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2012年6月の29件の記事

2012.06.30

【5thレビュー】FUJIFILM X-Pro1 〜 驚愕の高感度耐性! 〜

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF18mm / 1/52 / F2.0開放 / ISO200 / -1.33EV / JPEG / Velvia

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『FUJIFILM X-Pro1』のレビュー5回目。今回も柄にも無い検証シリーズ(∩。∩;)ゞ 感度ごとの描写の変化を確認してみます。

【1stレビュー】Foveon以来の衝撃”X-Trans CMOS”
【2ndレビュー】ハイブリッドビューファインダーとは?
【番外レビュー】本気モード発覚のレンズロードマップ
【3rdレビュー】操作感、細かくいえば不満アリ
【4thレビュー】富士フイルムのフィルムシミュレーション!

えぇっと個人的にはISO1600でそこそこに撮れれば大満足なんですけども、X-Pro1はどのくらい高感度に対して耐性を持っているのか、自分とX-Pro1との折り合えるISO感度はどこなのかを知るのは意義のある事ってことで。

ちなみにノイズリダクションはデフォルトの「スタンダード」で、拡張感度を得られるJPEG撮影でテストしました。(画質モードでRAWを絡めると拡張感度には設定出来ません)



ISO100(拡張感度)


ISO200


ISO400


ISO800


ISO1600


ISO3200


ISO6400


ISO12800(拡張感度)


ISO25600(拡張感度)

仰天!

なに、この高感度耐性の高さ!ISO6400まで余裕じゃないっすか。っていうかISO12800だってブログ用の画像としてならまるっきり使えまくりの画質じゃないっすか。

え?もしかしてこれテストした条件が「変」すぎる?やっぱり夜の暗がりでないとダメ?しょうがないなぁ、もう一回違うのでやってみるよw 同じくノイズリダクションはデフォルトの「スタンダード」のままで、今度はISO25600から。


ISO25600(拡張感度)


ISO12800(拡張感度)


ISO6400


ISO3200


ISO1600


ISO800


ISO400


ISO200


ISO100(拡張感度)

なにこれ、どうなってんの(⌒〜⌒)ISO25600だってピント部分は十二分って....。(ISO200とISO100はシャッタースピードが1/4秒より遅くならずに露出アンダーになっちゃいましたね。まぁ高感度耐性のテストなので問題は無いですけど...なんでだろ?)

これが35mmフルサイズセンサーで1200万画素とかピッチに余裕があるのなら分かりますけど、ひとまわり小さいAPS-C規格で1630万画素でしょ?ピッチに余裕があるわけでも無いのになぁ...イマドキのカメラってみんなこんなに高感度に強いの?

とにかくですね、このテストをしてから感度の上限を引き上げて、『AUTO(1600)』から『AUTO(3200)』に設定を変えましたよ。『AUTO(6400)』があれば迷い無くその設定にしてますけどね。

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF60mm Macro / 1/4 / F16 / ISO1600 / Velvia / RAW / カメラ内現像

「手持ち派」や「夜のスナップシューター」にとってとても心強いカメラですな、X-Pro1は。これからはISO1600の垣根を作らずにドンドン感度を上げて撮っていきますよ〜!

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マイクロフォーサーズ資産を売却しても差額が8万ぐらいあるという...

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2012.06.29

【4thレビュー】FUJIFILM X-Pro1 〜 富士フイルムのフィルムシミュレーション! 〜

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF18mm / 1/150 / F2.0 / ISO200 / Velvia / RAW / カメラ内現像

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書ける時に書いておこうってことで『FUJIFILM X-Pro1』のレビュー4回目。

【1stレビュー】Foveon以来の衝撃”X-Trans CMOS”
【2ndレビュー】ハイブリッドビューファインダーとは?
【番外レビュー】本気モード発覚のレンズロードマップ
【3rdレビュー】操作感、細かくいえば不満アリ

最近はこういうことやってなかったけど、自分自身が気になったのでやってみました。


■ フィルムを選ぶように... "フィルムシミュレーション"

そこはほれ本職ですからねFUJIFILMさんは。FUJIFILM製フィルムの特性は熟知していますから、他社のそうしたフィルムシミュレーションとは一線を画す魅力があるわけです。

さて被写体を変えて撮り比べてみました。フィルムシミュレーションはJPEG撮影が基本になります。ただしX-Pro1はカメラ内現像が出来ますので、RAW撮りにこだわりがある場合はRAWで撮ってカメラで現像というパターンをどうぞ。(「最初からJPEG」と「RAWで撮ってカメラ内現像でJPEGにする」のと何が違うのか検証を....したくなったらします)


PROVIA / スタンダード
標準的な発色と階調で人物、風景など幅広い被写体に適しています。


Velvia / ビビッド
高彩度な発色とメリハリのある階調表現で、風景や花の撮影に適しています。


ASTIA / ソフト
肌色のつながりを良くしつつ、青空も鮮やかに写るようになります。屋外のポートレートに適しています。


PRO Neg. Hi
PRO Neg. Stdに比べて階調をやや硬めにしています。屋外でのポートレートに適しています。


PRO Neg. Std
全体的に落ち着いたトーンになります。更に肌色再現の階調のつながりを重視し、スタジオでのポートレート撮影に適したモードです。


モノクロ
モノトーンの表現を活かした印象的な仕上がりの撮影に適しています。


モノクロ + Yeフィルター
被写体のコントラストをやや強調した表現に適しています。青空が少し濃くなります。


モノクロ + Rフィルター
被写体のコントラストを強調した表現に適しています。青空が濃くなります。


モノクロ + Gフィルター
唇や肌などの調子が出る階調表現で、ポートレートに適しています。


セピア
ウォーム調の色合いであたたかみのある雰囲気の表現に適しています。

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カラーの場合はVelviaを除くとそう大差ないような気がしますね。モノクロも然りで硬軟などの差は見えますが過剰に差別化してないので、ニュアンスの差程度ってところかと。被写体を変えてもう一回確認してみましょう。



PROVIA / スタンダード


Velvia / ビビッド


ASTIA / ソフト


PRO Neg. Hi


PRO Neg. Std


モノクロ


モノクロ + Yeフィルター


モノクロ + Rフィルター


モノクロ + Gフィルター


セピア

Velviaは面白いですね〜。これは多用したくなるどぎつさです。ただ見事にフィルムの特性を再現しているかというと...

おねえちゃんまって~
MZ-5 / DA21mm / Velvia / Canoscan 8800F

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF35mmF1.4 / 1/1100 / F1.4開放 / ISO200 / -0.33EV / JPEG / Velvia

どうか分かりませんが、フィルムにしろフィルムシミュレーションにしろVelviaは人物用にはあまり向かないってのはアリアリと(∩。∩;)ゞ

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF35mm / 1/420 / F2.0 / ISO200 / -0.33EV / JPEG / Velvia

でもたまにはVelviaで子供撮りも良いと思う。

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF18mmF2.0 / 1/250 / F4.0 / ISO200 / -1.67EV / Velvia / RAW / カメラ内現像
Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF60mm Macro / 1/90 / F3.2 / ISO1600 / -0.33EV / JPEG / Velvia

もちろん風景や花を撮る時には意識的にVelviaを使って行きたいですね。ってことで個人的にはPROVIAとVelviaの使い分けだけフィルムシミュレーションはオッケーという結論でありました。

そうだ!フィルムシミュレーションはJPEG撮影なら3種類ブラケットが出来るから、PROVIAとVelviaとモノクロのどれかでトリオ組ませちゃおうかな。「あぁVelviaで撮れば良かった〜」っていう後悔しなくて済みそうだし( `ー´)ノ

あ、でもただでさえ優柔不断なのに、なおさらチョイスが難しくなっちゃうかもな。やっぱりRAW撮りでここぞという時にカメラ内でVelvia現像しちゃうのが最強か。

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中古でも14万か....ふぅ道は険しいな

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【3rdレビュー】FUJIFILM X-Pro1 〜 操作感、細かくいえば不満アリ 〜

Review : FUJIFILM X-Pro1
X-Pro1 + XF35mmF1.4 / 1/52 / F1.4開放 / ISO250 / -1.33EV / Velvia / RAW / カメラ内現像

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さて番外編を挟んで『FUJIFILM X-Pro1』のレビュー3回目。

【1stレビュー】Foveon以来の衝撃”X-Trans CMOS”
【2ndレビュー】ハイブリッドビューファインダーとは?
【番外レビュー】本気モード発覚のレンズロードマップ

使えば使うほど手に馴染み、撮れば撮るほど楽しくなる。道具としての使い勝手や佇まい、そして撮れる絵を一度知ったら最後....って気がして来てます(ーー;)やばいですX-Pro1。気に入らないのは値段とネーミングぐらいに無くなってきた。

■ 絞り・SS・露出補正、露出制御を大いに愉しむ

さてローパスレスで高画質を実現するセンサーと、レンジファインダー的な愉悦と先進の使い勝手を同時に充たしてくれるハイブリッドビューファインダーが、X-Pro1の大きな大きな特徴であり魅力ですけれど、快適なマニュアル操作もまた使いこなしの大きな悦びを与えてくれます。

X-Pro1用の交換レンズの中で『R』と表記されているレンズは『絞りリング』を有しています。今回お借りした『XF18mmF2 R』『XF35mmF1.4 R』『XF60mmF2.4 R Macro』の3本ともR表記入りの絞りリング有りレンズです。

すっかりデジタル化された昨今では、マニュアルで絞りを変えられる絞りリングが交換レンズから省かれる事が当たり前になっています。そんな昨今でも絞りはカメラ側のダイヤルなりで好きなように変えられます。変えられますけども、XFレンズならカメラの電源を入れてモニターやファインダーで絞り値を変更・確認しなくとも、絞りリングでクリッとワンタッチ変更・一目瞭然です。

軍幹部にはシャッタースピードを司るダイヤルがドンと鎮座しています。カメラバッグの中などで勝手にシャッタースピードが『A』から切り変わってしまわないように、ロックボタン付きになってます。

絞りリングにもシャッタースピードダイヤルにも赤い刻印のA(Auto)モードがあります。絞りもシャッタースピードもAに合わせれば露出はカメラ任せのプログラムオートに。シャッタースピードのみAで『絞り優先AE』、絞りのみAで『シャッタースピード優先AE』となります。もちろん絞りとシャッタースピードを任意に組み合わせる『マニュアル露出』も楽しめます。

そして露出補正も専用のダイヤルが驕られています。露出モードに関わらず露出補正は頻繁に変更するパラメーターですから、専用ダイヤルがあるのは便利です。

いつも露出補正を変えるぐらいでほぼカメラ任せのプログラムモードで撮ってるんですけども、それって結局「カメラに撮ってもらってる」ってことなんですよね(∩。∩;)ゞ まぁそれでも充分に楽しいんですけども、ここまで「露出はマニュアルでいろいろ愉しんで」ってお膳立てされちゃうと、せめて絞りと露出補正ぐらいはって思っちゃいます。

ただ肝心の絞りリングの感触がねぇ....

