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2015.07.24

『バケモノの子』

IMG_4723.JPG


久しぶりに家族5人の休日だった昨日、息子と次女のリクエストに応えて逗子の海に繰り出そうと思っていたのですが、そんな日に限って晴れやがらない。行いが悪いんだな。

「バケモノの子」公式サイト
http://www.bakemono-no-ko.jp/index.html

絶好の映画日和ってわけで『バケモノの子』を家族みんなで見に行ってきました。

「人間は胸に闇を宿す」とバケモノは言います。そして「胸の剣が大事なんじゃないか!」とバケモノは人間に教えます。人間の胸にある「闇」とは何か?そして「剣」とは?

主人公の九太や彼を取り巻く同年代の人間の子供たちは、妬み、嫉み、僻み、恨み、憎しみ、迷い、怖れ、不安、焦り、嫌悪、怒り、悲しみ.....そうした負の感情を貯め込み、ややもすると爆発させてしまいそうになります。それこそが胸の闇。

一方で、子供たちが大人たちと過ごした時間のなかで受け取った愛情によって、感謝や希望といった前向きな感情が生まれ、いつしかそれは闇に克つ勇気や信念となる。それこそが胸の剣であり、強くなるということであり、大人になるということ。


旧来の伝統的な家族観はもはや参考にならず、私たちは、家族の新しいあり方を模索しなければならない瀬戸際に立たされています。

新しい子供たちは何を道しるべに成長すればよいのか。また新しい大人である私たちは、子供たちにどんな姿を見せ、何を手渡してあげられるのか。この映画を通して共に考えていけたらと思っています。

子供たちには、バケモノとの修行と冒険が、心躍るおとぎ話になるように。若者たちには、「自分は何者であるか」という彼らの時期の切実な問題に、寄り添い励ましてあげられるように。そして大人たちにとっては、少年とバケモノの唯一無二の絆を通じ、大きな充実感と幸福感が得られるように。

あらゆる世代が楽しめる清々しい映画を目指します。

コメント / 細田 守


あまり泣かさないでくれと思いながら、父は涙を拭うこともせず映画を見入っておりました。

親だからといって立派なこと上手いことを言えなくたってよい、言えるわけも無い。我が子であっても子供たちには子供たちにしか見えない世界や過ごせない時間があるんだ。自分だってそうだった。親に全てを見ていてもらいたい分かってもらいたいなんて思わなかった。

ただ親は、我が子たちがどうか周囲の良い方たちに出会い囲まれて育っていることを願うこと。そして感謝すること、自分の良いとこ悪いとこ全部さらけ出して、常に向き合って過ごすこと。それが大事だと思った。剣になるのは誰でも何であっても良いのだから。


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