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2013.02.24

【1stレビュー】FUJIFILM X20 〜 注目の機能をピックアップ

Review : FUJIFILM X20

非常に興味深いカメラ『FUJIFILM X20』を発売日当日にみんぽすさんからお借りすることが出来ました。気になっていたカメラを発売日に、しかも1ヶ月間も試用させていただけるのは非っ常に嬉しい!

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Review : FUJIFILM X20

Review : FUJIFILM X20

ちょっとサイズ感だけNEX-5Rと較べてみました。センサーサイズの割に大振りなのは間違いないです。でも本格的なマニュアル操作性と光学ファインダーを実装しつつ高品位さも追求した、超高校級ならぬ超コンデジ級ですから致し方ありません。

Review : X-Pro1 ~ このファインダーは凄い

まんまFUJIFILM Xシリーズ旗艦機であるX-Pro1をぎゅ〜〜〜っとコンパクトにした感じですので、X-Pro1をご存知の方なら「大きいな」と嘆くよりも、逆に愛らしさすら感じる大きさかも知れません。

【FUJIFILM X20の主な仕様】有効画素数:1200万画素 / 撮像素子:2/3型 X-Trans CMOS II / フジノン光学式4倍ズームレンズ 焦点距離:28mm~112mm相当 開放F値:F2.0(広角)~F2.8(望遠) / 撮影可能範囲(レンズ先端面からの距離) 標準 [広角]:約50cm~∞、[望遠]:約80cm~∞ マクロ [広角]:約10cm~3.0m、[望遠]:約50cm~3.0m スーパーマクロ [広角端]:約1cm~1.0m / 撮影感度:ISO100〜12800 / ブレ補正:レンズシフト方式 / シャッタースピード:1/4秒~1/4000秒 / 連写:超高速:約12コマ/秒 / AF方式:インテリジェントハイブリッドAF / フラッシュ:手動ポップアップ式 / アドバンスト光学ファインダー:デジタルトランス液晶搭載・アイセンサー搭載 / 液晶モニター:2.8型TFT 約46万ドット / 本体外形寸法:(幅)117mm×(高さ)69.6mm×(奥行き)56.8mm / 撮影時質量:約353g(本体質量333g)

X20の主な仕様を書き出してみました。ところどころある青字部分がX20の大きな魅力と考える機能であります。やはり何と言ってもその筆頭が...


注目1▼ ローパスレスと新開発2/3型 X-Trans CMOS II

Review : FUJIFILM X20
FUJIFILM X20 / 1/110 / F2 / ISO200 / 7.1mm

X-Trans CMOSセンサーの細々とした特徴はこちらこちらをご参照頂くとして大ざっぱに言えば...

非周期性を高めたカラーフィルターでモアレや偽色の発生を抑え、光学ローパスフィルターを不要に。光学ローパスフィルターをなくすことでレンズから入る光を十分に受け入れ、本来の解像力や描写力を限りなく高める。

っていうFUJIFILM独自のセンサーです。以前、長期間X-Pro1やX-E1を試用させていただきましたが、このセンサーとローパスレス構造とフジノンレンズで実現する解像力や階調表現力、高感度性能には心底驚かされました。

まず2/3型と小さなセンサーサイズの先代機X10がローパスを設置していた方に驚きました。たいていのコンデジはセンサーの画素ピッチの小ささにレンズの解像力が追いつかなくてローパス不要ですから。(センサーサイズの大きさの違いに関しては『撮像素子の大きさ比較 / ガバサク談義』がとても分かりやすく説明されています)

前置きはともかく、X10がローパス有りでX20がローパス無しになるのであれば、少なからず解像力も階調表現力も高感度性能もアップするのは間違いのないところです。


注目2▼ Xシリーズ待望のハイブリッドAFを実現!

