【痛風発作】遂にツケを払う日が来た
グロ注意。
おっさんの足が写ってます。
痛風の発作が出てから6日目です。痛みに促され、自省の毎日であります。日数経過とともに徐々に徐々に楽になっている気もしますが、夕方から夜にかけては浮腫みが酷くなり痛みも増します。
【発作は緩やかに出始めました】
私の場合、発作は緩やかに出現しました。
1週間ほど前、左足親指の付け根が軽く痛み始めました。グリッと捻ってしまった時の様な捻挫の痛みに似ていました。軽度の痛みだったので湿布を貼って通常生活。
翌日、少し痛みが強くなりました。「どこかで足先をぶつけて骨にヒビでも入ったかな?」と思いましたが、歩行に差し支えが出るほどでもなく、医療機関の多くが休院の曜日でもあったので、湿布を貼り替えて通常生活。心のどこかでは「痛風かも知れないなぁ」という不安も。
そして翌日の朝方3時、チリ地震による津浪警報に起こされた瞬間に、「ああ、これは痛風だ」と確信出来るだけの痛みが左足の親指の付け根に発生していることを自覚しました。
医療機関が開く朝9時までが、とても長く感じられました。
【思い返せばずっと前から】
実は軽い親指付け根の痛みは、今までもたまにあることでした。いつも2〜3日もすればスッと消えてしまう痛みでしたし、赤くなったり腫れたりもしなかったので軽く考えていました。
一方で、20代の頃から尿酸値の値が高めと医師に指摘されていましたから、常に痛風のことは頭の片隅にありました。しかし周囲の発作経験者や噂に聞く『苛烈な痛み』には、およそ程遠いものだったため、自分の足の軽い痛みと痛風を結びつかせようとはしませんでした。
こうして実際に発作が出て初めて気付きました、ずっとずっと前から身体から注意サインが出ていたことに。
【自業自得。しかし発端は缶コーヒー】
そしていよいよ今回、注意から一段引き上げられた警告が発令されました。
強烈な発作を促した原因、自覚するだけでも「日々の自堕落な食生活(アルコール類含む)」「運動不足」「肥満」などなど枚挙に暇がありません。ついこの間の血液検査で遂に尿酸値が7.0の値を超えてしまったことさえ、見なかったことにしていた私ですから、まさに自業自得。
そして直前に左足親指目掛けて缶コーヒーを落下させたことも引き金になったのではないかと思っています。患部付近の打撲で関節組織に沈着していた尿酸塩結晶がはがれ落ち、尿酸塩結晶が関節腔内に放出され、白血球が「こら一大事」と活躍し始めたのではないかと。
発端は何であれ、尿酸の結晶がそこに多く付着していたというのは事実。そしてその結晶の付着はきっと左足親指付け根だけではないのでしょう。もしまたこの警告を無視してしまえば、もっと重大な部位を破壊してしまう怖れが高いと...
【発作中は降下剤は服用禁止】
朝一番で内科と整形外科どちらも揃った医療機関に赴きました。痛みで長い距離の歩行は困難を極めたため、自転車使用。自転車は快適だ。降りる時に派手に痛むけど。
診察は内科かと思っておりましたが、受付で「痛風ならば整形外科で」とのことでした。
医師「うふふ、典型的な痛風だね。贅沢病だよ。お酒は飲むの?お肉は好き?うふふ、血液検査とレントゲン検査しましょうね」
なぜかとても嬉しそうな医師(男性)( ̄Д ̄;; ものっそ痛いんだけど、こちらは。そんなこんなでひととおり検査をして痛風で間違い無しとの診断。ちなみに尿酸値は7.0ぴったりでした。
処方された飲み薬は鎮痛剤「ロキソマリン錠60mg」と胃薬「レバミピド嬢100mg」を1週間分、尿酸値を下げる「アロプリノール錠100mg」を2週間分。そして患部に湿布する鎮痛剤として「ロキソニンパップ100mg」が35枚でした。
ここで私は大きな過ちをしてしまいます。「痛みが治まったら尿酸値を下げる薬を飲んでね」と言われていたのですが、痛みが治まらないうちから尿酸値を下げる薬も一緒に飲んでしまっていました。
「痛風の発作が起きたときに新たに尿酸降下薬を飲むと、一気に尿酸値が下がり、かえって発作を悪化させてしまう」という現象が起こることも知らず、「薬を飲めば早く治る」と思ってしまっていたんですよね〜。バカだったなぁ。
服用直後は劇的に痛みを抑えてくれたんですが、尿酸降下剤を一緒に服用してしまったためか、翌日から腫れが酷くなり、痛みも改善されないような状態が2日続きました。服用を中止してから、ようやく徐々に徐々に腫れと痛みが引いて行くようになった気がしてます。
【今後の生活】
尿酸値を下げるために今後は...
1.肥満を解消する
2.アルコールを控える
3.水分を摂取する
4.軽い運動を行う
5.ストレスを緩和する
を心掛けて生活しなければ、もっと重篤な病いが待ってます。自堕落な生活のツケをこの痛みで払うとともに、自分の身体からの警告として重く受け止めて今後に生かしていかねばと思っております。
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