
オヤヂの狩猟譚 〜 Three months / 2008-11-11
あれからまた3ヶ月が過ぎました。未だにまだ厭きずに遊んでます(^_^;)半年もモンハンばっかりやってる中年オヤヂって.....
--- 2008-11-15 ---
キレイなオネエチャンと仲良くなりたい!
クソ暑い火山地帯に必須の冷たい飲み物や、極寒の雪山に必須の温かい飲み物をよ〜く忘れます。そうそう「コイツは倒さずに生け捕りにしよう」って思っておきながらモンスターを眠らせる麻酔薬も忘れるなぁ(^_^;)
PSPモニターに映し出されるハンターという名の自分は、当然のように実生活での自分と同じようにウッカリ者です。目先の目的に頭がいっぱいで一事が万事、細心の注意に欠けてます。ホントに反省させられます。モンハンで。
* * *
ハンター初心者には高い高い障壁である四足歩行のティラノザウルスをギリギリ討伐し、火竜夫婦の大量捕獲(雌火竜の逆鱗は未だに発見出来ず)に得体の知れぬ古龍も数体撃退したことで、村人には「それなりに役に立つハンター」という印象を与えることが出来ました。
されど手練れのハンターが集うギルド(集会所)ではまだまだ小僧扱い。ギルドで働く美人さん方のハンターという名のボクに対する態度でそれを痛感します。
総合受付嬢やクエスト紹介嬢を含めてみんな、つっけんどんで愛想が悪いったらありゃしない。たまに集会所を訪れてもあくび連発で、面倒臭いから出来れば話しかけて欲しくないオーラを発散してます。
これはイカンな(^_^;)現実世界では無類のオンナ好きでエロの権化で通っているボクの分身なのですから、集会所のオネエチャンにセクハラまがいの軽口ひとつ叩けないようじゃイカン。
ってことで、村長さんの依頼を少し放置して集会所に足繁く通ってます(^_-)まずはオネエチャン方に顔を覚えてもらわんと、尻のひとつも触れませんからね。
かれこれ集会所は見向きもせずに村長さんにお仕えしてましたんで、集会所で受注させてもらえる仕事は誰でも達成できる小僧の使いっぽいモノばかり。それもず〜っと溜め込んじゃってましたから、ざっと40ほど半端な仕事が山積みです(-_-;)くぅ〜コリャきつい。
まぁキレイなオネエチャンと仲良くなるためには、下積みをきっちりこなしていかなきゃな。スケベごころがあれば何でも出来る。
訣別の時か、新入りの指導が抜群に上手い料理長と
そんなご身分じゃないんですが、かわいいネコを放っておけなくてどんどん雇っちゃってます。二間しかない住まいの奥の部屋、厨房兼ダイニング兼トレーニング場兼ネコルームは個性豊かなネコ達ですし詰めです。
現実世界では犬派のボクですが、チーズスイートホームのチィの影響もあって最近じゃいっぱしのネコ好きになってしまいました(^_^;)二次元キャラに弱いのかオレ。
さておき、モンハンにおけるネコはペットや家族というポジションではなく、ともに狩りに勤しむ同居人であります。もちろんひとりぼっちの狩猟生活の寂しさや侘びしさを埋めてくれる癒してくれる存在なのは間違いないですが、ハンターという名のボクと対等の立場なのは間違いないのです。
一緒に狩り場に出て大型モンスターに挑みかかるネコも、自宅で精の出る料理を作ってくれるネコも役割こそ違え、ハンターという名のボクとともに受注したクエストをこなしていくために日々懸命に働いているのです。
厨房のネコ5匹がテーブルに乗りきれないほどのご馳走を作ってくれると、同居するネコとテーブルを囲んでワイワイと食事する毎日。いっとき家庭のぬくもりを感じます。
モニターの中のハンターは現実世界のボクと同様に金のかからないオトコのようで「芋焼酎とチーズさえあれば他に何にも要らないよ」とちびちび呑みながらがっつくネコ達に目を細めています。
でも今後、より狩りに役立つネコ達が現れたら活躍の場を与えられていないネコ達とは袂を分かたなきゃいけない。あと数匹は同居できそうだけど、悪戯に同居させてもまさに飼い殺しになっちゃうから。
厨房の新入りネコ指導が抜群に上手くて肉料理が得意な料理長ネコ.......駆け出しの頃から一緒に住んでるから信頼しきってるんだけど、そろそろ後進ネコにそのポストを譲ろうかとハンターという名のボクは考えている(-_-)
厨房を捨ててともに狩り場で戦うネコに転職する気が無いのなら、寂しいけど別れよう。オマエの美味しい肉料理には助けられたけど、40超えたらめっきり肉にそそられなくなってなぁ....ごめんな。オマエの料理の腕を揮える場所、責任持って探してやるから堪忍しろよな。
--- 2008-11-19 ---
我が家の雌火竜の逆鱗にふれる
左手の親指にPSPダコが出来たオヤヂでございます。いやいやお恥ずかしい。
昨夜は晩酌のワインを痛飲してしまいコロッと寝ちまったもんで、今朝は寝床でモゾモゾと早朝狩猟に出掛けました。いやいや全く以て恐縮です。
アイルーキッチンで朝っぱらから芋焼酎とチーズで迎え酒。ホロ酔い加減で狩り場へノコノコと。モンハンにもモーニングサービスで良素材が出やすいとかあると良いんだけど....。
向かった狩り場は時差があるらしく夜でした。夜の湿地帯(沼地)はどういった具合か分かりませんが、沼底から人体に害を及ぼす毒気を含んだガスが噴出してます。うっかり沼に足を踏み入れると軽い中毒症状に冒されます。
さて有毒ガスに包まれた夜の湿地帯に潜むボスモンスターは黒い鎧に身を包んだサイです。いやぁ目の前にするとデカイデカイ(@o@)しかも硬い硬い。
先ずは邪魔な尻尾を切り落とさんと、サイがゴジラよろしく口から吐き出す熱線をかいくぐって尻尾に太刀を振るいますが、見事に弾き返されます。刃が通らなくてもダメージは蓄積されると信じて、愚直なまでに尻尾に太刀を振り下ろす。
一太刀でもスケベ心を出して余計に振り下ろすと手痛いカウンターが待ってます。しかし、このサイがあまりにも巨大で尻尾になかなか太刀が届きません。「んにゃろ、このやろ」とPSPをガチャガチャ言わせながらプレーしてたら、隣の二段ベッドで寝ていた長女と長男がむっくり起きちまいました。
「あ〜、おとうさん、あさからPSPしてる〜!ずる〜〜〜い!!!」
あいたたた、うるさい奴らに見つかっちまった。チクリ魔の長女はよせば良いのに母親(嫁さん)のもとに走り、お父ちゃんの愚行を報告(@o@)おぉそれだけは!!!
「アンタ、朝っぱらから何してんねん!アンタはエエなぁ布団の中でぬくぬくとゲームが出来て!ああ忙しい!朝ご飯に洗濯に....ああ忙しいわぁ。アンタは気楽でエエなぁ。今日はプラごみの日やしな、ごみ出しはアンタの仕事やで!ふん」
これ以上、雌火竜の逆鱗を刺激しないようにそそくさと寝床を出て、部屋の前にドンと置かれたプラごみを持って収集場へ。ははは(^_^;)早起きは三文の徳どころか早朝狩猟は3倍のトホホですな。
黒い鎧を纏ったサイとは昼休みにでも再会しよう。なんぼ強いモンスターでもうちの雌火竜に較べれば攻略も楽なもんだ。
--- 2008-11-21 ---
防人、自己崩壊の端緒
こつこつ、こつこつと村長さんの依頼をこなしていく過程で、少しずつ少しずつ信頼を勝ち得、ようやく国土防衛の任を得るまでに至りました。
国土防衛.....いや、自然の営みと人間の豊かな生活との利害のせめぎ合いに、いよいよ防人として派遣されるに至ったと言うべきか。
雪山、砂漠、火山......各地域を統べるボスも含め今まで対峙してきたモンスターたちとは比べ物にならないほど、巨大で強大な攻撃力を有するモンスターが居ることを村長から知らされる。そしてその巨大なモンスターはたびたび人間の利己主義の牙城となる街を襲っているとも....
