そうだ 箱根、行こう / 後編 〜 強羅 箱根美術館
曇り模様だったので少し明度を下げて彩度を上げてますが、晴れてたらきっとこんな色彩だったかと。
11月の頭、箱根湯本界隈での紅葉の進行度はこんな感じです。
さて朝風呂にのんびり浸かってから、今回の旅で唯一のまともな食事である朝食バイキングであります。和洋折衷、たくさんのメニューがあり、どれもこれも美味しかったです。限界を超えて食べてしまいました。朝食バイキング最高!
とにかく満腹だったので、ぎりぎりまで部屋でうだうだしてからチェックアウト。須雲川を横目に見ながら駅へ。
ちなみに箱根パークス吉野、ロビーなどはモダンで現代的ですが、お部屋や大浴場は昔ながらの旅館といった感じでした。そのくせ宿泊客は若いカップルなどがとても多かったです。リニューアルで上手く若い世代を取り込めているのではないでしょうか。
まったく知らずに箱根湯本を訪れたのですが、チェックアウトした11/3は箱根大名行列が催される日ということで、行列の通り道の各所で出店の準備に余念がありませんでした。道理で外国人のお客さんが多かったはずです。
昨夜とは打って変わって活気あふれる商店街を通って箱根湯本駅へ。お祭りでごった返すはずの湯本をさっさと離脱し、少しは紅葉が進んでいるであろう強羅へ向います。
いやぁ湯本を離脱は良かったのですが、強羅へ向かう登山鉄道がすし詰めの満員でした(・_・;)40分間吊革に掴まって、ゆっくりと山を登っていく電車に揺られ忍耐忍耐。
強羅に降りたら降りたで、早雲山方面のケーブルカーには長蛇の列が....おぅ(^_^;)箱根の集客力恐るべし。
我らの目的地もケーブルカーで二駅目のところにある『箱根美術館(http://www.moaart.or.jp/hakone/)』でしたが、今の今まで満員電車に揺られてきたので、とてもケーブルカーの行列に並ぶ気にならず徒歩で山を登ることに。(どうやらこの日のケーブルカーは終点の早雲山までノンストップ運行だったようです)
強羅の駅から、大文字の痕がくっきり浮かんだ明星ヶ岳を背に、ちょっと勾配のきつい坂をテクテクと登っていきます。
強羅駅から目的の箱根美術館までのんびり歩いて10分ちょっとでした。思っていたよりも近くて、ちょうどいい運動ってところでした。いろんな景色を見ながら歩いて登るのも悪くないと思いますよ、汗はかいたけど。
素晴らしいお庭がとても印象的でした。とくに苔庭が美しい。また岡田茂吉氏の「土器」や「やきもの」のコレクションも興味深く拝見させてもらいました。コレクションの中では特に「縄文火焔形把手付深鉢」が素晴らしかったです。あんなに巨大な物も作っていたんですね、縄文時代に。火焔土器(参考リンク:信濃川火焔街道)には惹かれますね〜。
熱海のMOA美術館もそうですが、宗教色を前面に押し出しておりませんので普通に楽しめます。宗教家のコレクションというのを、ブログを書いているいま知ったくらいですから。
あまり欲張らずに観光は箱根美術館だけにして、箱根湯本経由で小田原に戻り、各々好きな駅弁を選んで東海道線のグリーン席に持ち込み、横浜までゆったりと過ごしながら帰りました。
突然の一泊旅行なんて初めてしましたけど、ワクワクしましたね。旅に出るんだという心の準備も無いままに、現地に赴いていしまっているので、現実味がなくて楽しいものでした。たまにはこういうサプライズも良いかもしれません。というかクセになりそうです(^o^)
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