watch!のセンス
丁稚はこの間の試合会でも粘着ペア相手に2度ほどしでかしちゃったんですが、インするボールを「アウト」と判断して見送ってしまうことが度々あります。際どいアウトをウォッチしてポイントを取る時は快感なんですが、インのボールをわざわざ見送ってポイント献上するとショックは大きいです。「あ、入ってるよ〜」ってうなだれちゃいます。
アウト臭いボールは見送らずに返球するのが正解で大抵の人はきちんとそれが出来ていますよね。丁稚はつい見送っちゃうんですよ、そしていつも後悔するんです。パートナーも周囲も一瞬凍りつかせる丁稚の得意プレーであります。通常のレッスンならば大袈裟なリアクションで、その重た〜い空気を変える事は出来るのですが試合だと.....。気の練れたパートナーで良かったなぁ。
しかしよく考えるとウォッチって凄い感覚的なプレーですよね。自分の居る位置と相手のボールの角度・速度・回転を動きの中で瞬時に軌跡を弾き出し判断しなきゃいけないんですからねぇ。自分の身体が静止している状態ならまだ判断力は高まると思うのですが、サーブやアプローチを打ってネットへ詰めていく時に微妙な返球をウォッチするのは、よほど経験やセンスが無いと難しいですよね。自分の態勢は前掛かりですから、位置把握や軌跡の計算も若干のブレが出そうだし。
書いているうちに言い訳がましくなってきましたね(^_^;) ぶっちゃけ予想以上のナイスな返球に「あ、今から手を出しても間に合わない」って判断して手を引っ込めちゃう消極的なウォッチミスもたまにあります。やっぱりスプリットステップがきちんと出来ていないから判断ミスや打ち遅れが出るんですな。センスのせいにしていては上達も見込めないか....。
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コメント
強気で行きましょうよぉ~。慣れですよ~。
でも難しいですよね。
フットワークフットワーク!空振りしてもガシャッても、打ってしまえー。
ところでアガシはいままで実はinstinctにペイントしていた!?と言うビックリ情報を生徒さんが話していましたが、どうなんでしょうね。
皆さんこのテの話題はお好きみたいです。
投稿: うにのり | 2005.05.11 20:52
確かにWatch!にはセンスとか要るなあと思うこともしばし。
ステップが基本といっても、間に合わないときもありますしね(^^;;;
とにかく追いつく、とにかく打つ、と言うのが基本らしいですけどねえ・・・。
ところで、ベースがインスティンクトですか>アガシ
プロツアー系統であればそれも信憑性がありそうですね。
何せムスターも、ずっとプロツアーしか使ってなかったって話もあるそうですし。
まー、有名選手の真似したいって気持ちはありますからねえ(^^;;;
そうやって騒ぐことが出来るのも楽しいものでしょう。
投稿: AgentSatosuru | 2005.05.11 22:51
サーブを打ってサービスライン前で止まらないため、センターのちょいロブ目のボールはいつも眺めています。(ナイスリターンと思うことにしています。へへ・・)
レシーブでスピンが掛かっていない勢いのあるボールはほぼアウトになります。
ストロークでもスピンが掛かっていな系は立ち位置にもよりますが、胸ぐらいまではアウトと確信しています。
それでも入った時には「仕方が無い」と諦めてます。
でも、間違っても良いからwatchする勇気は必要かななんて思ったりしています。
ボールの見極めが悪いと思った日にはwatchしないようにします。
投稿: あたし | 2005.05.12 00:41
> うにコーチへ
>> 空振りしてもガシャッても、打ってしまえー。
ニュータイプなもんでピカッと電流が走るんですわ「手を出しちゃなんねぇ」と(@o@)ウソ
そうなんですよね〜積極的に手を出さねばなりませんな。ネットでは獣にならないと...
>> アガシはいままで実はinstinctにペイントしていた
なんかそういう情報も目にしますね。いや実際そうなのかも。パワーのあるラケットが好きな彼ですがインスティンクトは意外でしたね〜。うにコーチのインスティンクト、俄然注目のラケットでありますな(^○^)
> AgentSatosuruさんへ
>> とにかく追いつく、とにかく打つ、と言うのが基本
ですよね〜。気迫が足りてないですなぁ丁稚は。見逃して悔やむぐらいなら手を出してミスった方がナンボか良いですもんね気分的に。
>> 有名選手の真似したいって気持ちはありますからねえ
基本的にプロは市販品は使っていないんでしょうけれど、やはりプレースタイルに共感出来る選手のラケットを買いたくなりますよね。丁稚も久しぶりにテニスを始めて最初に買ったラケットは、アガシモデルのLMラジカルOSでした。古い固定観念が捨てきれず「女・子供じゃあるまいしオーバーサイズなんて使えるかぁ!」って思っていたんですが「アガシが使っているならそんなに軟弱でもないか」と購入に踏み切ったんです。そう最終的には使用しているプロ選手のイメージに後押しされた感じです。
> あたしさんへ
>> ボールの見極めが悪いと思った日にはwatchしないようにします
なるほど〜。ウォッチする勇気も必要だけれど、自分の判断に自信が持てない日は臨機応変にウォッチの基準を緩くすれば良いってわけですね。そうですよね〜、なにも四角四面にセンスを磨くとか全部取りに行くとか自分にプレッシャー掛けなくても良いんですもんね。非常に気が楽になりました。ありがとうございます。
「nice watch!」って時のあの快感も捨て難いですもんね〜。ボレーを打ちに行ってからスッとラケットを引き流し目でベースラインを割るボールを確認している時なんて、気分はサンプラスですから(^^ゞ
投稿: 丁稚 | 2005.05.12 13:16