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2012.07.09

『マークスの山』 〜 寝付きの悪い人に処方したい。圧倒的な活字の密集 〜

マークスの山(上) (講談社文庫) マークスの山(下) (講談社文庫)

図書館に『マークスの山』の文庫が上下とも3巻ずつ置かれてました。「たしか映画にもなってたよな。ふ〜ん、みんな読んでるんだなぁ」と思いながら、なるべく綺麗なヤツを選んで貸出しカウンターへ。

文庫化されたガリレオシリーズを全部読み終えて「今夜から寝しなの活字はどうしよう?」ってタイミングだったので、上下巻の長編に魅力を感じたってのもありました。

さっそくその晩から、まぁよく眠れること眠れることww

横になってスタンド点けて文庫をカパッと開けて読み始めるわけですが、ズドッと顔の上や横に文庫を落として目が覚める事態が頻発。

書き込みがとにかくもの凄い上に、登場人物が多く、またその相関関係や背景も入り組み、場面ごとに読者に感情移入させるキャラクターも変えてくる...。

ずっぽり没入して物語の先を急がせる面白さは勿論あるんですが、いかんせんその圧倒的な活字の密集にいつしかノックアウトされ高いびきと(;^ω^A

翌日昼休みに続きを読み始めると、これがまったくストーリーが繋がらない。読んでるようでおおよそ眠ってしまっているんですよ、栞から数ページ戻ったところに見覚えのある文章を見つけて”3歩進んで2歩下がる”読み方に。

読み終えた後に作者について調べてみました。なんと女性だったんですね、びっくりしました。ただあのギッチリとした文章の書き込みは、情念の深い女性ならではかもと妙に納得出来たり。

んで読了して非常に面白い小説ではあったけれど、何か心に残ったのか?と言えば実はそうでもなかったり。でもきっと作者の情念を叩き付けるような重く密集した活字が恋しくなって、このシリーズをまた読んでしまう気がします。

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