OLYMPUS E-PL1 〜本当は一等最初にコレ出したかったんですよね
オリンパスのマイクロフォーサーズ機、早くも3機目の登場。E-PシリーズのLite版ってことでネーミングは「E-PL1」。3/5に販売開始とのこと。
E-PL1 ダブルズームキット(ボディ:ホワイト) 3年間保証セット
E-PL1 レンズキット(ボディ:シャンパンゴールド) 3年間保証セット
気になるデザインはこんな感じ。軍艦部の特徴的なラインは残しつつギュッと凝縮した感じ。あからさまな販売好調のパナソニックGF1キラーであります。
E-PL1ではE-P1/E-P2とデザイン優先のために見送られた内蔵ストロボをいよいよ搭載した上に、GF1に対する大きなアドバンテージであるボディ内手ブレ補正機構、E-P2と同じ高精細EVFにも対応、自慢のアートフィルターもさらに拡充、動画シャッター設置などなど、まさに出し惜しみ無しの一台。
しかもm4/3の本懐である小型化・軽量化・低価格化を遂に果たして来たのですから、E-P1登場以来急成長を続けるm4/3市場で大暴れすること請け合いです。
去年の7月にE-P1、12月にE-P2、そして明くる3月にE-PL1。ボクはオリンパスm4/3機ユーザーにはなりませんでしたけど、E-P1をお使いの方のお気持ち察しております。いや、もしかするとE-P2ユーザーにも「小さく軽く安くストロボも入れられるんだったら最初にやってくれよ」と忸怩たる思いの方々がいらっしゃるかと思います。
ただ、よ〜くE-PL1を拝見すると、背面インターフェースがまんまコンデジであることに気付きます。そうかなるほど、オリm4/3入門機たるE-PL1はまさにレンズ交換も出来るコンデジなのです。
「一眼レフなどを愛用する方がサブ機のm4/3もストレスなく使いたいのなら、上位機であるE-P1やE-P2を。いつもコンデジを使っててもう少し良い画質を望む方やサブ機にそこまでの操作性を求めてない方はE-PL1をどうぞ」ってことなのかな。
機能もろもろは短期間に色々と追加しちゃってるけど操作性は値段相応だから、既存ユーザー様各位はご安心召されよってね。あの時、E-P2を諦めてパナソニックGF1を選んどいて良かった気がする。現時点ではこの狂想曲を対岸の火事のように眺めていられるもん。
ともあれ。新レンズも追加されm4/3ユーザーの端くれとしてはボディやレンズの選択肢が増えるのは喜ばしいことです。E-PL1が売れてくれると良いなぁって思ってます。市場が広がれば、もっと色々なものを巻き込みながら楽しいことが起きるでしょうからね。
オリとパナが競い合いながらも確実にシェアを広げるm4/3ですが、そろそろAPS-Cフォーマットの逆襲も始まるかも知れません。シグマ、ライカと来てサムスンがレンズ交換式、場が暖まったところで国内大手カメラメーカーがガツンと何かを投入してくる気がします。
それはそれで楽しい。
しかし、(ボディ)小さく(撮像素子)大きい高画質カメラに沸き立つ昨今でも、我が本妻ペンタ。国内メーカーではAPS-Cミラーレスレンズ交換式に一番近い存在(サムスンとの関係を鑑みると)だったのに、我が道を行く姿勢を貫きつつ中判デジタルの開発に粛々と勤しんでおります。そんなところもかえって好きだったりします。
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