弱点自覚
明日から店内で展示会。というわけで今日は準備に追われる一日なのですが、そろそろスクールは年末進行に突入する(スペシャルレッスン週間)ので早めに振替消化しないとやばいので無理矢理午前のレッスンに参加。
古巣の木1クラス。老練なマダムに伸び盛りのマダム、まだまだ血気盛んなオジサマが在籍するこのクラスはナカナカどうしてバランスの取れたレベルの高さなのであります。色々な引き出しを要求されるクラスとも言えます。
このクラスはそろそろ引退間近のMコーチが取り仕切るクラスだったのですが、もはや違うコーチが担当するクラスに変わっておりました。偉くなってしまうのねMコーチ、今度の土曜でお別れですか.....。
さて今日のレッスンで気付かされたポイントは『右足』です。
半面クロスコートを使ってコーチがボレーヤーで丁稚がストローカー、ストローカーの生徒はボレーヤーの足下へボールをコントロールする事が約束。
ラリー序盤は打ちやすいポイントへコーチがボレーをコントロールしてくれます。ちょっと打点に近付き過ぎる自分に困惑しながらも、なんとか足下へ厚い当りのボールをコントロール出来ています。ところが左右に振られ始めると途端にネットやフカしが連発。特にフォア側に振られた時のミスが多い。
コーチ「丁稚さ〜ん!右足!右足意識して〜!」
セミオープンからオープンに構えてバスッと返しているつもりですが、その「ものぐさ」を裏打ちしてくれるはずの軸足が不安定との指摘を受けました。
それではと意識的に右膝にグッと力を蓄えてストローク!確かにしっかりと返せる。でもしんどくて続かんわ!(-_-;)あぁこれが自分の弱点なのね。他人様より重心が低い(低身長+短足)のを隠れ蓑にサボっていたのですな。いかんいかん、これはいかんなぁ〜。
左右に振られた途端にミスが出る原因は足の粘着性の無さだったのね。さ、どうする?走る?ジムる?鉄下駄る?やっぱり自宅でスクワット?正座で店番では鍛えられないものか?......う〜ん(^_^;)
* * *
というわけで明日から大島紬の展示会。毎年、年末の12月に催しているんです。
今年は田中一村が描いた奄美大島の絵をモチーフにした大島紬にスポットライトなのです。
壮絶な絵画人生を歩んだ一村ですが、晩年の奄美の絵はやはり惹き付けられる迫力がありますよね。
奄美を愛した作家の絵を奄美の職人たちが丹精込めて再現するわけですな。一村の世界を小さな小さな絣の集合で再現するのは大変な作業ですが、職人たちも気合いを込めて染め上げ織り上げたことでしょう。
これは一村の絵をモチーフにしたモノではありませんが、非常に手の込んだ仕事がなされたモノです。
大島紬は機で織る前にタテ糸とヨコ糸に小さな点を作り、織る時にタテヨコの点を合わせて絣(かすり)を作り、その絣の集合体で柄を表現しております。
タテ糸とヨコ糸の点となる部分は、締機というもので予め締めて防染しておきます。要は単なる細い細い糸の状態の時に柄を付けちゃうという荒技をするわけです。
そして自生する車輪梅のチップを煮沸した液の中に糸を入れ、さらに泥田に持って行って泥に潜らす。この作業を何十回と繰り返すことで徐々に大島紬特有の黒に染まってゆくのです。
そして織る時にタテとヨコの点を十字に合わせながら、設計された通りの柄に織り上げていくのですな。なんとまぁ気の遠くなるようなことをするもんでしょう(・・;)
ま、大島紬が値の張る理由ってことで(^^ゞたまにはきもの話しもいいかな?
---------- ---------- ----------
人気blogランキングに参加しています。クリックして頂けると嬉しいです
ショップ一番 | テニスショップアド | アートスポーツ・ODBOX | テニス市場 | テニスマックス | テニスショップ エディ | KPI tennis | TENNIS 24 | SPOTAKA | ラケットプラザ | tennis goods seller | Sportsman 楽天市場支店 | テニスショップ starcraft | 中古テニスマーケット
| 固定リンク | 0
「つぶやき」カテゴリの記事
- (仮)ブログ移転(2021.02.09)
- 野鳥図鑑とフィールドノート(2021.02.06)
- 124年ぶり2月2日の節分(2021.02.02)
- 父の七回忌(2020.11.01)
- 何だったんだ2020年(2020.12.31)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
大島紬、、、憧れの着物ですね。
嫁入りで二枚持ってきたものの、テニスに明け暮れの毎日!三つ指ついて、だんな様をお迎えする夢はどこかに往ってしまいました!
仕付けもとっていない箪笥の肥やしは、そのまま娘の嫁入りに、、、いいかしら?
投稿: てにまま | 2006.12.14 21:16
■ てにままさんへ
お嫁入りで大島紬を2枚!!!素晴らしいお支度ですね!
>> 三つ指ついて、だんな様をお迎えする夢はどこかに往ってしまいました!
あははは(^_^;)ま、奥様が元気な方が旦那様もうれしいでしょう。でもたまには高島礼子、古くは大原麗子風に着物姿で迎えてくれるってのもサプライズで良いですな。
>> 仕付けもとっていない箪笥の肥やしは、そのまま娘の嫁入りに、、、いいかしら?
それでいきましょう。たまにタンスの引出しを開けて風通ししてあげて下さいね。全部引っ張り出して虫干しするのも大変でしょうしね。
投稿: 丁稚 | 2006.12.16 12:34