【7thレビュー】FUJIFILM X-Pro1 〜 XF18mmF2 Rを試す 〜
X-Pro1 + XF18mm / 1/2000 / F4.0 / ISO200 / -0.33EV / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
【1stレビュー】Foveon以来の衝撃”X-Trans CMOS”
【2ndレビュー】ハイブリッドビューファインダーとは?
【番外レビュー】本気モード発覚のレンズロードマップ
【3rdレビュー】操作感、細かくいえば不満アリ
【4thレビュー】富士フイルムのフィルムシミュレーション!
【5thレビュー】驚愕の高感度耐性!
【6thレビュー】XF60mmF2.4 R Macroを試す
■ RFカメラを演じ切るにはXF18mmF2 Rが必須
【FUJINON XF18mmF2 R】レンズ構成:7群8枚(非球面レンズ2枚) / 焦点距離:f=18mm(35mmフィルム換算:27mm相当)/ 画角:76.5° / 最大口径比(解放絞り):F2.0 / 最小絞り:F16 / 羽根枚数:7枚(円形絞り)・1/3ステップ(全19段) / 焦点距離:約18cm~∞ / 最大撮影倍率:0.14倍 / 外形寸法:ø64.5mm×40.6mm / 質量:約116g(レンズキャップ・フード含まず)/ フィルターサイズ:ø52mm
『FUJIFILM X-Pro1』のレビュー7回目。前回に引き続きお借りした3本のXFレンズのレビューに取り組みます。順序としては60mmの次は35mmですが、ひとつ飛ばして18mmの巻であります。....察して下さいww
お借りしたレンズの中では最もコンパクトな1本です。フードを付けなければパンケーキレンズと呼んでも差し支えなさそうなぐらい可愛らしい。
専用のレンズフードを装着すると、可愛らしさが払拭されかなり挑戦的な佇まいに変貌します。このフードの独特な形状がかなり強烈な印象を残しますね。
そうそう。このフードを取り付けた状態でレンズキャップは脱着不可能です。この形ですから当たり前ですが地味に不便だ。そしてイカツイ格好のこのフード、指針に合わせてひねるだけの簡単装着ですが...簡単に取れちゃったりもしますw 絞りリングとフード装着に節度を!
金属鏡胴に絞りリング有りは3本共通。ま、個人的にこのレンズでMFは使いませんけど、フォーカスリングは広めでトルク感も良いあんばい。ただレンズが薄い上に、広めのフォーカスリングと絞りリングが近接している関係で、鏡胴は可動部ばかり。ですのでレンズをボディに装着する際に、レンズ本体でなくて絞りリングだけを回してしまったりして、ちょびっとイラッとします。(これはXF35mmでも同様)
■ ノーファインダーでお気楽スナップ
X-Pro1 + XF18mm / 1/170 / F5.6 / ISO200 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/70 / F8.0 / ISO200 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/280 / F5.6 / ISO200 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/180 / F5.6 / ISO200 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/30 / F5.6 / ISO400 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/150 / F5.6 / ISO400 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/850 / F5.6 / ISO400 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/160 / F5.6 / ISO200 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
この間の休みは『XF18mm』1本勝負で、茅ヶ崎お散歩カメラしてきました。
35mm判換算で広角27mm相当のXF18mmですから、ちょっと絞って被写界深度を稼ぎつつピントはAF任せ、背面モニターやノーファインダーを多用しつつ気楽に気楽にスナップ。
憧れのレンジファインダーカメラ的な撮り方を愉しみつつ、AFなどの最新技術を活用してズルをしつつ、お気軽にX-Pro1とXF18mmの極上の絵まで手に入れることが出来ると!
さらにボクは何も弄らずに現像しちゃったけど、もっともっと現像は遊んでも良いし、じっくりと自分好みに追い込んでも良いと思います。それに応えられるだけの、耐えられるだけの余裕あるRAWデータですしね。
■ 暗いところも近いところも任せておいてよ
X-Pro1 + XF18mm / 1/30 / F5.6 / ISO640 / +0.33EV / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/30 / F2.0 / ISO1000 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/30 / F2.0 / ISO500 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/125 / F5.6 / ISO200 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/450 / F13 / ISO400 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
光量が足りない場所だって絞り開放”F2.0”は伊達じゃありませんぜ!しかもISO6400まで余裕で高画質なX-Pro1ですから、実は絞る余裕だってあるかも知れません。
ちょちょっとマクロモードに切り替えれば、最短撮影距離18cmだから近くのものだってお任せあれです。大きくは写せないけど、色んなものが写り込んでくる広角マクロも楽しい。暗い店内での美味しいお料理を激写とかまさに真向きの1本ではないかと!
■ 基本は盗撮!嫌われても成長を記録するのだ!
X-Pro1 + XF18mm / 1/160 / F5.0 / ISO200 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/420 / F8.0 / ISO200 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
X-Pro1 + XF18mm / 1/30 / F2.0 / ISO800 / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
子供もね、ある程度成長すると写真を撮らせてくれなくなるのですよ。悲しい事ですが、それが現実ですし、子供の成長というものです。
ですからそんな事態に対抗するため、パパは来る日も来る日も我が子を盗撮しようとするのですww
相手の注意力の範囲外から、つまり長めのレンズでスナイパーのように盗撮する。もしくは「写真なんて撮ってませんよ〜」風を装って、ノーファインダーで相手の姿を写し込める広角レンズで盗撮するかなんですよ。
換算27mmと広角なXF18mmなら後者の作戦で、レンズを嫌う我が子と戦えるのですよ。
X-Pro1 + XF18mm / 1/75 / F2.0 / ISO200 / +0.33EV / RAW / RFC_EX powered by SILKYPIX
でも実は嫌がられても、嫌われても、手で顔を覆われたとしても、やっぱり正面から我が子を撮るのが一番ですけどね(^^)
この写真すっごくお気に入りです。絞り開放、背景はやさしく大きくボケて被写体の長女を浮き立たせてくれました。すごく克明に写し取ってくれてるんだけど、デジタルのギスギスした感じが希薄なのはXFシリーズに共通した美点じゃないっすか。あ、まぁ現像次第で如何様にもなりますけど、RAW撮りSILKYPIXでストレート現像が一番好みだ。
X-Pro1を存分に楽しむには、オールマイティなXF18mmが絶対不可欠です。
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