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2012.06.29

【3rdレビュー】FUJIFILM X-Pro1 〜 操作感、細かくいえば不満アリ 〜

Review : FUJIFILM X-Pro1
X-Pro1 + XF35mmF1.4 / 1/52 / F1.4開放 / ISO250 / -1.33EV / Velvia / RAW / カメラ内現像

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さて番外編を挟んで『FUJIFILM X-Pro1』のレビュー3回目。

【1stレビュー】Foveon以来の衝撃”X-Trans CMOS”
【2ndレビュー】ハイブリッドビューファインダーとは?
【番外レビュー】本気モード発覚のレンズロードマップ

使えば使うほど手に馴染み、撮れば撮るほど楽しくなる。道具としての使い勝手や佇まい、そして撮れる絵を一度知ったら最後....って気がして来てます(ーー;)やばいですX-Pro1。気に入らないのは値段とネーミングぐらいに無くなってきた。

■ 絞り・SS・露出補正、露出制御を大いに愉しむ

さてローパスレスで高画質を実現するセンサーと、レンジファインダー的な愉悦と先進の使い勝手を同時に充たしてくれるハイブリッドビューファインダーが、X-Pro1の大きな大きな特徴であり魅力ですけれど、快適なマニュアル操作もまた使いこなしの大きな悦びを与えてくれます。

X-Pro1用の交換レンズの中で『R』と表記されているレンズは『絞りリング』を有しています。今回お借りした『XF18mmF2 R』『XF35mmF1.4 R』『XF60mmF2.4 R Macro』の3本ともR表記入りの絞りリング有りレンズです。

すっかりデジタル化された昨今では、マニュアルで絞りを変えられる絞りリングが交換レンズから省かれる事が当たり前になっています。そんな昨今でも絞りはカメラ側のダイヤルなりで好きなように変えられます。変えられますけども、XFレンズならカメラの電源を入れてモニターやファインダーで絞り値を変更・確認しなくとも、絞りリングでクリッとワンタッチ変更・一目瞭然です。

軍幹部にはシャッタースピードを司るダイヤルがドンと鎮座しています。カメラバッグの中などで勝手にシャッタースピードが『A』から切り変わってしまわないように、ロックボタン付きになってます。

絞りリングにもシャッタースピードダイヤルにも赤い刻印のA(Auto)モードがあります。絞りもシャッタースピードもAに合わせれば露出はカメラ任せのプログラムオートに。シャッタースピードのみAで『絞り優先AE』、絞りのみAで『シャッタースピード優先AE』となります。もちろん絞りとシャッタースピードを任意に組み合わせる『マニュアル露出』も楽しめます。

そして露出補正も専用のダイヤルが驕られています。露出モードに関わらず露出補正は頻繁に変更するパラメーターですから、専用ダイヤルがあるのは便利です。

いつも露出補正を変えるぐらいでほぼカメラ任せのプログラムモードで撮ってるんですけども、それって結局「カメラに撮ってもらってる」ってことなんですよね(∩。∩;)ゞ まぁそれでも充分に楽しいんですけども、ここまで「露出はマニュアルでいろいろ愉しんで」ってお膳立てされちゃうと、せめて絞りと露出補正ぐらいはって思っちゃいます。

ただ肝心の絞りリングの感触がねぇ....

1/3段ステップと小刻みに絞りを切り替えられるのは素晴らしいと思うのですが、3本とも絞りリングの節度が足りないと思うのです。クリック感が殆どないので、F5.6とかF8に合わせていたはずなのに勝手に絞り込まれちゃってたりするんです。それも結構頻繁に。

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF35mmF1.4 / 1/350 / F13.0 / ISO200 / RAW / RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX

これなんかまさにそれ。家事に勤しむいつもの嫁さんをF4ぐらいでふんわり撮ろうと思ってたのに、気付いたらかなり絞り込まれてました(;^ω^A 背景ボケないと下手さがまる分かりじゃないか...。

そうそう露出補正ダイヤルは節度あるクリック感なのですが、位置的にやはりカメラバッグの中で予期せず切り替わってたりします。ですから、シャッターを切るその前に...

絞り、よ〜し
シャッタースピード、よ〜し
露出補正、よ〜し

っていうお作法を身に付けた方が良いのかも知れません。その面倒なマニュアル操作部分こそがカメラを使いこなしているっていう情緒が感じられて楽しいんですからね。まぁそもそもそんなことに不満を持つこと自体が、デジタルカメラ世代ならではなのかも知れませんね。


■ え?そこにボタンを設置しちゃう?

不満ついでにもうひとつ細々としたのを書いちゃおう。

露出補正ダイヤルのはホールド感を高めるために”指掛かり”として少しはみ出させています。勝手に補正が切り替わっちゃうこともあるけど、カメラを保持するっていう側面においてはすこぶるよろしい。

ところがこの指掛かりの同軸上にボタンを配置しちゃうのはどうなのよ...AFL/AELボタンはあんまり触らないけど、Qボタンを結構押しちゃうんだよね、押したくもないのに(ーー;)

Qボタンはクイックメニューボタンで、現在の撮影設定を一覧表示してくれて、素早くあれこれ設定し直せる便利ボタン。でも「さぁ撮るぞ」って構えた時に設定一覧画面がファインダーに表示されてると萎えるんですよね。

まぁシャッター半押しで撮影に戻れるから目くじら立てる事じゃないけど、どうしてここに配置するかなぁって思うわけです。


■ あのぉ〜コマンドダイヤルをもう少し使わせていただk...

押し込み可能なコマンドダイヤルがボディ背面に用意されてるんですが、一連の操作系の中にあまり組込まれていないんです。っていうか...

なんで干されちゃってるの?

ってものすっごく疑問に感じています。きっと今後ファームアップなどで重用され始めるとは思いますけど、現時点では「なんでせっかくあるのにコイツを使わせてくれないのさ」って感じです(ーー;)

Review : X-Pro1
X-Pro1 + XF18mmF2 / 1/2500 / F2.0開放 / ISO400 / -1EV / Velvia / RAW / カメラ内現像


撮影時の操作として不満に思うのはこのぐらい。重箱の隅さえ突つかなければ、逆に『めちゃくちゃ操作性の良いカメラ』って言えるんじゃないっすかね。

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