シン・ゴジラ
公開から間もなく破竹の勢いで入場者数も作品の評価も上げているなか、追い打ちをかけるように、いつも映画の話しなんぞしないような、しかもゴジラなんて全く興味も無さそうな女性の知人がFBで作品の素晴らしさを熱く語るという異常事態。
劇場で何が起こっているというのか !?
同じ世代または興味のベクトルが似通っている友人知人が自由に語るFB界隈、自分にとっては信頼できる情報筋でもあります。その場所で異様なまでの興奮をもって語られる「シン・ゴジラ」という作品は、未だかつて無いほどのインパクトをもつ映画であることに間違いなかったのです。
ところが劇場で「シン・ゴジラ」を鑑賞する機会を逸しているうちに、次のビッグウェーブとなる「君の名は。」が公開され、私の興味の矛先は一気にそちらへと流れていくことになりました。それでも「シン・ゴジラ」を観逃したことは常に心の隅にあり、Blu-ray / DVDの発売日を心待ちにしておったのでありました。
そして発売日である3/22、くしくも私にとっては休前日。帰宅して夕食を取り洗い物と風呂掃除をこなして、万全の態勢で視聴開始。いきなりディスクは買わずiTunesストアでレンタルする小市民。
1回目は嫁さんと、続けざまに息子と2回目を。
オリジナル「ゴジラ」はビキニ環礁の水爆実験、「シン・ゴジラ」は震災による福島原発問題が作品のモチーフとして色濃く反映されています。「シン・ゴジラ」内の<ゴジラ 対 米軍機>のシーンは特撮映画ならではの興奮を与えてくれると同時に、核の怖ろしさとそれを利用する人間の危うさも強く訴えかけていました。
矢継ぎ早に繰り出される難解な台詞を、全て理解しながら鑑賞することはなかなか困難。でもだからこそ流れるようなテンポがものすごく痛快で、そこに中毒性があるように思えます。様々なカメラを利用しつつ、実写を巧みに用いた演出も臨場感たっぷりで素晴らしかったです。
「庵野、仕事した」と強く感じました。
---------- ---------- ----------
src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js">
| 固定リンク | 0
「映画」カテゴリの記事
- 旧劇場版からQに繋がる?じゃあシン:|| は?(2021.01.26)
- Blu-ray『君の名は。』(2017.07.26)
- 『怪盗グルーのミニオン大脱走』観てきました(2017.07.31)
- シン・ゴジラ(2017.03.24)
- 『星を追う子ども』(2016.10.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント