« 『万能鑑定士Qの推理劇 IV』 〜 真のエンディングは映画か!? | トップページ | 『風立ちぬ』 〜 美しくも壮絶な絵コンテに魅せられて »

2013.08.28

『NEX-5T』発表 〜 こんな作例が見たかったんだ!

絶賛愛用中のNEX-5Rの後継機が発表されてしまいました。

削ぎ落としたNEX-5シリーズのフォルムはそのままに投入された新モデルのネーミングは『NEX-5T』だそうです。TはターボのTか?

基本、中身はほぼ5Rのまんまだそうですが、ワンタッチで写真や動画をスマホやタブレットに転送出来る『NFC』搭載が5Tの売りのようです。

ん?KFCなら知ってるけど?NFC?....なにそれ?

NFCとは「Near Field Communication」の略で、互いの機器を近づけて「かざす」だけでさまざまなデータのやりとりが行える近距離無線通信技術だそうです。(参照リンク

現行の5RもWi-Fi搭載ですからスマホやタブレットにデータを転送出来ますけど、毎回接続設定をしなければいけないので面倒であることは確かなので、「かざす」だけでそうした作業を省いておもむろに転送作業に入れるってのはラクチンなこと間違い無しですわな。

まぁそれをもって5Rユーザーが買い替えとはならないでしょうけども、NEXシリーズが気になっている人にとっては高次元でまとまって確かに売れまくってる5Rがさらに捗るカメラになるワケですから魅力充分でしょう。

そしてもうひとつNEX-5Tの購入を考えている方に魅力的に映るであろうこと...

5t

NEX-5Tの商品情報内に用意されている作品ギャラリーが素晴らしいってことです。

メーカーがサイトに掲載するカメラやレンズの作例っていうと「外人モデルさんの顔の接写」とか「意味不明なテーブルフォト」とかっていうやたらと退屈なものが相場で、背中を押されるどころか冷静になってしまうこともしばしば。

しかしその点、NEX-5Tの作品ギャラリーは購入を考えている人たちがどんな作例を求めているのかってのをよく分かってる。きっとこうした戦略を練った人も我々と同様に物欲に翻弄されている人なんだろうな(;^ω^A とにかく見たい作例がそこにたくさんある!

NEX-5T作品ギャラリーでは6人のフォトグラファーによる珠玉の作品が楽しめるのですが、モノフェローズ仲間である浅岡省一氏の手による「Tokyo twilight」は未だかつて見たことのない作例であることは間違いありません。メーカー発信の作例において「このカメラならこんな写真も撮れるのか!」っていう極限の可能性まで見せてくれたのは史上初めてかも知れません。(大袈裟か?)

浅岡氏自らが打ち明ける撮影秘話もあわせてご覧になられると、さらに彼の強烈な個性を放つ作品のコクが増すかと思います。そしてモデルを務められた紗々さんも作品についてのエントリーを書かれています。いやぁしかし彼女はいつも美しいですなぁ。CP+でお会いしたことがあるんですが、嫁さんさえ隣りに居なければ「目の正月」でもうちょっと見惚れてたかったぐいらい(^▽^;)とにかくこのコンビは意識が高くて素晴らしい作品を連発してますね。

【E PZ 18-105mm F4 G OSSの主なスペック】35mm判換算焦点距離:27-157.5mm / レンズ構成:12群16枚 / 最短撮影距離:0.45m(ワイド端)/0.95m(テレ端) / 最大撮影倍率:0.11倍 / フィルター径:φ72mm / 大きさ:最大径φ78mm、全長110mm / 質量:約427g

さてNEX-5Tと同時にEマウントの新しいレンズが3本発表されました。『Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS』と『E 50mm F1.8 OSSのブラックカラー』と上にリンクした『E PZ 18-105mm F4 G OSS』です。

もちろんツァイスのF4通しのズームレンズが一番魅力的なのは間違いないのですが、電動ズーム搭載で動画撮影向きとされてますけど、F4通しで27-157.5mm相当のEマウント初のGレンズ『E PZ 18-105mm F4 G OSS』も魅力たっぷりです。GレンズのF4通しで、しかも光学式手ブレ補正まで搭載してこの値段ですから、やたらと戦略的な値付けなのではないでしょうか?

そろそろαマウントにおける『SAL70300G』や『SAL55300』クラスの450mm相当の画角までカバーする望遠ズームもEマウントに投入してくれないかなぁ。

---------- ---------- ----------

| |

« 『万能鑑定士Qの推理劇 IV』 〜 真のエンディングは映画か!? | トップページ | 『風立ちぬ』 〜 美しくも壮絶な絵コンテに魅せられて »

カメラ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。