岩合光昭写真展「ねこ」
昨日は横浜は関内、日本大通の横浜情報文化センター内『放送ライブラリー』を訪れてみました。ちなみに横浜に居るのにこんな施設があることを初めて知りました(^▽^;)
お目当てはコレです。岩合光昭写真展「ねこ」です。どっちかっつぅとイヌ派の私ですが、嫁さんたっての希望でありますので。
横浜情報文化センター(旧・横浜商工奨励館)は横浜らしいレトロで重厚な近代建築と現代的な建築が混在するユニークな施設でした。あのでっかい機械は新聞印刷の輪転機かな、もうちょっとじっくり撮りたかったけど、警備員さんがそこかしこに配置されててビビってしもた。
岩合光昭氏は動物写真家として著名であり、『岩合光昭の世界ネコ歩き(NHK BS)』も人気を博しているんですってね.....モノを知らずに申し訳ありませんでした。
積極的にこの写真展を訪れたわけじゃなかったイヌ派の私ですが、会場に足を踏み入れた途端に表情がだらしなく弛緩し、ひとつひとつの作品に心を動かされました。ネコ派の方々ならば先ず間違いなく身悶えすることでしょう。
無料なのになんとも充実した作品内容と点数。涙ぐんでしまう作品、いつまでも見ていたいと思う作品、きっと訪れた誰しもに心に残る作品が生まれるんじゃないかと思いました。それだけの深い愛情が感じられる写真ばかりでした。
観賞後はしっかり写真集などもろもろ購入してしまいました。会場内で「世界ネコ歩き」も視聴出来るんですけど、ネコと信頼関係を築いていく岩合先生のネコたらしぶりが素晴らしい。ネコへの愛情はもちろんですが生態を知り尽くしているからこその素晴らしい才能ですね。
岩合先生のスチル作品の使用機材はフォーサーズとのこと。個人的にフォーサーズにしろマイクロフォーサーズにしろ、その弱点ばかりを嘆いて他のマウントに移行しましたが、岩合先生の作品を拝見して「それって写真の良し悪しに関係あった?」ってすごく反省しました。
確かにその規格の弱点やそのカメラの限界を感じさせる作品も散見出来ましたが、それをもってその作品に魅力がなかったのか?といえば全くそんなこともなく、「その瞬間を、その表情を、その構図で撮り切った」ことこそが素晴らしく、また心を揺り動かされるものなのだなと痛感しました。
写真が放つ魅力の本質とは全く関係のない些末なことをあげつらって、あっちふらふら こっちふらふらしている自分が恥ずかしくもなりました。大切なことはそこじゃなかった。
岩合先生はZD300mmF2.8やZD150mmF2.0といったプロ仕様レンズがお気に入りとおっしゃっていますが、同時にZD12-60mmやZD50-200mmといったフォーサーズシステムを支えた人気レンズもよくお使いになっているそうです。前々から50-200mmF2.8-3.5は使ってみたいレンズなんだよなぁ。E-520やE-620あたりと一緒に中古で揃えてフォーサーズ復帰しちまうか....って、あぶない写真展だ(^▽^;)
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