神代桜とサントリー白州蒸留所
後のスケジュールの都合でかなり早めですが『清里高原ホテル』でご昼食をとっていただきました。しかしまぁ、ご覧のように前日に降った季節外れの雪が残り、4月とは思えない光景です。
このホテルの目玉は展望台のようですね、建物の良いアクセントにもなってます。
外装は少し草臥れが見え隠れしますが、ホテルの内部は良いムードで、蒔ストーブが置かれたロビーなどもとてもゆったり落ち着く雰囲気を醸し出しておりました。お料理はご接待メインですので、一気にかき込みましたからよく憶えてません。
食後はバスに30分ほど揺られてサントリー白州蒸留所で工場見学。この工場見学の予約時間(天然水12:45スタート / ウイスキー 13:00スタート)との絡みで早い昼食となったわけであります。しかも団体といえども時間厳守と念を押されておりました。間に合って良かった。
南アルプス天然水の工場とウイスキー工場と二手に分かれまして、私はウイスキー工場の添乗員担当。動画はNGだけど静止画なら工場内部どこを写しても良いと太っ腹。それでもあんまりネタバレしたらこれから行かれる方に悪いのでそこそこに。
もっとも興奮を覚えたのが原酒貯蔵所。
ウイスキー工場でもっとも重要な物であり場所であるのですが、一歩足を踏み入れると噎せ返るほどのアルコールの香り。まさに樽を通した原酒の呼吸が体感出来ました。これは現場に行かなければ体感出来ない貴重な体験です。
そしてひとつひとつ個性が異なる原酒樽の量たるや.....。整然と置かれた原酒樽は年代ごとに規則正しく貯蔵されているかと思いきや、さにあらず、あらゆる年代が取り混ざっておりました。貯蔵所をとりまく自然環境や樽の素材いかんはもちろんですが、樽を貯蔵する場所によっても原酒のタイプはどんどん変化するとのことで、その樽の個性を伸ばすために貯蔵場所を転々とさせながら熟成を進めて行くと.....。
ウイスキー製造は広くて深い。そしてブレンダーって凄い。
見学の最後は無料試飲会。白州シングルモルトを南アルプス天然水スパークリングで割ったハイボールと南アルプス天然水で割った水割りをいただきました。爽やかな美味しさ。お連れしたお客様も口々に美味しいねと喜んでくださっておりました。
記念に白州買って帰ろうと思いましたが、考えてみれば向かいの酒屋の兄ちゃんから買った方が義理も立つってことで...
記念の品はショットグラスにしておきました。
ぶっちゃけ『マッサン』があったからこそのツアーで、ミーハーまるだしではありましたが工場見学に来て本当に良かった。貯蔵所はもう一回行きたい。今度は山崎だ。
ウイスキーの後は桜見物です。またまた30分ほどバスに揺られて、日本3大桜のひとつ実相寺の『神代桜』に到着。
さすが神代桜は見事!というよりも痛ましいというか可哀想に思えてしまった。無理矢理生きながらえさせてるように見えました。ところが実相寺のご住職は「私たちに与えてくれるものは、花の美しさだけではない。懸命に生きる力とその尊さに美を感じ、感動するのである」と語ってます。なるほどです。
しかし一番良いタイミングで神代桜を見に来られてラッキーでした。神代桜の子桜達が盛大に脇を固めてくれておりました。すかーっと見晴らしも良く、実相寺界隈は本当に良いところでした。
添乗員としてお客様をお連れする緊張感の中でも充分に楽しめる一日になりました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
お土産はお約束のコレです。
---------- ---------- ----------
| 固定リンク | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 【小旅行】駒門風穴~丹沢湖のそば宿(2018.08.02)
- 【小旅行】箱根 リニューアルされた富士屋ホテルへ(2020.10.29)
- 【小旅行】くりはま 花の国~漁師料理よこすか(2020.11.05)
- 【小旅行】城ヶ島・三崎(2020.11.19)
- 【小旅行】横浜中華街で食べ歩き(2018.06.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント