RICOHの高級コンパクトデジカメGR DIGITAL2(以下GRD2)を購入してから一ヶ月以上が経過しました。その間、さらにGRD2の実勢価格は下がったのは少し悔しいですが(^_^;)その分、使い倒してますからヨシなのであります。
2008.07.09 【1stインプレッション】GR DIGITAL2 / 丁稚のテニス雑記帳

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GRD2は一般的なコンデジよりも横長ですし薄くは無いですが、ちょうどポケットに収まるサイズなので常に携帯するのが全く苦になりません。またフィルム時代から続くGRの横長デザイン+グリップ部の膨らみは、手の平に馴染みやすく構えた時にしっくりと来ますね。完成されたカメラの一形態なのです。
適切なサイズや材質や重量が醸し出す『持った時のしっくり感』こそGRD2の最も大きな魅力だとボクは思っています。
きっちりとした画質や弄り甲斐のあるマニュアル部分、成熟し驚くほど快適な操作感などなどGRD2の素晴らしい部分はたくさんありますが、やはり『持った時のしっくり感』があるから常に持ち歩きたいと思うわけですし、即座に撮り出して興味をそそられたモノにレンズを向けシャッターを切ってしまうのです。
GRD2がボクの撮影機材に加わったことで、撮りたいけどデジイチを取り出せない時や取り出したくない時でも、ポケットに待機させているGRD2で軽々と撮れるようになりました。とても精神衛生上よろしいのです。
もちろん高級コンパクト、伝統のGRレンズとはいえ単焦点レンズをつけたK10DやMZ-5などの一眼レフカメラの画質には及びません。うっかりすると並のコンデジライクにさえ撮れてしまいます。それでも写欲がほとばしった瞬間にそれを解消出来るのは大きいです。撮らなければ画質も何もそこには何も残りませんからね。
手持ちの一眼レフを凌駕している部分も多くあると感じています。
とても見やすい背面モニターでプラスマイナスの露出補正の結果が即座に反映されるのは嬉しいです。ライブビュー機能の無いK10Dだと一枚毎に背面モニターで確認して露出補正を試行錯誤するか、オートブラケティングで一気に適正露出・プラス補正・マイナス補正で撮るワケですが、一枚毎に確認するのは面倒ですしオートブラケティングはMacに取り込んでからチョイスしなければなりません。
ボクはGRD2の背面にあるズームレバーで露出補正出来るように設定してありますので、メニューから露出補正を弄る手間も無く、撮影意図に一番近い露出をモニターで確認しながらすぐに探し当てることが出来るようになりました。K10Dはそれほど活用出来ていなかった露出補正の有用さをGRD2で初めて学ぶことが出来ました。

1/40 | F2.4 | ISO100 | -1.3EV
以前にも掲載した写真ですが、この写真を撮った辺りから露出のプラスマイナスを多用するようになりました。-1.3EVなんてK10Dではほとんど設定したことなかったんですけどね。でもこの時、見たままの夕焼けの美しさを強調するためにはそのぐらいのマイナス補正が適当だとモニターを見ながら思ったんです。
GRD2でいかにもコンデジっぽい妙に明るく色の芯の抜けた写真を回避し、こっくりと色乗りの良いリバーサルのような写真を撮るにはマイナス補正は有用なのかなと思ってます。だから電源をオンにすればいつも-0.3EVになっているように記憶させています。GRD2を使っていると露出補正の楽しさや発見はこれからもっと出来ると思います。

1/800 | F7.1 | ISO100 | +0.3EV

1/640 | F7.1 | ISO100 | -0.3EV
それから28mm単焦点という点。
これは有難い時もあればその逆の時も......いややっぱり逆に感じる時がまだ多いかな(^_^;)↑の写真のように撮りたいモノに近付かなかったり、当たり前の高さから当たり前の構図で撮ると面白くも何ともない写真になっちゃいますから。

左:1/125 | F2.8 | ISO100 | -0.3EV
右:1sec | F2.4 | ISO154 | -0.7EV
だから周囲から「え?」って引かれるぐらいの所から撮ったり、ガバッと被写体に寄ったり、ポイントとなるモノを前に入れておかないと何の変哲もない写真を量産してしまいまする。ただまぁ右上のような説明的な写真を撮るには広く写しこめるので非常にありがたいですな。

1/30 | F2.4 | ISO1234 | -0.3EV
モノクロもイイですね!GRD2はモノクロ専用機にしたいと思ってしまうほどイイですね。ISO401以上になると盛大にノイズが現われ始めるのですが、モノクロで撮る時に限ってはがしがしノイズが乗ってOKよんと思ってしまいます(^^)なんだかフィルムの粒状感っぽいんですよね。もちろん滑らかなモノクロ写真も好きですけど、荒々しさのある白黒写真も好きです。

1/100 | F2.4 | ISO100
そしてスクエアフォーマット。モノクロ+スクエアのスナップショットこそGRD2の最も得意とする写真なんじゃないでしょうか?
タテ位置(タテ撮り)の多いボクはけっこうスクエアって相性の良いフォーマットに感じます。作品を撮るには難しいのでしょうけど、ボクは踏ん切りやすく迷いが少なくなって好きです。
さて1ヶ月使用での印象はざっとこんなところですか。確かにデジイチの出番は少し減りましたが、デジイチの優秀さも再確認してますからK10DとGRD2という布陣にボクは大満足しています。撮れりゃイイじゃんってだけならケータイのカメラがあるワケですが、GRD2購入以前からケータイのカメラは殆ど使いません。『楽しく』とか『より良く』撮影するってのもボクには大事ですから。
難しいけど楽しいカメラGRD2、これからも末長く愛用していきます。相棒のデジイチがもしもニコンD300に替わっても...........嘘です(^_^;)妄想です。
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