【2ndレビュー】SIGMA DP2 Merrill 〜 呼吸も鼓動も止めてシャッターを切れ

SIGMA DP2 Merrill / 1/1000 / F2.8開放 / ISO100 / RAW
DP2 Merrillを試用開始してから10日が経過しましたので、そろそろ覚悟を決めて2回目のレビューを(^▽^;)
このレビューで使用しているDP2 Merrillはシグマ・Foveonスクエア × 東京カメラ部が企画した『シグマ カメラモニターキャンペーン』に参加することで1ヶ月間お借りしています。レビュー掲載は無報酬で、メーカーなどからの文言制約なども一切ありません。
■ Foveonはやっぱり甘くないぜ、ISO400が上限か!?
試用期間の使い方に直結する事なので、着荷してすぐに撮影感度による描写の変化を試してみました。
いやいや分かっちゃいましたけど、Foveonはやっぱり甘くない(^▽^;)DP2 Merrillに搭載された最新のFoveonセンサーと映像エンジンとレンズは圧倒的な解像力を誇っているけれど、イマドキのシャッター押せば勝手にキレイに撮ってくれるカメラでは決して無いというのが現実であります。もう本当だったらISO1600以上は掲載する必要も無さそうなんですけど、せっかく撮ったからISO6400まで載せときます。
カタログスペックとして必要なんだろうけどDP2 MerrillにISO3200とかISO6400が必要なのかなぁ。「美しく撮りたい」っていう志の高い人が使うカメラですから、光量不足の時は三脚利用を厭わないでしょうし、高感度がどうしても必要な場面では素直に違うカメラを使うと思うなぁ。
FoveonはRGBのシリコン透過特性の異なりを利用して3層にセンサーを配置したセンサーです。1層目ではRGB全てを、2層目ではRGを、最下層の3層目はRのみを感知します。最下層で取り込んだRつまり赤を2層目で取り込んだ赤・緑合計から引いて緑を導き出し、最後に1層目で取り込んだ赤・緑・青合計から赤と緑を引いて青を算出するという逆算式で1素子あたりのRGBバランスを計算しています。
私が何を言いたいかと申しますと、素人考えですが光量不足の場面では3層ものフィルター(センサー)を光が透過出来ないんじゃないかと思います。いや最下層まで光が届いたとしても、最下層まで突き刺すような明るさの場面とは異なり微弱なモノでは正確な逆算は難しいはずです。
また今回ジェネレーションネーム『Merrill』になって約3倍高画素化されました。センサー面積は少し大きくなったようですけど、細かく区切られるわけですから光に面する素子ひとつひとつの面積は以前よりもかなり小さくなっているのも高感度に弱くなる大きな原因となるでしょう。光の取り込みが以前よりも改善・効率化されていたとしてもです。

SIGMA DP2 Merrill / 1/50 / F2.8開放 / ISO400 / -0.3EV / RAW
人それぞれ許容範囲の差異はあると思いますが、私はDP2 MerrillのISO800以上は切り捨てることにしました。だってISO800からハッキリ変わってきちゃうんだから仕方ないじゃん。
DP2 Merrillには手ブレ補正機構もありませんからISO400までってかなりキツいですけど、かといって三脚を持ち運んで撮りたいとも思わないし、シャッター速度の間だけ呼吸も鼓動も止めてスナップすることにします(^▽^;)
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