『Twelve Y. O.』 〜 ∀ガンダムへと続く道なのか
図書館の文庫本コーナーを物色している時に『亡国のイージス』が目に留まった。数年前に読んで激しく感動した本だったことを思い出した。
2006.06.24 / 悶々オトコとウィンブルドン放映
『亡国のイージス』の横に置いてあったのが、今回読んだ『Twelve Y. O.』だった。裏表紙のあらすじも見ずに高村薫の本と一緒に貸出しコーナーへ。
読み始めたらきっと疲労感も伴うであろう高村薫の本は机に積んで、『Twelve Y. O.』から読み始まることにしたんですが、映画的でスリル溢れる福井晴敏の物語もそれはそれで睡眠不足にさせてくれました。落としどころが最後まで全く分からないもんだから、ついつい睡眠時間を削って読み進めちゃうんだよねぇ。
『亡国のイージス』を読んだ時のように落涙することはありませんでしたが、Amazonで福井晴敏の作品をまた2つほど注文してしまったぐらいの感動はありました。
長編の『終戦のローレライ』まで彼の作品を読んでしまったら、ノベライズされたガンダムにまで手を出すことになってしまうかも知れない。子供の頃、ガンダムを通らなかったオヤヂにとっての1stガンダムは、福井が描く∀ガンダムかも知れないな。
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