盆休みの熱海で丁稚、絶望す
クルマで行こうか電車で行こうか直前まで悩みましたが、海沿いや熱海周辺の道路は絶対詰まってるはずなので、電車で。
東海道線に揺られて順調に熱海まで来たのは良いのですが、ホームに降りた観光客の数にびっくり。通勤時間帯の横浜駅よりも人で溢れておりました。
かなり早めに出ましたので、チェックインまであと5時間。バスに乗って富嶽三十六景を鑑賞しにMOA美術館でも行こうとバス停に並んだのですが、待てど暮らせどバスが来ない。よく道路を見てみれば上りも下りもクルマがどん詰まり.....よし、海水浴に行こうじゃないか。
駅前のコンビニでビールを買って、のんびり歩いて海へと下りはじめました。
熱海サンビーチまでの道すがらに今回お世話になるお宿『大江戸温泉物語 熱海温泉あたみ(atami.ooedoonsen.jp)』がありまして、いちおうどんなところか覗いてみましたところ、荷物を預かってくれました。助かるわ~。
トイレで水着に着替えて、宿裏口から最短距離でビーチを目指します。
ビーチに行く前に腹ごしらえってことで『餃子の濱よし(hamayoshi.net)』さんで昔ながらのラーメンと美味い餃子をいただきました。準備万端、チェックインまで海で遊ぶか!
え?なにこれ...
恐るべし、盆休み中の熱海。この過酷な状況を目前にして、絶望しか抱けなかった私は幹事失格ですね。
ビーチに立錐の余地もない様子なのは、海水浴にビーチテントを利用する方が大半になったことも手伝っているのでしょう。人とテントをすり抜けて、なんとか幾何かのスペースを確保。近くの土産物屋でチューブベッドと浮輪を借りて地獄の海水浴の始まりです。
それでも中3息子と小6次女は一目散に海に飛び込みまして、端っから水着すら着ていない嫁さんと長女は適当なタイミングで近くのカフェにとんずら、風もなく人いきれする場所で体の良い荷物番のわたくし。目の保養のひとつもあればいいんだがそれすらも....
ごった返すビーチでみっちり精神修行をしてから、15時に宿にチェックイン。温泉に入って、ようやくひとごこち出来ました。
大江戸温泉物語グループということで日帰り客も多く受け入れておりまして、そう広くない大浴場はいつ訪れてもそれなりに人がいます。まぁあんまりのんびりできないって感じですね。
宿への細かい不満点は色々ありましたが、夕食と朝食のバイキングは品数が多く味も良いので大満足でありました。バイキング好きな子供たちは大喜びしておりました。
また卓球台も2台用意されていまして、しかも台が空いていれば無料でプレーできるってことで、これまた子供たちは大いに喜んで、何度も卓球しに行ってましたね。
以上ふたつの美点をもって『熱海温泉あたみ』を選んだ私は報われたのであります。(盆休み、熱海界隈で5人1室、10万円以下の物件はここしか空きがなかったのである)
チェックアウト後は観光もせず東海道線のグリーン席にどっかと腰を下ろし、なんだか気疲れした旅を反芻しながら横浜に戻りましたとさ。
教訓「盆の熱海に近づくな」
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