Review : FUJIFILM X20
FUJIFILM X20 / 1/56 / F2 / ISO200 / 7.1mm / -0.3EV

X-Trans CMOS IIセンサーの『II』という表記は伊達ではありません。位相差画素をセンサーに組み込み、遂にXシリーズ待望の位相差AFを実現しました。AF速度に関しては競合モデルに差をつけられていましたからね。

AFスピードに優れる位相差AF。暗いシーンでも被写体を捉えるコントラストAF。これらを、シーンに合わせて瞬時に最適なAF方式に切り換えるインテリジェントハイブリッドAFを搭載しました。狙うべき被写体・シーンに応じて最速のアルゴリズムを適用し、世界最速0.06秒の高速AFを実現。撮りたい瞬間を確実に捉えます。

世界最速0.06秒とかそういうことを書かなきゃいけないんでしょうけど、まぁとにかくAFが以前よりも速く迷わず正確だったら言うこと無しじゃないですか?そのぐらいの受け取り方をしておいた方が良いってことですw


注目3▼ F2.0~F2.8!明るいマニュアルズームレンズ

Review : FUJIFILM X20

かつてローパスを必要としたほどの解像能力を誇り、開放絞りが28mm広角端F2.0/112mm望遠端F2.8と豪気に大口径なズームレンズにも大注目です。

Review : FUJIFILM X20

このX20、XF1と同様にレンズをクルッと回すことで電源のon/offを行います。

コレに関してはFUJIFILMなりのこだわりがあるのだと思います。レンズに手を添える撮影スタイルへと自然と導けるとか色々と....。ただこれは速写性や即納性、利便性には劣るなぁ。

個人的にはやはり電源はシャッター周りにあった方が助かる。片手で電源入れてそのままスッとノーファインダーで撮りたい場面もあるし、電源入れる時に両手操作を強制されるのは少し億劫だったり。

Review : FUJIFILM X20
広角端
Review : FUJIFILM X20
望遠端

一方で鏡胴のズームリングを用いてマニュアルでズーム操作を行うのは凄く良いです。内蔵の光学ファインダーとマニュアルズームのコンビネーションは、写欲を喚起し被写体探しに熱が入ります。撮影することが気持ち良いと思わせる良い演出ですね。

Review : FUJIFILM X20
FUJIFILM X20 / 1/120 / F2.8 / ISO400 / 28.4mm
Review : FUJIFILM X20
FUJIFILM X20 / 1/900 / F6.4 / ISO100 / 19.5mm / -0.3EV

肝心の写りに関してはまだ充分に試してはいないのでなんとも申し上げられませんが、開放絞りでも甘さが無く、また色乗りも黒の締まりも申し分ないような....気がします。


注目4▼ 兄貴達には出来ない1cmスーパーマクロ

Review : FUJIFILM X20
FUJIFILM X20 / 1/28 / F2 / ISO200 / 7.1mm / -0.3EV

このレンズの素晴らしいところは、レンズ前1cmマクロ撮影が出来るところです。まぁコンデジとしてはそう珍しい機能でもありませんが、これが出来ると出来ないとでは楽しみ方に大きな差が出ます。

これでクラスを超えた描写力を秘めているのだとしたら、X20は万能のスーパーサブになりますな。


注目5▼ アドバンスト光学ファインダー

Review : FUJIFILM X20

Review : FUJIFILM X20

X20が他の高級コンデジと一線を画しているのは、なんといってもコレですよね。

ま〜ったく期待してませんでしたが....バリバリ使えます!なんかね、覗かせる気にさせるんですよ。やはりマニュアルズームに触発されて覗く気持ちになるのかも知れないなぁ。

実際の見え具合としては大したコトありませんけど、構図確認には十二分以上です。ズームに連動してくれるしAFポイントも表示してくれますし、絞りにSSもしっかり表示してくれますから機能的にも十二分です。

さて大注目のセンサーを搭載したこのX20、どのくらい下克上の写りを見せてくれるのでしょうか。1ヶ月であれこれ撮って探ってみたいと思います。

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