なんで小学生がみんなの分を立て替えるんだよ!
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父親の反対を押し切り、算数だけ塾で習い始めた長女。
塾のある日は金曜日なのですが、生徒には必ず毎回宿題という名のテキスト予習を課せられます。しかしそこは進学塾、使っているテキストに載っている問題は公立小学校の授業で習う算数のレベルを超えております。
算数が苦手だから塾に通っている長女、学校よりも難しい塾の問題が解けるわけがありません(^_^;)そこで登場するのが『親』です。
おかげさまで嫁さんもボクも超が付く文科系(・・;)
嫁さんの場合、文科系の中でもさらに美術系に進まれた方なので、数学どころか算数でさえ問題を見た瞬間に卒倒。されど長女はまったく解き方が見出せずポロポロと涙をこぼしております。女の涙も厄介ですが我が子の涙を見て見ぬふり出来る父親が居ましょうか?否!ですね。
「よし、お父さんが教えてあげるから、問題見せてごらん(^_-)」
AくんとBくんとCくんの3人で動物園へ行きました。Aくんは動物園までの3人分の電車代を払いました。Bくんは3人分の動物園の入園料を払いました。Cくんは3人分の昼食代を払いました。帰りの電車に乗る前に3人の使ったお金がいっしょになるように、AくんはBくんに800円を払い、CくんはBくんに200円払いました。一人分の電車代と昼食代を足すと1800円です。
(1)電車代と入園料と昼食代を金額の多い順にならべましょう。
(2)電車代と昼食代は一人分でいくら違うでしょう。
(3)一人分の電車代はいくらでしょう。
小学生レベルの算数ぐらいとあなどるなかれ、中学受験を体験したボクの同士の方で、且つ、中学時点ですでに数学を放り投げた同士の方なら深くご共感いただけると思います。受験対策の算数問題はかなり難しいのであります(-_-メ)えぇえぇ。
「塾とはいえ、まだ4年生の問題ならなんとか」とすっかり甘く見ておりました。嫁さんでなくとも問題文を読んで卒倒しそうになりましたよ(-_-;)
しかし!ここで父親が狼狽えてはイカン!
「ちょっと待ってて、お父さんも紙とペン持ってくるからさ(^_^;)難しいね〜、でも必ず解けるから大丈夫だよ」と引き攣った笑顔を浮かべ、クルッと背を向けて真剣に問題に挑む父親。
算数も読解力と確認力。『解かしてやろう』という出題者からのキーワードが必ず問題文に潜んでいるのです。それをしっかり見つけて、意図を汲み取ることが出来ればすらすらと計算式が立つ......はず。
か・な・り苦戦しましたが、なんとか答えを導き出すことに成功した父親(じゃなきゃ困るだろ!大人として!)。安堵しつつ、なるべく長女自らが気付けるように解き方・考え方を長女に噛み砕きながら話すと、アッチぶつかりコッチぶつかりしながら長女も何とか答えに辿り着きました。
しかし、通い始めて間も無いのに、のっけからこのレベルなのですね(@o@)長女云々ではなく父親であるボクがヤバイです。
この先、親の威厳を保てる自信は全くありません。
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