人間は気候や天災や外敵から身を守るために寄り集まる。天から授けられた肉体の強度や耐性は多くのモンスターに劣っている。衣服や雨風凌ぐ家が無ければ、比較的対応しやすい村の気候でさえ、3日と健康には過ごせまい。
しかし人間は巧みにモノを作り使い低耐性の体躯を守り、あまつさえ効果的かつ狡猾な方法で食物連鎖の範囲を逸脱し嗜好に任せて他の命をも奪っている。
英知という名の利己主義の象徴が街であるならば、その街を破壊せんと直進してくる大きな大きなモンスターは自然の象徴そのものである。一時でもその手を緩めたならば、圧倒的な力を有する自然を前に瓦解して行く脆弱さを自覚し、かつ怖れているのが人間なのである。
街に襲いかかる見上げるほど巨大なモンスターと初めて対峙し、あらゆる攻撃手段を用い、討伐は出来ないまでも撃退を果たすことが出来た。撃退成功を労う村長さんからは貴重な脇差しを頂戴した。
でもその瞬間、村長さんにもボクの分身であるハンターにも笑顔は無かった。
巨大なモンスターと対峙することで本来人間の持つ無力さをつくづく痛感し、今後も続くであろう自然との果てない戦いを思い知らされたからであり、村長さんも一介のハンターに伝えるべきことを伝えられたと思ったからである。
でも大いなる自然に真摯に立ち向かうモニター内の彼らはまだ気付いていない。人間の果てしもない欲望の向かう先を。人間とは賢くもあり、同時に途方も無く愚かな生き物なのである。
--- 2008-11-26 ---
他言無用、その身に何が起ころうとも....報酬は弾む
つくづく飽きないゲームだなぁ。PSPってモンハン専用端末でしょ?って真剣に思ってます。他のソフトが全く欲しくならないもん。
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村長さんの抱えている案件を全て解決すると、今まで慇懃な物腰でまともに取り合ってくれなかったある人物から声がかかるようになった。
ネコートと名乗る人物.....いやネコで、見るからに贅沢な民族衣装に身を包んでいる。口外無用を条件にワケアリの案件をいくつか提示してきた。
ネコートさんはいつでも村の片隅にそっと佇み、ず〜っと品定めをしていたのだ。腕が立ち、口も堅い信頼置けるハンターを。そしてボクの分身もようやくお眼鏡に叶うレベルに達したという判断のようだ。
ネコートさんが声をひそめて示した案件は10件余り。見知らぬモンスター、見知らぬ狩り場、ボスモンスターの複数討伐.....。
しかも村人達に内密のうちに目標達成しなければならないために、狩猟前線キャンプを経由せずネコートさんの手下ネコの手引きでその時に適切な狩り場へ直接アクセスすることを強いられ、しかも前線キャンプへの支給品も狩猟開始時ではなく折りを見つけて支給するという条件である。
支給品は無くとも、手持ちの狩猟道具を充てれば凌げるだろう。ただ初めての狩り場にいきなり放りこまれたら軽いパニックになる恐れがある。しかも対峙したことの無いモンスターと唐突に出くわしたら....
「報酬は弾む。今までキミが見たコトも無い素材を報酬として用意している。」
ネコートさんはハンターという生き物を熟知しているようだ。この一言がそれ以上ない殺し文句だからだ。
「これら案件に関して村長や村の店主達はもちろん承知している。だから大量に狩猟道具を買い込んでも、持ち込む素材が急に目新しいものになっても、何事もなかったかのように対応するはずだとネコートさんは語る。」
いったいどういう絡みがあるのだろう?村の主要人物やもしかすると国の政に影響を及ぼす人物からの密かな依頼まで高値で仲介しているのかも知れない.....
しかしボクの分身もよく分かっている。深く詮索したところで自分にとって一文の得にもならないことを、そして働いた以上の報酬がもらえるのなら是非もないことを。
ネコートさんが声を潜めて示した複数の案件から、比較的目標達成が容易そうなモノを選んだ。新しいクライアントから受注する初仕事、先ずは小手調べという心境からだ。
「それを選ぶと思っていた...........。ただ私の案件はどれも一筋縄では行かない。ゆめゆめ気を緩めぬことだ.........。また私の案件を受注したいのならば、そなたの身に何が起こっても決して村人達には漏らさぬことだ。」
口元に冷たい笑みを浮かべながらネコートさんはそう言った。背筋に冷たいものを感じながら狩猟の準備のためにそこを後にした。
この瞬間に今までの狩猟人生を根底から覆されるような衝撃の瞬間へのカウントダウンが始まったことを、まだこの時、ハンターという名のボクは知らなかった。
--- 2008-11-27 ---
虐げられた先住民族の濃縮された憎悪
報酬として用意されている高級素材に惹かれ、ネコートさんから案件を受注したハンターという名のボク。ウキウキしながら狩猟バッグに回復薬もろもろを詰め、ハンターの体力を回復してくれる笛が得意なオトモのネコと共にさっそく狩猟に向かう。
『チャチャブー15体の討伐』
これがネコートさんから初めて承った案件である。チャチャブーは今までに何度も出会い討伐もし、御しやすい相手という印象を持っています。そして小さい闘技場に大集結したチャチャブーを討伐するという内容なので、初めての狩り場でも右往左往する心配は無さそう。ハンターが容易に目標を達成できると踏むのも無理は無いのです。
「新しい太刀の試し斬りにもってこいの案件じゃないか」
共用している農場で採取したレアな虫から作った新しい太刀は、今までのどの太刀よりも高威力で切れ味に秀で、さらに防御力も少なからず上昇させてくれるスグレモノ。「早く血を吸わせたい」とダークサイドな一面に傾くのも仕方あるまい。
チャチャブー、この村(国家)では原始的な刃を得物にした小さい人型の彼らをそう呼んでいる。少なからず差別的な表現を含んでいるかも知れない。古来からこの土地に暮らすいわゆる先住民族だと思われる。
国家成立の折りに侵略を受け従属を強いられた彼らは、国家の権力が及びにくい鬱蒼とした奥地の密林などに逃げ込み、部族の長を中心にゲリラ戦法で国家と対立しているようだ。
日本における蝦夷やアイヌ民族におけるコロポックル、アメリカのインディアンなど、国家や秩序だった集団が出来上がる過程で理不尽な扱いを受ける先住民族は枚挙に暇が無い。
当然そんな扱いに唯々諾々となる先住民族など無い。自分たちが脈々と受け継いできた生活を正当な理由も無く突然奪われてしまうのだから。自分達の生活のために民族の誇りのために身を賭して抵抗するのが必然である。
しかし多勢に無勢、しかも近代化された武器や戦法で想いも虚しく簡単に駆逐されてしまう。民族のために死んでいった累々とした仲間戦士や家族の死体.........憎悪が濃密になっていって当然である。
高級素材に目が眩みあろうことか試し斬りさえ愉しまんとするハンターと、烈火の如き憎悪に突き動かされているチャチャブーの戦士たち。その温度差たるや.....。
ハンターは彼らに較べ体躯に優れ、武器も格段に鍛えられている。チャチャブーの誇り高き戦士たちは2〜3度斬りつけられれば簡単に無念の死を遂げる。
狩り場へ手引きしたネコートさんの手下が安全地帯に身を潜めながら『残り5体です』とハンターに告げる。
「四方八方から一気に斬りかかられ、かなりこちらも体力消耗したけれど、あと5体なら薬を飲んで回復するまでも無いだろう。一気にカタをつけて報酬を受け取ろう。ネコートさんは脅かしてたけど、やっぱり他愛も無い案件だったな」
そんなタイミングで彼が現れた!キングチャチャブーと呼ばれる部族の長である!
