【2ndレビュー】SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM 〜 望遠マクロで子供撮り 〜
前回のレビュー直後から、親父が体調を崩して病院に出たり入ったり。そんなこんなで間が空いてしまいましたが『SIGMA APO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM』のレビュー2回目。
昨日また親父は再入院になってしまいましたし、段階踏んでる余裕も無さそうなので最後に回そうと思っていた『このレンズで最も撮りたかったシチュエーション』の作例をドンと。
5Dmk2 + SIGMA150mm / 1/160 / F2.8開放 / ISO2500
このレンズで最も撮りたかったシチュエーションとは「ヤツらのパーソナルスペースの枠外から子供撮り」です。最近、子供撮りっていうと、こういう寝ている姿が多くなってしまってますからねw
『SIGMA150mmF2.8』ならば、ヤツらに撮影していることを悟られない距離からズバッと大写し出来るはずなのであります。
5Dmk2 + SIGMA150mm / 1/160 / F2.8開放 / ISO2500
5Dmk2 + SIGMA150mm / 1/60 / F8.0 / ISO3200
5Dmk2 + SIGMA150mm / 1/160 / F2.8開放 / ISO1000
良いねぇ、やっぱり150mmとなると子供達から悟られにくくなりますな。自然な表情を撮ることが出来ます。
150mmの望遠ですからなるべくシャッタースピードを稼ぎたいのですが、室内ですから開放絞りF2.8と言えども、やはり感度もシャッタースピードも厳しくなってきますね。それでもSIGMA150mmの手ブレ補正機構が手ブレをかなり防いでくれているようです。等倍で見たらけっこうブレてるかも知れないけど(∩。∩;)ゞ
5Dmk2 + SIGMA150mm / 1/125 / F2.8開放 / ISO3200
5Dmk2 + SIGMA150mm / 1/500 / F2.8開放 / ISO200
5Dmk2 + SIGMA150mm / 1/1000 / F2.8開放 / ISO200
5Dmk2 + SIGMA150mm / 1/500 / F2.8開放 / ISO200
やはり顔を隠されず、はたまた目線も来てない、自然な我が子の表情を撮れるのは快感ですね。
被写界深度はごく浅いわりに、後ろボケは大きく柔らかいとは言えませんが、ピント部の際立ちはさすがマクロレンズ!開放からしゃっきりと被写体が立ち上がってきますね。
コントラストも高くシャープですし、抜群の色乗りがキヤノンの絵作りともよくマッチしているようで、とても印象的な写真を撮らせてくれます。
5Dmk2 + SIGMA150mm / 1/160 / F2.8開放 / ISO1250
5Dmk2 + SIGMA150mm / 1/125 / F2.8開放 / ISO3200 / +2/3EV
子供の機嫌が良ければ目線をもらって完全保存版の一枚も。元の描写に余裕があるので、現像時に余力をもって「力強く」も「優しく」も仕上げることが出来ます。
5Dmk2 + SIGMA150mm / 1/4000 / F2.8開放 / ISO200
望遠+F2.8特有の浅い被写界深度を活かすと、ピッチで孤独を味わう娘の心象風景も表現することが出来ますw 手持ちの70-200mmF4Lだとこういう表現は無理かも知れないな。
AFレンジを『0.53m - 無限遠』に切り替えておけば、AFも過不足無く動作します。子供のサッカーぐらいならサーボの追従性能も十二分でした。超音波モーターはやはり快適ですな、音も無く素早く合焦してくれます。
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少しだけ高感度に強いカメラが手持ちにあるならば、このレンズでの子供撮りは色々なバリエーションを試せて楽しいですね。望めば、ボクのヘボな作例以外にも瞳の大写しとかマクロレンズならではの子供撮りだって出来ます。
っていうか本職はそもそもネイチャー方面でしょうし、これだけ人物撮りもオマケ以上に楽しめるのであればコストパフォーマンスとしては高いかも知れませんな。
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