1/3段ステップと小刻みに絞りを切り替えられるのは素晴らしいと思うのですが、3本とも絞りリングの節度が足りないと思うのです。クリック感が殆どないので、F5.6とかF8に合わせていたはずなのに勝手に絞り込まれちゃってたりするんです。それも結構頻繁に。

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF35mmF1.4 / 1/350 / F13.0 / ISO200 / RAW / RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX

これなんかまさにそれ。家事に勤しむいつもの嫁さんをF4ぐらいでふんわり撮ろうと思ってたのに、気付いたらかなり絞り込まれてました(;^ω^A 背景ボケないと下手さがまる分かりじゃないか...。

そうそう露出補正ダイヤルは節度あるクリック感なのですが、位置的にやはりカメラバッグの中で予期せず切り替わってたりします。ですから、シャッターを切るその前に...

絞り、よ〜し
シャッタースピード、よ〜し
露出補正、よ〜し

っていうお作法を身に付けた方が良いのかも知れません。その面倒なマニュアル操作部分こそがカメラを使いこなしているっていう情緒が感じられて楽しいんですからね。まぁそもそもそんなことに不満を持つこと自体が、デジタルカメラ世代ならではなのかも知れませんね。


■ え?そこにボタンを設置しちゃう?

不満ついでにもうひとつ細々としたのを書いちゃおう。

露出補正ダイヤルのはホールド感を高めるために”指掛かり”として少しはみ出させています。勝手に補正が切り替わっちゃうこともあるけど、カメラを保持するっていう側面においてはすこぶるよろしい。

ところがこの指掛かりの同軸上にボタンを配置しちゃうのはどうなのよ...AFL/AELボタンはあんまり触らないけど、Qボタンを結構押しちゃうんだよね、押したくもないのに(ーー;)

Qボタンはクイックメニューボタンで、現在の撮影設定を一覧表示してくれて、素早くあれこれ設定し直せる便利ボタン。でも「さぁ撮るぞ」って構えた時に設定一覧画面がファインダーに表示されてると萎えるんですよね。

まぁシャッター半押しで撮影に戻れるから目くじら立てる事じゃないけど、どうしてここに配置するかなぁって思うわけです。


■ あのぉ〜コマンドダイヤルをもう少し使わせていただk...

押し込み可能なコマンドダイヤルがボディ背面に用意されてるんですが、一連の操作系の中にあまり組込まれていないんです。っていうか...

なんで干されちゃってるの?

ってものすっごく疑問に感じています。きっと今後ファームアップなどで重用され始めるとは思いますけど、現時点では「なんでせっかくあるのにコイツを使わせてくれないのさ」って感じです(ーー;)

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF18mmF2 / 1/2500 / F2.0開放 / ISO400 / -1EV / Velvia / RAW / カメラ内現像


撮影時の操作として不満に思うのはこのぐらい。重箱の隅さえ突つかなければ、逆に『めちゃくちゃ操作性の良いカメラ』って言えるんじゃないっすかね。

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2012.06.27

名古屋の男前きたる

昨日、こんな場末の下町に尊敬するフォトグラファーで物書きのatmoさんが訪ねて来てくれました。

atmoさん来る

喫茶店の美人さんを愛でながら色々とatmoさんのカメラ知識を盗んでいたのだが、半分も理解出来ないというていたらく(ーー;)

でも少しづつは賢くなったぞMマウントとLマウントの違いとか、モノクロフィルム現像は1万円もあれば始められるとか。あ、でも布団の中でパトローネから取り出したフィルムを風呂場まで感光させずに持って行く方法を質問し忘れた。

Review : X-Pro1

そして人生で初めてLeicaを触る機会をいただいた。

うわズッシリ重たいや。Mマウントのレンズって小ちゃいなぁ、でもすごく精巧に出来てるなぁ。鼻の脂を付けちゃって申し訳ないんですけど、憧れのファインダーも覗かせてもらってもいいですか?げっ、あんな小さいところでピントを合わせるのか...。この二重像でピント合わせってどういう仕組みなんです?え?レンズキャップ外さなくても見えるんですか?そういうもんなんですか?

純然たるレンジファインダーカメラに憧れはすごくあるけど、憧れは憧れのままにしておいた方が良いと思えたww

近所の中古棚があるカメラ店2軒にお連れした。atmoさんの頭の中にはカメラに関する膨大な知識が収まっているらしい。しかも実地やその目で確認した情報に基づいているのが素晴らしいのである。

またフィルム遊びがしたくなったなぁ。オリンパスXAやローライ35とかあと店頭にあったミノルタの...あの辺のコンパクトだけどよく写るカメラとモノクロフィルムで( `ー´)今しか出来ない遊びだもんね〜。

街撮りテクも盗もうと思ったけど、隣りのボクにすら気付かれずに撮っちゃうから盗めなかったわ。

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『ハラペーニョ買ったよ』と君が言ったから...

ハラペーニョ入りました〜

『旦那ぁ〜、頼んだはったハラペーニョ、買うてきましたで!....えぇもうそう言わはる思て、豆もドリトスも買うてありますぅ!』

一番ビールが恋しい閉店間際の夕方に、そんな嬉しい電話が嫁さんから( `ー´)ノ くぅもうヨダレが....

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF35mm

帰宅するなりさっそくナチョス作りに夢中な丁稚くん。やっぱりハラペーニョが乗っかると分泌されるヨダレの量も桁違いですなw ちょっとハラペーニョの酢漬けをつまみ食いしましたが、程よい辛さと酸味でンマイことンマイこと。

あとはオーブントースターで焼くばっかりにして、チビたちと入浴。

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF35mm

風呂上がりに合わせて嫁さんが焼いておいてくれました〜。サワークリームたっぷりと今回は細かく刻んだレタスちゃんも大量に乗っけてタコス的ナチョスに。

ん?マズいわけないでしょうが( `ー´)ノ

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【番外レビュー】FUJIFILM X-Pro1 〜 本気モード発覚のレンズロードマップ 〜

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『FUJIFILM X-Pro1』のレビュー番外編。FUJIFILM独自センサーとハイブリッドビューファインダーという峠(厄介なレビュー)を乗り越えましたので、ここからは気楽に書けます(∩。∩;)ゞ

【1stレビュー】Foveon以来の衝撃”X-Trans CMOS”
【2ndレビュー】ハイブリッドビューファインダーとは?


■ FUJIFILM超本気モード発覚!「XFレンズ」拡充!

さてX-Pro1をお借りしてレビューをし始めた矢先、こんなニュースが流れました。

FUJIFILM X-Pro1用「フジノン XFレンズ」ラインアップ拡充 / FUJIFILM ニュースリリース 2012年6月26日

うぉ〜〜!これは大ニュースだ!気になる気になるぞ〜。興奮しながらさっそく今後のレンズロードマップを確認しにいきました!

【2012年秋】
* 14mmF2.8(21mm相当)
* 18-55mmF2.8-4.0 OIS(27-84mm相当)

さっそくこの秋に21mm相当の明るい広角単焦点と、明るめの標準ズームが投入されるとの事。

いやぁ追加の単焦点が21mm相当とはさすがFUJIFILM、分かってますね〜。その界隈の広角は至極使いやすく且つ楽しい画角なんですよね〜。そしてSIGMA17-70mmを彷彿とさせるF値2.8-4.0っていう使い勝手が良さそうな標準ズームも待ち焦がれていた人には喜ばれるスペックですな。むちゃくちゃ寄れたりするのかも知れませんなぁ。

しかも年明け以降に追加予定の交換レンズのフォルムも包み隠さず大公開という大盤振る舞い。

【2013年第1弾】
* 27mmF2.8パンケーキ(41mm相当)
* 23mmF1.4(35mm相当)
* 55-200mm F3.5-4.8 OIS(83-300mm相当)

さすがレンジファインダーライクなミラーレスだけあって、広角や標準の単焦点を分厚くラインナップしてきますね〜!21mm、28mm、35mm、41mm、53mmと単焦点を揃えるとは(⌒▽⌒;) しかも41mmはパンケーキで35mmはF1.4の大口径ですから、FUJIFILMの並々ならぬ本気度が伺い知れますよね。

そして少し明るめのテレ端300mmの望遠ズームも投入。数寄者を悦ばせるレンジファインダーとしての横顔も強調しつつ、イマドキのミラーレスとしての横顔もしっかりと整えてきますな。来春の運動会シーズンに間に合うのでしょうか。

この望遠ズームにも標準ズームと同様に「OIS」という表記がありますね。先ず間違いなく手ブレ補正機構でしょうね。パナソニックのOptical Image Stabilizerとかぶってますけど、技術提携をしてたりするのでしょうか?

【2013年第2弾】
* 56mmF1.4(84mm相当)
* 10-24mmF4 OIS(15-36mm相当)

そしてさらに楽しみなレンズが投入されます。F1.4の大口径で84mm相当のポートレートレンズと超広角15mm始まりでF4通しのズームレンズ!どうだろう、この完膚なきまでパーフェクトなロードマップは!