部族の長でありシャーマンでもある彼はどこか呪術的ないでたち。そして他の戦士たちよりも一回り大きい身体を持っている。民族の怒りを象徴するかのように頭の被り物には炎が燃え盛り、仇敵の使いであるハンターを呪い殺さんばかりに異様な舞踏を繰り返している。
「少しは歯応えがありそうだな。一応回復薬を飲んでおくか。でもこの太刀の切れ味は最高だぜ!」と体力を全回復させて、真正面から部族の長の頭めがけて渾身の一太刀を叩き込む。同時に部族の長も躍り上がってモンスターの骨から削りだしたような得物をこちらに叩き込んできた。
クロスカウンター!
次に見た光景は狩猟前線キャンプの粗末な雨避けだった。そう、部族の長の一撃で瞬殺されたのである。「まさか!?」とこの有様を疑った。
「もう少しなんだ」とひとりごちながらキャンプでしばし体力回復をし、半信半疑のまま再び部族の長が待つ闘技場へ。そしてまたすぐにキャンプへ担ぎ込まれるハンター......。
部族の長は怖ろしいまでに強い。民族全体の深い憎悪の力をまざまざと身体に刻まれる。
「私の案件は一筋縄ではいかない...」
なるほど。ネコートさんの含み笑いの意味を深く理解した。目標達成のために許された最後の出立、死地に向かう心境で闘技場へ足を向けた。
--- 2008-11-28 ---
フルフルちゃんと父親の威厳
いやぁホントにキングチャチャブーの強さには参りました(ーー;)降参です。
そのクエストは雑魚のチャチャブーを20体15体やっつければ成功なので、キングチャチャブーから必死に逃げ回りつつ雑魚たちをやっつけてどうにかこうにかクリア。また苦手な相手が増えたざます。
苦手といえば電気ヒルことフルフルちゃん。ゲームを進めていくと何度か討伐を依頼されるのですが、いまだに必死こかないとスリーアウトを喰らいます。っていうか昨日まさにぶっ倒されたわけですがね(^_^;)
年齢制限に引っ掛かるのですが、実は我が家のゲームキングである6歳の長男のデータも作ってあるんです、モンハンに。
イャンクックやババコンガといった大型ボスはお父ちゃんに助けてもらいながら、彼もいよいよフルフルちゃん討伐に辿り着いたようです。
長男「フルフルはおとうさんがやって〜。ぼく、こわいから。」
オヤヂ「だめだよ〜(^^)3回チャンスがあるから2回までは自分でやっつけてみな〜。それでもダメならお父さんが手伝ってあげるから」
いやいやこんな所で息子のヤル気を引き出すことも無いんですがね(^_^;)
6歳でモンハンの基本である「ヒット&アウェイ」を理解できるワケも無く、力技でモンハンに挑みかかる息子。もちろんフルフルちゃん得意の自家発電をその度にもらって、あっという間にツーアウト。
「しょうがねぇなぁ」と余裕の表情でPSPを息子から受け取るオヤヂ(こんなところで父親の威厳を見せようとするのも痛いですな)。
ところが!考えてみれば息子の分身ハンターが装備している武器や防具は、そのとき精一杯のレベルであることを忘れておりました。息子の太刀は見事に弾かれまくるし、安価に揃えた防具はうっかり攻撃を喰らえばすぐに瀕死となる。つまりそれなりにモンハンをこなしてきたオヤヂにとっても、いま目の前で鼻をクンクンしてるフルフルちゃんは激強いということです(゜o゜)げげげ。
傍らで必死にモニターを覗き込んでいる息子は、もうお父さんがフルフルを倒してくれると安心しきっています。それ以上にオヤヂは必死なんですがね(^_^;)それを証拠に、あんまりにも息子がモニターにかぶりつくと...
「おら!邪魔だ!見えねぇだろ!」
と声を荒げる大人気ない自分m(__)mテンパってるぜ我ながら。ああお恥ずかしい。
攻撃を欲張ってフルフルちゃんの自家発電にうっかり捕まったりしながらも、捕獲の準備完了まで漕ぎ付けました。「ふぅ(-_-;)なんとか父親の面子は保てそうだ(いや、だから....)」と安心しながら痺れ罠にフルフルちゃんをかけた。
と・こ・ろ・が
狩猟バッグの中を探しても探しても「捕獲用麻酔玉」が無い(゜o゜)げげげ。ってことはフルフルちゃんの残り体力も全て削ってやらねばならんちゅうことか......うへぇ、あと2〜30%は残ってるだろうなぁ。
気持ちを入れ直して痺れ罠にかかっているフルフルちゃんに再び太刀を振り下ろす。「もう少し、もう少し」と必死に怒り状態のフルフルちゃんと戦うオヤヂ。
しかしフルフルちゃんの咆哮を受けて硬直。ハンターが固まってしまった場所はフルフルちゃんの目の前。フルフルちゃんはゆっくりと首を回して電気ブレスを放つモーションを始めた。
オヤヂ「動いて!早く動いて!おい動けよバカ!」
そして放射状に放たれた高圧電流の塊が猛スピードでハンターに迫ってくる。やっと硬直が解けて必死に回転回避を繰り出そうとするハンター。
『力尽きました』
悲しいBGMとともにモニターに表示される残念な結果。顔を動かさずに目だけでモニターに釘付けだった息子の表情を伺ってみると、息子は無表情で固まってました。
父親への不信感....いや「父親とは何でも出来る凄い存在ではない」と6歳にして知ってしまった息子のショックが透けて見えるようでした。
その夜、子供達が寝静まってから息子の分身に成り代わってフルフルちゃんにリベンジを挑んだのは言うまでもありません。ほら、また息子の目の前でコテンパンにやられたくないしさ.....(^_^;)
--- 2008-12-03 ---
ここは踏ん張りどころ
ネコートさんの緊急案件で足踏み中(-_-;)「一角サイの黒と白を一気に討伐してみたら?」っていう案件なんですが、何度やってもスリーアウトもしくはタイムアップばかり。
特に白い方のサイ、怒るとやばい。サイは地中からガバッと体当たりを食らわしてくる技が得意なんですが、地中に潜る時の揺れでハンターは硬直、すぐさま地上のハンターめがけてサイ急上昇っていうパターンで即死連続(-_-;)怒りが収まるまで逃げまくってると時間切れだし.....時間無制限2本勝負にしてくれればなんとかなるんだけど。
・強い武器で一発の威力を上げる
・硬い防具で一発のダメージを減らす
良い武具を作るためには良い素材が要る。でもこの案件をクリアしないと、そうした良素材が見込める案件も受注出来ない(-_-;)手詰まり感。
・一撃が高威力の武器に変える
・サイの苦手な属性武器(氷とか雷)で戦う
気高く美しいモンスターのキリンちゃんから剥ぎ取った素材を贅沢に使った雷属性の大剣でチャレンジもしてみました。でも使い慣れない大剣で上手く立ち回れるわけも無く(-_-;)敢え無く3死。
・現地調合分も考慮してアイテム総動員
音爆弾や閃光玉で動きを止め、爆弾でガシガシ体力を削れれば活路も見出せると思うのですが、いかんせん爆弾を上手く設置&起爆するスキルに欠けてるボク。無駄に狩り場に転がる大タル爆弾G.....
