【レビュー】FUJINON XF14mmF2.8R 〜 冬休みを過ごす子供を記録する
昨日、1ヶ月間試用させていただいた『XF14mmF2.8R』と『X-M1』の返却を済ませました。小さくて軽いコンビなので毎日カバンに入れて出勤しても苦にならなかったのですが、繁忙期につき『下手な鉄砲』作戦を上手く機能させられずちょっと心残り。
1/30 / F2.8 / ISO3200 / +0.3EV / RAW / カメラ内現像 / ピンボケ上等
さてXF14mmF2.8Rは35mm判換算で21mmとなる超広角。被写体にグググッと寄らなければ絵にしにくい画角ですので、撮られることを嫌がる『子供撮り』にはかなり不利なのですが...
1/30 / F2.8 / ISO2000 / +0.3EV / RAW / カメラ内現像 / ピンボケ上等
冬休みを怠惰に過ごすわが子達の記録に敢然と挑戦してみました。一旦ここで折り畳みまして...
1/34 / F2.8 / ISO400 / RAW / SILKYPIX
1/800 / F8.0 / ISO400 / -0.3EV / RAW / SILKYPIX
1/800 / F2.8 / ISO400 / -0.3EV / RAW / SILKYPIX
1/30 / F2.8 / ISO800 / +0.3EV / RAW / SILKYPIX
カメラを向けただけで不機嫌になりやがるので、基本的に「気付かれないように」とか「気付かれる前に」という撮影スタイルになります。気付かれなければどうということはないのだ。
1/75 / F2.8 / ISO400 / -0.3EV / RAW / SILKYPIX
1/450 / F2.8 / ISO400 / -0.3EV / RAW / SILKYPIX
1/850 / F2.8 / ISO400 / -0.3EV / RAW / SILKYPIX
1/30 / F2.8 / ISO640 / +0.3EV / RAW / SILKYPIX
ま、あとは機嫌の良さそうな時に撮るとかね。
さて肝心の『XF14mmF2.8Rでの子供撮り』は非常に快適です。分かりにくい例えかも知れませんが『デカラケでテニスをしているような安心感』があります。
面さえ合わせれば相手コートに返る = 角度さえ合わせればフレームに収まる
子供に近付いてタイミングさえ合えば、乱暴なフレーミングやノーファインダーでもしっかり収まってくれます。超々広角ではないから子供の顔を中心以外に配置してもビヨーンと不自然に伸び過ぎたりしないのも良い。
面で当てていく感覚といった意味では標準画角のXF23mmやXF35mmよりも子供撮りには使いやすかったりしますね。F1.4始まりのXF23mmやXF35mmだとついつい欲が出て開放絞りで子供を撮りたくなりますから、歩留まりの面でもXF14mmの方に軍配が上がったり。
XF18mmF2R / 1/180 / F5.6 / 18mm / ISO200 / RAW / SILKYPIX
XF35mmF1.4R / 1/2900 / F1.4 / 35 mm / ISO200 / RAW / SILKYPIX
もしもXシリーズのレンズ交換式カメラを買ったなら、今回お借りした『XF14mmF2.8R』は最も汎用性の高い『XF18mmF2R』や一芸に秀でた『XF35mmF1.4R』と並んで、つけっぱレンズ候補の一翼を担う一本ですな。ただまぁちょいお高いから、よっぽどの出物が無いと庶民には厳しいですけども。
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