旧劇場版からQに繋がる?じゃあシン:|| は?
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は公開日検討中ですが、映画館でポカ~ンとさせられた前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は『旧劇場版』の続きだという考察を見かけました。
「序→破→Q」ではなくて「旧→Q」で「序→破」はパラレルワールドのお話しとかなんとか...そういうことだと『Q』のぶっ飛んだ話しも腑に落ちるのか?
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は公開日検討中ですが、映画館でポカ~ンとさせられた前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は『旧劇場版』の続きだという考察を見かけました。
「序→破→Q」ではなくて「旧→Q」で「序→破」はパラレルワールドのお話しとかなんとか...そういうことだと『Q』のぶっ飛んだ話しも腑に落ちるのか?
何の気なしに観た『君の名は。』が良かったところにもってきて、Huluで新海誠作品特集が組まれておりましたので次々と鑑賞。熱しやすい性格だ、我ながら。
先ずは『秒速5センチメートル』。この作品を観て完全に理解しました「すれちがい」や「距離」が新海さんの好きな手法だということが。
この作品もまた賛否あるようですが、私は心を揺さぶられました。特に雪の両毛線のくだり.....主人公に感情移入したり、同じ年頃の息子を持つ親の立場として少年に哀感を抱いたり。映画を観てこんなに心をかき乱されるなんて初めてでした。
とにかくせつない。
完全に新海作品に魅了され、矢継ぎ早に『言の葉の庭』の視聴を開始。
以前、劇場公開に前後して「雨の描写が物凄い」ってTV番組で紹介されてたのはすごく印象に残ってましたけど、劇場に足を運んで観ようとも思わなかったし、とっくの前にHuluのラインナップに追加されてましたが再生ボタンを押さなかった作品です。『君の名は。』を観なかったら、こんな地味っぽい映画を観ようとなんて一生思わなかったかも知れません。
映像はとても美しかったし、たしかに雨の描写も素晴らしかったですけども、語らずに語る演出が素晴らしかったです。たしかにビールを飲んで辛さを忘れたいだろうし、チョコレートで生きるエネルギーも得なくちゃいけない。人間、心底弱ってメシの味も分からなくなったら、ビールとチョコレートかも知れないな。
主人公のふたりとともに「雨」を願う。もどかしくて仕方ない。ふたりのその先を見たいと思ったなぁ。
新海誠の原点が知りたくなり、新海自身がほぼひとりで製作したという短編映画『ほしのこえ』を視聴。
まさに原点。そして究極の「すれちがい」と「距離」を見せつけられました。大好きな人に送ったメール、受け取ってもらえるのが8年7ヶ月後だったとしたら、いったいオレは何を書くだろう。絶望の中でいったい何を書くのだろう。
『雲のむこう、約束の場所』。Huluで視聴できる新海作品はこれで終わり。
この作品はとても難解でした。そしてプツンと物語を終えられてしまい、置いてけぼりを食わされた感覚にもなりました。
この作品はすっかり大人になった主人公がひとり、思い出の場所を再び訪れるシーンから始まるのですが、そこにすべてのメッセージが込められているのかも知れません。
順不同であるうえに、作品一つ抜けておりますが、こうして歴代の新海作品を鑑賞してみると、いかに『君の名は。』で一気に突き抜けたかがハッキリ分かりました。
今までの作品どれも新海誠の強い個性を感じさせ、素晴らしいと思わせる部分が必ずありましたが、『君の名は。』で遂に個性を保ちつつ、あらゆる客層の心を打つ物語を作ることが出来たのではないでしょうか。
とにかくまぁ「恋の切なさ」を描かせたらピカイチってのは揺るがない評価ではないでしょうか。
Huluで観られなかったのが『星を追う子ども』という作品。そのうちTSUTAYAあたりで借りてこよう。
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北八朔で浜なしを買った後、なんとなく立ち寄ったショッピングモールのシネコンで『君の名は。』(公式サイト)を観ました。
よかった。
全然映画なんて観る気もなかったんですが、「まだショッピングモールのお店も開いてないし、映画でも観るか」という軽い気持ちでした。「たまたま上映時間が都合良かったから、クチコミから評判が高まり大ヒットしてるってTVで見たから、息子が友達と観に行くって言ってたから」ってだけで選んだ作品だったけど...