・咆哮(大)を封じるスキルを身に付ける
地中アタックさえ上手く避けられれば、時間がちょっと足りないだけ。ということはもう少しだけ手数を増やせばギリギリ間に合いそう。
サイは高周波ででっかい咆哮を放つのですが、ボクの分身ハンターはその度に手で耳をふさいで硬直。一足先に戦闘態勢に戻れるサイはハンターめがけて突進......ハンター即死。
このパターンから脱却し、逆に攻撃チャンスに変えられれば討伐時間の短縮も図れると思いつきました。『高級耳栓』というスキルさえ身に付けばサイのでっかい咆哮にも怯まずに向かっていけるのです。
今の防具も一応、普及型の『耳栓』スキルが発生してます。2ポイントばかり聴覚保護の数値を上げてやれば『高級耳栓』にグレードアップ可能。
聴覚保護の数値upに必要な防音珠2個を生産するために、防具一式でお世話にもなっている黒と紫の毒鳥を数回捕獲しに行きました。先ずは回り道。毒鳥の破壊可能部位全てを丁寧に破壊してから生け捕りです。
幸運にも毒鳥を2羽捕獲すると必要素材が揃いまして、無事に『高級耳栓』スキルを発動出来ました。まぁその代わりにクリティカルヒットの確率を下げざるを得なくなりましたが、手数を稼いだ方がトータルダメージは増やせますからね。
んでいよいよ.....
いやでもまだなんです(^_^;)白と黒のサイを討伐するのに必需品である「音爆弾」「閃光玉」の素材が圧倒的に不足しているからです。うむむ。
というわけで後回しになっていた集会所(ギルド)の下位案件をチクチクこなしてます。サイ2匹は素材が集まってからにしようかと。ギルドでの評価(ハンターランク)も上げていかないと、DLしたクエストも受注させてもらえないしね(^_^;)
--- 2008-12-06 ---
アイルー君メラルー君
白と黒の一角サイにまたしてもぶっ倒されました(-_-;)何かを持ってくれば何かを忘れてしまう狩猟の必需品。嗚呼、良いペースで進んでたのに.....回復薬は持って出ようよ。
さておき。
村のクエストは見て見ぬふりしてギルド(集会所)のクエストをチクチクこなしていたら、ハンターレベルが上がりました。前々からやりたかったダウンロードクエストが出来るようになったということであります。
「二色の双にゃふ・小闘技場」
可愛いネコたちであるアイルー君やメラルー君をぶった斬るという殺伐としたクエストではありますが、ネコの姿をした可愛い双剣に目が眩んでおりましたので....。

「アイルー君メラルー君」という武器、全くもって戦力にはなりませんで(^_^;)ボクのスキルではでかいニワトリでさえ大変そうですが、剣を払うたびに「にゃぁ〜にゃぁ〜」と愛くるしく啼いてくれますので子供たちも大喜びです。
ストイックに狩りにハマらせつつも、ちょっとホッとさせてくれるネタも仕込んであるモンハン。関西発だけあってサービス精神旺盛ですな。
ちなみにアイルー君メラルー君を手に入れるというモチベーションがギルドでの評価を高める結果になり、ギルドでも上位素材をゲットできるようになりました(^_-)うひひ
しばしギルドで素材を集めて武具を強化出来たら、一角サイ白黒に挑みます。
--- 2008-12-11 ---
40にして惑う
「白と黒の一角サイ討伐」は武器もしくは防具の強化が出来るまで封印。その代わりに集会所ではいよいよ真ん中の受付嬢とお話が出来るまで評価を上げることが出来ました。えっへっへ。
んが!真ん中に座る緑色の服のおねえちゃんの案件もなかなかどうして手強いのであった!
緊急で飛び込んできた『街の砦に襲いかかる"見上げるほど大きなドラゴン”の討伐(撃退もOKよん)』という案件を受注したは良いものの、何度トライしても砦を破壊されるボクの分身ハンター。
この巨大なドラゴンの兄弟とは過去に対峙したことがあり、その時は討伐こそ出来なかったものの尻尾を巻いて逃げ去らせることは出来たんです...。
でも今回のドラゴンちゃんは前に撃退したヤツの兄貴分なのでしょう。結構なダメージを与えているはずなのに、ほとんど怯まずに砦をガンガンぶっ壊しやがります。
「もうちょっとで撃退出来る」ってところまでは行ってるはずなのですが、そのちょっとの壁がまるっきり乗り越えられません。うぬ〜。
太刀を入れる部位を変えたり、爆弾を多めに仕掛けたり、背中に乗って巨竜専用の爆弾を仕掛けたり......考え得るありとあらゆるを試してみたのですが結果は同じ(-_-;)うぐぐ、もはやこれまでかオヤヂの狩猟生活も。
与えるダメージが足りない
手数が稼げる太刀ですが、ドラゴンが砦に向かう道中での与ダメージがイマイチ効率的ではないのではないか?そう思い当たり思い切って大剣に持ち替えてドラゴンに相対してみました。
使い慣れない大剣ですが、間断なくドラゴンにダメージを与えやすいのです。動作こそ大きいもののシンプル操作で攻撃が無限に繋がるのがイイですね。しかも一撃一撃は太刀よりも高威力(^^)
これで撃退も容易じゃ.....ありませんでした(-_-;)やっぱり少しダメージが足りないようで砦全壊の憂き目に。
今度はダメージ数値こそ劣るものの、ドラゴン兄貴に有効な炎属性の大剣でチャレンジ。バシバシ炎を立てながらドラゴン兄貴にしばき倒すハンター。
されどまたしても砦全壊.....
いよいよネットで情報収集(^_^;)『ドラゴン兄貴の撃退、炎属性の双剣ならめちゃ簡単』という情報を得て、炎属性の双剣をにわか仕立てしさっそくドラゴン兄貴にリターンマッチ。
さらに使い慣れない双剣ですが、スタミナの減らないドーピング剤をがぶ飲みしつつドラゴン兄貴の弱点である下っ腹を斬って斬って斬りまくる。
確かに双剣は有効なようで、砦に向かう道中でもドラゴン兄貴は2回ほど足をもつれさせてくれました。いいぞいいぞ!少しでも時間稼ぎが出来れば撃退も夢じゃない。
いよいよ砦に到着したドラゴン兄貴。あたふたと砦に設置された対巨龍武器を使いダメージを稼いだら、砦とドラゴン兄貴の間に仁王立ちになり斬って斬って斬りまくる。
されどドラゴン兄貴に踏みつけられたり、刃こぼれしまくったりと、最後の最後でグダグダになり有効な斬撃が入れられない分身ハンター。
焦る
いよいよ運命の分かれ道である制限時間35分が迫ってきた。砦の防御力が何%残っているかを確認する余裕すら無いハンター。このままで良いのか?何かやり残したことはないのか?この武器でダメならもう策は無いぞ.....