来年まででフジノンXFレンズがトータル10本。『今後も幅広い焦点距離をカバーし、明るく周辺部まで高い解像感を実現するレンズ開発を進めていきます。』と宣言までしてくれちゃってますから、フィッシュアイや70-200mmF2.8なども期待出来そうですな。

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF60mm Macro / 1/90 / F11 / ISO200 / -0.67EV / RAW / RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX

えぇっと長くなりそうだしレビューは次回まわしにするか( ̄− ̄)

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2012.06.26

【2ndレビュー】FUJIFILM X-Pro1 〜 ハイブリッドビューファインダーとは? 〜

Review : FUJIFILM X-Pro1
GRD3

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さて『FUJIFILM X-Pro1』のレビュー2回目。

【1stレビュー】 Foveon以来の衝撃”X-Trans CMOS”

前回は長々と新設計のセンサーの紹介をしましたが、今回もまたX-Pro1の大きな魅力のひとつであるファインダーについて書いてみたいと思います。ちゃんとまとまるかどうか甚だ不安ではありますが...。

って機能面にハフハフする前に、X-Pro1のサイズ感の印象を書いておきます。


■ これぞレンジファインダー。大きいけど手に馴染む

同じレンズ交換式のミラーレスカメラで、決してコンパクトとは呼べないPEN E-P3と並べてみました。こうやってみるとそう大して変わらない感じ。

でもやっぱりひとまわり以上、X-Pro1の方が体格はよろしいです。大きなAPS-Cセンサーを搭載したミラーレスカメラだとしても、NEXなどに比べてしまうとやはり「かなり大きい」です。

しかしながら、このフォルムも含めて(ボクは持った事は無いけど)ライカやベッサといったレンジファインダーカメラと同じような背格好なのです。

X-Pro1 : W139.5 × H81.8 × D42.5mm / 約450g(撮影時)

Leica M9 : W139 x H80 x D37mm / 585g


BESSA R2A : W135.5 × H81 × D33.5mm / 430g(電池なし)

ほらね。この大きさと無骨なフォルムこそが写真好き・カメラ好きを思わずニヤけさせるのであります。つまりこのカメラに惹かれる人は「大きすぎる」とか「重すぎる」って思ったりしないw 逆に「この図体じゃなきゃダメ」とまで言えるんじゃなかろうか。

Review : X-Pro1 ~ このファインダーは凄い

ボクはレンジファインダーのカメラを使った事がありませんから、最初は「うっ、大きいな」と正直思いました。でも思っていたよりも軽くて握り心地もとても良いので、すぐに大きさは気にならなくなりましたね。デジイチとはまた違う「心地よく手に馴染む感」がレンジファインダーにもあるんですね。


■ ハイブリッドマルチビューファインダー

さて今日の本題、X-Pro1自慢の「ハイブリッドマルチビューファインダー」のレビューへ。

「ハイブリッドビューファインダー」とは光学式と電子式を自在に切り換えられるファインダーです。

これが光学式ファインダー(OVF)での見え方。まぁGRDで無理矢理接写してトリミングした画像なのでアレですけど、実際はさすがにすっきりと爽快に被写体を見ることが出来ます。

写真は標準35mmレンズ装着時のものですが、広角18mmレンズを装着するとファインダー倍率が自動で切り替わります。これは賢い!(18mmレンズ装着時には0.37倍、35mmレンズ、60mmレンズで0.60倍)

しかもOVFモードでもファインダー内にAFターゲットマークや撮影モード、絞り値にシャッタースピードに感度に露出補正などなど、撮影情報がしっかりと表示されます。そしてもちろん装着レンズによって大きさが切り替わるブライトフレームもクッキリカッキリと表示されます。

この凝った作りのOVFで覗きながら撮影出来る事こそが他のミラーレスには無いX-Pro1の魅力であり、使う醍醐味なんですよね。その行為に胸が高鳴らないのであれば、X-Pro1を積極的に選ぶ理由も半減するかも知れませんね。

ただシャッターを半押ししてAFを駆動させると一瞬、ブライトフレーム内が鼻息で曇るようにうっすら白くなる時があります。まぁ毎回では無いんですけどね。

さてグリップから中指を伸ばしたところに、昔でいうセルフタイマーのレバー的な物が配置されています。実はこれがOVF / EVFの切換レバーでして、ひょいと引きますと...

ほれ、電子式ファインダー(EVF)に早変わり。

ブライトフレームがなくなり、当たり前ですけど装着したレンズで撮れる画像そのもの(視野率約100%)が表示されます。追従性がどうのとか色々あるのでしょうけど、約144万ドットの高精細液晶の見え方はすこぶる良いです。

XF18mm(27mm相当)やXF35mm(53mm相当)ならばOVFで充分にフレーミングは出来ますが、XF60mm(90mm相当)となるとさすがにOVFでは構図の感じが掴みにくくなってきます。そこでEVFにひょいっと切換えです。

構図のみならず露出の加減や背景ボケの大きさ、フィルムモードなどの色味や雰囲気も全てファインダー像に反映されますから、撮る前に撮影後の画像を知る事が出来ます。しかも覗きながらです。背面モニターを見ながらとはワケが違うんですよね、やっぱり覗きながら撮るってのはグッと安定感が増します。

やたらとEVFの見え方が良好だし使い勝手も良いんで、OVFをあんまり使わなくなってしまう懸念が...(∩。∩;)ゞ まぁストイックになり過ぎずに好みのファインダーを使えば良いんですけどね。


■ 謎のマクロ切換えボタン

ファインダー繋がりなのでここまで書いちゃおう。

X-Pro1は背面に謎のマクロ切換えボタンがあるんですけれど、これもまた「ハイブリッドビューファインダー」と深く関わっていました。まぁ詳しい事は文系の私に説明出来るはずもないんですが頑張ってみますw

「光学式ファインダー(OVF)から見える景色」は「実際に画像を写し取るセンサーで見ている景色」と違うってことです。そりゃそうです、景色を覗いている場所が違うんですからね。

んで、これを視差(パララックス)って言いまして、被写体との距離が近付けば近付くほどズレは大きくなります。賢いX-Pro1はOVFでもブライトフレームを移動させてある程度まで対応してくれるんですが、接写モードとなるとさすがにOVFではフレーミングする事は不可能になります。(ちなみに「撮像面で見ている景色」をそのまま鏡で反射させてプリズムで正立正像にして、光学式ファインダーで生々しく見る事が出来るのが一眼レフってことになります。)

そこで謎のマクロ切換えボタンの登場です。強制的にEVFモードへと突入します!

装着レンズの種類に関わらず接写をする時は必ずこのマクロボタンを押すひと手間が必要になります。しかもEVFモードで撮影していても接写の時はマクロ切換えをしないと合焦までに時間がかかったり、そもそも合焦しないというケースも頻発しますので面倒がらずにポチッとなです。


X-Pro1 + XF18mmF2R / ISO200 / 1/45 / F2.0開放 / -0.33EV / RAW / カメラ内現像 / Velvia

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF35mmF1.4R / 1/320 / F1.4開放 / ISO400 / -0.33EV / RAW / カメラ内現像 / Velvia


X-Pro1 + XF60mmF2.4R MACRO / ISO1600 / 1/10 / F9.0 / -0.33EV / RAW / カメラ内現像 / Velvia

一応これがお借りした3本のレンズの最短撮影距離での写真です。被写体のダンボーはちっちゃい方です。マクロボタンを押さないと「寄れないなぁ」って思うんですけど、実は3本とも(60mmはマクロレ本職)寄れちゃうレンズなのでした。

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ハイブリッドビューファインダーを搭載出来たことで、現代的な使い勝手(AFなど)をも手に入れた初めてのデジタルレンジファインダーカメラと言えるんじゃないでしょうか『FUJIFILM X-Pro1』は。

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2012.06.25

【1stレビュー】FUJIFILM X-Pro1 〜 Foveon以来の衝撃”X-Trans CMOS” 〜

つ、遂に届いてしまった!『FUJIFILM X-Pro1』一式が!

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レビュー当選の報には小躍りしたし、今か今かと到着を待ち焦がれていたけれど、実際に届くと重いプレッシャーがのしかかって来るのを感じました。

写ルンですからアスタリフトまでとにかく幅広くモノを作り出している精密化学メーカーのFUJIFILMですけども、写真に関する事業はいつでも超本気だしいつでも超積極的なんですよ。

そんな写真に対する熱さをいつまでも持ち続けているFUJIFILMの気持ちに、応えることが出来るのかっていうプレッシャーが半端無いのであります。いやその書き方からしてイカンな(ーー;)

FUJIFILMの写真に対する熱い気持ちを伝えたい!とこう書いちゃおう。これで退路が断たれたww

FinePix700

いつでもFUJIFILMの写真に対する真摯で熱い気持ちは感じてきたけれど、FUJIFILMのカメラを使うのは「写ルンです」を除けばFinePix700以来になります。なんでかなぁ。

DSC00001
FinePix700

ちなみにFinePix700が自分で買った初めてのデジカメでした。超お気に入りでした。たしか10万円近くしたんですけど、我ながらよく買ったなぁ。っていうかカメラや写真が好きだったわけでもないのに、なんで買ったんだろうw

長男が生まれた頃まで使ってたのかな?VAIOからiMacにデジタル画像データを移行させる際に『小さくリサイズして移行、元データは消去』とか取り返しのつかないことをしてしまったんだよなぁ...orz 嗚呼、つらい想い出だ。

CP+ 2012

さてX-Pro1。FUJIFILM製カメラとしてはニコンD200ベースのS5 Pro以来のレンズ交換式カメラ。しかも今回はAPS-C規格のミラーレスカメラを開発し、独自マウントを採用!発売と同時に広角・標準・マクロとそれぞれに高スペックな交換レンズを3本用意してきました。

どんだけ本気だ。

光学式と電子式のハイブリッドビューファインダーを搭載し、大型なAPS-C規格センサーに対して高性能な単焦点レンズが驕られた『X100』を発売し「FUJIFILMは良いカメラ出してきたなぁ」と大いに愛好家を喜ばせ...

矢継ぎ早に2/3型センサーを採用してボディを小型化し、なおかつ広角端F2.0〜望遠端F2.8とすこぶる明るい光学4倍ズームを驕った『X10』を発売し「ちょっとFUJIFILMがすごいぞ!」っていう機運を盛り上げ...

満を持して『X-Pro1』の投入と。素晴らしい筋書きじゃありませんか。否応無しに愛好家の耳目はX-Pro1に集まりますからね。

ただここら辺の筋書きや演出(モックンのCM含めて)が写真・カメラ愛好家に強く訴えるものだとしても、いつものFUJIFILMらしく愛好家に近い存在であるガジェット好きにさえあまりアピール出来ていない気がするんだよね(ーー;)

素晴らしいんだけど、FUJIFILMが凝りまくった部分がそれこそ、写真好きカメラ好きにしかアピール出来なかったりするんだよね。写真文化の未来を担う大企業として素晴らしい姿勢だと思う半面、もうちょっとイメージ的に一般の人を巻き込む方策をとっても...なんて思っちゃう。

さておき。

その一般にはアピール出来ないけど写真好きカメラ好きに強くアピールする『X-Pro1』の魅力を紹介していましょう。


■ APS-Cサイズ 1630万画素 “X-Trans CMOS”

さすがは世界に名だたる感材メーカーだけあって、フィルムにあたるセンサーには以前から強いこだわりをFUJIFILMは持ってましたよね。






これが一般的なベイヤー配列です。


2×2の中に赤・緑・青それぞれの色を読み取る画素を配置し、それを規則正しく並べた物ですね。ちなみに緑の画素が2倍あるのは、「人間の眼の分光感度は緑付近がピークで、緑の解像度が見かけ上の解像度を向上させるため」だということです。

これに対してFUJIFILMはセンサーを蜂の巣の様に8角形にし、各センサーの並びも45度傾けて配置した『スーパーCCDハニカム』を開発しましたよね。

『スーパーCCDハニカム』は集光面積が広がることで、高感度、低ノイズ、高ダイナミックレンジが得られると同時に、画素補間計算を併用することで理論上では通常のCCDに比べ2倍の有効画素数を得ることが出来るということでした。使った事は無かったけれど評判は悪くなかった様な印象を持ってます。

ただセンサーのメインストリームがCCDからCMOSに移行したことで『スーパーCCDハニカム』はフェードアウトしていきましたが、そのかげでFUJIFILMは弛まぬ研究を重ねてフィルム発想の新カラーフィルター配列を製品化してきました!

