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2012.06.07

『日本沈没』 〜 いま読むことでさらに増すリアルな恐怖 〜

日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1) 日本沈没 下 (小学館文庫 こ 11-2)

書き上げるのに9年を要したという本作、作者の慧眼とそのリアルな描写に驚かされます。

刊行されたのは関東大震災から50年後の1973年、阪神淡路大震災や東日本大震災が起こるずっと前なのに、作者はまるでタイムマシンに乗ってそれらの惨状を見てきたかのように驚くほど正確な都市部の災害描写をしています。

原作を読んだのは初めてですが、まだ小学校に上がるか上がらないかって時に家でTVドラマの「日本沈没」を見た記憶があります。怖くて怖くてまともに見られなかった記憶もあります。逃げ場の無い絶望感ってのを教えてもらったのは、このTVドラマだったかも知れません。

地震の年表(日本)/ wiki

改めて日本という国は地震の巣の上に存在していることが実感できます。不安定な地盤の上に築いた砂上の楼閣....小松左京が描いたこの物語があながちフィクションに思えないですし、40年を経てさらにリアルな恐怖が増してきているようにさえ思えます。

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