【2ndレビュー】Sony Tablet S 〜 ソニーが?本気で必死じゃないか! 〜
まだまだ目新しいゲーム端末として”子守りに絶賛活用中”しかできていない『ソニー・タブレットS』ですが、レビュー開始に呼応するかのように新しい動きがあったので急遽記事にします。
使って楽しめなければ、代金はお返しします。
家で使って実感!”Sony Tablet” 楽しさ100%保証キャンペーン!
2012年2月24日[金]〜3月31日[土]
http://www.sony.jp/tablet/100/
あのソニーが!
一番最初に浮かんだ言葉がコレです。『ソニー、本気だな』であり『ソニー、必死だな』でありました。でも商品名に自社名を使ったこのタブレット、端っから超本気だったんですよ。だってさ...
『タブレット市場なんて存在しない。あるのはiPad市場だけだ』
そうまことしやかに語られる現況に風穴開けるべく、決死の覚悟(言葉のアヤです)で乗り込んで行くわけですから。社運を賭けてとまではいかないでしょうけれど、今後の『SONY』を占う大事な製品であるという認識で間違いなさそうです。
そもそもこのご時世、『本気』で『必死』でなければモノなんて売れませんよね。いやいや今までだって「ソニー様で御座い」ってふんぞり返っていたわけではないでしょうけれど、積み上げた高いブランドイメージが邪魔している部分もあったと思うなぁ。
でもさ
受験シーズンが終われば新生活準備でモノが動く時期に突入です。しかも来月早々にはiPad2の後継機が発表になるという噂が現実味を帯びてきました。大きな自信と勝算を抱えて乗り込んだタブレット市場ではあったけれど....テコ入れするなら今しかない!
「とにかく使ってみて下さい。気に入らなければ返してもらって構いませんから」
委託オンライン販売のjavariが365日返品無料を謳うのとはワケが違いますし、クロックスが特定のシューズを返品無料と謳いつつも『外で履いたらダメよ』ってのともワケが違うんです。
ソニーの場合はガンガン使ってOKなわけですから。
キャンペーン事務局だけにとどまらず、このキャンペーンに関わる部署は相当な混乱がおきるでしょう。「2週間使い倒したら返す」っていう輩も絶対に居るわけですし、キャンペーン前に購入して気に入らなかったユーザーも居るでしょうし、「かっこ悪い真似すんな」っていうソニー信者(語弊アリ)からの反発もあるかも知れません。
それら一切合財引っ括めてソニーが見せた『本気』と『必死』。
商売人としては、その『勇気』に感服しました。なかなか言えませんよ「返してもらっても良いから使ってみてよ」なんてさ(^_^;)貰った代金は返金用に取って置かなきゃいけないし、返されたら汚れてるし傷は付いてるし、もう新品としては転売できないしね。
こんな大それたキャンペーンもソニーのソニー・タブレットに対する『自信』の表れ?
もちろんソニーのクラウドサービスも含めて自信を持ってこのキャンペーンを打ったと思うんですけど、やっぱり『新型iPad迎撃』が主な動機付けですよね?きっと。
ソニーの勝算はいかに?
iPad2とソニー・タブレットを並べて「好きな方あげるよ」って言われたら迷いなくソニータブレットを貰う。電子書籍やゲームに関してはソニータブレットの方が楽しませてくれそうだし、iPad2の使い心地はiPhone使ってれば想像出来るからドキドキしないし(^_^;)でもiPad3(仮)と比べたら...結局、利用できるクラウドサービス次第ってなるかもなぁ。
でもさ、タブレットぐらいは競合するライバル製を使った方が楽しいよ。きっと。タブレットに決定的用途が無いとしたならね(^_^;)ま、メーカーとしてはそうはいかないんでしょうけどね。
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