体とラケットが回るのかなぁ?丁稚と何が違うんだろう」と常々疑問に思っていたんですが、軸回転のスムーズさが違ったんですね。

それでレッスン序盤のストローク練習から「腰と肩を水平に回す意識」を持ちながらスイングしてみたんですが、いつもよりスムーズに身体が回るからかなぁ自分の感触では良い当たりなんだけど、スピン量が減っているみたいでベースラインに少し収まらない。淡泊にインパクトしすぎているんだな、軸回転スイングでもしっかり押し出さないといつものような順回転は掛からない。少し回す意識が強過ぎてパワーをみすみす逃がしている気もする。やっぱり急にはスイングを変えられないもんですね。まぁでも継続は力なり頑張って矯正。

真面目にスイング矯正しながらも少しピュアドラも試してみました。だって打ちやすいんだもん。いやぁやっぱり良いっすねピュアドラ。ストロークもボレーも気持ちが良いじゃないですか。楽天のショップ一番で安売りしてるしマジで買っちゃおうかなぁ。でRDX500MPはどうするの?といつも自問自答...。

それからTTグラファイトから買替え思案中の方はいまだ熟考中。コーチからは「あなたに合ってますよ」と言われた丁稚のLMラジカルOSをしばらくお貸しすることにしましたがどうでしょう。「ゲームシャークにするかも」と彼女は言ってました。きっちり自分のプレースタイルが確立されている方だけにラケット選びは大変そうです。彼女の要求に応えられるかどうか色々試打しないとね。とりあえずハーネットは「ユル過ぎる」という理由から鳴り物入りのO3も「ユル過ぎる」という理由から買替え候補から外れたご様子でした。O3ツアーが出るまで我慢する手もあるんですけど、TTグラがそれまで保つかどうか。とにかく思った通り「がっつりフラットドライバー」な彼女にはラクチン系は向かないようです。

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2005.02.03

東レ パンパシフィック 準決勝カード

hantuchova_001日本期待の若手である不田と中村はドローの都合でお互いに潰しあい。不田を破った中村も2回戦で姿を消しました。森上と小畑も2回戦敗退してしまったのでベスト8入りを果たした日本人選手は浅越だけとなりました。残るベスト8の面々はシャラポワ、クズネツォワ、リホフツェワ、ディメンティエワ、ベネソバ、ダベンポート、ハンチュコワとなりました。

お!ハンチュコワがまだ残っています。ナブラチロワと組んだダブルスで少しは収穫があったのかな?シャラポワと人気を二分出来るほどのルックスの持ち主の彼女が再びランキング上位に上がってくれば、女子ツアー人気は急沸騰間違いない!頑張れハンチュ。

んでQFの顔合わせは

ダベンポート対ベネソバ
クズネツォワ対ハンチュコワ
浅越対ディメンティエワ
リホフツェワ対シャラポワ

となりました。浅越の相手はディメンティエワ、ここまで来れば厳しい相手なのは当たり前。デメ、シャラポワと撃破して決勝まで行って下さいな。ただ日本のテニスファンいやいや世界のテニスファンとマスコミにしてみれば、この大会の決勝の顔合わせが「ハンチュコワ対シャラポワ」であって欲しいと願っているでしょうね。かくいう丁稚もその一人です...だって試合内容に関わらずいまだかつてないほど華麗な決勝戦が見られるのは確かですから。

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2005.02.02

キリレンコ成長したね

東レ・バンパシではいきなり波乱が起こりましたね。まずは主な結果を引用。

Singles - First Round

小畑 d. 佐伯 60 61
Kirilenko (RUS) d. Peng (CHN) 63 62
Vinci (ITA) d. (5)杉山 26 63 62
浅越 d. 吉田 62 61
(8)Hantuchova (SVK) d. Jidkova (RUS) 61 64
(6)Likhovtseva (RUS) d. Santonja (ESP) 60 60

伊達以来のタイトル獲得を期待されていた杉山が1回戦で敗退してしまいました。彼女に何が起こっているのでしょうか、きっと昨年の故障がまだ影響しているのでしょうね。頑健な彼女もそろそろ晩節に差し掛かっていますから身体的な端境期にあるのかも知れません。ダブルスかシングルスどちらかに絞ってツアーを廻らないとキツくなっていると思いますが、そこらへん杉山さんどうすか?

f_271回戦を快勝したキリレンコ、すっかり大人の雰囲気になっちゃいましたね。この間までは可愛らしい少女だったのに...。まぁツアーで台頭していくには体力的にも強くならなきゃいけないし、身体的な成長は欠かせないモノでしょうけどね。彼女の可憐さがなくなるとちょっと寂しいかも。

