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2005.04.20

テニスと音楽

今日は日本橋の着物問屋さんとの商談のためクルマをかっ飛ばしてきました。

いつもは当たり前のように「おかあさんといっしょ」とか「アンパンマン」とか「セーラームーン」の曲が流れる車内ですが、今日ばかりはiTunesでこしらえたMy Best Songs CDを思う存分かけましたです。丁稚の場合、聴くというより大声で歌って楽しむ派なので車内はスタジオさながらの爆音状態です。

丁稚はどこにでも居るテニス好きな着物屋風情ですが、意外なことにその昔、バンドでボーカルやってました。え?おかしいですか?まぁそう言わずに...。

そうあれは高1の頃でした......

部活にも入らず友達とテニスしに行くぐらいで放課後はブラブラしていたのですが、ある日の放課後、教室近くの音楽室でクラスメイトが集まっていました。「何だろう?」と覗きに行くと普段は目立たないクラスメイトがギター(白黒ツートンのフライングV)を弾いていました。それは見事な指使いで見惚れてしまい、他のクラスメイトが散って行った後も丁稚だけは彼のことを眺めていました。すると彼が「丁稚くん、ボーカルやらない?学園祭に出ようよ」と意外なお誘い。人前で歌ったことなんて無いけれど、ベースの子は同じ駅のクラスメイトということで「いいよ」とその場で安請け合いしてしまいました。

彼のバンドが練習している曲の入ったカセットテープを手渡され、数日後には貸スタジオでの初練習に参加していました。初めてボーカルとして練習した楽曲はナイト・レンジャー「シング・ミー・アウェイ」とUFOの「ロック・ボトム」でした。どちらの曲もキーが低いのでボーカル初心者の丁稚にもラクに歌えたんですが、バンドのメンバー達がいたく丁稚の声を気に入ってくれて大歓迎のうちにバンドへ入れてもらいました。練習の甲斐あって学園祭のステージ(いちおう音楽の先生による選考会アリ)にも立つことが出来ました。

高校時代は色んな仲間と組みながらナイト・レンジャー、UFO、MSG、アイアン・メイデン、ラウドネス、ディープ・パープル、レインボー、VOW WOW(ここのvo.の人見元基は凄かった)のコピーを学園祭で演りましたね〜。町田のライブハウスを借りて卒業ライブをしたのが一番の想い出です。楽しかったなぁ。

大学で組んだバンドはレッド・ツェッペリン、VAN HALENのコピーから始めてすぐにオリジナルを作ってライブに出てました。自分としてはちょいと真剣に音楽を掘り下げちゃったりしてましたね。ギターの子が作ってきた曲にボーカルやベース、ドラムがジャムセッションを繰り返しながら、曲にしていくという手法でしたからやりがいありましたね〜。ただ洋モノ系を目指していたので歌詞が問題でした。結局、英語風に歌うだけで歌詞は付けないままライブ出てました(^_^;) スキャットマン・ジョンのようですなぁ、いま考えるとあぶら汗がじっとり出てきます。うにコーチの英語力があれば....。んで、その頃ちょうどイカ天の頃で「俺等もホコ天に行くか!」なんてのたまってたり、「俺ぁ、音楽で喰っていくだぁ」なんて親と大喧嘩になったこともありましたが、結局は就職活動の時期になるとメンバー達も安全な道を選ぶこととなり敢え無く活動終了。こうして高1の学園祭で味をしめた丁稚はテニスからすっかり遠ざかり、大学の4年になるまでどっぷりとバンド活動にハマっていましたです。

一番テニスの上達出来る時期、そして嫌というほどテニスが出来る時期に他の事に没頭してしまったワケで、その期間の穴を一所懸命に埋めようと頑張っているわけですが土台無理なお話しですな。「テニスを細々とでも続けていれば、こんなへっぽこにはならなかったのに」と悔やんでも仕方がない、プレーで笑いをとれる貴重なキャラとして今後ともテニス道に邁進してく所存でございます。

