【3rdレビュー】FUJIFILM X20 〜 JPEG撮りかRAW撮りかを再検証
なかなかまとまった作例を撮る機会がありませんが、X20を楽しむ上で確認しておきたいコトはチマチマと検証しております。
【1stレビュー】注目の機能をピックアップ
【2ndレビュー】今後の付き合い方を見定める
JPEG撮りかRAW撮りかを再検証
X20はJPEG撮りでオッケー?それともやはりRAW撮りがベスト?昨日遠景写真で結論が出なかったので、被写体を人物と草花に変えて再び探ってみました。
【JPEG(FINE)撮り / 3.9MB】
↓等倍切り出し↓
【RAW→WB調整→JPEG / 9.3MB】
↓等倍切り出し↓
JPEG(FINE)とRAWを同時撮影しました。JPEGはもちろん撮って出し、RAW→JPEGは何も弄らずに現像した画像とホワイトバランスを調整した画像を貼り付けてます。撮影データは全て共通で「 0.4s / F2.2 / 11.3mm / ISO400 / +0.3EV」です。
まずJPEG撮り。このイマドキのプリクラ的な滑らかな塗り塗り具合、被写体が女性だったらこの美肌フィルターをきっと喜んだでしょうねぇ。嫁さんを撮る時は迷わずJPEG撮りっすな(^▽^;)目は勝手に大きくなったりはしませんけどね。この画像で見る限り等倍でなくてもやたらとヌルッとして少し作為的な印象は否めません。
次にRAW撮りしてストレート現像した画像。冬場の子供の肌の調子をよく再現してます。それもそのはず、等倍で見てみるとやたらと解像していてびっくりしました。細かなノイズが逆に解像感を増しているんでしょうね。
RAW撮りしてホワイトバランスだけ好みに整えて現像した画像は余計でしたな(;^ω^A まぁいつもならこんな感じに現像しますから、ホワイトバランスを弄ったぐらいでは劣化しないことが分かったからオッケーか。
JPEG撮りとRAW撮りの差はかなりありますな。というかカメラ内でのJPEG圧縮はけっこう力技で盛っているなという印象。本家FUJIFILMのフィルムシミュレーションをブラケットで楽しみたいし、JPEG撮りは気楽で良いんだけど、こうも違うとやっぱりRAW撮りか....
撮影ファイルをJPEGかRAWか選ぶ時、今まで葉や花の色の再現力で決めていたので、RAW撮りの決定打として開き始めた花を撮ってみました。
花の綺麗なオレンジが色飽和しちゃって階調すっ飛びました(^▽^;)まぁ葉っぱを見るとやはりRAW→JPEGの方がトーンに豊かさがありますね。濃厚な色目が好きなので結局はJPEG撮りと同じように仕上げちゃうかも知れませんけどね。
個人的な結論は「RAW+JPEG FINE」の同時記録となりました。ローパスレス構造のX20はクラスを飛び越えたレベルで被写体を精細に写せる実力があるので、やはり勿体無いことは出来ないなと。現像が面倒な時はJPEG撮って出しでオッケーという緩い縛りでw
FUJIFILM X20 / 1/850 / F5.0 / 14.2mm / ISO100
FUJIFILM X20 / 1/20 / F2.2 / 7.9mm / ISO400 / -1EV
FUJIFILM X20 / 1/120 / F2.2 / 11.7mm / ISO800
FUJIFILM X20 / 1/800 / F3.2 / 28.4mm / ISO100 / クロップ
よしアレコレ気になっていたことは一応確認してみたから、あとは作例を撮ることに専念しますか。良いのがいくつか撮れたらフィルムシミュレーションも遊んでみたいなと。
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