「目標を達成しました」
やった〜!!!! 痛い思いをしてたまらず踵を返すドラゴン兄貴。兄貴の「今日はこのへんにしといたらぁ」という表情が何とも素敵でありました。
ふへ〜(・・;)いやぁしかし兄貴を追い返すためにお金も素材も注ぎ込んじゃいましたわ。
双剣はリーチが短いので巨龍限定かな。でも大剣の「豪打を叩き込む」風のパワフルさはちょっとクセになりまして、新たに受注出来るようになった案件も大剣で臨んだりしてます。
大剣は太刀よりもツボにはまれば狩猟時間は大幅に短縮出来るんですが、立ち回りを間違えると動きが緩慢な分だけスリーアウト率も上がっちゃいますね。その点、太刀は立ち回りやすいしなぁ。
ドラゴン兄貴との死闘のお陰でメイン武器に迷いが出ちゃったなぁ(^_^;)
--- 2008-12-15 ---
雌火竜の逆鱗とご対面
求めて止まなかった『雌火竜の逆鱗』が遂に手に入った。
『雌火竜の逆鱗』が一向に手に入らず放置されていた太刀をようやく強化出来た。
でもけっこう「いまさら」感が......(-_-;)
今となっては太刀にしろ大剣にしろ、『雌火竜の逆鱗』で強化した武器よりも頼りになる武器がいっぱいあるからなぁ。
レア素材の代表格であるこの『雌火竜の逆鱗』、欲しいと思う時には120%発見出来ないものなのね。これがいわゆる物欲センサーかぁ。納得である。
ちなみにレア素材の中でも金レアと言われる『モノブロスハート』というブツが分身ハンターの道具箱に入っている。
一角サイと度々戦っているうちに、壁に角をめり込ませて動けなくなった奴らのどれかが、ポトリと落としていったモノである。
別にいま全然欲しくないアイテムである。物欲センサーが働いていないからこそ、得ることが出来たのだろう。
後になったら「おぉ〜〜〜!!!」となるアイテムなのかも知れない。でもきっと知らないうちにツマラナイ武具のために使っちゃって後悔するに違いない。
だってうっかりオヤヂなボクだから。
--- 2008-12-16 ---
極秘プロジェクト始動:嫁さんにバレたら大変だ
PSP-3000が発売され、旧型となるPSP-2000が少しこなれた値段になってきました。加えてPSP-2000の楽天最安値と10日に支給された楽天ポイントがほぼ同額だったので「えいや!」とポチりました(^_^;)
セラミックホワイトなPSPは6歳にして我が家のゲームキングである長男の隠れクリスマスプレゼントにしようと思ってます。表向き(嫁さん向き)には「勇者のくせになまいきだor2」なんですがね。
今回の年末年始、嫁さんは子供を連れて里帰りするんですが「おまえ、それじゃお父ちゃんが淋しいだろ!」とゴネて長男だけお留守番にさせてあるので極秘裏にコトを進められるのであります(^_-)
「これ以上ゲームなんて要らんやろ!買ったらシバく!」
と常々おっしゃる嫁さんの目をかいくぐり、年末年始は長男と一緒に狩りにも出掛けようと思ってます(^^)
............もちろんお察しの通りです(・_・)
年明け早々に戻ってきます。年明けに修羅場が待っております。刹那に生きるボクらしいトホホな極秘プロジェクトです。
--- 2008-12-17 ---
目指せノーダメージ狩猟.....ほへ?何のことで?
集会所の緑のおねえさんともすっかり顔馴染みになってきましたが、受注する案件は厳しいモノばかり。
いままで何度も対戦してきた慣れたモンスターばかりなのですが、かなりパワーを底上げしてきているようで「体力満タンなのに一撃で即死」というケースもしばしば(-_-;)火竜の突進一発で担架登場とは呆然であります。
というわけで防具(装備)の見直しを迫られました。
いや、ノーダメージを目指して分身ハンターを上手に立ち回らせれば良いのですがね。そんなスキルが40オヤヂに身に付くわけも無く(-_-;)武具頼りなのであります。
長らく愛用してきた防具は黒と紫の毒鳥から剥ぎ取った素材で作ったモノ。防具の性能を高めてくれる装飾品を取り付けると、大型モンスターのでかい咆哮にもたじろがなくなるし、クリティカルヒットの確率も上がるし、刃こぼれもしにくくなるという優れたスキルを提供してくれる防具だったのです。
出来るなら替えたくない装備(スキル)であったのですが、いよいよ限界なのかも知れません。
そこで基本的な守備力を底上げしつつ、太刀使いには嬉しいスキルを提供してくれ、且つ、手持ちのそこそこのレア度素材で生産出来る防具を品定め。
加工屋の店先でしばし悩みましたが、デカメロン......いやもとい「でかカメレオン」から剥ぎ取った素材を使った防具を部分部分だけ導入することにしました。
即死に繋がるモンスターの咆哮を防ぎつつ、今まで悩まされてきた飛竜たちの翼の羽ばたきなどによる風圧も防ごうという狙いです。高確率クリティカルヒットや刃こぼれ抑制というスキルが無くなるのは痛いですが贅沢言ったらキリがありません。
さっそく新しい装備で新たな狩り場となる樹海へ赴き、眠鳥なるコケティッシュな大型モンスターと戦闘開始!
うっかり喰らった眠鳥の前足キック一発で即死するハンター
おい(・・;)
--- 2008-12-18 ---
限界突破
あまりの嬉しさに思わず、激辛麻婆豆腐と生ビールで祝杯をあげたオヤヂです。
絶対に超えられそうもなかった障壁「白と黒のサイ同時討伐」を遂に成し遂げることに成功しました。
な、な、長かった......
昨日、中途半端な素材でトホホな防具を生産してしまった反省を生かし、今日新たに贅沢な素材をふんだんに加工屋に持ち込んで防御力を2割増し出来たのが大きかったです。
思うようにストック出来なかったサイ討伐に必須である『音爆弾』は、ごくごく序盤の「でか鶏討伐」をこなすことで容易に入手出来ることを知り、有無を言わさずにガシガシ狩りまして準備万端!さぁいよいよ狩ってやるぜ!
と狩り場に乗り込んだら砂漠に必須の冷たい飲み物をうっかり忘れまして......迷わずリタイア。「今回もまたダメかも」という嫌な空気が立ちこめる中での目標達成で喜びもひとしおでありました。
--- 2008-12-24 ---
スーパーサイヤ人の上を行くには大猿にでもならんと...
年の瀬、そして今日はイブ。朝からケンチキに走りまして何とかジャンクで賑やかなディナーは確保(^_^;)あとはケーキをどうするか.....不二家のケーキなら買えるけど。自作という方向で頑張らんといかんようです。
さて狩猟生活。
村でも集会所でも上位ハンターとして認知されたものの、思うように大型モンスターを狩れない日々が続く今日この頃。
武器や防具を強化出来る上位の良素材は欲しいものの、クエスト失敗が続いているので契約金ばかり分捕られ、年の瀬だというのに困窮を窮めております。まさに実生活とかぶる分身ハンターくん(-_-;)
ただ狩猟意欲はふつふつとしておりますので、久しぶりに村長さんに話しかけ討伐半ばだった古龍達を一匹残らず斬り倒しましたら「立派になったアンタにとっておきのクエストがあるけど、やるかえ?」と新たな案件を提示されました。
「へぇ(・_・)村長さんったら人が悪い、楽しそうなクエスト持ってるんじゃないっすか〜」と二つ返事で請け負った案件はその名も『最後の招待状』。これできっと村長さんの抱える案件を全て解決して差し上げるコトが出来るんですな。
んで肝心のクエストの内容はってぇと......げっ!(・・;)スーパーサイヤ牛猿の2匹同時討伐ぅ〜!?
このスーパーサイヤ人化する牛猿は初お目見えのモンスターです。噂ではなかなかの難敵と耳にしておりますが、緒戦からいきなり2匹を相手にしろと?しかも逃げ場の無い闘技場でガチンコ勝負たぁ(@_@)くぅ〜これはキツそうだ。
思いつく限りの狩猟道具を持ち、スーパーサイヤ牛猿の苦手な氷属性の太刀を背に闘技場に向かう分身ハンター。
お、居ました居ました。あれ?一匹だけじゃん(^^)しかもスーパーサイヤ人化してないし小さいわコイツ。へへへ、そういやキッチンで食事したら「弱いの来い」ってスキルが発動してたかも。まずはコイツの動きをジックリ観察してチクチクと削ってやるか。
安心安全な狩猟(^^)牛猿が怒ってスーパーサイヤ人になっても怖るるに足らん。うへへ村長さんのクエストなんてもう楽勝なんだよなぁオレってば。
そう思っていられるのも10分だけでした。
な〜んか背後にデカイ影が横切ったように感じた直後でした。空高く打上げられる分身ハンター(@_@)な、な、なんでオレは空飛んでんだ〜!!!!
地面に叩きつけられた激痛を堪えながら周囲を見渡すと、でっかいスーパーサイヤ牛猿がイカレタ目付きでコチラを睨みつけているではありませんか!