せっかくだから丁稚のバンド活動の原点となったアルバム達を紹介します。

ナイト・レンジャー☆☆Night Ranger / Millennium Collection(CD) (Aポイント付)Night Ranger / Millennium Collection(CD) (Aポイント付)
「シスター・クリスチャン」が彼らの一番のヒット曲かな?最近再結成したという情報をチラッと見掛けたような...。
UFOライヴUFO / UFOライヴ
これはまさにマニア向け!というかマイケル・シェンカー大好きな人以外は苦痛かも。ただし今のギターキッズに「ロック・ボトム」のギターソロだけは是非とも聴いて欲しいなり。
レッド・ツェッペリン/ベスト・オブ・レッド・ツェッペリン〜リマスターズレッド・ツェッペリン/ベスト・オブ・レッド・ツェッペリン〜リマスターズ
御大ZEP。聴き飽きませんなぁ。若かりし頃のロバート・プラントの声は艶っぽくて何ともSEXYであります。
アイアン・メイデン/魔力の刻印 アイアン・メイデン/魔力の刻印
このアルバムから参加したブルース・ディッキソンの声と歌唱力はぶっ飛びモノでした!ロニー・ジェームス・ディオと双璧。どこまでも高く、そしてどこまでも太い声。
ヴァン・ヘイレン/ヴェリー・ベスト・オブ・ヴァン・ヘイレン VAN HALEN / ヴェリー・ベスト・オブ・ヴァン・ヘイレン
ご存知ヴァン・ヘイレン。天才エディとお茶目なデイブのコントラストが楽しかったんですけど、サミー・ヘイガーが加入してからちと重たいバンドになっちゃったね。初期の曲にはエディとアレックスのパパがクラリネットで参加したり、メンバー全員のアカペラで「♪バンバ・ディーラ・バンバ・ディーラ♪」と歌ったりと楽しいバンドだったんですが...
ツイン・ベストVOW WOW / ツイン・ベスト
人見元基が加わってBOW WOWから改名。本格派ボーカルの人見元基が加わってようやく山本恭司の曲も垢抜けしたんですよね〜。BOWWOWは巧いけど退屈だったし...。
黙示録マイケル・シェンカー・グループ / 黙示録
これはさすらいのHRボーカル、グラハム・ボネットが在籍していた時の3枚目。MSGといえば、やっぱり1stですよね。サイモン・フィリップスの不思議なフィルインが微妙ですけど。4枚目の「キャプテン・ネモ」はギターキッズなら一度はコピーして欲しいすな。
THUNDER IN THE EASTLOUDNESS / THUNDER IN THE EAST
いやぁ懐かしい。日本No.1HMバンドのラウドネスが記念すべきアメリカデビューを果たしたアルバムですな。ただボーカルが弱過ぎると酷評されたっけ...二井原実でしたっけ?日本のメタルボーカルスタイルの権化なんですが....。この後、フラットバッカー(EZO)の山田政樹に替わってバンドの迫力増したんですが、すでに往年の勢いはなくなってましたね。名バンドであることは間違いない。高崎晃のギターワークは今でもばかテク。
ディープ・パープル /イン・ロックディープ・パープル /イン・ロック
バンドをしていた人なら誰でも演奏出来る「ハイウェイ・スター」や「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は入ってませんが、「チャイルド・イン・タイム」ではイアン・ギランのキチ●イ的ヒステリック・ボーカル炸裂です。そして「スピード・キング」ではDPの演奏力の高さを堪能出来ますです。「スピード・キング」をコピーしたんですけど、丁稚はリズムの裏と表を取り違えて仲間によく迷惑かけました。
アイ・サレンダーRainbow / アイ・サレンダー
名曲「スポットライト・キッド」「ディフィカルト・トゥ・キュア」「アイ・サレンダー」が収録されたアルバム。男前ジョー・リン・ターナーが在籍していた頃のものですな。先記3曲はバンドでコピーしましたよ〜、懐かしい!
まだまだいっぱい紹介したいアルバムはありますが、テニスblogですからこの辺で終わりにしときます。

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