X-Trans CMOS』です。

モアレの発生要因を根本から解決する新発想のフィルター配列。その非周期性を高めたカラーフィルターはモアレや偽色の発生を抑え、光学ローパスフィルターを不要にします。光学ローパスフィルターをなくすことにより、レンズから入る光を十分に受け入れ、本来の解像力や描写力を限りなく高めます。

M8、Foveon X3、E-5にD800E.....もはやローパスレスにすることで得られる解像力の凄まじさは広く知れ渡りましたよね。たしかに実際ローパスレスのDPシリーズなどで得られる解像力は等倍鑑賞が楽しくなるほどです。小さなセンサーサイズのPEN E-P3だって、ほぼローパス素通しってことで心地よい解像感を得る事が出来ています。

じゃあローパスなんて使わなきゃ良いじゃんってことには....なりません。何の方策もなしにローパスをセンサー前から取り払ってしまえばモアレを甘受しなくちゃいけないんですから。(モアレ ... 規則正しい繰り返し模様を複数重ね合わせた時に、それらの周期のずれにより視覚的に発生する縞模様)

FUJIFILMがローパスを取り払うために用意した方策が...






6×6画素を単位とした非周期性の高い配列で、ローパス無しでモアレを軽減。また縦横方向に必ず赤・緑・青の画素が存在するため、偽色も抑え正確な色再現が可能になったと。この6×6の配列はフィルム内の銀粒子の不規則な配置が発想の原点となったそうです。さすがは感材メーカーですね。

では実際に撮ってみましょう。

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF35mmF1.4R / 1/400 / F5.6 / ISO200 / +0.33EV / RAW / RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIXでストレート現像

Foveon以来の衝撃!


等倍 / picasa

これ等倍ですよ。picasaに上げましたので若干画質劣化しているかと思いますが、それでも頬の産毛までしっかりと写されています。厳密にいえばFoveonが写し出す解像度に少し劣るような気がしますけど、DPシリーズと比べれば撮影のしやすさは段違いにX-Pro1が上ですから、差し引きすればボクはX-Pro1に軍配を上げちゃうかも。

■ ハイブリッドマルチビューファインダー
■ 絞り・SS・露出補正、露出制御を愉しむ
■ フィルムを選ぶように... "フィルムシミュレーション"
■ 高画質を実現するフジノン交換レンズ

ざっと挙げてもあと4つぐらい大きな『X-Pro1』の魅力があるけど、もうかなり長くなっちゃいましたので初回はローパスレスでモアレも軽減する高解像度センサー『X-Trans CMOS』の紹介だけで。後は次回まわし。

おっとそうそう、これだけは書いておこう。


■ 基本はRAW撮り?JPEG撮り?

X-Pro1はRAW+JPEGの同時撮影が可能です。もちろんどちらかだけで撮る事も可能です。

FoveonがRAWで撮らないと何か大切な物まで勝手に捨てられちゃった感覚になったり、E-P3がRAWで撮らないと色の奥行きが出てこないっていうパターンもありますが、X-Pro1はどうなのか軽く撮り比べてみました。

【RAW】

X-Pro1 + XF35mmF1.4R / ISO200 / 1/220 / F1.4開放 / RAW / RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIXでストレート現像

【JPEG】

X-Pro1 + XF35mmF1.4R / ISO200 / 1/220 / F1.4開放 / JPEG / PROVIA スタンダード

【RAW】

X-Pro1 + XF35mmF1.4R / ISO400 / 1/150 / F1.4開放 / RAW / RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIXでストレート現像

【JPEG】

X-Pro1 + XF35mmF1.4R / ISO400 / 1/150 / F1.4開放 / JPEG / PROVIA スタンダード


RAWを付属の「RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX」でそのままストレート現像した画像と比べると、JPEGはデフォルトのフィルムモードのPROVIA(スタンダード)でもかなり鮮やかな絵作りがされますね。

でもJPEGで撮ったからといって何かを失っているっていう感じにはなりませんね。RAW撮り(現像)が面倒ならば基本JPEGで充分だと思います。VelviaやASTIAといったフィルムモードも気軽に楽しめますしね。

結局は好き好き、TPO次第でしょうか。ボクはもうしばらくRAW撮り続けてみます。


15622-638-279251

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2012.06.22

丁稚、どん詰まりの排水口と戦うの巻

洗面所の排水パイプが詰まりました。それもまぁ本格的に。パイプユニッシュなどの化学薬品で詰まった汚物を溶かす方法ではおっつかない、もうちょっとで排水能力がゼロになるレベル。

今までは良いタイミングで管理業者が排水口を高圧洗浄してくれたりしてたんですが、共益費や修繕計画の見直しが繰り返される中でへつられちゃったようです。ここ何年か高圧洗浄ないもんなぁ。

って他人任せにしていても埒が明かないので....

コイツをセキチューで買ってきました。ガシガシっと詰まりの原因を浚ってやるのであります!ところがコトはそう簡単ではありませんでした。

家に帰ってきてさっそく詰まった排水口にこのパイプクリーナーをねじ込んでやろうとするのですが、ポップアップ式水栓の狭い隙間ではどうにも入っていきません。

あいたたた(ーー;)やっちまったか!

役に立たないものを買ってきてしまったのかと落ち込みましたが、傍で見ていた嫁さんが『業者さんはその栓をスポンッと抜いてたんやけどなぁ。なんか特別な道具があるんやろか?その割りにえらい簡単にスポッと抜いたはったけどなぁ』とつぶやきました。

なるほどこの栓さえ取れれば、確かに汚物をパイプクリーナーで浚い放題になるわな。でも捻っても引っ張り上げても取れる感触がありません。う〜ん、やはりなんか特別な工具が要るのか?とにかくグーグル先生に訊いてみようw


ポップアップ水栓を外す / 掃除片付け捨て日記


グーグル先生ありがとう!そして先人に心より感謝!解決方法は目に見えないところに隠されていたのですね!ちなみに方法さえ分かってしまえば外すのは超簡単。ところが再び設置するのはちょっと難航しました(ーー;)暗くて狭い場所で、小さい穴にピンを通す作業が必要になりまして....

とにかく。水栓さえ外れてしまえば圧倒的でしたよパイプクリーナーの威力は( `ー´)ノ

ドンドン奥まで侵入してくれるスプリングタイプとパイプにこびりついた汚物をしっかりと掻き出すブラシタイプの2種類のヘッドを駆使して、あっという間に貫通!!!!スムースな排水環境が戻ってきました!

日常の排水口のお手入れとしては月1ぐらいで薬剤投入しつつ、四半期に1回ぐらいパイプクリーナーでごしごしすれば完璧でしょうね。

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『秋葉屋市場食堂』 〜 これぞまさに市場飯! 〜

昨日は休みでしたが、天気も悪いしヤボ用があったりもしたので遠出はせず。まぁそれでもランチぐらいは嫁さんとふたりで楽しもうってんで....

秋葉屋市場食堂@横浜中央卸売市場
GRD3

え?市場飯?また?

ははは(∩。∩;)ゞ ホームセンターでヤボ用を済ませてから、みなとみらいに新しく出来た『みなとみらいグランドセントラルタワー』でランチでもと思ってたんですよ、当初は。

でも実際にこのグランドセントラルタワーを訪のうてみれば、まだ空きテナントばかりで営業しているレストランが少ないのに、昼時になると上層のオフィスからどっとお勤めの方々が繰り出されまして....早々に退却したという経緯が(ーー;)

でも今回突撃した市場飯はいつもの水産棟にある食堂ではございません!なんと青果棟にある知る人ぞ知る食堂の『秋葉屋市場食堂』なのです!

いやまぁ水産棟だ、青果棟だって言ってもよく分かられないでしょうけども、一般的に広く利用されている水産方面の食堂街とは道路挟んで向かい側にある上に...


より大きな地図で 秋葉屋市場食堂 を表示

ちょっと奥まったところにあるので地元の人でも知らない人が多かったりする食堂です。まぁとにかく店内に入りましょう!

秋葉屋市場食堂@横浜中央卸売市場
GRD3

はい、ドドン!


水産棟の食堂より広い店内ですが、店内の壁全面に貼られたメニュー(値書き表)の数に先ず圧倒されます!そしてワクワクしてきます!

女将さん『170種類あるから、ゆっくり選んで』


女将さんでしょうか?気さくで人懐っこい女性のホール係がそう声をかけてくれました。どれも美味しそうだから選ぶのは大変なんですけど、選ぶのが楽しくもあるんですよ。

お言葉に甘えて嫁さんと真剣な顔で店内に貼られたメニューを見渡します。

秋葉屋市場食堂@横浜中央卸売市場

秋葉屋市場食堂@横浜中央卸売市場
PEN E-P3 + MZD45mm

メニューの間隙を縫うように...

『当店は大盛りの店です。少なめ(普通)に作る事も出来ます。』
『ごはんのおかわりは無料ですが、大盛を残すと料金が倍になります。』

こんな張り紙がしてあります( `ー´)でもこれちょっと初めての時は心配になっちゃうけど、お店側が言いたい事は違うの。

秋葉屋市場食堂@横浜中央卸売市場
GRD3

これまたツッコミどころ満載な注文票と実際に運ばれてきたご飯の量を見て、ようやくこの張り紙に込められたお店の優しさが伝わって来るのです。

・通常の並盛(250g)で他店の大盛級だよ
・女性は小盛(180g)オススメ。コレが他店の一般的な盛り
・望むなら大盛(450g)もあるが、他店の特盛級だよ
・分けちゃダメだけど特大(650g)もあるよ

ご飯は何回だっておかわり無料!腹いっぱい食べな!


日本語って難しいけどw とにかくお店としてはお客さんに『お腹いっぱい食べて、元気に仕事頑張りなよ!』っていう太っ腹な気持ちなんですよ。『でも勿体無いから残しちゃダメだよ』ってことも伝えてたいから読解が難しくなっちゃうだけww

さぁて実食!

秋葉屋市場食堂@横浜中央卸売市場
秋葉屋市場食堂@横浜中央卸売市場
GRD3

嫁さんは『カキフライ定食800円(ごはん小盛) + 自家製タルタルソース50円』を。

秋葉屋市場食堂@横浜中央卸売市場
GRD3

ボクは『スペシャルミックスフライ定食950円(ごはん並盛) + 自家製タルタルソース50円』をチョイス。ちなみに驚愕のフライ軍団の陣容が...

