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2008.04.13

【レッスン】もっとスピンをかけようキャンペーン初日

トップスピナーに変身!

「もっとスピンをかけようキャンペーン」初日となる昨夜のレギュラーレッスン、黄色いフェルトを撒き散らさんばかりに思いっきり擦り上げてまいりました~(^_^;)

行き先はボールに聞いてくれ

思ったよりも良い具合に打てたんですが、思っているよりも残念な感覚でもありました。

もっとスピンをかけようキャンペーン開始に先駆けて、コーチ陣からは「手首をクイッ」や「面をむこう向きにテイクバック」などのアドバイスを頂いておりましたが、自分なりの噛み砕き方として『ラケット持ってないも~んテイクバック』をレッスンを通して試してみました。

結果としては良好です。予想以上に回転数アップに繋がります。「あ、やばい(゜o゜)」というぐらいネットよりも高い所を通すとベースラインぎりぎりにスット~ンと落ちてくれました。ラリーの相手をしてくださったコーチにも「良いですよ~ナイスボール!」というコメントを頂戴できました。

やはり予想通り、すとんと自然にラケットヘッドを落とした状態からいつも通りのインパクトを迎えようとすれば、自然にワイパースイングになりますね。んで予想外の収穫としてヘッドが走ることで完全に振り切れるようになりました。いつものフラット系だと面の押し出しを強調してしまうので振り切りが不完全になりがちだったので、久しぶりに「おぉ振り切れてるわ~」という感覚を得ることが出来ました。

ただ残念な点、いや修正すべき点もいっぱい見えてきました。

まず一番「う~ん」となったのは気持ちです。なんだか「カローラで200km/h」と言われた時のスイングに戻してしまった気が強くしました(^_^;)そういやこんな風にめいっぱいリキんでスピンを打っていたよなぁと。つまり進歩や上達というよりも後戻りしてるって気持ちになりました。

まぁでもあの当時はソレしか出来なかったワケですし、キャンペーン初日ですから悲観的にならなくても良いのかな。

次にフォーム。いやぁきっと横でボクのスピン打ちを見られたとしたら「エレガントじゃねぇなぁ」と思えたに違いありません。打ってても「えぇ~?」って思うようなスイングでしたもん。

まずフォローで肘がめちゃくちゃ上がってしまうのに違和感たっぷり。いやそれで良いのかも知れないんですが、良く言えばロディック的な腕っ節フォア、無理矢理スピンといった感じだった気がします。ロディックのフォアは強烈であんな風に打てたら最高ですが、フォーム的には決してエレガントではありませんよね。ロディックのフィジカルがあってこそのフォームですから。

腕っ節で無理矢理スピンを加えているということ。まぁ初日だから極端でも良いか。

次に回転量と球速と深さ。この数式を解くのはスピンスイングが自分のモノにならないとなかなか厳しいのですが、まず解答を迫られる部分でもあります。

高弾道で打ち出せば回転数も深さも出ます。スピン打ちのメリットである安定感を実現するばかりか、スピンによる強制落下を見越して球速も加えられる気もします。最高に極まればエッグボールになる弾道ですな。でもこの「高弾道・高回転・高球速」の調節は難しいっす(^_^;)お互いに相関関係もありますから球数打たないとなんとも。

まぁエッグボールは置いておいて深いボールを打ちながら「低弾道・並回転・高球速・高リスク」のフラットドライブと「高弾道・高回転・並球速・高安定」のスピンボールの間で調節できるようになりたいですな。あ、もちろん余裕のある時は「波動砲」もぶっ放さないとね(^_-)

気持ちとフォームと数式、昨夜を反芻しつつ次週にはもひとつ工夫してみようと思うのですが、仲間のスピンショットを見てヒントが増えました。

昨夜のレッスンでご一緒させていただいたダンパパさん(拙ブログに時折登場する長身サウスポーさん)。この方のフォアは威圧感のある球速と豊富な回転数による安定感を両立した見事なものなのです。いやホント、羨ましくも妬ましいほどの素晴らしいフォアを打つんです。というわけでレッスン終了後にスピン打ちについてアドバイスを求めてみましたら....

「やっぱりヘッドが落ちないと。落ちたところからしっかり捉えれば...」

とシャドースイングを交えながらアドバイスをして下さったんですが、彼のラケットの動きを見ていて気付きました!ボクのスピン打ちとの大きな違いを!

『スロートからボールを迎えに行く』

これは大きなヒントですね!ありがとうございます!そっか~ボクのスピン打ちが引っ掛け打法・巻き込み打法になりやすいのは、「一点」で全てを完了させようと思っているからなんですね。

肩の回転で推進力、ラケットの上への動きで回転数。いや間違いでは無いのですが、安定感を求めるスピンなのに非常に厳しいタイミングも要求されちゃうんですね。そうではなくてスロートからボールを捉えに行くことで球持ちを長くしてボールとの対話時間が増やせるってことですな。なるほどなるほど。

キャンペーン2回目の実践項目は「スロートから」に決定です(^_-)

* * * 昨夜のあたしさん * * *

ようやく届いたMGプレステージmidの試打ラケでプレー開始でしたが、途中で放り投げてしまっておられましたね(^_^;)かく言う僕もMGプレステージMPの試打ラケを早々に放り出しましたが....