げっ!もう次のが出てきたの!?(-_-;)しかものっけから大激怒してる上にえらいでっかいですやん。
普通の狩り場なら2匹を同時に相手しなくて済むように慌てて別のエリアに移動する状況ですが、逃げ場の無い闘技場ではそれも叶わない。まさに生か死かのグラディエイターであります。
ピンクのゴリラやデカい白猿でさえ2匹同時はしんどいのに、スーパーサイヤ人化した牛猿2匹なんて到底相手に出来ましぇん(T_T)敢え無くスリーアウトする分身ハンター。
瀕死の状態で村に帰ると村長さんがこう言いました。
「おや、やっぱりあかんかったのぉ。もっと装備を整えてからでエエっていうたのに。闘技場に巣くってるあの親子は凶悪なんじゃ、生半可では敵うわけがないんじゃ。もう少し集会所で精進してからまた声をかけなされ」
あ、後から出て来たのはあのチビのお母ちゃんだったわけ(-_-;)だからのっけからあんなにお怒りになっていたわけね。なるほどなるほど、そりゃ我が子がガシガシ斬られてたら怒り心頭になりますわね。
っていうか村長さん、2匹は親子だとか、10分ほどで息子を助けに現れるとか先に言ってもらえません?
--- 2008-12-27 ---
ボクを狩猟に連れてって
クリスマスの日、嫁さんが長女と次女を連れて里へ帰って行きました。息子とボクは予定通りお留守番。
帰省の日イコール、秘密裏に画策していた「こどもといっしょに狩りヘ行こう!」の遂行日でもあります。
PSPを気付かれぬうちに楽天ポイントで購入しただけではスムーズに作戦をスタート出来ません。予め上海問屋で仕入れておいたプロデュオに息子のデータをコピーし、近所のブックオフで「モンハンポータブル2ndG ザ・ベスト」を格安で事前購入と抜かりのない父親。
帰省組を見送った後におもむろに取り出す狩猟用PSP(^_^;)「おとうしゃんといっしょにできるの?モンハン!やった〜!」と息子の喜びようったらありませんでした。
ゲーム画面に映し出される父と息子の分身ハンター達も、どことなしか嬉しそう。大型モンスターが待つエリアへのかけっこ競争だけで盛り上がる親子(^^)やっぱりふたりで遊ぶと楽しいね。
我が家のゲームキングとはいえ、まだ6歳の子供。お父ちゃんでさえ何度も何度も序盤で力尽きたのですから、大型モンスターを前に有効な立ち回りが出来るはずもありません。
『オレの生き様を目に焼き付けろ!』
背中で語れる父親に常々なりたいと思っておりましたが、まさかこんなゲームの中でそれを仮想体験出来るとは.......不甲斐ないではないか(^_^;)
さておき。息子の分身ハンターには3死させない程度に適当に戦わせ、まずは父の分身ハンターの大型モンスターとの戦い方をじっくり見せてやる格好になります。
ひとりでは大変な報酬素材集めも父と一緒ならどんどん集まりますから、武具の強化もスムーズです。安全に立ち回りながらも2死までは必死に大型モンスターに食い下がるわけですし、上手いこと相手の攻撃を避けながら太刀で斬り込んで行くハンター父の姿も見ていますから、息子の経験値も自然と増えて行きます。
気長にこうやってクエストをこなしているうちに、きっと父を超える猛者になることでしょう。って思っているそばから.....
「ぼくひとりで ゲリョス やっつけられたよ おとうしゃん! えらい?」
げっ(・・;)坊ちゃん、やりますね。毒は吐くわ閃光で戦闘不能にさせるわで厄介なヤツですやんゲリョスって。
「ねぇねぇおとうしゃん あたまを〜2かいぐらいきったら〜 ゴロンってころがってにげれば〜 あんまりしなない」
おぉ〜〜〜!!! ヒット&アウェイ戦法ですね!お父ちゃんがそれに気付くまでには相当プレー時間がかかったぞ!すげぇなオマエ!さすがは我が家のゲームキング(・・;)きっと1週間後には....
父『ねぇねぇ(^_^;)お父さん、ラオシャンロンの素材が欲しいからさ〜。一緒に狩りに行ってくれな〜い?』
ってことになっていることでしょう。
--- 2009-1-06 ---
雌火竜が帰巣。いよいよ逆鱗に触れるXデー
年明け早々に帰省していたアノ方が戻ってまいりました。そう、つまり年末に密かに実行した『息子と一緒にモンハンしよう』がバレちゃうXデーがあったのでございます。
意に反して覚悟していた修羅場にはならず、アノ方の怒りゲージもたいしてあがりませんでした。仕事に子守りにと年末年始にクソ忙しい想いをさせたという後ろめたさを感じてくれたのでしょう(^_^;)ふぅ〜。
さて息子とのパーティープレイ。
進級のキーとなるクエストだけをこなしているうちに、あっという間に息子は上級ハンターの仲間入り(^_^;)ギルドでのハンターランクはもう父親に並びました。
ただまぁ狩猟場では超過保護な関係であります。ふたり合わせて3死したらクエスト失敗になりますので、2死したら大型モンスターのいるエリアから退去してしただき(^_^;)採取に専念してもらったりしてます。
それでも超巨大モンスターとの砦(街)攻防戦では、巨龍撃退用の巨大な槍を打ち込んでくれたり砲撃で怯ませてくれたりと大活躍をしてくれています。
やっぱりふたりで狩るってのは楽しいし頼もしいものですな。ソロプレイでの狩猟に出るモチベーションが下がってしまいそうなぐらい(^_^;)
--- 2009-01-07 ---
遂に黒山猫とご対面
息子との狩猟が楽しくて、村に立つ腹黒ネコートさんのクエストは一向に進まなかったのですが、「我が家の雌火竜が帰巣する前に何とかしとこ」と上位では超難敵となった黒と紫の毒鳥と数度の激戦を繰り広げ、ようやく1ランク上のクエストを受注出来る資格を獲得。
されどオイシイ素材が山盛りな1ランク上のクエストを自由に受注するには、緊急で入ったクエストをこなさないといけません。「またきっとすんげぇ難度なんでしょ?」と覚悟しながら緊急クエストを受注してみると....
黒山猫の討伐
おぉ(@_@)ついにこの2Gのイメージキャラに使われているモンスターと初対戦出来る運びになりましたか〜。俄然、狩猟魂が燃え上がります。
初対戦ってことでただでさえ立ち回り方が分からない上に、見た目通りにトリッキーで敏捷なので、黒山猫の攻撃を喰らいまくります。骨格的には序盤の難敵である四足歩行のティラノサウルスなのですが、敏捷さや狡猾さがケタ違いであります。
斜めに躍り掛かってくる攻撃を避けたと思ったら、背後から間髪入れずに飛びかかってくる黒山猫......くぅ速い!
隙らしい隙を見出せないままに闇雲に斬りかかる分身ハンター。そんなゴリ押し攻撃では2死などあっという間。しかも回復アイテムも底をつき、いよいよクエストリタイアを選択しようかと思った矢先に厄介だった黒山猫の尻尾が切れました。
う〜んこのままコイツと戦っても勝ち目は薄そうだけど、アイテムをケチってリタイアを選択するのはあまりにも腰が弱過ぎる。どうせなら3死するまでトコトンやったれ!
覚悟を決めたものの有効な立ち回りは確立出来ません。ただ3回ほどジグザグに体当たりを繰り出した後に咆哮を放つ癖があるのだけは確認出来ました。ほんのちょっとの隙だけど、そこを足掛かりに腹へ潜り込んで斬って斬って斬りまくる。
超接近戦で決定的なダメージこそ喰らわないものの、じわじわと体力ゲージを削られそろそろ分身ハンターも力尽きる寸前。「ここまでか....」と思ったところで足を引きずって他のエリアへの逃亡を図る黒山猫。
やった!捕獲可能のサインだ!
見失わないためにペイントボールを投げ、黒山猫の逃亡を必死で追いかける。そして捕獲成功。
ふぅ(・・;)初対戦で手ひどくやられると後々苦手意識を引きずることになるので、ギッリギリでも討伐出来て安堵しました。
これでさらに上位のクエストを受注することが可能になりました。そろそろ武器も防具も頼りなくなってきた頃なので、上位クエストに出現する大型モンスターを片っ端から討伐して強化しなければ。
--- 2009-01-09 ---
痛いと思う瞬間
足元でガシガシ斬りつけているハンターに対して、ショルダーアタック風のボディアタック攻撃やサマーソルト尻尾攻撃で反撃を試みるモンスター。
いちおう攻撃の予備動作があるので回避可能なのですが、ほぼ100%当るボクの分身ハンター。
いや痛いのは、その攻撃を喰らうボクではなく.....