エビフライ、メンチカツ、白身フライ、カニクリームコロッケ、ハムマヨコロッケ、コロッケ、イカリング、ポテトフライ

美味しかったですよ、最初のうちは(ーー;)

いやぁ〜〜〜ガリタ食堂のヤベッチの気持ちがよく分かりました。実食の中盤過ぎから思考能力が低下し、目の前の揚げ物を胃袋におさめる使命感に突き動かされた「フライ食べマシン」と化していました。

見栄はらずに小盛で頼んでおいて、足りなかったらおかわりっていうのがオススメかも知れません。まぁでもそんな小狡い考えで訪れてはいけない店って感じがしますけどね。だって周囲のお客さんはガンガンおかわりしてましたからね。結構なオッサンも余裕でおかわりしてたなぁ。

体型や年齢に関係なく「おかわりくん」は世の中にいっぱい居ることを知りましたな。

実はここの名物はかきあげ丼だったはずです。「直径が30cm」だかなんだかって女将さんが言ってたような気もしますが、一生そんなモノをボクが頼む事も無いでしょう。次回はステーキ定食か牛肉ガーリックチャーハンを頼もうと思います。まぁそれもかなりの難敵なんでしょうけどね。

女将『ありがとうございます。いってらっしゃい!』

店を出る時の元気一杯なこの言葉が一番のごちそうかもしれないなぁ。お腹いっぱいになる定食とこの言葉が秋葉屋さんファンをいっぱい作るんだろうなぁ。きっと市場飯を語る上で欠かせないお店だと思います。


★★★★☆
条件:腹ぺこ

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ハラペーニョを探せ!自宅でナチョス!

Googleさんでレクチャーを受けてから、Google+越しにGoogleごちそうフォトへ撮り貯めてきた料理写真を投稿しております。

Googleさんがお友達をたくさんご紹介下さった(お友達に自分のサークルごとごっそり共有させられる)おかげで、とてもたくさんのレスポンスがいただけてGoogle+がとっても楽しいです〜。

そんなこんなで過去に遡りながら投稿出来そうな画像を探していたら、自らで自らを陥れる画像と遭遇してしまいました...

す〜〜ぱ〜〜〜うんま〜〜〜〜い!!! / Hard Rock Nachos  (Hard Rock Cafe)

はい、ドン!ハードロックカフェのナチョス!

いやぁめちゃくちゃ美味かった記憶が鮮明に蘇ってきちゃいましたよ。んでこのハラペーニョですよ、もう見てるだけで汗腺が開き始め、ヨダレも大量に分泌され始めました。

ああ食べたい( ´△`)

Cpicon おつまみに★大人気のナチョス  by ブランディ

iPhoneでちょいと調べてみましたら、どうやら簡単に出来そうじゃありませんか。問題はハートを鷲掴みにした『ハラペーニョ』がこの界隈で買えるかどうかだ....

店を閉めてから近所のスーパーを何軒か回りましたが、結局ハラペーニョは売ってませんでした。残念無念。まぁその分は自宅にある緑と赤のタバスコに頑張ってもらうとして、トルティーヤチップス代わりのドリトスタコス味を始め、適当な豆のパックとかブラックオリーブとかサワークリームなどを買ってホクホク帰宅。

耐熱皿に載せてオーブンで....なんてのは面倒なのでアルミホイルとオーブントースターで作るよ!

・アルミホイルにオリーブオイルを塗る
・んで、ドリトスを敷き詰める
・豆とブラックオリーブを載せる
・粉チーズをザバッと
・とろけるチーズもザバッと
・オーブントースターで適当に焼く

ナチョスに挑戦した

サワークリームをドサッと載せれば、はいナチョス的なモノの出来上がり!

そりゃあハードロックカフェのクオリティには遠く及びませんけど充分に美味しかった!もちろんタバスコはザッバザッバと湯水の如く振り掛けましたww ハラペーニョが見つかり次第、またやります!今夜でもやりたいです!

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2012.06.20

なめたらアカン!台風4号

台風が通り過ぎた後の富士山
5Dmk2 + EF70-200mmF4L

いやぁ昨夜の台風は激しかったですね〜。皆さん何事もございませんでしたか?

雨の峠が越した夜中に窓から周囲の様子を眺めていたら、すぐそこのおっきなマンション界隈がいやに真っ暗でした。どうやら停電してたようです。マンションで停電しちゃうと水も出なくなっちゃうし、雨風で窓も開けられない蒸した夜なのにエアコンや扇風機も動かせないという過酷な状況だったんでしょうなぁ。

うちの辺りは停電せずに済んだんですけども、「翌朝、店に行ったら、いろいろ壊れてるかも知れないなぁ」って一向に弱まらない風を恨めしく思いつつ眠れない夜を過ごしました。かなり年季の入った木造ですからねぇウチの店。ホントに台風や地震が来る度にドキドキします。ま、なんとか無事でしたけどね。ふぅ。

ホッと胸を撫で下ろしている間もなく『台風第5号 (タリム)』が、また日本列島に向かっているというじゃありませんか(ーー;)6月だっていうのにまぁ....


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2012.06.19

みんなで行くから楽しい!夏の家族旅行決定!

2002.07.11 / 箱根

毎年この時期になると頭を悩ませるのが「夏の家族旅行の行き先」です。

いやぁ本来は楽しいことなんですけども、高齢の両親と遊び盛りのチビ達のどちらにも負担にならず満足出来る行き先、しかも総勢10名となるとなかなかどうして難しい(ーー;)

みんなで行くから楽しい。みんなで行ければ楽しい

それはそうなんですけど、何回か家族10名の旅をしていると「やはり最低限クリアしておくポイントはあるよなぁ」と思うわけです。


『箱根湯本温泉 吉池』
http://www.yoshiike.org/

あれこれ悩んで、今年の夏はこちらでお世話になることにしました。

・横浜から近い
・しっかり広いプールがある
・お風呂が良さそう
・広い間取りの部屋がある
・広い庭園がある
・箱根湯本は古き良き温泉場の趣きがある

決め手はここら辺。文句無しです。子供達は一日遊べるプールさえあればOKだし、両親含む大人たちも宿の温泉や湯本の街で充分に楽しめるでしょうしね。


箱根湯本温泉 吉池旅館

初めて泊まる宿だけど、だいたいの様子をFlickrで拝見しました。きっと大丈夫です。あとは直接応対して下さる方が良い人であることを期待するだけ。

直接、宿に予約入れようと思いましたが、窓口の方はどなたも優秀な旅の相談役のJTB実店舗(トラベルゲート横浜)で予約しました。吉池さんが取れなかった時でもすぐに代案も練れますし、電車のキップも取ってくれますしね。


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2012.06.18

一番搾りとベビースターラーメン

父の日
iPhone4

父の日の昨日は、朝一番で次女から可愛い手紙をもらい上機嫌で仕事に出掛け...

父の日

父の日
PEN E-P3 + G20mm

夜に帰宅すると嬉しい晩酌セットが用意されていました。

一番搾りにはセロテープで、ベビースターラーメンには輪ゴムで、長女と息子の手紙が添えられていました。お父ちゃんの大好物に可愛い手紙、ほんと嬉しいなぁ。

父の日

父の日
PEN E-P3 + G20mm

いつまでこういう可愛いことしてくれるのかなぁ。

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2012.06.17

東海道?中山道?どこから歩き始めよう

鎌倉〜七里ケ浜

今日は父の日。

嫁さんとふたりで親父に何を贈ろうか悩みましたが、江ノ電の中でどこかの旦那さんがぶら下げていた可愛い万歩計(歩数計)を思い出しまして...

コレをヨドバシで買ってきてプレゼントしました。『SEIKO 五街道』です。

いやいやデジタルの歩数計を親父はすでに持っているのですが、ただその日の歩数や距離が出るだけなら、よっぽどの健脚自慢じゃない限り飽きますわねw そう、親父が歩数計を最近使っている様子はありません。

そこいくとゲーム的な要素が盛り込まれた歩数計なら、しばらく楽しみながら使えるんじゃないかと思ったわけです。っていうか自分も欲しかったり。

総歩行距離は1573.7kmだそうですけど、まずは五街道から好きな街道を選択して歩き始めることになるんでしょうな。累積歩数・累積距離のほか地図上に現在位置、宿場名、 次の宿場までの距離を表示してくれるそうな。楽しそうじゃん。

・東海道 53宿場 495.5km
・中山道 69宿場 533.9km
・甲州街道 45宿場 210.8km
・日光街道 20宿場 141.7km
・奥州街道 26宿場 191.8km

実際に街道を歩くのはもう年齢的に難しいですけど、街道歩きのロマンを感じながら日々の歩数の積み重ねを楽しむのも良いんじゃないっすかね。

しかし中山道って距離があるんですね。ボクなら中山道から始めるかなぁ。親父はきっと東海道だろうけど。


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2012.06.15

とにかくOM-Dをよく見掛けたなぁ

鎌倉〜七里ケ浜

昨日、観光客でごった返す鎌倉方面に繰り出したわけですが、カメラ事情が最近かなり変わってきたなぁと思いましたね〜。

ここは運動会会場か?って思うぐらいデジタル一眼レフで撮ってる方がすごく多かったですね。デジイチって広く普及したんですね。まぁ観光地だから当たり前なのかも知れませんけど、ちょっと前まではケータイフォトやコンデジばっかりだったのになぁ。

そして高いデジイチ率よりもビックリしたのが、シニア世代のオリンパス率の高さです!あの世代に限ればニコン+キヤノンのデジイチと同数か多いぐらいの、オリンパス製マイクロフォーサーズ愛用率でしたよ。

本格的にマイクロフォーサーズのコンパクトさと軽さ、そして画質の良さを認めて重宝にされはじめているのでしょう。


OM-D E-M5

中でもとにかくOM-Dをたくさん見掛けました。やっぱりEVFだとしても、ファインダーを覗けるってのが良いんでしょうね。パナソニックも当初からEVF搭載のマイクロフォーサーズ機を出してますけど、やはり懐古主義と言われてもカメラらしいフォルムでOM-Dを出したのが正解だったのではないかと。

ファインダーなしのPENシリーズもけっこう居られましたが、今度はE-PLやE-PMといった『より小さいシリーズ』ばかりでした。名より実を取るというか、ファインダー無しならいっそもっと小さく軽いのが良いってところでしょうか。シニア世代の中でも進歩的な層が選んでいるといった感じでしょうね。

いちユーザーとして色々とオリンパスに対しては思うところもありますけど、大手2社を向こうに回して小さなシステムで結構奮戦しているんだなぁと頼もしく思いましたね。そしてキャノニコの良さやフィルムの良さを知ってなお、敢えて小さくて新しいマイクロフォーサーズシステムを選ぶシニア世代の良い意味でのフットワークの軽さも素晴らしいなと。

少子高齢化の時代ですし、なんのかんのでシニア世代が一番お金離れが良いでしょうからコレは良い傾向ですな。OM-Dをきっかけにシニア世代がマイクロフォーサーズにもっと雪崩れ込んだら、もっと意欲的な製品も出るでしょうし我ら中年ユーザーにも大きな福音がもたらされるでしょうなぁ。

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江ノ電で湘南ゆるゆる散策:後編 〜 七里ケ浜、珊瑚礁本店は遠かった 〜

鎌倉〜七里ケ浜
5Dmk2 + SIGMA50mm

七里ケ浜に至るまでは凸凹夫婦にも笑顔があったんだ。(参照リンク:前篇)ところがこの駅に着いた時間が早過ぎたのが災いしたんだよ。あぁ、そうともさ、けっして旦那の判断ミスではなかったのさ。

R134は数珠つなぎ
K10D + SIGMA17-70mm / 2008.6.1撮影

七里ケ浜駅から歩いて5分ほどでしょうか?かの有名なカレー店『珊瑚礁 モアナマカイ店』へ真っすぐ足を進めたんです。(モアナマカイとはなんぞや?とググったら「大きな海の波打ち際」なんですと。なるほど。)

ところが...

