娘の国語力とスクール生の葛藤
ベランダで育てていたミニトマトちゃん。ついに実が色付き、熟れてきました(^^)収穫も時間の問題ですな。
でも食べちゃうのが可哀想というか、惜しいというか.....というわけで「せめて形あるうちに」と、せっせと写真を撮っておいてます。ひとくちであっという間に食べちゃうもんね(^_^;)
昨夜は晩飯後に長女の塾の宿題を見てあげました。というか「見てあげて」と強く嫁さんに要望されたので......(^_^;)もう遅いから明日って断ったんだけど、当の娘がテキスト広げてうるうる瞳で待ってるもんだから不承不承ながら。
いつもは算数なんですけど、昨夜は国語でした。苦手科目の算数じゃなくって、ホッとする父親(^_^;)いや塾の算数は既にもう難しいのである。
さておき国語。
国語は全科目の基となる大事な科目ですよね。テストにしろ入試にしろ、先ず問題を読解出来なければ何も解けませんから。というよりも日本で暮らすうえで、言葉を読解すること、自分なりの言葉を話すこと、漢字を読み書き出来ること(最近は書けなくても生活可)は大切なことであります。
漢字の読み書きは知識に依存しますけど、文章読解の問題なんて解けて当たり前なのです。答えは問題文にたいていの場合、書かれているのですから。そこをまとめるなり書き写すなりすれば良いだけのこと。
しかしながら我が娘、設問の1からいきなり詰まり、尚且つ間違える(・・;)え?まぢ〜?
設問1は文章中の空欄A〜Cにあてはまる言葉(接続詞)をア〜エの中から選んで入れなさい。というもの。算数と違って明確な解があるワケではないけれど、前後の文脈を踏まえれば相応しい接続詞は自ずと見えてくる........はずなのだが。
クジラの出産についてのお話し。( .......... )、クジラは海の中の生き物ですが、魚の仲間ではなく......
ア:しかし
イ:そして
ウ:まず
エ:つまり
文頭の第一段落と第二段落をスムースに繋ぐ接続詞を上記4つの中から選ぶ場合、いきなりまぁどう捉えようと「ウ:まず」しか当てはまるものは無いのですが、我が娘は「イ:そして」を堂々と選択(@o@)
いやぁ由々しきことですな。いかに娘が書籍に親しんでいないのか、いかにまともな日本語を使っていないのかを親の喉元に突きつけられた感覚でした(-_-;)はぁ〜。
さぁ困ったのは間違いの正し方です。
「違う!答えはウの『まず』だ!」というのでは、身も蓋もなく娘に何の知識も与えられない。されど「ニホンゴ アンマリ ワカリマセン」的な「分からないところが分からない」風の相手に対して、どうしたら理解を得られることが出来る?しばし絶句の父親。
あ、これって、まさしくスクールに於けるコーチとスクール生の関係じゃん。
これが算数のように答えがひとつで、その解き方もしっかりと道順が決まっているものであれば、教えようもあります。ひらめきのポイントに導くことも容易です。
ところがテニスには正解がありません。
求める答えが一人一人異なるうえに、その節目節目で当人の答えさえ変わってくるからです。もちろん仮に答えがひとつだとしても、解き方は道順もへったくれもなく千差万別。
唯一ひらめきのポイントというものは存在するような気がしますが、解法や公式といった定型的なモノでは全く無く、たんに感覚的なモノであり、もしかすると勘違いかも知れないというあやふやなモノ。
しかしかように国語的なテニスを教えるテニススクールにおいては、ビギナーに対して(のみならずという場合もある)は軍隊の規律よろしく「スクール生かくあるべし」という公式を設けて、それを盲目的に押し付けるケースがままある。
これは経営者によるコーチ救済策であります。「分からないところが分からない」人に対しては、架空の正解と解く道筋を示すのが手っ取り早いからです。
それに対して「良い悪い」は申しません。その架空の公式に当てはまる、当てはまらないの自由がスクール生には用意されているからです。
スクール生の習熟度が上がったレベルでは、そうした架空の公式を引っ込め、あやふやで曖昧模糊とした「ひらめきのポイント」を各自に提示せんと、いよいよコーチが頑張ります。習熟度が上がったスクール生ならば、ある程度自分なりの解法を編み出しているからです。
しかし、そのスクール生なりの解法を読解することがコーチに出来なかったり、そもそもその解法に致命的な勘違いがあったりすると、両者の協力によって「ひらめきのポイント」を導き出すことは不可能になります。
習熟度が上がっても「分からないところが分からない」ままに漫然とレッスン回数をこなすことが、ままあります。いわゆるドツボです。現状のボクのフォアの壊滅状態がまさにそれで、娘と国語の関係に等しいとも言えます。
さぁ、そんな困ったちゃんと相対したコーチ、「何がしたいのか?何に詰まっているのか?」がさっぱり分からなければ、これは本当に絶句するより仕方ないはずです。もしくは....
「答えはこうだ!だからアナタはこうしなければいけない!」
善意からなのですが、またぞろ型にハメざるを得なくなるわけです。
国語力を上げるには「文章を読むこと」「文章を書くこと」に尽きる。それではテニス力を上げるには.........
困ったちゃんのボクには分かりません。でも自分なりの解法....いや正解を見つけ出すには、可能な限りコートに立ち、何かを感じ、反芻し、そして次にコートに立つ時には自分なりの文章をラケットとボールでコートに表現しなければなりません。
それがコーチの読解力を喚起するかも知れない。それが実戦での結果に反映するかも知れない。
ボクが分かっているのはひとつだけ。テニスをプレーする誰しもが、答えや解法を探しながらプレーしている。ってこと。
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