【震災】みっともないことはしない
未曽有の出来事です。先ずはなにより被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
嫁さんも僕も阪神淡路大震災は京都で、今回の地震を神奈川で体験しました。いずれも震源から離れた場所だった幸運に感謝しておりますが、植えつけられた地震への恐怖は大きく、今回の激しい揺れに対して嫁さんは立ち竦み泣き、僕も胸の動悸で呼吸が苦しくなりました。
テレビから絶え間なく流される惨状。繰り返す余震。未だ連絡のつかない親戚の安否。ちょっと触れられただけで涙が溢れてしまいそうな気持ちでいるのは、僕達夫婦だけではないでしょう。
被災地以外も震災の大きな影響を受けますし、自分の行動が被災地にも影響を与えます。今やれること、今やらなければいけないことをしなければ。
新しい通信手段であるTwitterはとてもよく機能していますが、少なからぬ飛んでいる報道ヘリはこと被災者には役立っていないように見えます。未曽有の出来事に遭っても暴動どころか秩序ある行動がとれる日本人を海外は評価しているそうですが、一方で優先順位を見失っている半公共機関もあるように思えます。
今やれること、今やらなければいけないこと。日本人らしく「みっともない」という意識を大事にしていれば正しい行動ができることも多いと思っています。
| 固定リンク | 0
「つぶやき」カテゴリの記事
- (仮)ブログ移転(2021.02.09)
- 野鳥図鑑とフィールドノート(2021.02.06)
- 124年ぶり2月2日の節分(2021.02.02)
- 父の七回忌(2020.11.01)
- 何だったんだ2020年(2020.12.31)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
水戸の自宅で被災しました。深夜勤務の合間の帰宅で仮眠中の出来事。それでも、自宅にいたことをこれほど感謝したことは無いですね。妻と息子の近くにいられたと言うことは精神的にとても楽でした。
大規模な停電と断水が発生したことで、日ごろからの水と食料の備蓄の大切さを痛感しました。幸いにも、地域住民が節度ある行動をとってくれたおかげで、我が家の近隣では大きな混乱は起きていません。デマなどに惑わされずに、冷静に対処していかねばと思いました。
投稿: straysheep | 2011.03.12 20:38
まさにその通りですね。
私は大阪在住で、阪神淡路を経験しております。被災地の状況を目の当たりにして「これはもう二度と元にはもどらない」と、当初呆然としましたが
いまでは何事もなかったかのようです。
被災された方々にいま言うのは酷かもしれませんが、ひとりひとりが日本人としての誇りと精神を大事に行動すれば、必ずもとの幸せな日々が訪れます。
そして全国の日本人(特に被災を免れた者)にとって今大事なのは「みっともないことをしない」ということですね。肝に銘じます。
投稿: N | 2011.03.13 08:36
■ straysheepさんへ
被災されたとのこと、お見舞い申し上げます。ご家族とご一緒だったのこと、不幸中の幸いでしたね。本当に家族の絆ほど心強いものはありませんよね。
備蓄やデマへの対処、肝に銘じておきます。
一日も早く普段どおりに生活なされるよう心よりお祈りいたします。
--- --- ---
■ Nさんへ
地震翌日に得意先に救援物資を届けるために西宮北口から住道まで被災地を通って歩きました。いま見ている風景が現実のものと信じられないままに歩きました。
先方のビルに着いてみれば、1〜2Fは押し潰され上層は火の手が上がっておりました。絶望しました。阪神高速や三ノ宮などのショッキングな映像と合わせて一生忘れられません。
それでもおっしゃるように被災地は復興を果たしましたよね。希望を失わなければ必ず幸せな日々が戻ってきますよね。
いま被災地で絶望している方々に、少しでも希望を持って貰えるために、全国の人々が応援してあげないとですよね!
投稿: 丁稚 | 2011.03.13 10:41