【Hulu】12人の優しい日本人
「おとうさん、今日もフールーみよう」
帰宅するなり次女にそう言われた。TV大好きな子供に、しかもゴールデンタイムにそう言われるようになったらお終いじゃないのか?TV局さん。
まぁそれはともかく、あれこれと鑑賞作品選びで揉めつつも『三谷幸喜脚本なら面白いに違いない』と父親が強権発動して本作品を家族で鑑賞する運びに。(記事を書きながら調べたら『十二人の怒れる男』という古いアメリカ映画のオマージュだったんですね)
陪審員制度の危うさを面白可笑しく描いた作品で、予想通りほぼ会議室の中だけで物語は進む。まるでテント内で演劇を観ているよう。そしてこれまた予想通り「美人で5歳の子を持つ21歳の被告」は登場しない。この間家族で大笑いしながら観た『大洗にも星はふるなり』もほぼ海の家だけで物語が進んだけれど、あれはちゃんとヒロインは登場したな。ま、どうでもいいけど(^▽^;)
全編、息が詰まるような濃い演技と台詞で埋め尽くされ、とても子供が好みそうな映画ではない気がしたが、意に反して子供達は3人とも最後までしっかりと鑑賞していた。う〜む、三谷マジックおそるべし。
来る11/9に三谷幸喜が原作・脚本・監督を務めた『清須会議』が公開されますが、きっと『12人の優しい日本人』を彷彿とさせる作品になるんだろうと予想。まぁいつものように豪華キャスト陣がしっちゃかめっちゃかになって、ちょっと物悲しいけど大笑いしてしまう、そんな三谷喜劇が観られることでしょうな。先ずは三谷さんが書いた原作を読んでみます。
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