「もっとスピンをかけよ」というダメ出しを食らったボクとは対照的に、あたしさんは「もっとフラットに」というダメ出しを食らっていたとか(^_^;)

ホントですか~?あたしさんのフォア良いと思うんだけどなぁ。でも確かにフラット気味にすっ飛んでいくバックハンドに較べるとフォアはプレースメント重視でジェントルに打たれるケースが多いかも知れませんね。でもリターンの時なんかは非常に球威のあるフラットドライブを打ってますから、それをストロークでも使うか使わないかってだけの話ですよね。

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テニス」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。ダンママです。
旦那さんに直接コメントを求めたのですが、恥ずかしがって・・登場しません。(爆)
でも旦那さん曰く「丁稚さんの綺麗なレベルスウィングは自分では出来ないですよ。自分はフラットが全く打てないです(苦笑)」と言ってました。そう丁稚さんていつも真剣に研究熱心で頭下がります。というのは私の感想です。
尊敬します♪ハイ。

投稿: ダンママ | 2008.04.13 21:38

おはようございます。
丁稚さんの武器はフラットなので、スピンはチェンジオブペースのときにお使いになればよいと思われます。

で、最近思うのですが、ワタクシの場合ですと、脱力>手首の方が良いスピンがかかります。まずは腰の回転を意識して、腕をしならせ、腕全体でラケット面がボールとできるだけ長く接触するようにショットしてみてはいかがでしょうか?

ワイパー気味になるのは、ヘッドスピードを上げようとすると自然になるものと、最近は考えています。

投稿: ひき | 2008.04.14 08:06

スピンなんて、下から上にスイングすりゃ~オッケーっすよ~!!

オイラは。腰から肩までの範囲で打てるボールだったら、フラット/フラットドライブ。
腰より下や、肩より上だったらスピン。(安定してつなげたい場合もスピン)って感じにしてまーす。

投稿: Neko | 2008.04.14 14:14

■ ダンママさんへ

>> 旦那さんに直接コメントを求めたのですが、恥ずかしがって・・登場しません。

こんな場末のブログにわざわざお出ましいただくなって滅相もございません。コートでアドバイスを頂けただけで幸せです。

>> 「丁稚さんの綺麗なレベルスウィングは自分では出来ないですよ。自分はフラットが全く打てないです(苦笑)」と言ってました。

えぇっと(^_^;)レベルスイングってテニスでも有効なのでしょうか.....ま、いずれにせよ褒めていただけたのですから嬉しいです!

>> いつも真剣に研究熱心で頭下がります。

ほら、実際のプレー時間があまりにも少ないでしょう(-_-;)だからこうついつい頭でっかちになるんですよね〜。

>> 尊敬します♪

尊敬に値しません♪ハイm(__)m

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■ ひきさんへ

>> 丁稚さんの武器はフラットなので、スピンはチェンジオブペースのときにお使いになればよいと思われます。

いやあの、ひきさん。そのペースを変えられるスピンが打てないんです(^_^;)あ、フラットも入りませんしね。要はストロークが崩壊してるってことでご理解頂ければ。

>> 脱力>手首の方が良いスピンがかかります。まずは腰の回転を意識して、腕をしならせ、腕全体でラケット面がボールとできるだけ長く接触するようにショットしてみてはいかがでしょうか?

ひきさんのフォアは綺麗ですし、良いドライブを打っていらっしゃいますよね。しかもフォームにまるで無理が無いし下半身がドッシリしていて見事です。

んで脱力 > 手首のアドバイスありがとうございます。そうですよね。手首でどうこうしようと思うと手打ちになりやすいですし、故障にも繋がりかねませんしね。

身体の大きな部位を大きく使う、腕をしならせる、ボールを長く持つ。全てリラックスすることで繋がる動作ですよね。次回に試してみます。

>> ワイパー気味になるのは、ヘッドスピードを上げようとすると自然になるものと、最近は考えています。

前ではなく上に抜くわけですから今までと違う感覚になって当たり前ですよね。スピン打ちの感覚が掴めてきたら、また違うモノが見えそうですね。

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■ Nekoさんへ

>> スピンなんて、下から上にスイングすりゃ~オッケーっすよ~!!

深い!ぶっきらぼうなようで考えさせられるお言葉です(^_-)でも確かにシンプルに取り組むべきですよね。

>> オイラは。腰から肩までの範囲で打てるボールだったら、フラット/フラットドライブ。腰より下や、肩より上だったらスピン。って感じにしてまーす。

そんな打ち分け、オレには出来ん!(・・;)

Nekoさんのフォアも良いよね〜。安定感あるし活きの良い回転が掛かってる。あなたとストローク戦はしたくない。

投稿: 丁稚 | 2008.04.18 18:13

コメントありがとうございます。

さらに、オープンスタンスになると突然スピンがかけやすくなります。
(コート奥に押し込まれたときのショットで下がりながら打ったらスピン過多でかえっていくことありませんか?)

フォアの場合、右足を軸と考え、横に踏ん張った力を一気に戻す力で掛けると、スピンがかかりやすくなるかもしれません。
体制を崩さずリカバーできるので最近よく使っています。

スタンスで改善するってのも一つの手かもしれません。

投稿: ひき | 2008.04.21 07:44

■ ひきさんへ

おぉ○ニーコーチなみのバギーホイップですね(^_^;)ヘビースピンを打つならアレが最高ですよね。

元々オープンスタンスで○ニーのように引っ掛けるスピンを打っていて、メ○ロス入学と共に前へ押すスクエアに矯正し、現在はもう少し身体が楽に使えるセミオープンで打っています。

ただセミオープンの2軸で打っちゃってるので、非常に不安定かつパワーロスが大きいかもしれません(^_^;)

オープンにしろセミオープンにしろ軸足にしっかりと体重を乗せてやらないとロスが大きくなっちゃいますよね~。

投稿: 丁稚 | 2008.04.26 10:43

この記事へのコメントは終了しました。

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