小さな石鹸 カタカタ鳴った
週に1度の休みだから、ひとつぐらいは子供たちとのイベントも欲しい。でもみんな帰りは遅いし、友達と遊んだり、スイミング教室に行ったりするし....
ってことで夕方遅くに近所の銭湯に連れて行くことにしました。それもスーパー銭湯とかじゃなくて、昔ながらの町にある銭湯。そう、風呂上がりの牛乳が似合うような。
しかしこうした昔ながらの銭湯って減っちゃいましたよね〜。以前はこの界隈に何軒もあったんですけどねぇ。
危うく女湯の自動ドアを開けかけちゃいまして、「こんな時間にこの銭湯に居るとしたら、ば○あしか居ねぇだろ」っていう大惨事の場面が脳裏に浮かびました。何とか直前で踏みとどまれて助かりました。いやぁひやりとしましたなw
番台にはちょっと濃いめにお化粧した上品なおばあさんが座ってました。見慣れぬ客にちょいと目を見開きましたが、あとからチビがふたりチョコチョコ入ってきたら目を細めてくれました。あ、そうそう長女(中1)は「絶対行かない」ってことで嫁さんとお留守番です(;^ω^A 予想通りの展開です。
脱衣場で一気に裸に剥いて風呂場へ、入り口に積まれていた腰掛けとケロリンの洗面器を持たせて洗い場へ。次女(小1)の髪と長男(小4)の背中を洗ってやってから、自分の頭を洗い始めます。
すると湯船に浸かろうとするチビふたりが悪戦苦闘している様子が耳に入ってきます。お湯が熱いんですね。あとで確認したらぴったり45度でしたから、子供じゃなくてもかなり熱めですよね。
自分の身体を洗い終えて湯船の方に目を向けると、彫り物のあるおじさんを注視する次女の姿が...(ーー;)
「おとうさん あのおじさん なんでからだに おえかきしてるの?」
頼むから、漫画じゃないんだから、思っても口にしないでくれよと願いながら次女の元へ急ぐ父親(;^ω^A 胆を冷やすとはこういうこと。「しっかりあったまらないと帰りに冷えて風邪引くからな」と言い含めてちびふたりを30秒、熱いお湯に浸けました。そしてさっさと脱衣場へと逃げて行くふたりw
ひとりになって高い天井を見上げながらゆったりと温まります。ふと背中の壁に目を向けると、やっぱり富士山が無かったです。結構楽しみにしてたんだけど、壁のそこかしこにヒビが入ってるから、この間の地震の影響もあるのかもなぁと考えてたり。
風呂から上がって着替えさせて「さぁ牛乳かコーヒー牛乳を買ってやろう」と思いきや、もうあの瓶牛乳が無いどころかCCレモンとかコーラとか風情の無いジュースしか品揃えが無い...orz 嗚呼、昭和は遠くなりにけり
家までの帰り道、ちびふたりに「寒くない?」って何度も訊きながら、頭の中では神田川が繰り返し繰り返しww お父さんのやさしさが怖かったとか思うんだろうか。そんなこんなで銭湯はちょっと痛いエピソードとなったかもです。今度はひとりで休日の陽の高いうちに、のんびり湯に浸かりに行きたい。あ、嫁さんとリアル神田川を演じてみるのも...
もう誰も分からないネタを書いてるな、きっと。
福助湯
〒221-0001 横浜市神奈川区西寺尾2-2-6
045-421-4826
15:00〜23:00
不定休
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