
先週の休日、嫁さんとふたりいつものように宛もなく赤い電車に乗りまして、車内で昼飯は何を食うかと相談し「伊勢佐木町のアルペンジローのカレーが食べたい」という私の意見が通りまして、日ノ出町駅で降車。
横浜日ノ出町 第一亭 その 3 / b's mono-log
伊勢佐木町方面に歩き始めてすぐ「なんとなくこんな路地にありそうだったりして....」と覗いてみたらビンゴ。横浜に住む私よりディープな横浜を知る
Bさんが足繁く通う『第一亭』をついに発見。

「パタン」ってやつを食べたいと常々思っておりましたので、アルペンジローは又の機会にしてさっそく暖簾をくぐって開店早々の店内に入ろうかとも思いましたが、まだ時間にして11時ちょっと過ぎ、少しは歩かないと美味しいものを美味しく食べられる腹具合になりそうもない。非常に残念ではありましたが「場所は覚えたからな」と第一亭を後にしました。
伊勢佐木モールにぶち当たったら関内駅の方に向かって伊勢ブラ。なんとなくアルペンジローは駅の方だと思ってたんだけど、実は全く逆方向だったみたいですね ^^;
「子供の頃は伊勢佐木町によく連れて来てもらったんだ」とかなんとか言いながら、モールを歩いていたら息を呑みました。
嘘だろ!? 新福菜館が伊勢佐木町に出店だと?京都にラーメンの名店数多あれど、私が最も愛するのが『新福菜館』であります。かつては
新横浜のラーメン博物館に出店していたものの、撤退してからもう10年以上も時が経ちました。

先月末、関西のコンビニ限定で新福菜館のカップ麺が発売されると聞くや、FBで大騒ぎするのも仕方がなかったんです。もう10年以上食べてませんからね。
見るに見かねた京都の友人が新福のカップ麺を探して送ってくれて、久しぶりに新福特有の真っ黒なスープを堪能して、新福菜館熱が下がったところだったんですが....実店舗の存在を知ってしまった途端にまたぞろ熱が上がってしまいました。カレーだった腹はいっぺんに新福の腹になりましたよ。

ああ、本当にあるよ新福が(T_T)うれしいよ


九条ねぎをトッピングした新福菜館のラーメン。
真っ黒な見た目とはうらはらに醤油辛さは全く無い、サッパリしつつも、口の中に広がる新福菜館特有の渋み。のどごしの良いストレート麺、たくさん入った薄切りのチャーシュー。
ああ美味い。
新福菜館に来てこの焼き飯を頼まない人はごくごく少数でしょう。この黒い焼き飯、ラーメンに勝るとも劣らぬ美味さなのですからね。こちらはしっかりしたコクを感じる味。
ああ幸せだ。
丁稚奉公時代、同期の友と連れ立って寺町だったか、河原町だったかの新福菜館に立ち寄って、ラーメンと焼き飯が出来上がるまで、無料のゆでたまごをみんなで食べた記憶が今も鮮明に心に刻み込まれてます。真っ黒のスープ、黒い焼き飯、これからラーメンと焼き飯がくるってのに、腹が減ってたまらないのか、いくつもゆでたまごを食べる友人の顔。
美味しかったし、楽しかった丁稚奉公で暮らした京都での日々を象徴するのが新福菜館であり、第一旭であり天下一品であり、木屋町の長浜ラーメン、四条大宮の屋台のラーメン、四条堀川にほど近いところにあったラーメン屋.....
京都の思い出、ラーメン屋ばっかかよw笑っちゃうくらいラーメン屋ばっかりですわ。お金なかったしね。でも皆さんにも「その時、その場所で食べた忘れられない味」ってものが、あるんじゃないでしょうか?
そうそう、これこれ、この味!っていう忘れらない味が。
京都、全然行ってないなぁ。天一に続いて、新福もその気になればいつでも食べられるとなると....
第一旭のターローが食べたいなぁ---------- ---------- ----------
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