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2012.03.04

【最終レビュー】SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 Ⅱ DG HSM 〜 常用ズームとしてLと迷う 〜

Review:SIGMA12-24mmF4.5-5.6 Ⅱ DG
DP1x

14620-638-268853

毎度のようにテーマも設けず、出たとこ勝負で適当なレビューしちゃってすみません。そしてこのエントリーをもって終了しちゃいます。ごめんなさいごめんなさい。

【1stレビュー】12mmをフルサイズで
【2ndレビュー】クッキリ・コッテリで逆光もバッチコイ
【3rdレビュー】モノクロで町を撮る
【4thレビュー】つい盛っちゃう濃厚な色味
【5thレビュー】曹洞宗大本山總持寺を『雑』に撮る
【番外レビュー】超広角と行く『きたなシュラン』

この一ヶ月間、SIGMA12-24mmF4.5-5.6 Ⅱ DGと常に一緒に行動をしました。常に撮れる態勢でいたにも関わらず作例が少ないのは、万障繰り合わずに良い撮影地へ行けなかったのが大きいなぁ。残念無念です。

Review:SIGMA12-24mmF4.5-5.6 Ⅱ DG
1/60 | F7.1 | 12mm | ISO200

Review:SIGMA12-24mmF4.5-5.6 Ⅱ DG
1/60 | F6.3 | 12mm | ISO200

Review:SIGMA12-24mmF4.5-5.6 Ⅱ DG
1/30 | F4.5 | 12mm | ISO200

Review:SIGMA12-24mmF4.5-5.6 Ⅱ DG
1/125 | F10.0 | 12mm | ISO200

超広角に特化しきったスペシャルなズームレンズですが、テレ端が24mmですから常用レンズとしても充分に活躍させられます。12mmをここぞっていう時に限って24mm中心に使えばね。

でもこのレンズを使っていると「24mmって画角狭っ!」って思えてくるんですよ、怖ろしいことに(^_^;)24mmで切り取れば良いのに、どうしても12mmで撮りたくなって自分で難しくしちゃうケースが多発しちゃうんですよ。ま、それも楽しい苦しみですがね。

ワイド端とテレ端でF値が変わる上に決して明るいわけではないので、室内や夜間の撮影では高感度による画質劣化とブレ(手ブレ/被写体ブレ)防止とのせめぎ合いで悩ましい面はやはり感じましたね。手持ちオンリーで子供撮り中心ですからね。

ただし昼間のお散歩カメラ(町撮り)では最高に楽しいレンズでした。コントラストが高く色乗りも良い。ゴーストこそ出やすいけれど逆光には滅法強い。そこに12mmの強烈過ぎるパースが加わるわけですからね。

嫁さんには内緒ですけど、実は常用レンズとして『EF17-40mm F4L USM』が欲しいなぁって思っています。

Lレンズの中ではそんなに評価が高くはないようですけども、皆さん求める基準が高すぎるんだろうって思ってます(^_^;)強いパースを楽しめそうな超広角17mmからとっても使いやすい40mmまでカバーしてくれて、しかもF4通しなんてメチャクチャ活用機会が多そうですからね。

んで、その対抗馬が今回お借りした『SIGMA12-24mmF4.5-5.6 Ⅱ DG』です。17-40mmF4Lの中古とほぼ同価格帯。

12mmを知ってしまうと17mmでさえ物足りなく感じてしまうのではないかっていう不安があるなぁ(^_^;)でもその代わりLレンズの方は40mmF4の画角と明るさが魅力的だしなぁ。悩ましいです。

唯一無二の画角だけでなく、優秀な描写力とお求めやすさまで実現しているこの『SIGMA12-24mmF4.5-5.6 Ⅱ DG』は、フルサイズユーザーの物欲センサーに常に引っかかってくるレンズであることは間違いありませんな。

14620-638-268853

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