MY FIRST BIRKENSTOCK
ジャングルモックが心地よい冬場、スリッポンスニーカーが丁度良い春先や晩秋を除くと、店で履く履物は一年の大半がサンダルです。クロックスであったりキーンのヨギだったりハワイアナスのビーサンだったりとお手軽コンフォート指向なサンダルを選んできました。
そんな私ですが今年の夏はちょっと奢ってみました。
ビルケンシュトックです。
夏が来る度に「欲しいなぁ」とは思っておりましたが、1万円越えのサンダルをおいそれとは買えず、結局はお求めやすいクロックスで満足しておりました。
ところがそんな潜在的な顧客を逃し続けていることをビルケンも重々分かっていたのです。そして流れを変えんと攻め込んできました。
それが『MY FIRST BIRKENSTOCK』です。
要は「より多くの人にビルケンシュトックのプロダクツを実感していただくため、歴代のベーシックモデルをお求めやすい価格でそろえました」というクラシックモデル廉売キャンペーンであります。
今までことごとく1万円を優に越えていたモデルが、軒並み6,000円〜7,000円で求めることが出来るんですから、二の足を踏んでいた潜在顧客が一気によろめいても仕方ありません。私がまさにそのクチ。
まぁそんな嬉しいキャンペーンも気紛れに立ち寄った直営ショップで知ったわけですが、ショップスタッフさんの応対がこれまた素晴らしかったのであります。
まずは「フィッティングの的確さ」です。機能や快適性を十二分に引き出すために適正サイズで履くことは大前提ですからね。カカトで合わせてつま先に1cmの余裕がビルケンシュトックの適正サイズの基準だそうです。補足事項もありますが備忘録として私は38サイズ(24.5)が適正との診断でした。
次に「他社様のサンダルよりも割高ではありますが、補修を加えながら最低でも5年はお履きいただけます(キリッ」という断言には驚きつつも小気味良かったです。このセールストークはインパクトがありました。サンダルを直すっていう発想がそもそも無かったものですから。
仕上げに「5日から1週間もすればフットベッドに柔軟性が生まれ、履き続けるうちにお客様の足形に沿う様に変形してくれます」という言葉が繰り出され、ビルケンシュトックのサンダルとは消費するモノではなく使い込んで自分のモノにするのかと感激しました。サンダルなのに自分の足形に変えていくってジャングルモックと一緒じゃん。
その日、購入には至らなかったものの、店を出る頃にはすっかり触発されてしまっていました。
そうです。何をさておきビルケンの魅力はもちろんこのフットベッドですよね。
■ フットベッドのカタチに理由アリ
・足先の高いふちは足指を保護し
・足指のつかみ行動で正しい歩行を促す印象的な意匠のトウバー
・ストレスなく4本の足指を伸ばせるつま先のスペース
・理想的な姿勢を保つ足裏中央部の横アーチサポート
・歩行時のバランスを取りやすくする縦アーチサポート
・正しい姿勢を支えるカカト部の深いヒールカップ
・歩行時の体重移動を正しく行うためのフラットな靴底
■ フットベッドの素材と構造
・スエードライナー ... 柔らかく高品質なスエードは、足を自然な状態に解放し、足裏の汗をよく吸います。
・ジュート ... 目の詰まった麻素材。
・ 天然ゴム混合のコルク ... 激しい使用に耐え、長持ちする天然素材から開発されたビルケンシュトック社オリジナル。履く人の足の圧力によって形が足裏になじみます。
・ジュート ... 目の洗い麻素材。通気性・吸汗性に優れた麻素材でコルク層を挟み、安定性と強度を向上させています。
・アウトソール ... 耐久性に優れたEVA混合の強化ゴム。スリップ防止の特殊パターンを施す。
「デザインはしていない、自然が作り上げた」とサンダルの生みの親であるカール・ビルケンシュトックが自社のフットベッドを振り返って語ったそうです。1900年代に生まれたフットベッドの原型が1960年代初頭に送り出したサンダル第一号に繋がる。1774年に起源を持つビルケンシュトック社の240年の足跡は常にこのフットベッドと共にあるわけです。
というわけで冷やかしでショップを立ち寄ってから1週間を経て購入とあいなりました。選んだのは最もポピュラーでこぞってコピーされまくっている2ストラップデザインのARIZONAです。
細身のストラップのトング(鼻緒)タイプのGIZEHと大いに迷いましたが、ショップスタッフさんの厳正なるフィッティングと的確なるアドバイスをいただきながら、先ず一足目にシンプルな方をと。
もしもGIZEHを買い足す時のために備忘録。
私にとってのビルケンシュトック基準の適正サイズは38ですが、甲高であるためつま先側にズレることが無いトングタイプの場合は1サイズ大きめの39が適正であるとのことでした。確かにトングタイプは指先の解放感とは裏腹にホールド感が強いので、ベルトで調節こそ出来るものの、やはり1サイズ大きめが心地よかったのです。
購入時にはエコバッグやステッカー、嫁さん用のカタログと誰かを紹介すると靴下がもらえる紹介カードをもらいました。
そして直営ショップの顧客として登録もしてもらいました。履歴を残すほど今後買えるかどうかは分かりませんが、修理は間違いなくお願いするでしょうしね。
これも自分への備忘録ですが、アウトソールおもにカカト部分の摩耗は3,000円ほどで補修可能。もしもコルク部分まで摩耗してしまった場合はプラス800円ほど追加。詳しくはコチラでも。
またメンテナンスですが、コルクなどを素材に用いているため丸洗いは出来ないけれど、こまめに干すことで長持ちさせることができるとのアドバイスももらいました。
ネットやABCマートよりも値段は高いけど、ビルケンは次も直営ショップで買おうかな。
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