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ヒンギス、コートに立つ

f_202年ぶりにコートに帰ってきてくれたヒンギスですが、61 26 26で残念ながら勝利を飾ることは出来ませんでした。緊張し波に乗れないウェインガートナーから第1セットこそ奪ったものの、本来の調子を取り戻した相手からは2ゲームずつを奪うのがやっと。ヒンギスもブランクの間、そこそこトレーニングは積んでいるとはいえ、さすがに現役選手には及ばないですからこういう結果も仕方がないでしょうね。

VOLVOオープンのサイトの戦評によるとヒンギスは往年の芸術的なストロークの組み立てを垣間見せてくれたようです。それで充分じゃないですか。正直、1つ2つは勝てるんじゃないかなと思っていましたけどね。彼女がコートを離れている間に女子プロのパワー化は隅々まで行き渡ってしまったんですね。もしも彼女が真剣にツアーに戻るとしたらフットワークを鍛え直さなきゃいけないでしょうが、まさにそこにツアー離脱の原因となった古傷があるのですから厳しいんだろうなぁ。

それにしても非常にワクワクする話題でしたね。エキシビジョンではなくトーナメントでの彼女の真剣なプレーをまた見たいですね。

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2005.02.01

ナノスピードRQ

NANO_SPEED_RQ1/25にヨネックスが「NANO SPEED RQ」なる新ラケを発表しました。テニス界の妖精ハンチュコワが使用を決めているようです。気になる発売時期は2月下旬を予定しているとのこと。

「軽い、強い、高反発」。それはナノテクノロジーの力(パワー)。
ハンチュコワが求めたパワーとコントロール「NANO SPEED RQ」

というキャッチが使われています。今回の技術的な売りとしては「ナノテクノロジー」。うん?ウィルソンのn-Codeの追随ですな。まぁでも難しい話しはよくわかりませんので、ヨネックス独自の技術が生かされているんでしょう。このモデルの打球感をイメージさせる文章をサイトから引用します。

シャフト剛性をアップさせ、軽さとパワーを両立!

 素早く振り抜くことができて操作性がよく、しかもパワーのあるショットを繰り出せる。ラケットの性能の両端に位置するこの2つの要素を、1つのラケットに搭載した新製品が誕生しました。それが2月下旬に発売される、新素材ナノカーボン・フラーレン複合「NANO SPEED(ナノスピード) RQシリーズ」です。

テニス界ではスピード化が加速しています。早いラリー、早い試合展開、サーブの高速化、そしてネット際でのスピードボレーの応酬。これに対応していくには、振り抜きがよく、操作性がいい「軽い」ラケットが必要になってきます。重量を軽くするにはラケット素材を減らさねばなりませんが、それではラケットの剛性が不足し、打球時の面の安定性が弱まり、威力のないボールしか出せなくなってしまいます。この欠点を、新世代の素材「ナノカーボン」を用いることで解消し、完成したテニスラケットが「ナノスピードRQ」シリーズです。

カーボン繊維同士をつなぐ役目をする樹脂に、60個の炭素原子がサッカーボール状に結合したナノカーボン・フラーレンを複合すると、カーボン同士の引き合う力が増大するため、耐衝撃強度が30%※向上します。これを利用することで、軽量で高強度のラケット構造が可能になったのです。シャフトにフラーレンを複合し軽量化した分、フレームトップ側とグリップ側に重量を配分しスウィングウェートを高めているので、打球時のパワーは増大。軽くても、ボールに打ち負けることのない強さをもつラケットになりました。

ナノスピードRQシリーズの「NS RQ 7MP」は、ダニエラ・ハンチュコワ選手(WTAランク31位)が、今年の全豪オープンテニストーナメントより使用しております。ハンチュコワ選手は、東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント(決勝トーナメントは2/1より)に出場し、NS RQ 7MPを使用いたします。日本でのハンチュコワ選手の活躍 に、どうぞご期待下さい。

ハンチュコワといえばピュアコンやアルティマムRDチタン80みたいな結構ずっしり系ラケットが好みという印象が有るんですけど、このラケットのメインキーワードでは「軽さ」ですね。まだ細かいスペックは発表されていないのでどの程度のウェイトになるのか分かりませんけども...。

浅越が今年から使っている赤黒のラケットもこのシリーズなのかな?前のラケットはハンチュコワと一緒だったし。

「とにかく早く打ってみたい」という方は2/7に品川プリンス高輪テニスセンターで試打会やるそうですよ。森上プロも来るそうです。イベント詳細や申込みはコチラから。ちなみに締切が2/2でした、明日じゃん。

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