必死に分身ハンターを回避させようとして、ボタンを押しながら実際に身体までグイッと動いちゃう自分です。あたかも自分自身もモンスターの攻撃を避けるがごとく....(^_^;)
絶対に公共の環境でモンハンは出来ません、ボクの場合。
--- 2009-01-13 ---
我が子を苛めた〜?ここへ直れ!成敗してくれる!
息子の狩猟欲が凄まじい。そしてその習熟の早さもこれまた凄まじい。さすがは我が家のゲームキングである。
下位とはいえ難敵である黒と紫の毒鳥を、もはやカモにしているのを目の当たりにして驚きました。
「おとうしゃんが きてた おようふくに する〜」
そう言いながら黒と紫の毒鳥をガシガシ狩る6歳児。硬いし毒持ってるし火吐くし、なによりすぐ怒る厄介なヤツなんだけど...。
強化もほどほどな防具なのに上手いこと立ち回っていやがります。しかも尻尾切断やくちばしや耳などの部位破壊さえこなすとは恐れ入ります。
そんな成長著しいハンターの息子ですが、明らかに苦手なモンスターがいるんです(^^)
そう、お察しの通り、四足歩行のティラノザウルスです。序盤の大きな山、誰しもがその凶悪な面構えにたじろぐアイツです。
オープニングムービーで瀕死のハンターが村に担ぎ込まれるのですが、瀕死になるまで痛めつけたのは誰あろう四足歩行のアイツ。そしてアイツはごくごく序盤の簡単な採集クエストにも突然登場し、ハンターを震え上がらせたりもするんです。
製作者の意図通り、本格的に対峙する前にアイツに対する恐怖心を植え付けられてしまうのであります。それだけ製作者の思い入れが詰ったモンスターなのでしょう。
ボク自身がそうであったように息子も「とても太刀打ち出来そうもない」と思うのは至極当然です。未だにアイツをコテンパンにする自信は無いけれど、一度はやっつけるところを息子に見せてやらなきゃいけないな。
気持ちで負けちゃいけないよと。
純白のPSPを受け取り息子の分身ハンターを操って、かつて死闘を繰り広げギリギリのギリギリで捕獲した雪山のアイツと再び対峙する父親。
息子の装備は太刀こそ村長さんから賜った感謝状で作った業物でありますが、防具はアイツの強撃に何度も耐え得るモノじゃありません。しかも厄介なアイツの咆哮を防ぐスキルも発動していません。うっかりすれば咆哮に耳を塞いでしまった瞬間に、アイツの恐ろしい突進を喰らってハメられます。
アイツの脅威は素早くも重い攻撃ではありません。怒り状態でも見切ってしまえば、そう攻撃は喰らいません。しかし避けているだけでは一向にダメージは加えられません。
アイツの本当の脅威は前足の幅なんです。つまり攻撃範囲の広さです。頭を斬りつけて回転回避で安全地帯へ離脱しようとしても、広く張り出した両前足でハンターを挟み込むようにして、容易に離脱を許してはくれないのです。頭と前足の隙間からアイツの斜め後方に離脱する手もありますが、うっかり引っ掛かれば容赦ない強烈な突進を喰らいます。
アイツの動きを止めるトラップや閃光玉をふんだんに用いるのはもちろん。アイツ唯一の弱みである壁に牙を食い込ませて行動不能になる癖をフルに利用して尻尾を切断し、次は後ろ足にダメージを蓄積させダウンを誘発しメッタ斬り。
かつては3死寸前でどうにかこうにか捕獲したアイツを、今回は回復アイテムをかなり消費したとはいえ1死もせずに捕獲成功(^^)ふぅ....かなりテンパったけど捕獲出来て良かったぁ。
横でハラハラしながら見ていた息子の目が捕獲成功の瞬間にキラキラと光り、満面の笑みを浮かべてくれました。
「な、コイツはこうやって倒すんだよ。思ってたより弱いでしょ?お父さん、一回も死ななかったでしょ?」
ウンと頷く息子(^_^;)めちゃテンパってたくせに.....嘘も方便なのであります。
--- 2009-01-21 ---
貧窮問答歌
嗚呼、金が無い。現実世界の辛苦をそのまま狩猟の村に持ち込んでしまったかのような困窮ぶりである。
序盤を過ぎ順調にクエストをこなせるようになってからは、金の苦労などしたことが無かった分身ハンター。なぜ?どこで道を踏み誤ったのか?.....いやまぁ答えはシンプル極まりない。
無駄遣いのし過ぎ
やはり分身は本体の投影であるな(^_^;)素材が集まるとついつい無駄に太刀を作ってしまうのは、現実世界で交換レンズをついつい買ってしまう姿にダブりまくる。徐々に高級品が欲しくなり、引いては金額に対する価値観が狂ってくるのもまた同じである。
加えてマタギとしての評価(ハンターランク)が上がってから急激にモンスターが強くなったことも、ひもじくなった要因のひとつ。
相次ぐクエスト失敗で契約金ばかり支払う破目になるわ、前線キャンプの支給品が遅れて届く都合上、手持ちの回復薬・罠・爆弾アイテムを使いまくるわ。農場の収穫などでは素材集めが追いつかなくなり、行商のおばちゃんや道具屋でまとめ買いを余儀なくされると......。
遂に村で受注できる最後のクエストをネコートさんから打診され、それをクリアすればひとまずの区切り(クリアするとエンドロールが表示されるそうな)であります。ギルドの上位クエストをこなせば、いよいよG級。
でも金が無いからG級モンスターに挑む装備が揃えられそうも無い.....
将来性の無い太刀、使いそうも無い太刀、一応売らないである中途半端に強化した他種の武器も売っ払わなきゃなぁ。いくらにもならんだろうけど(^_^;)防湿ケースに収まっているレンズ群と同様に....
ってことはあんまり先走りせずに、やり残した村クエストをこなしつつ、爪に火を灯すような狩猟生活をしばらくは過ごすことになりそうです。
--- 2009-01-23 ---
さもありなん
我が家のゲームキングは未だ幼稚園に通う年長さんである。
入園当初、教室で我が物顔で大暴れするオノコでございました。まぁオノコたるものそのぐらい元気が無いといけませんが、机の上から飛び降りる遊びに興じていたところを彼女に見つかったから、さぁ大変。
彼女:長男が在籍する"はな組"の保育士さん。顔立ちは整っているが、体躯頑健で男性顔負けのコワモテとして保護者からは認識されている。
彼女、そんな息子の横暴を見つけるやいなや、机の上でチョケている息子の足首を掴んだかと思うとガバッと持ち上げて、哀れ息子は逆さ吊り(^_^;)
快哉である!素晴らしい!
「体罰など怪しからん」という風潮の昨今ですが、ボクが小さい頃は悪さをしたら身体でそれを思い知らされたものです。『歯を食いしばれ』という殺し文句を聞いて、深く反省したものです。
タイミング良く要領を得た体罰は大賛成です。誰より体罰を受けた本人が納得出来るってもんです。幼稚園生に往復ビンタはまだ早いですが、息子を躊躇無く逆さ吊りにした彼女の行動に大きな拍手を送りました。
.....ま、『親の顔が見たい』と彼女は思ったかもしれませんが(-_-;)
さてそんな彼女ですが、我らと同じハンターだそうです。園から帰った息子が開口一番嬉しそうに報告してくれました。
実社会ではコワモテの彼女ですがPSPの操作はあまり得意ではないらしく、ハンターランクは長いこと"1"のままだそうです。友達と一緒に狩りに出掛けても赤いフルフルに蹂躙されてしまうんだとか。
まぁ、ああ見えても、オフではやっぱりか弱き女性なんだろうなぁ.....いやいや彼女はどこまでも期待を裏切らない女性だったのです。
丁稚「で、○○先生は武器、なに使ってるんだって?」
息子「ハンマーだって」
丁稚「あ(-_-)やっぱり」
モンスターにガッツガツ体罰食らわしてんな....