珊瑚礁モアナマカイ店の開店は『11:30』、腕時計は『10:55』、オレの腹時計は『いつでも12:00』。さぁて困った困ったw 直射日光の下、日陰も見当たらない珊瑚礁モアナマカイ店の店先で30分待ちぼうけ?

嫁さんは「どうすんのさ?こんなクソ暑いところで30分も待たれへんからな」的なシワが眉間に浮かべています。いや確かに、君の「稲村ケ崎の池田丸で美味しいお魚食べよう」って意見を押し切って、ココに引っ張ってきたのはオレさ。嗚呼、オレだとも!だからってそんなに責めなくても良いじゃないか。

あ!そういえばオレらはまだ、珊瑚礁の本店に行ったことがなかったじゃないか!

ボクにはナイスなプランに思えたのさ、地理感が無いってのは時折、とんでもない冒険をさせてくれるものさ。


より大きな地図で 長谷〜七里ケ浜 を表示

iPhoneのマップアプリは今のところ勾配までは表示されないのである。日本の渚100選に指定されている七里ケ浜は、背後に大きな丘を背負っていた。そして我らが目指した『珊瑚礁本店』はその丘のてっぺんにあるのだった。

美しく区画され素晴らしいお屋敷が建ち並ぶ急勾配の丘、真上から容赦なく直射日光が照りつける。距離にしたら大したことはないけれど、激しく体力気力を奪われる。無言で懸命に坂を登る嫁さん、顔には苦悶の表情がアリアリと...嗚呼、これはやっちまった。

鎌倉〜七里ケ浜
5Dmk2 + SIGMA50mm
鎌倉〜七里ケ浜
GRD3

オレらはよく頑張った。頑張ったおかげで、すぐに満杯になってしまうであろう人気カレー店に一番乗りを果たした。そしてその席で食すことにこだわりを持つ人も少なくないという...

鎌倉〜七里ケ浜
GRD3

カウンター席に座ることが出来ました。まさに珊瑚礁本店の厨房にかぶりつきの特等席ですわ!いやこの席は本当に興奮しますし満足度高いですよ!そしてなにより...めっちゃくちゃ腹が減るww

鎌倉〜七里ケ浜
ガーリックポテト 650円

鎌倉〜七里ケ浜
キーマカレー 1,200円

鎌倉〜七里ケ浜
チキンとトマトのカレー 1,450円

もう何も言いますまい。分かるでしょ?美味くないわけがない!

目の前で調理してくれたカリッとホクホクのガーリックポテトを生ビールと一緒にいただけただけでも、あの厳しい登坂をしてきた甲斐があったってもんです。嫁さんももう怒ってない!よかった!

厨房で手を止めることない調理人たちの勇姿と次々と作り上げられていく美味そうな料理に興奮して、やたらと饒舌なふたり。でも「ガーリックポテト」も嫁さんの「キーマカレー」も、でっかくてホロホロと身がほぐれるチキンが入った「チキンとトマトのカレー」もあっという間に胃袋へと消えていきました。どれも盛りが良いのに、それこそあっという間に。

本店のカウンター席は良いですね!あの席はオススメですわ。カウンターのベンチは2人用+2人用+3人用のみ、つまり3組もしくは7人しか座れないですけど、待ってでも座る価値ありますです。

丘陵地の七里ケ浜には「七里ケ浜循環バス」ってのが走っていて

珊瑚礁本店近くにも停留場がありました。つまりヘトヘトになって歩かなくても良かったんですよ(ーー;)それを知った時の嫁さんのなんとも虚しそうな顔ったらありませんでした。

でも帰りは下り坂だし、鎌倉プリンス脇の一本道ならずっと美しい湘南の海を眺めて歩ける、だからバスには乗らないで戻ろう...あ!この景色は!


road to sea
road to sea
Originally uploaded by mah0103


テニスの王子様ことmahさんのあの写真の場所、坂道じゃないか!

この作品、見た瞬間に何とも胸がいっぱいになりました。そして既視感というか心の奥底に眠っていた記憶を呼び戻されたような感覚になったんですよね。(mahさんってテニス王子のくせに写真にも非凡なる才能を見せる方なんですよね〜、ずるい。)あまりに感動して下手な詩までコメント欄に残しちゃったというww

とにかく。そうかここだったのか。美味しいものも食べられたし、見たかった風景も見られたし、しんどかったけどあの坂を登ってきて良かったなぁ。嫁さんはまだブツクサ言ってるけどw

鎌倉〜七里ケ浜
GRD3

帰りの電車は肩寄せ合ってちょっと居眠りさ。それもまたいいじゃないか( `ー´)

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江ノ電で湘南ゆるゆる散策:前篇 〜 長谷から極楽寺まで 〜

鎌倉〜七里ケ浜
5Dmk2 + SIGMA50mm

入梅ですがよく晴れた休日、どこに出かけようか迷いました。気分的には箱根辺りまで足を伸ばしてリフレッシュしたいところでしたが、時間の制約もありますので江ノ島散策に。

鎌倉〜七里ケ浜
GRD3

藤沢を目指す東海道線の車中で「やっぱり極楽寺に行きたい」っていう嫁さんの希望を採択し、戸塚で横須賀線に乗り換え鎌倉へ。そして可愛い江ノ電へと乗り継ぎます。

鎌倉は遠足の小学生やら紫陽花見物の観光客やらでごった返しておりました。

鎌倉〜七里ケ浜
PEN E-P3 + MZD14-42mm

先ずは長谷駅で下車。大仏さんを目指す皆様と逆方向へ、海沿いの道にぶつかったら西へ。徒歩7〜8分で最初の目的地である『力餅家』に到着です。

鎌倉〜七里ケ浜
GRD3

イートインを期待していましたが、平安時代から続くという御霊神社の参道入口の老舗らしく楚々としているけれど堂々とした佇まい。そんなこじゃれたサービスは無しです。お持ち帰り専門です。

銘菓の力餅は詰め合わせしか無く、陽気も陽気でしたので嫁さんはバラ売りの求肥を。なかなか美味しかったそうですけど、やっぱりお餅が食べたかったと。

鎌倉〜七里ケ浜
PEN E-P3 + MZD14-42mm

せっかくですから御霊神社にお参り。

鎌倉〜七里ケ浜
PEN E-P3 + MZD14-42mm

御霊神社では、咲き誇った紫陽花と疾走する江ノ電を同時に写真に収めることが出来ました。愛好家の方々も思い思いのポジショニングで江ノ電待ちしていました。線路に接近しすぎて注意されているおじさんも...w

鎌倉〜七里ケ浜
5Dmk2 + SIGMA50mm

いちおう僕も撮ってみましたw ま、こんなもんでしょ。オッケーオッケー。

鎌倉〜七里ケ浜
GRD3

御霊神社のお参りを済ませた後は、紫陽花の名所である『成就院』へ。深い緑と強烈な日差し、そろそろ夏だ。

鎌倉〜七里ケ浜
PEN E-P3 + MZD14-42mm

さて成就院の参道入口をくぐると...

鎌倉〜七里ケ浜

鎌倉〜七里ケ浜
PEN E-P3 + MZD14-42mm
鎌倉〜七里ケ浜
5Dmk2 + SIGMA50mm

いやまぁ人の出が凄くて凄くて。一番良さそうな撮影スポットはいつまで待ってても空きそうも無いので、サクッと諦めてお参りへ。コレ目的の人に譲ってあげないとね。

鎌倉〜七里ケ浜

鎌倉〜七里ケ浜
GRD3
鎌倉〜七里ケ浜
PEN E-P3 + MZD14-42mm

駅から成就院を目指す人の流れに逆らって極楽寺へ。極楽洞を通る江ノ電や極楽寺駅に滑り込んでくる江ノ電はフォトジェニックですねぇ。でもどうしたら写真になるか思いつかなかったから記憶に留めておくことに。

鎌倉〜七里ケ浜
5Dmk2 + SIGMA50mm
鎌倉〜七里ケ浜
PEN E-P3 + MZD14-42mm

極楽寺』にもちゃんとお参り。そして御休処で冷たいお抹茶と落雁で一服。

そろそろお腹が減ってきたので極楽寺駅から江ノ電に乗って七里ケ浜へ。そう!珊瑚礁のカレーを食べるため!

鎌倉〜七里ケ浜
5Dmk2 + SIGMA50mm

ここまでは良かったんだ、ここまでは.........後篇に続く!



より大きな地図で 長谷〜七里ケ浜 を表示

ほぼこのマップでオチはネタバレしてるけどねww

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2012.06.12

【最終レビュー】Sony Tablet S 〜 知らぬ間にちゃんと「みんなのタブレット」になってた 〜

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いよいよソニータブレットの返却期限が迫ってきました。色々な事情が絡んで当初の1ヶ月間というお約束を優に越え、実に4ヶ月もの長きに渡って貸与していただけました。ありがたやありがたや。


Review : Sony Tablet S

Review : Sony Tablet S

次の一手を考える


お借りした当初は色々と偉そうなことを書きました。ソニータブレットを通して、溜めていた自分勝手なSONYに対する不満や要望を書いていたと思います。

でも今朝、気付いたんです。

朝の準備で慌ただしい家族に「そろそろ返すね」ってひと声かけてから、4ヶ月の間にすっかり定位置を得ていたソニータブレットのクレードルとACアダプターを片付け始めたんですけど...


えぇ〜〜!!! それ返しちゃうの〜〜!? えぇ〜〜!!!


