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2011.05.22

SIGMA SD1 〜 真実を写しとるカメラ 〜

遂に登場しますモンスターカメラ『SIGMA SD1』。

【6月10日発売予定】【送料無料】シグマSD1

【6月10日発売予定】【送料無料】シグマSD1
価格:700,000円(税込、送料込)

カメラ愛好家の願いにも似た予想を遥かに超える実売価格。SD1の発表直後、ボクのtwitterタイムラインは同じ志をいだいていた仲間の嘆きで埋め尽くされました。

みんな欲しかったんです、予想より少々高くっても買おうって気持ちだったんですよ。だからこその落胆だったんです。恋していたからこそ、あまりにも遠くに行ってしまった気がして悲しかったんですよ。

多くの落伍者は出てしまったでしょうけれど、お金持ちはいっぱい居ますし価値観だって人それぞれ。軽自動車並の値札を提げいたとしても、唯一無二のこのカメラを求める方は大勢いらっしゃることと思います。

「50万円キャッシュバック」ってなキャンペーンを望んでしまうような小市民のボクにとって、SIGMA渾身のモンスターカメラ『SD1』は高嶺の花でちょうどいいんです。そんな人が使っちゃいけない。


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撮像素子:X3ダイレクトイメージセンサー
撮像素子サイズ:23.5×15.7mm
画素数:総画素:約48MP
有効画素:約46MP(4,800×3,200×3)
記録媒体:CFカード(Type I,UDMA対応)
記録モード:ロスレス圧縮RAW/JPEG
カラーモード:7種
記録画素数:RAW High 約45MB / JPEG High 約10MB
ファインダー方式:ペンタプリズム式一眼レフファインダー
ファインダー視野率:縦98%、横98%
ファインダー倍率:0.95倍
測距点:11点ツインクロスセンサー
フォーカスモード:S-AF、C-AF(動体予測機能付)、MF
測光方式:77分割式評価測光,スポット測光,中央部分測光,中央部重点平均測光
露出制御方式:P・S・A・Mの4モード
ISO感度:ISO 100-6400
露出補正:±3EV (1/3ステップ)
シャッター速度:1/8000秒~30秒、Bulb
連続撮影速度:High 5コマ/秒
液晶モニタ形式:TFTカラー液晶モニタ
画面サイズ/画素数:3.0型 / 約46万ドット
大きさ:W145.5mm × H113.5mm × D80.0mm
質量:700g(電池、カード除く)
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SIGMA SD1:スペシャルコンテンツ
http://www.sigma-sd.com/SD1/jp/


写真は「真実を写しとる」ものであり、カメラは写真を撮るための機材。

「デジタルカメラはもはや、成熟の領域に達している」。いつともなくそのような言葉が聞かれるようになりました。あるいは、「最近のデジタルカメラには革新を感じない」、「デジタルカメラが面白くなくなった」とも。実際には、デジタルカメラとその画像をとりまく状況は変遷の過渡にあり、長い写真史においては依然として黎明期にある。そして、まだまだ十分に進展の余地がある分野である、とシグマはとらえています。

シグマが一貫して取り組んできたのは、画像キャプチャシステムと、その生成プロセスの革新です。わたしたちは、「真の高画質を生成する」というポリシーを具現するべく、まったく新しい基軸によってダイレクトイメージセンサーの開発を続け、製品化してきた唯一のメーカーであると自負しています。

シグマは、「自然な描写」を得るという点において、高画素化は必要であると考えています。

デジタル画像には、ピクセルピッチによって決まる「解像限界」という課題があります。これは、ある一定以上の細かさ(空間周波数)を持った被写体から突然、すっぱりと解像できなくなってしまうというものです。精緻できめこまやかな対象を写した写真の仕上がりが、不自然な画に見えてしまうことがままあるのも、こうした現象が一因となっているものです。

人間の視覚システムとの齟齬を生みかねない解像限界はある意味、デジタルカメラが担う宿命です。しかし、それを極力認知しにくいところまで技術的に追い込むことで、一定のレベルまでは「自然な描写」を追求し、実現することが可能であるとシグマは考えています。そうすれば、ある程度は画像観賞サイズに左右されずに、自然な描写をもたらす効果が期待できますし、小さな観賞サイズであっても立体感や質感に優れた「驚異的な臨場感」とも表現される、豊かな画質を実現できるものと考えています。

高解像度は、画素数競争のためでも、大判プリントのためでもなく、あくまでもより自然な質感をもった描写力の実現のためにこそ必要である、とシグマは考えています。(SIGMA SD1:スペシャルコンテンツより転載)


あいかわらず痺れます。理想や理念と真っ向から向き合うSIGMAの姿勢は、商売人のそれではなく職人の矜持そのものです。ブレませんね。

カメラは「真実を写しとる」ためのモノであり、そのためには「自然な描写を得る」ことが必要である。そのためにさらなる「高画素化」が必要だった。だからSIGMAはそれを実現させた。

とてもとてもシンプルな理由からSD1は生み出されました。多くの障壁がそこにはあったでしょうが、シンプルな動機だからこそ力強く乗り越えられたのかも知れません。近年の高画素化競争とは全く一線を画した高画素化への取り組みであることは間違いありません。

さてSD1に積まれた全く新しいX3ダイレクトセンサー、手持ちのDPシリーズやSD15よりも約3倍程度解像度が上がる計算になるのかな?いや色々相まって何倍何十倍にもなるのかも知れません。


下手な作例で申し訳ありませんが...

かき氷食べる?ってきいて断ったことがない女子
6
DP1x(等倍切り出し)

ヒヨコ
3
DP2(等倍切り出し)

手持ちのDPシリーズで撮った写真の一部分を等倍で切り出してみました。

ご感想は色々だと思います。そもそも等倍に切り出して「解像度や解像感がどうの...」っていうのは写真の本質と全く無関係なことにも思います。

でも少なくともDPシリーズでさえSIGMAが理想とする「見たままの真実を写せるカメラ」「本来あるべき姿のカメラ」に近いゾーンまで踏み込めているように感じています。

SD1の新センサーなら....

ローパスレスとあいまってものすごい描写を実現していると聞いています。いつかきっと、いや数年後には「見たままの真実を写せるカメラ」が手の届くところまで降りてきてくれることでしょう。

そのためにも高い理想を実現した『SD1』を埋もれさせてはいけませんな。これからもX3ダイレクトイメージセンサーの下支えをボクは続けていきます。


DP2の3代目も登場します。SD1じゃなくてもイイじゃありませんか、扱いやすく歩留まりの良いF2.8レンズ、ハンドリングしやすいファイルサイズのDP2xでSIGMAの心意気を感じてみるのも良い選択だとボクは思います。


応援歌はまだまだ続く!

がんばれ、日本

がんばれ、東北

がんばれ、日本の工場

12698-638-221594

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コメント

いつもなら、買っちゃえ~と背中をどついてあげるところですが、この値段では奥さまから三行半をつきつけられるのは必至なので、やめとくね。
それにしても、子どものお肌ってキレイだねぇ。食べたくなっちゃう。

投稿: やすぞう | 2011.05.23 17:49

■ やすぞうさんへ

さすがにこの金額は無理です(^_^;)ホントにスッと憑き物が落ちましたよ。もはや晴れ晴れ。

子供の肌ってキレイですよね〜。意味もなくスルスルって触ってしまいます(^^)気持ち良いんですよね。

やすぞうさんとこの美女美男のお子さんもまだまだキレイでしょ?

投稿: 丁稚 | 2011.05.24 12:52

この記事へのコメントは終了しました。

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