でも、よかった、観て
個人的なものかも知れませんが、恋の話しってのは惹き込まれるんですよ。
ヒット作として話題になるにつれ、映画を観た人から色々と批判的な感想も出てきます。設定が云々とか、脚本が云々とか、色々な作品の寄せ集めとかね。「もっとそこをきちんとしてくれたら私は夢中になれたのに」という方もいらっしゃるでしょう。
「この設定はどこかで....」私もたしかに思いました、でもそんなあら捜しをする気にもならないくらい物語に惹き込んでくれる力がありました。
友人と一緒に観に行くという息子(中2)に「ねぇ男子だけで観に行くの?もし観に行きたいっていう女子がいるなら誘ってみるといいかもよ」って言いました。中2男子だけで観に行くのが可哀想だったからというのもありますが、異性と一緒に観てもきっと共感しあえる恋の話しだと思ったからです。男子だけで過ごした我が不毛の中学時代と違い、息子の教室には女子も居るのだ、お父さんが出来なかった分も謳歌してほしいと思うのです、共学を(なんだそれ)。
そしてこの作品の主題歌や挿入曲を担当したRADWIMPSが好きになりました。平面的だけれどスッと心に入り込む心地よいボーカルの声がこの作品の雰囲気にとてもマッチしていました。このボーカル、中高とも私の後輩だったんですね。これから応援しようっと^^;
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下の子ふたりにせがまれて『ONE PIECE FILM GOLD(http://www.onepiece-film2016.com/)』を観てきました。とーちゃんはもちろん『シン・ゴジラ(http://www.shin-godzilla.jp/index.html)』が観たかったんだけど、何となく伝わってくる雰囲気から察するに中2と小5では楽しめそうも無いし仕方ないなぁ。
入場特典はコミック七七七巻とオリジナルトランプ。こういう太っ腹なとこ、豪傑な尾田栄一郎らしい。ただまぁ残念ながら平日朝一番の回ではありましたが、お客さんまばらでした....。
ネタバレもクソも結局はいつものワンピースムービーなわけですが、ちょいと大人のテイストも織り込まれていてワンピースを齧っている方限定とはいえ、大人の鑑賞にも堪えうる作品だったのではないかと。
サボ、ギア4、能力の覚醒....まぁこういうキーワードに反応する方なら劇場で観ても後悔はしないかと。
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Netflixの日本での配信サービスが始まって間もなく、Huluに重厚な名作の配信が来た。ずっと見たかったんだ、ありがとうHulu。
葬儀屋の親父がゴッドファーザーに頼み事をする場面から始まります。もうそこから釘付けですよ。マーロン・ブランドいいわ〜。彼が演じるゴッドファーザーをいつまででも見ていたい。マフィアのドンの掴みどころの無い恐ろしさがビンビン伝わる名演。そしてあの暗殺シーンでの町の様子というか空気感、すごい映画だなぁって鳥肌立ちます。あとね、トム・ヘイゲンが好きなんだ。
続編。舞台はニューヨークからラスベガスへ。アル・パチーノよりも若き日のヴィト役を演じたロバート・デ・ニーロが格好良すぎ。若かりし日のロバート・デ・ニーロは美しい青年ですなぁ。考えを巡らす時に頬を指先でなぞるヴィトのクセ、あの仕草がバイオレンスを呼ぶかと思うとゾクッとする。
物語は重く沈んで行く。望まぬとも定めのようにゴッドファーザーを受け継いだマイケル、ファミリーや家族を守るために手を汚して行くが....お決まりな物語ではあるけれど、圧倒的な映像美の中で余計なものを削ぎ落しながら紡がれることで、ドスンと腹にくる。
3作目だが続編ではなく後日談という位置付け。バチカンをも巻き込み暗黒世界から足を洗おうともがくマイケルの悲劇的な姿が描かれています。
この作品でも個人的には愛されないゴッドファーザーを見事に表現したアル・パチーノの鬼気迫る演技よりも、ヴィトの長男でマイケルの兄でもあるソニーの息子を演じたアンディ・ガルシアの色気にまいった。
とにかく。ゴッドファーザー全3作を一気に見ることが出来て、Huluに加入してて大成功だったなと。たまにツボにはまる作品を配信してくれるんだよね、元を取ってるかどうかは分からないけど加入してて後悔はしてない。
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Huluで『パッチギ!』を観ました。
とにかく沢尻エリカがめっちゃ可愛い!
伝えたい感想は以上が全てだったりしますが...
子供と一緒に観ている手前、バイオレンスな場面やらエロスな場面もあって、早送りやスキップも交えての鑑賞ですけども、色々な点で粒揃いなキャストが出揃い非常に楽しめる映画でした。しかも舞台が京都というのも手伝って、京都出身の嫁さんをも巻き込んで大上映会となりました。
恋愛映画の皮を被りつつ、ある意味おおらかに民族問題を真正面から描いた作品。作中で歌われる「イムジン河」ひとつとっても、私のひと回り上世代(さらに上)にはもっと身近に肌身で感じられる作品であるのは想像に難くなく、作品の評価が分かれるのも致し方無しでしょうか。
重ねて書きますが、ヒロイン キョンジャ(沢尻エリカ)がやたらめったら可愛すぎるんです。あの初々しくて愛らしい少女の姿が、この作品を予定外に活き活きとしたものにしているのです。どうでも良い作品なら賞賛も批判もないわけですから。
あ、そうそう。
真木よう子の看護婦もイイ!
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