--- 2009-02-02 ---
終わりが見えるからこそ勇気も湧く
狩猟生活を始めてからもうすぐ半年が経とうとしています。イイ大人がナニをやっているんでしょうね〜(^_^;)でもこんなオヤヂを惹き付けてやまないゲームというのも凄いものですな。売れまくるワケです。
まだまだこの先もありますし、やり残している案件もたくさんあるのですが、現時点で確認されている飛竜(まだ黒いのとか白いのが居るらしい)の頂点に立つモンスターを討伐し、ひとまず一区切り。

覇竜と呼ばれるこの巨大なモンスターの名前は「アカムトルム」。寒冷の地に住まうアイヌが狩猟に赴いた火山地帯で発見したのであろうか、その語源はアイヌの用いる言語にありそうだ。
アカムトルムの棲息地は決戦場と呼ばれ、マグマが流れ休息をとる狩猟前線キャンプすら設置出来ぬ荒れ果てた地。この世の地獄というのはこういう光景なのだろう。
決戦場と呼ばれる所以は、一度アカムトルムと対峙すれば特殊なアイテムを使用しない限り安全なエリアに移動不能であるからである。
リタイアを含めれば10回はアカムトルムに挑んだであろうか。
アカムトルムは鈍重で肉質は柔らかく攻撃の機会はふんだんにある。しかしその代わり桁違いの体力と攻撃力を有している。
間断ない猛攻をしかけ何度ダウンを奪ってもまた立ち上がり、計り知れない体力に唖然呆然とするハンターを即死に至らしめる強大な反撃を食らわしてくる。
上位の難敵との戦いに必ず身に付けていった昆虫を素材にした軽く硬質で回避性能に優れた防具、しかし対アカムトルムの場合は回避性能よりも他に優先すべきスキル発動が必須だ。
モンスターの頭蓋骨を宿にした赤いヤドカリの素材をふんだんに用い、無属性だが攻守に優れた頼れる太刀も、アカムトルムの桁違いの体力を効率的に削れていないようである。
武具の見直しと攻略法の再考を迫られた。
攻撃の機会はふんだんにある。アカムトルムを倒すには「ダメージ効率を上げる」ことに尽きる。
一撃ではなく手数の多さでダメージを与える太刀だけに、ひと斬りひと斬りの与ダメージを底上げしないとならない。アカムトルムが苦手する龍属性もしくは雷属性の太刀を作らねば。
そんな折り、他地方のギルド(インターネット)から「アカムトルム討伐するならあの太刀だんべ」という有力情報が漏れ伝わってきた。
『龍刀 朧火』
なるほど。高い龍属性を備えたこの太刀ならばアカムトルムを倒せるのだな。時には不確かな情報に身を委ね盲従してみるのも良い、いまもっとも不足しているのは「討伐の自信」なのだから。
武器が定まれば次はスキルを発動させてくれる防具である。ガードが出来ない太刀使いには「高級耳栓」は欠かせない、あとはどんなスキルを加えるかである。もちろんアカムトルムの攻撃を2回ぐらいは受け止めてくれる守備力が高い防具でなければならない。
『リオソウルU』
モンスターハンターを代表する飛竜であるリオレウスの亜種から剥ぎ取れる素材で作る防具である。この防具が目に留まったのは、「耳栓」スキルを備えるとともにクリティカルヒット発生率を高めてくれる「達人」スキルを発動してくれるからだ。
ひと斬りの与ダメージが向上するクリティカルヒットを連発、しかもアカムトルムが苦手とする龍属性の攻撃。この武具ならば今までと同じ手数でも与えるダメージは大きく向上するはずである。
そして攻略法.........
とにかく回復系のアイテムは現地調合分も含めて総動員。攻守の数値を一時的に高めてくれるドーピング剤も持てるだけ。酷暑の決戦場で体力を奪われないために凍らせた肉も必須。アカムトルムの動きを一瞬止められる「閃光玉」も無いと不安だ。
アカムトルムの弱点部位は頭 > 尻尾 > 後ろ脚。もっとも安全に斬りつけられるのは後ろ脚。手数を減らしても頭を狙う方が効率が良いのかも知れないが、他地方ギルド情報によると「残り体力が 25%になると尻尾の切断可能」とのことなので尻尾に近いエリアで立ち回りたい。
つまりアイテム総動員。そしてあとはゴリ押し上等のガチンコ勝負である。そして決戦場で心の支えになるのは「尻尾が切れたらあと1/4だ」という情報。不可能に思えたことが一気に現実味を帯びる金言である。
用意したアイテムが底をつき、ハンターの体力ゲージも残り数mmという極限の狩猟でしたが、尻尾が切れてからの分身ハンターはまさに鬼神であったと思う。終わりが見えるからこそ勇気も湧くのである。
--- 2009-02-06 ---
異常震域
年明けから息子とふたり、ちくちくと集会所のキークエストをこなしてきましたら、『異常震域』というものものしい呼び名の緊急クエストが飛び込んできました。
『獰猛さと凶悪さで顔も見たくない人気のアイツ(ティガレックス...四足歩行のティラノザウルス)を2頭討伐せよ』
クエスト名のものものしさに恥じぬ内容でございますな。
実はこのティガレックス2頭討伐というクエストは、腹黒ネコートさんから以前に受注したことがございます。『地獄から来た兄弟』という少し昭和の香り、いやビーバップな香り漂うそんなクエスト名だったかと。
アイツら兄弟、いっそヘビ次とネコ次と呼ぶか。過去にヘビ次とネコ次をソロでぶちのめしたことがあるにはありますが....
・頼りになるオトモアイルー同伴
・キッチンアイルーが「弱いの来い」を発動
・2頭とも罠にかけて捕獲
・2死済み&体力ゲージ残り数mm
というギリギリでのクエスト達成だったのであります。
あの当時に較べて我が分身ハンターの装備は格段に良くなりましたが、集会所クエストは同じ内容でもモンスターの体力・攻撃力は村でのそれとは段違いなので、実質トントン。
というかトントン以下なのです。オトモアイルーを伴わない集会所クエストの場合、本当の意味でソロで攻略しなければならないからです。だって息子はヘビ次とネコ次に出遭わない安全なエリアでせっせと採集に精を出してますから(^_^;)
キッチンスキルの「弱いの来い」が出たタイミングで息子と何度かヘビ次とネコ次をシメに雪山へ出掛けておりますが、どうにもこうにもなりまへん(-_-;)いっそオトモアイルーと一緒に出掛けた方が.....
--- 2009-02-07 ---
ヘビ次とネコ次
結局、息子が眠りに落ちてから、オトモアイルーを伴ってヘビ次とネコ次を狩ってきました(^_^;)いつも寸でのところで失敗続きでしたから、息子には悪いんですが早くスッキリしたくって....

ご覧のように残り時間カツカツでの目標達成であります。いやぁ往生しますわこの案件は。いかに1頭目を素早く狩れるか、いかに勇気を出して頭に刃を叩き込めるかでこのクエストの成否が分かれますな。そうそう、それとビリビリ剣は忘れずにであります。

そう遠くないうちに、緑のお姉さんの横であくびをしている黄色いお姉さんともお友達になれるかなぁ。
ちなみに翌日、息子を連れ立ってヘビ次とネコ次に再戦を挑みましたが、見事にお父ちゃん3死(ーー;)父親の面子が....
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もう少しでG級なんですが、黒くてでっかいのが倒せない.....。それはさておき、果たしてオヤヂの狩猟譚の次号はあるのでしょうか?
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