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2009.04.20

【レッスン】絶好調なサーブでコーチに挑む

藤 / Wisteria
E-420 | ELEFOTO | Tamron90mm

この間の振替レッスンでのヒトコマ。

半面クロスシングルス。ボクがサーバー、リターナーがコーチ。2ポイント先取で勝負を決します。

振替で入ったクラスはマダム中心、少数派の男性陣も目上の方ばかり。こうしたドリルの時に、遠慮と言ったら格好が良いんですが、やはり全力のサーブは憚られる状況。

でも相手がコーチの時はそうした遠慮も取っ払われます。まぁそれがリキみに繋がるケースもありますが、通うスクールで腕前や人柄においても一番信頼を置くコーチですので、リラックスしながらも積極的にチャレンジ出来ます。

先ずは1ポイント目。斜め回転のトップスライスを全力で打ち込みます。きれいにトスが上がり、速度・回転・深さも併せ持った会心のサーブ。笑みを浮かべながらネットへ詰める。

バチコ〜ン!

けたたましい音が聞こえたかと思うと、黄色い軌跡がもの凄いスピードで眼前を横切っていきました。ショートクロスへコーチのリターン一閃であります(@o@)サーブよりも数倍球足が速かった。

0-1。さっきのサーブに欠けていたのは「コース」。ナイスサーブでもフォアでガッツリ打てるコースへ配球すれば、気持ち良く打たれてしまうのは当たり前です。であるならば....

今度はセンターからボディめがけて食い込んでいくトップスライスを選択。今度はキレもコースも抜群。グッと曲がってセンターラインに乗り、そのままコーチのボディめがけて滑っていきます。

がち〜ん

苦しげなコーチの両手バックでのリターン姿に続いて、見事なオフセンターショットの音が聞こえました。

サーブの行方を目で追ってしまったので中途半端なポジションでリターンを待ち受けましたが、コントロールを失ったコーチのリターンはコートに収まらず。

1-1。1本勝負。今日はサーブの調子が良い。イメージを実際のサーブで再現出来る確信がある。

であるならばもう1本センターへ?.......悪くない、悪くないけれど、そのチョイスは手堅いけれど陥穽の香りがした。サーブが入ってリターンが返り、1stボレーからの展開勝負になるだろう。このコーチと1stボレーからがっつり勝負では分が悪い。

どうせならノータッチエースを狙いたい。

コーチは1ポイント目の気持ち良いまでのリターンエースに気を良くしている。どうやら彼にとってボクのサーブはハードヒットにウルトラジャストフィットする球筋なのだろう。ボクがノータッチを狙うように彼もリターンエースを狙っているに違いない。

.......豪打が魅力の四番バッター。得意のコースは内角寄りのベルト付近。対戦ピッチャーがそこへ投げ込んでしまったら、かなりの確率で長打を覚悟しなければならない。

しかしその四番バッターは得意なコースのすぐ近くに苦手なコースもあったのである。球ひとつ内寄りに球ひとつ高めに投げ込めば、腰が開いてヘッドが回らずポップフライ。

得意なコースに近いからこそ、うっかり手が出てしまう。そして長打が自慢であるからこそ、軽打で躱せず無残な結果になるのである ......

このフォア自慢のコーチにも同じことが言えるのではないか?フォア側に飛んできたら間違いなく叩いてくる。しかし2ポイント目のセンターへのサーブが布石になっているはずなのだ。センターもあるぞと充分に意識しているはずなのである。

つまり、ここはワイドだ。それも斜め回転ではなく、より直線的な軌道の攻めの横回転だ。最近速いスライスサーブなんて打ってないけど、今日の調子ならきっとイイのが打てる。

トス位置もグリップも変えない、フェースを上ではなく斜め前に振り抜くだけ。ジョリッ!

やっぱり今日はサーブ絶好調だ。イメージ通り、希望通りのスライスサーブがボックスの左端めがけて飛んでいく。よし!着弾したらもっと横に滑っていけ!そう願いながら打ったボールを追いかけていくと.......

ガギ〜ン!!!

物凄い衝突音とともに恐ろしいほどに振り抜いたコーチの姿が目に入ってきた。んぐっ(-_-;)当てられたどころか、今までにも増してハードヒットして来やがった!

1stボレーに備えて身を低くするボク、迫ってくるリターンボール。次の瞬間.....

ボールが消えた.....

いや、思っていたよりも早いタイミングでボールが沈んだのである。待ちかまえているポジションと着弾したポイントとの距離、そして鋭い落差から連想させる回転量。

か、顔に当たる

まずこのままだとラケットではなく顔に当たる。マッケンローさながらに前に上に伸び上がりながらハーフボレーで対応せんと慌てて跳び上がると.....無情にもボールはラケットの下を通り過ぎて行った。

え、え、え?

何が起こったのかすぐには理解出来なかった。いや今でもどうして身体にもラケットにも当たらなかったのか理解出来ていない。ただ結果としては空振りである。ものの見事なまでの空振り。

あの落差は絶対にすごいスピンが掛かっていたはずなのに、バウンド後に跳ねずに滑って行くなんてことある?どうしても納得出来なかったボクは、レッスン終了後にあの一球をコーチに詰め寄った。

あぁ〜全然当ってなかったんすよ〜

........オチはきちんと止まれていなかったってことか?あのでっかい音や振りの大きさにビビらされたってことか?ぐぬぬぬ〜〜〜。

市民大会が近いと張り切るそのコーチに「今度こそ優勝?」とからかってみると「本戦に入るのがやっとです。周りはバケモンばっかりですよ〜。ぼくなんてホント最低ラインです」とこぼす。絶好調なサーブを持ってしてもコーチに全く歯が立たなかったボクはじゃあ.........

ま、どんまい。

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