悲鳴にも近い家族の大ブーイングが返ってきました。そしてその声の中にしっかりと嫁さんも入っていました。そうです。ソニータブレットは、すっかりもう家族たちの『生活の一部分としてあるべきモノ』になっていたんです。

レビュー記事を書く時以外はほったらかしにして、さんざっぱら文句ばっかり言ってたお父ちゃん以外の家族には歓迎され、自然と溶け込むようにちゃんと『みんなのタブレット』になっていたんです。

この4ヶ月の間にシステムアップデートがあり、またソニーのクラウドサービスもシンプルなものへと改善されつつあったりと、ソニータブレットの使い勝手向上の方策は留まること無く進められています。

でもね、そんなの実は家族にとって大したことじゃないのかも知れない。もちろんボクがのたまっていた不満なこと全部もね。

小さな子供が教わることなく自然と言葉を憶えるように、なにひとつ玩具がなくても子供達が楽しく遊べるように、家族たちはこのタブレットに触れて自分なりの使い方や楽しみ方を見つけられたんです。

上手いこと書きたいんじゃないし、借りたから持ち上げるんじゃなくて、それが真実で事実。

Review : Sony Tablet S

他のタブレットに無い魅力って、レビューを始めてから今まで書かなかったんだけど、ソニータブレットSの独特なフォルムと持った時に素材から伝わる肌感覚だと思うんだよね。なんだかね、家族をリラックスさせてくれるんだと思う。

コトンと机に置いた時に少し見やすい、片手で持っても非力な子供が持っても落としにくい、そして何だか温かい。

無機質で決して持ちやすいとは言えないiPadだったならば、ここまで家族に受け入れられたかどうか?壊しちゃうんじゃないか?って構えちゃったかも知れない。個人的にOSを含めたデザインや佇まいの魅力はiPadの方に感じるけれど...

タブレットはさ、タブレットぐらいはさ、家族のモノで良いんじゃない?

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ソニーストア

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2012.06.11

『日本沈没 第二部』 〜 日本、日本人、ヒト、地球 〜

日本沈没 第二部〈上〉 (小学館文庫) 日本沈没 第二部〈下〉 (小学館文庫)

前作から25年後の物語が描かれた本作を「読了したくない」と思いながら、結局は結末に向けて貪欲に読み進めてしまいました。

誰かひとりの登場人物に感情移入したわけでなく、またそれを許さない構成ですけど、そのかわりに物語の長い時の流れと大きなうねりに揉まれるうちに当事者意識のようなモノが芽生えたかも知れません。

日本とは?日本人とは?ヒトとは?地球とは?

答えなど見つからない。だから物語を終わりになど出来るはずが無いと思いました。そしてそれでも決着(結末)をつけるというのなら、きっとそれは自分にとって望まないモノだろうと薄々感じていました。だから読了したくなかったんです。

70億もの世界人口。何故ヒトという種はこんなにも増えることが出来たのだろう。そして野放図にこれからも増えていって良いのだろうか?いやヒトという種の異常な増殖も、長い長い地球の一生で見れば一瞬の出来事なのだろう。そしてヒトを脅かす地球環境の移り変わりも、宇宙の規模や時の流れに比せばほんの些末な出来事で...

なんでしょうね、寂寞、寂寥っていうんでしょうか?読み終えてしまった時の何とも言えない感じは。

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小松左京氏亡き後、もうこの物語の続きは無いでしょう。そうか、このぽっかり空いた虚無感を埋めてくれるのは、作者の友人でもあった筒井康隆氏のあの作品なのだろうな。

日本以外全部沈没―パニック短篇集 (角川文庫)
筒井 康隆
角川書店
売り上げランキング: 28319

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2012.06.10

iPhoneでGoogle+ 〜 まずはここから始めてみます 〜

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PEN E-P3 | MZD14-42mm | WCON-P01

涼味献上w 今日は朝から暑いですな。

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さて先日Googleさんで習ってきたことを備忘録として、そしてまた皆様へのお誘いとして書き留めておこうかと思います。

PCでももちろん出来ますし、そっちの方が簡単ですが、iPhoneのGoogle+アプリを使って『Google ごちそうフォトに投稿する!』『Google+ ローカルでお店情報を共有する』っていう手順をば。


iOS版のGoogle+アプリを起動しますとこんな画面が現れますので、『ストリーム』をタップします。



『ストリーム』ってのはtwitterでいう『タイムライン』ですね、facebookだと『ニュースフィード』かな?まぁとにかくフォローしている方々の発信情報が時系列に積み上がるところですね。



さて投稿です。おもむろに右上のえんぴつマークをタップして投稿画面を呼び出します。



ほい、味も素っ気も無い入力画面っす。

先ずはなにより「ごちそう」の写真を撮らないことには始まりません。撮るもの撮って、早くごちそうにありつかなくては!ですよね。



iPhone内蔵のカメラでごちそうを撮る場合は左下のカメラをタップ。



過去に遡って料理画像やお店情報を共有する場合は右下の写真をタップすれば...



iPhone内のアルバム写真を呼び出すことが出来ます。ボクの場合、現時点ではこのパターンが多いっす。



続いてお店情報をGoogleで検索します。通常は現在地から簡単にレストラン情報が検索可能でしょうけれど、過去に遡って投稿・共有したい場合は検索窓にキーワードを入力して...



このように検索していきます。現在地とかけ離れたお店を呼び出すためには、最寄り駅やおおよその地名などもスペースを挟んで入力します。そしてさすがはGoogle、けっこうマニアックなお店だったりするんですが、今のところ未登録の店舗はありません。



お次が大事。そしてこれを忘れがち。『公開範囲の設定』です。



「ごちそうフォト」や「Google+ ローカル」で利用者全員と情報共有するわけですから、公開範囲は必ず『一般公開』に。



これで下準備は整いました。あとはその料理やお店の紹介を自分なりに入力していくだけ。



おっと!もうひとつ忘れがちな作業がありました!ハッシュタグの記載です!

#ごちそうフォト

と本文中に入れましょう。このハッシュタグを記載すること =『Google ごちそうフォト』に投稿すること でありますから。ただごちそうフォトに投稿されるまでにちょっとタイムラグがあるようです。木曜からさかんに投稿していますけど、未だにボクの写真は未投稿状態ですし...。

*** 6/11追記 ***
先ほど中の方にお伺いしたら、ごちそうフォトに投稿が反映されるまでに数週間のタイムラグがあるそうです。サクッと反映されるように改善されると良いですね。

さてと。ハッシュタグを書いたら、右上の緑ボタン『共有』をポチッ。


以上これにてiPhoneによる投稿・共有完了です。

ちと面倒くさい?いやぁどうでしょうか、食べ○グだとこんなに気楽なレビューでは運営からダメ出しが来ますからね(;^ω^A もうちょっと具体的にとかさ。

現時点で美味しいお店探しは圧倒的に食○ログを活用していますけど、もしかすると気楽に情報共有出来て、かつ実名で偽りの少ない「Google+ ローカル」でのお店探しが激増するかもしれません。

そうそう「ごちそうフォト」は+1が多くてGoogleの中の人に認められると、FlickrのExploreの様にトップページでピックアップされるっていう楽しい励みもあります。

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mixiにtwitterにfacebookといった一般的なsnsに加えて、ブロガーはblogがあり、グルメなブロガーなら食べログ、写真愛好家ならFlickrやPicasaにinstagramなどでも発信。その他にも書籍レビューにライフログなどなど...。

ボクと同様に『んでGoogle+で何を発信して共有したら良いの?』って取り扱いに困っている方も多いと思うんですよね。まぁ何を発信し共有しても良いんですけど、先ずは取っ掛かりココから始めると楽しいかも知れません。

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2012.06.09

EOS Kiss X6i 〜 やばい、ちょっと欲しい 〜

新しいKissは出ないのかと思ったら唐突に出た。

これ。『EOS Kiss X6i』です。

旧型のX5と外観に大きな差は無し。Kissの小ちゃくて丸っこくて「いかにもデジイチ」って感じの風貌は、ず〜〜〜っと変わりませんね。個人的には小ちゃくても主張のあるE-420とかE-620みたいな方が好きだけど、きっとまた一番売れるデジイチの座におさまるんでしょうね( ̄− ̄)

いつもならそんなキープコンセプトなKissの新型が出ようが出まいが知ったこっちゃなかったボクですが、いつの間にやらキャノンユーザーなワケでしてw やはり目が行ってしまう現金さであります。いやいやしかし今回のKissは意欲的ですぜ。


撮像面位相差AF搭載
いやぁこれは来るべきキヤノンのミラーレスに搭載して欲しいと切望しているのですが、まさか一眼レフのKissに撮像面位相差AFが可能な「ハイブリッドCMOS」が搭載されてくるとは意外でした!

「ミラーレス機でも快適にEFレンズのAFを利用したいから」っていうのがボクのささやかな都合ですが、キヤノンがKissに載せてきた理由は「ライブビュー撮影も動画撮影も高速オートフォーカス」「動画撮影中も動体にピントを合わせ続ける動画サーボAF」ってあたりを実現するためなんですよね。

あ、そうそう「ハイブリッドCMOS AF」って何だ?ってなりますよね。これ話しが長くなりますし、そもそも上手く説明出来る自信が無いのでザックリ書きますと...

普通のデジタル一眼レフでは出来ないAFが、撮影方法が出来るようになる!ってことです。たぶん、それで合ってる。

タッチシャッター
「ハイブリッドCMOS AF」が搭載されたことで、ミラーレスやコンデジのようにタッチパネルに触れるだけでAFも露出も一瞬で合わせてシャッターが切れるって芸当も可能になります。しかもミラーレスやコンデジよりAFは高速で正確でしょう。

また同時にようやくレフを有するデジイチのライブビュー撮影が実用に堪えるようになるっていうことですね。

オールクロス9点AFセンサー
上位機喰らいな下克上カメラとして有名なKissらしく、今回はAFセンサー9点をオールクロスにしてきました。7Dには及びませんが60DのAF性能と同等ってことですかね?連写も5コマ/秒と60Dに肉薄しちゃってますしね。

実はこの機能アップを見てボクもちょっと食指が....という面があったりします。KissのAF性能が上がれば35mm判換算1.6倍ですから運動会用としての導入も現実味を帯びますし、m4/3と入れ替えに普段使いのカメラとしてっていうパターンも考えられます。(m4/3は捨て難いんですが、やっぱり時々覗きたくなるんですよね。オリンパスの動向も不透明だし)


Kiss X6i登場と時を同じくして、純正のパンケーキレンズも投入されます。いやいや35mm判換算で64mmですからちょっと微妙ですけど、小さなKissとパンケーキの佇まいはかなり魅力的でしょう。

しかもこのパンケーキは35mmフルサイズのイメージサークルをカバーしてますので、5Dmk2でも楽しむことが出来ます。大きな身体の5Dmk2にはちょっとアンバランスな気もしますけど、普段使いのレンズとして40mmの画角はすごく使いやすいでしょうね。

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とにかく今度のKissは魅力的ですが、取っ掛かりボディのみで8万円と高価で手が出しにくいっすな。しかもキヤノンのミラーレスがどうなるのか判明してからでないとGO出来ませんしね。

先ずはEF40mmだけ先に?

