【3rdレビュー】SIGMA50mmF1.4EX DG HSM 〜 1vs1で向き合って撮りたい最上級のポートレートレンズ
このレビューは「みんぽす」の無償商品貸出しを利用して書かれています。(詳細は末尾で)
大口径単焦点レンズ「SIGMA50mmF1.4」のレビュー3回目。
酷い作例なんで気が進まなかったのですが、いちおうレビューらしくなるようなネタも撮ってあったので通り一遍なこともやってみます。
■ SIGMA50mmF1.4のボケってどんな?
先ずはごめんなさいm(__)m いつものようにPモードで撮っちゃいまして、絞るごとに感度が上がってます。画質の変化は見て見ぬふりしてください。ま、絞り値の変化で前と後ろボケがどう変化するかは、分かっていただけるかと....
絞り開放のF1.4から一段絞ったF2.0あたりまでのボケというのは、やはり大口径単焦点ならではのものですね。後ろはもちろん、前もトロットロにボケますな。
しかし絞りを開けてもピントのあった部分のシャープさやコントラストの効きは、さすが贅沢な新設計レンズだと実感できますな。
■ 純正50mmF1.4とボケ方は違う?
結局のところ50mmF1.4は買い替え、買い増しに値するのか?っていうのが気になるところ。その結論は先延ばしするとして、自慢のボケに違いが出るのかを探ってみました。
F1.4(左:SIGMA50mmF1.4 右:PENTAX FA50mmF1.4)
S P
F2.0(左:SIGMA50mmF1.4 右:PENTAX FA50mmF1.4)
S P
F4.0(左:SIGMA50mmF1.4 右:PENTAX FA50mmF1.4)
S P
F5.6(左:SIGMA50mmF1.4 右:PENTAX FA50mmF1.4)
SI P
F8.0(左:SIGMA50mmF1.4 右:PENTAX FA50mmF1.4)
S P
F11(左:SIGMA50mmF1.4 右:PENTAX FA50mmF1.4)
S P
F16(左:SIGMA50mmF1.4 右:PENTAX FA50mmF1.4)
S P
同じ場所から同じように撮ったつもりでしたが、純正の方が少し被写体に寄ってしまっていたようですね(^_^;)ごめんなさい。
さてどうなんでしょ(@_@)差、ありますか?
個人的にはPENTAXは開放だと、ピント部分でもふんわりとソフトなのに対して、SIGMAはその少ないピント部分だけでもかっちりと解像している気がします。
ボケうんぬんよりも差が一目瞭然なのは色味ですね。SIGMA50mmがSIGMAらしい寒色系なのに対し、PENTAXがPENTAXらしい黄色味のある暖色系ってのがはっきり分かりました。レビューのためのレビューはこのへんにしてっと....
■ 1vs1で向き合って撮ろうよ
APS-Cのデジイチに付けると約75mmの画角に変わるSIGMA50mm。
左)K10D | F6.3 | ISO100 | -0.3EV | 1/640
右)K10D | F2.0 | ISO160 | 1/60
フルサイズ以外のデジイチでは標準レンズたりえませんが、普段使いのレンズとして、ガッと引いて広角的に、グッと寄って大胆に切り取ったりと、フットワークとアイディア次第でいかようにも使えます。加えて大口径を利用しての様々な表現手法も楽しめます。
久しぶりに50mmをデジイチにほぼ「つけっぱ」で1ヶ月過ごしましたが、やっぱりあれこれと欲張らずに撮りたい被写体と1vs1でがっつり向き合って撮りたいレンズですよね!
左)K10D | F2.0 | ISO250 | +0.7EV | 1/30
右)K-7 | F2.0 | ISO100 | -0.3EV | 1/10
K-7 | F2.8 | ISO100 | -0.3EV | 1/2000
ポカリだってウナギだってエビマヨだっていいさ、真摯に見詰め合ってシャッターを切れば、SIGMA50mmの魔法でグッと引き立つ被写体になってくれます。
左)K10D | F2.0 | ISO125 | -0.3EV | 1/60
右)K-7 | F2.0 | ISO100 | +0.3EV | 1/800
K-7 | F4.0 | ISO100 | +1EV | 1/200
K-7 | F2.0 | ISO100 | -0.3EV | 1/400
でもやっぱり人を撮るのが最高!大切な人の貴重な一瞬を慈しむようにシャッターを切れば、SIGMA50mmの魔法は最強になります!
APS-CデジイチとSIGMA50mmF1.4は、やっぱり最上級のポートレートレンズです!
このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」が無償で提供しています。本レビュー掲載は無報酬です。 また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)
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