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2012.06.08

『DROP 中目黒』 〜 こんなに美味いピザが500円? 〜

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銭湯の一件が終わるとちょうど正午。六本木ヒルズ界隈で時間を潰していてくれた嫁さんに、なんぞおいしいランチでもご馳走しないといけません。

が、しかし

そんなピークタイムにオフィスひしめくヒルズ界隈ですんなり店に入れそうも無いし、しかもここは六本木であるからして物価も相当高いはずである。かといってマクドナルドでは待っていてくれた嫁さんに申し訳が。

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ってことであっさり六本木を離れ中目黒へ。

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中目黒で下車するのは生まれて初めて。東横線や山手通りで数えきれないほど通り過ぎましたが、自分の足でこの街を歩くのは初めてです。でも意外とホッとする街なんですね、中目黒。都会なんだけど下町っぽくて良いわぁ。

こぢんまりしたオープンテラスな食事処がたくさんあって目移りします。お腹が減ってるのも手伝って、なんだかどこも美味しそう。

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駒沢通りからちょっと狭い路地入った小さなピザ屋さん『PIZZA & TAPAS & BAR DROP 中目黒』で足が止まりました。

告知用の小さな黒板に書かれた文字『500円』と『直径25cm』に惹かれまして(∩。∩;)ゞ

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テラス席に通されてどのピザにするか思案。

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PEN E-P3 | MZD14-42mm | WCON-P01

嫁さんは『プロシュート』、+200円でサラダとドリンクも。

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PEN E-P3 | MZD14-42mm | WCON-P01

私は『本日のピッツァ』を。この日の出し物は『ジャーマンポテト』でございました。

いやいやいずれも美味しかったですぞ。店内の小さな石焼釜で焼いているピザ生地が香ばしくて、軽いけどモッチリとしてて。おいしくて直径25cmなんて余裕のよっちゃんですわ。

プロシュートも美味しかったけどジャーマンポテトはさらに美味かったですね〜。ポテトとチーズの相性って抜群ですもんね!しかも大量のバジルまで載ってますからね。

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ピザが1枚500円、泡少なめの生ビールも500円。なんとまぁ懐に優しいお店なんでしょう。大満足でありました〜。



大きな地図で見る

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オレの弱みを握る某所に単独潜入

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PEN E-P3 | MZD14-42mm | WCON-P01

昨日は柄にも無い場所へ。はい、六本木です。

2008.07.03 六本木なんぞと心中してたまるか

PHOTO ISに出典した写真を見に行って以来ですから実に4年ぶりです。いやぁ良い思い出の無い場所なんですけども、いつもお世話になっているHAMACHI!さんがまたまた嬉しいお誘いをしてくれたもので、そんな思いもどこかにうっちゃってやってまいりました。

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PEN E-P3 | MZD14-42mm | WCON-P01

嬉しいお誘いとは我が分身との邂逅ではなく...

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PEN E-P3 | MZD14-42mm | WCON-P01

お天気お姉さんの撮影会でももっちろんありません....

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銭湯ぐ〜ぐる』へのお誘いでした〜〜〜!

滅多なことでは入れない限られた銭湯ですけど、有力ブロガーHAMACHI!さんからの紹介ってことで特別に入店が許されました。

どんな用件かと申せば、銭湯でのんびりしながら『Google+』と『Googleごちそうフォト』の使い方をしっぽり教わったってところです。「今までの検索履歴を世間にばらすぞ」と脅されて強請られるのかとドキドキしちゃいましたけどね。

しかしGoogle+は多機能なんですね〜。

ブログだ、twitterだ、facebookだと使っていると、Google+の活用というか自分なりの発信ネタをGoogle+に割り振れなくてほぼ放置してたんですけど、facebookとはまた違った高機能を有していたんですね。ハングアウトが10人同時に無料でビデオ通話可能なサービスだなんて知らなんだよ。

ま、とにかく、Googleの中の人に色々と使い方を教わって楽しい共有の仕方が見えてきました〜。とりあえずはB級グルメ情報を発信してみようと思ってます。

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2012.06.07

『日本沈没』 〜 いま読むことでさらに増すリアルな恐怖 〜

日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1) 日本沈没 下 (小学館文庫 こ 11-2)

書き上げるのに9年を要したという本作、作者の慧眼とそのリアルな描写に驚かされます。

刊行されたのは関東大震災から50年後の1973年、阪神淡路大震災や東日本大震災が起こるずっと前なのに、作者はまるでタイムマシンに乗ってそれらの惨状を見てきたかのように驚くほど正確な都市部の災害描写をしています。

原作を読んだのは初めてですが、まだ小学校に上がるか上がらないかって時に家でTVドラマの「日本沈没」を見た記憶があります。怖くて怖くてまともに見られなかった記憶もあります。逃げ場の無い絶望感ってのを教えてもらったのは、このTVドラマだったかも知れません。

地震の年表(日本)/ wiki

改めて日本という国は地震の巣の上に存在していることが実感できます。不安定な地盤の上に築いた砂上の楼閣....小松左京が描いたこの物語があながちフィクションに思えないですし、40年を経てさらにリアルな恐怖が増してきているようにさえ思えます。

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2012.06.06

初めての腕時計はシチズンでした

叱るべきか褒めるべきか

小学4年生の息子。6年時の修学旅行に向けての準備段階の一歩として、この学年から宿泊学習が始まる。

嫁さん曰く「宿泊学習にあたり腕時計が必要」とのこと。ちっちゃい時は喜んではめていたくせに、何かのオマケでもらったポケモンの腕時計は本人が「もう嫌だ」ということで、いつもの時計店『加藤時計店 Gショック楽天市場店 』にアクセス。

CASIO Baby-G カシオ 腕時計 G-LIDE BLX100-2 レディース [ 並行輸入品 ]
CASIO Baby-G 【G-LIDE】BLX-100-2 / 5,500円 (税込) 送料別

息子はスパッとこの1本を選びました。やっぱり青が好きなんだなぁ、男の子だ。そうそう、まだチビだからもちろん女性用のBaby-Gです。本人にはナイショ( ̄− ̄)

思い返すと自分も4年生ぐらいの時に腕時計を買ってもらったかも、当時出始めのデジタル時計をね。シチズンのデジタル時計だったなぁ。ストップウォッチをコンマ何秒で止められるか!とか友達と遊んだもんでした。

デジタルと言えば、こんな電卓も流行ったですよね。

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2012.06.05

横浜、2012年の花火大会は

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5Dmk2 | EF70-200mmF4L

開港記念日の6/2にドン!と花火が上がりました。夏が来るんですね〜。

花火が上がったよ
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8/1:神奈川新聞花火大会
8/18・19:スパークリングトワイライト@山下公園
8/18:鶴見川サマーフェスティバル
8/25:金沢まつり花火大会

2012年 主な花火大会の開催情報 / Walker Plus

去年は自粛ムードで中止が相次ぎましたけど、今年の横浜は例年通りに盛大に花火大会が開かれそうです。全国的にも例年通りに開催されそうですね。

大きな余震の頻度も下がってきて安全面の不安も減ってきましたし、送り火や厄災退散の意味合いとしてまた景気付けとして夏の風物詩である花火はどんどん上げて欲しいですな。

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2012.06.04

いつかお前の「そよかぜステップ」を見せてくれ

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息子がこの4月から地元幼稚園のグラウンドを利用するサッカークラブに入部しました。

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まだ何度か練習に参加した程度の息子ですが、いきなり主催団体の大会に駆り出され試合にも出場することに。いやぁこりゃ大変だ!と思わず仕事も休み、早朝から厚木くんだりまで付き添いでありますw

ベンチウォーマー

もちろん4月入部組のお坊ちゃんたちはベンチスタート。息子あたりは戦力外どころかお荷物確実なので、親としてはベンチウォーマーの我が子を見て寂しいやらホッとするやらです。

よ〜し行ってこい

それでも参加者全員出場がお約束のようで、10分ハーフの後半にまさかのFWで実戦投入されました!ご覧下さい、この嬉しそうな顔を。

ま、チームを預かるコーチとしては苦渋の選択だったことでしょう。勝利するには息子など使いたくないが、全員を起用することが取り決められている。しかしコーチは上手い解決策を用意していました。敢えて攻守の根幹にあまり関わらない前線で起用することで、試合に参加させつつ実質は蚊帳の外に追いやることができるのですよww 素晴らしい。

CBが務まるとは思えない

2試合目も後半から投入されましたが、今度は重責のCBとして起用されました!この起用にはドキドキしましたね〜親子ともどもwww

息子が任されたのは3バックの右側。しかしシステムなど理解できているはずが無い息子、ボールの動きに引っ張られ相手チームに広大なスペースを献上し、数的有利を常時提供であります。幼稚園からクラブに在籍するチームメイトからさかんに叱責の声が飛びます。

棒立ち

しかし、この絶望感が息子を成長させてくれることでしょう。なにごとも組織やシステムが大事で、その中に自分の役割があるということもこれから学んで行くでしょう。

惜しくもメダルを逃す

「子供の○○の試合...」っていう状況は初めてでしたが、運動会とはまるで違う感慨があるんですね。とても新鮮でしたし、感動的でしたし、楽しかったです。親の方が夢中になってしまう心境も分かりますわ。

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この試合を機に立派なサッカー少年になってくれるかな。なってくれたら嬉しいな。

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2012.06.02

自身 髪無し ハゲ おやじ

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5Dmk2 | SIGMA50mm

前頭部だけかと思ったら、つむじのある後頭部も過疎化が進んでいた。なんとも寂しい気持ちになるもんですなぁ。いよいよ...となったら被り剃り上げようと決めているけれど、その線引きがこれまた難しい。

っていうか「もうd (>◇< ) アウト!」とも言えるし
「まだセーフ!!_(゜▽゜*)_))((_(*゜▽゜)_セーフ!!」とも言えるからw

存亡の危機を懸念する旦那に対して「髪よりその腹や、な、分かるやろ」って嫁さんは言う。確かに「抗えること」と「抗えないこと」があるもんな。

アイツはいつでも正しいことを言うわ。歳をとるってそういうことだもんね。

そうそうコレな。かつて広告塔として起用されていたフットボールアワー岩尾クンの頭頂部の惨状を見て、一気に憑き物が落ちましたけどねw

コイツはまだそんな兆候も無い若い世代の人が、頭皮こそ大事っていう意識改革のために使い出すシロモノなんだよね。だからいまはなんか嫁さんが買ってきた石鹸シャンプー使ってる。もうそれでイイや。

ま、若い男子が自分の肌の美白に入れ揚げるのが鬱陶しいように、いい歳したオッチャンが禿げてきたとかどうとか鬱々ってのも同じぐらい鬱陶しいですわな。

カッコいいハゲおやぢを目指すべきだよな。

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